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リベンジの時、来たる!!
リベンジの時、来たる!!6
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パシャリ、パシャリと記念撮影を済ませ、真鯛様は船のイケスの中へ入っていった。
ふふふ。これは、実家のお母さんに後で写メを送らないとな。きっと、驚く事だろう。
「いいな~。アヤカちゃん。私も頑張らないと!」
今日はまだ真鯛様の釣れていないユウちゃんは気合いを入れ直し、釣りへと戻っていった。
そう。まだ、釣りは終わっていない。一匹釣ったのなら、二匹目、三匹目と欲が出るのが人の性だろうか?私も先程の感触を思い出しながら、釣りに戻る。
待望の一匹を釣って余計な力?気合い??が抜けたからなのだろうか?不思議なもので、また、私にいいアタリが来る。
おお……。さっきと同じような引きに重さ。もしや、二匹目の真鯛様だろうか?
ガツン、ガツンとくる。
私がやりとりをしていると、後ろで声がする。
「やった!きた!!」
ユウちゃんの声だ。どうやら、ユウちゃんにも何か掛かったようだ。
「ユウ、ゆっくりでいいからね。慌てるな。」
ユウちゃんの隣で釣りをしていたフーコさんの声も聞こえた。
先に掛かった私。どうやら、最初と同じくらいの大きさの真鯛様だった!!
やった!!また、真鯛様だ!!連続ゲット!!!
船長さんは網ですくってくれ、すかさず、ユウちゃんの方へ行く。そして、ユウちゃんのも網ですくった。
おお!!ユウちゃんも私と同じくらいの真鯛様だ!!もしかして、これって全員安打ってやつ??
パシャリ、パシャリ、パシャリとまたもや記念撮影をする。私とユウちゃん、二人で写った写メ。これも、お母さんに後で送ろう。
「あとで、お母さんに写メ送ろ~。」
ユウちゃんはそう言葉にする。
「ふふふ。私も~。きっと、お母さん達、驚くよね~。」
「うふふふ。そうだね~。」
私とユウちゃんはお互いに微笑みあった。
そうして、この日の釣りは終わった。
今回、私も真鯛様を釣ったので、最後の集合写真では、みんな真鯛様を手に持って写った。最高の思い出になったのは、言うまでもない。
帰りの車の中の記憶は、やはりと言っていいのか、さっぱりなかった。今日は珍しく、ユウちゃんも眠っていたようで、お昼ご飯をお店で食べた後の記憶がお互いに無かった。
そして、魚んちゅ~に着く。
「アヤカちゃん。ユウちゃん。魚はどぎゃんする?刺身にする?煮付けや、塩焼きにするね??」
そう。釣ったお魚は大将とフーコさんが捌いてくれるのだ。でも、今日は甲イカに真鯛様を二匹も私は釣っている。正直、そんなには食べれない。明日、明後日もアルバイトに来る事を考えれば、夕食は今晩だけでいいのだ。
私がそう考えているのと同じように、ユウちゃんは先に口を開いた。
「あの~。私はガラカブだけで大丈夫です。一匹まるまる、食べられないので、真鯛はお店で使って下さい。」
私もユウちゃんと同じ考えだった。正直、甲イカくらいしか一人では食べれない。
「私も甲イカだけで、大丈夫です。真鯛はお店で使って下さい。」
私もユウちゃんと同じ事を言う。
「それじゃ、悪いよ。……なら、こうしよう!私が今日もアヤカんちに飲みに行く!!真鯛とガラカブ、甲イカを捌いてさ!」
フーコさんは一瞬考え、そう言った。
ええ?!今日も飲むの!!フーコさん、朝早かったのにタフすぎない?!
「あ。それなら、私もOKです。」
ユウちゃんもOKだと言う。
ええええ?!ゆっくり寝たりしないの?!疲れてないの?二人とも~。
まあ、そんなこんなで、今回も私の家に二人は来ることになった。
ふふふ。これは、実家のお母さんに後で写メを送らないとな。きっと、驚く事だろう。
「いいな~。アヤカちゃん。私も頑張らないと!」
今日はまだ真鯛様の釣れていないユウちゃんは気合いを入れ直し、釣りへと戻っていった。
そう。まだ、釣りは終わっていない。一匹釣ったのなら、二匹目、三匹目と欲が出るのが人の性だろうか?私も先程の感触を思い出しながら、釣りに戻る。
待望の一匹を釣って余計な力?気合い??が抜けたからなのだろうか?不思議なもので、また、私にいいアタリが来る。
おお……。さっきと同じような引きに重さ。もしや、二匹目の真鯛様だろうか?
ガツン、ガツンとくる。
私がやりとりをしていると、後ろで声がする。
「やった!きた!!」
ユウちゃんの声だ。どうやら、ユウちゃんにも何か掛かったようだ。
「ユウ、ゆっくりでいいからね。慌てるな。」
ユウちゃんの隣で釣りをしていたフーコさんの声も聞こえた。
先に掛かった私。どうやら、最初と同じくらいの大きさの真鯛様だった!!
やった!!また、真鯛様だ!!連続ゲット!!!
船長さんは網ですくってくれ、すかさず、ユウちゃんの方へ行く。そして、ユウちゃんのも網ですくった。
おお!!ユウちゃんも私と同じくらいの真鯛様だ!!もしかして、これって全員安打ってやつ??
パシャリ、パシャリ、パシャリとまたもや記念撮影をする。私とユウちゃん、二人で写った写メ。これも、お母さんに後で送ろう。
「あとで、お母さんに写メ送ろ~。」
ユウちゃんはそう言葉にする。
「ふふふ。私も~。きっと、お母さん達、驚くよね~。」
「うふふふ。そうだね~。」
私とユウちゃんはお互いに微笑みあった。
そうして、この日の釣りは終わった。
今回、私も真鯛様を釣ったので、最後の集合写真では、みんな真鯛様を手に持って写った。最高の思い出になったのは、言うまでもない。
帰りの車の中の記憶は、やはりと言っていいのか、さっぱりなかった。今日は珍しく、ユウちゃんも眠っていたようで、お昼ご飯をお店で食べた後の記憶がお互いに無かった。
そして、魚んちゅ~に着く。
「アヤカちゃん。ユウちゃん。魚はどぎゃんする?刺身にする?煮付けや、塩焼きにするね??」
そう。釣ったお魚は大将とフーコさんが捌いてくれるのだ。でも、今日は甲イカに真鯛様を二匹も私は釣っている。正直、そんなには食べれない。明日、明後日もアルバイトに来る事を考えれば、夕食は今晩だけでいいのだ。
私がそう考えているのと同じように、ユウちゃんは先に口を開いた。
「あの~。私はガラカブだけで大丈夫です。一匹まるまる、食べられないので、真鯛はお店で使って下さい。」
私もユウちゃんと同じ考えだった。正直、甲イカくらいしか一人では食べれない。
「私も甲イカだけで、大丈夫です。真鯛はお店で使って下さい。」
私もユウちゃんと同じ事を言う。
「それじゃ、悪いよ。……なら、こうしよう!私が今日もアヤカんちに飲みに行く!!真鯛とガラカブ、甲イカを捌いてさ!」
フーコさんは一瞬考え、そう言った。
ええ?!今日も飲むの!!フーコさん、朝早かったのにタフすぎない?!
「あ。それなら、私もOKです。」
ユウちゃんもOKだと言う。
ええええ?!ゆっくり寝たりしないの?!疲れてないの?二人とも~。
まあ、そんなこんなで、今回も私の家に二人は来ることになった。
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