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エギング編
エギング編6
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今回は夕方の四時位には帰り着いた。
「よ~し!今日も宴会ば~い!!」
島田社長は張り切って、新聞紙とビニール袋を持ってくる。
おぉ……。良いサイズのアジ、やはり結構釣れている。アジゴもなかなか……。
これの量なら8人で食べたら丁度良い量なのでは?
僕がそう思っていると、ヨシさんも僕が思っている事と同じ事を思っていたのだろう。口を開いた。
「この量なら、打ち上げで食べて丁度いい量じゃないか?」
「ん~。重松は持って帰らんでよかと?」
「はい。私も家に持って帰っても捌けませんし。」
島田社長はん~と考えて言う。
「なら、捌いたとば帰りに持って帰りなっせ。刺身にしてやるけん、少しでも旦那さんに食べさせるとよか。」
はい!と重松さんは喜んで言った。
「今日も七時位に家の方に来てはいよ~。」
島田社長の言葉で、いったん解散となったが、僕はある事を思った。
僕は飲まないから、重松さんを迎えに行った方がいいのでは?と……。
会社の飲み会の時、何度か重松さんを迎えに行っている事だし……。
「重松さん。お迎えにいきましょうか?」
僕がそうたずねると、重松さんは喜んで、「よろしくね!」と喜んで言った。
今日は帰って少し仮眠もとれた。気分もスッキリ!
前回と同様、ケーキを買いに行く。
……この前の奈緒さんの食べっぷりは凄かった……な。
ケーキとにらめっこをする。
……よし!今回は人も二人多いし、ロールケーキも追加だ!
そして、何時ものようにスーパーで飲み物などを買い、重松さんの家まで向かう。
着いてびっくりした。ちょっと手伝ってと言われて行ったら、重松さんも大量のお酒を買っていた。
それと、なんだろう?いい匂いのする料理をソラちゃんが大事そうに抱えている。
ソラちゃんに、それは何かな?と聞いたけれど、ナ・イ・ショ。と、ウインクして返されてしまった。
ソラちゃん、なかなかのおませさんだな。
島田社長宅へ到着し、ケーキを渡した時の奈緒さんの表情と言葉が面白かった。
「なんか!増えてる~!!ヒロくんは、私を太らせる気かしら!?」
そう言いながら、ニコニコと表情は輝いていた。
ヨシさんは何時ものように先に来ており、カイくんにゲームで今回もボロボロにやられていた。ソラちゃんがきたことで、お役後免になり一息ついている。
僕は相変わらず、島田社長の包丁捌きを見ていた。
「今日はもう、フライ用のは捌いたけん、最後はアジの刺身たいね。」
何時ものように三枚おろしにする。
腹骨を削いで、今日は毛抜き?の様な物を取り出して、アジの身の真ん中。何時も骨を切って取るところを指でなぞる。
「これは何をしているんですか?」
「これは、骨ば探しよるとたい。触ると骨が残っとるか分かると。残っとったら、この骨抜きで取ってやるとよ。」
島田社長は骨抜きで、ちゃっちゃと骨をとる。
あっ。ぱっと見、あまり分からなけど、骨抜きを拭く、島田社長の近くのキッチンペーパーには骨がたまっていく。
骨抜きが終わり、皮をはぐ。
これも何時ものように、包丁を使うのかと思っていたら、手だった。
驚いた事に、綺麗に速くむけた。
これなら僕にも出来そうな気がした。
刺身を切り、盛り付けて、さあ!宴の始まりじゃ~。
「よ~し!今日も宴会ば~い!!」
島田社長は張り切って、新聞紙とビニール袋を持ってくる。
おぉ……。良いサイズのアジ、やはり結構釣れている。アジゴもなかなか……。
これの量なら8人で食べたら丁度良い量なのでは?
僕がそう思っていると、ヨシさんも僕が思っている事と同じ事を思っていたのだろう。口を開いた。
「この量なら、打ち上げで食べて丁度いい量じゃないか?」
「ん~。重松は持って帰らんでよかと?」
「はい。私も家に持って帰っても捌けませんし。」
島田社長はん~と考えて言う。
「なら、捌いたとば帰りに持って帰りなっせ。刺身にしてやるけん、少しでも旦那さんに食べさせるとよか。」
はい!と重松さんは喜んで言った。
「今日も七時位に家の方に来てはいよ~。」
島田社長の言葉で、いったん解散となったが、僕はある事を思った。
僕は飲まないから、重松さんを迎えに行った方がいいのでは?と……。
会社の飲み会の時、何度か重松さんを迎えに行っている事だし……。
「重松さん。お迎えにいきましょうか?」
僕がそうたずねると、重松さんは喜んで、「よろしくね!」と喜んで言った。
今日は帰って少し仮眠もとれた。気分もスッキリ!
前回と同様、ケーキを買いに行く。
……この前の奈緒さんの食べっぷりは凄かった……な。
ケーキとにらめっこをする。
……よし!今回は人も二人多いし、ロールケーキも追加だ!
そして、何時ものようにスーパーで飲み物などを買い、重松さんの家まで向かう。
着いてびっくりした。ちょっと手伝ってと言われて行ったら、重松さんも大量のお酒を買っていた。
それと、なんだろう?いい匂いのする料理をソラちゃんが大事そうに抱えている。
ソラちゃんに、それは何かな?と聞いたけれど、ナ・イ・ショ。と、ウインクして返されてしまった。
ソラちゃん、なかなかのおませさんだな。
島田社長宅へ到着し、ケーキを渡した時の奈緒さんの表情と言葉が面白かった。
「なんか!増えてる~!!ヒロくんは、私を太らせる気かしら!?」
そう言いながら、ニコニコと表情は輝いていた。
ヨシさんは何時ものように先に来ており、カイくんにゲームで今回もボロボロにやられていた。ソラちゃんがきたことで、お役後免になり一息ついている。
僕は相変わらず、島田社長の包丁捌きを見ていた。
「今日はもう、フライ用のは捌いたけん、最後はアジの刺身たいね。」
何時ものように三枚おろしにする。
腹骨を削いで、今日は毛抜き?の様な物を取り出して、アジの身の真ん中。何時も骨を切って取るところを指でなぞる。
「これは何をしているんですか?」
「これは、骨ば探しよるとたい。触ると骨が残っとるか分かると。残っとったら、この骨抜きで取ってやるとよ。」
島田社長は骨抜きで、ちゃっちゃと骨をとる。
あっ。ぱっと見、あまり分からなけど、骨抜きを拭く、島田社長の近くのキッチンペーパーには骨がたまっていく。
骨抜きが終わり、皮をはぐ。
これも何時ものように、包丁を使うのかと思っていたら、手だった。
驚いた事に、綺麗に速くむけた。
これなら僕にも出来そうな気がした。
刺身を切り、盛り付けて、さあ!宴の始まりじゃ~。
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