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第12話 昇格試験
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冒険者の仕事を終わってから図書館に行く生活が一週間たったころ、俺は沢山の知識を手に入れる事が出来ていた。
やはり精霊は知能がとても高いのか学んだことは全て記憶出来ていくのでどんなに難しい本などでも夢中になって読む事が出来るのだ。
そして遂に、ユミナのFランク冒険者からEランク冒険者になる昇格試験が訪れた。
昇格試験は自分と同じランク以上の討伐クエストを一定回数クリアする事で出来るようになり、Cランクまでは自分と同じランクの3人パーティ以内で1つランクが上のモンスターを倒したらクリア出来る。
今回の試験はEランクモンスターのボブゴブリンだ。
っえ?ゴブリンは絶滅したじゃないかって?俺もそうだと思ってたんだけどモンスターはまれに魔素が高いところだと自然発生するそうなんだって。
ボブゴブリンは倒した事有るけどあの時はあっちが完全に油断してたからなぁー。
今まではウルフとかしか倒してなかったから緊張とか全くしてなかったけど正直今は物凄く緊張している。
進化個体なんか初めてのユミナなんかもっと緊張してるはずだから、せめて俺はしっかりしていないとな。
(イグちゃん!!遂に昇格試験だね!!ボブゴブリンなんてイグちゃんからしたら雑魚だよね!!)
(うん。頑張る)
前言撤回。そうだった。ユミナは大分頭が逝ってる子だった。将来絶対大物になりそうだな。
俺たちは森に着き、ボブゴブリンを探していると、まずゴブリン3匹を見つけた。
(イグちゃん。ぱぱっと焼いちゃっていいよ!)
(わかった)
俺は火の魔法を撃ってゴブリンを瞬殺した。
ユミナがゴブリンを解体している間俺はあたりを見回していると強いゴブリンの魔力を感じた。
(ユミナ。見つけたかも)
(ボブゴブリンを?)
(うん。強いゴブリンの魔力感じた)
(わかったよ!もうすぐ解体終わるからね!それにしてもイグちゃんのその魔力感知凄いね!!)
俺はユミナの解体が終わるのを待っているとまた別の方からも強いゴブリンの魔力を感じた。
(ユミナ。2匹いるかも)
(りょうかーい!クエストは1匹でいいけど出来たら2匹倒そう!ちょうど解体も終わったから近い方から案内して!)
(わかった)
俺は強いゴブリンの魔力が感じた方に行くと案の定ボブゴブリンいた。
ボブゴブリンの視界に届くまで行くと、
(イグちゃん!火の槍のやつ撃って!)
(わかった)
俺はユミナの指示どうり中級精霊に進化した事により覚えた火の槍の魔法を撃った。
そうすると、お腹の部分に当たり、ボブゴブリンのお腹は貫通した。
この魔法は威力は火の玉よりも高く、敵の皮膚を貫通するので攻撃力に関しては明らかにこっちの方がいいのだが、今の自分の実力では連射がそこまで出来ないため、火の玉を使っていたのだ。
しかし、ボブゴブリン対して槍で攻撃したという事はやはり強い攻撃ではないと勝てないと判断したのだろう。
そしてユミナは次に、
(あいたお腹めがけて火の玉を連発しまくって!!)
(わかった)
俺は貫通したお腹めがけて魔法を撃ちつずけると、外れた魔法は堅い皮膚に守られていたが、お腹に入った魔法はしっかりとダメージをくらっていて、10発ぐらい食らったとこで、息絶えた。
まさにこれはユミナの作戦勝ちだろう。まさかこんなユミナに作戦を考える脳があったことに驚きなのだが、ユミナもユミナなりに頑張っているのだろうと思った。
(やった!!かったね!)
(ユミナの作戦凄かった)
(私の事尊敬した?でもお腹の中でばばばバンッ!作戦成功して良かったよ~)
(うんよかった)
(今から解体するからイグちゃんは休憩してて!)
(わかった)
うん。あいからわずネーミングセンスは皆無なんだね。まぁー俺も人の事は言えないけどさすがにユミナよりひどくない自信があるな。
俺はユミナの解体が終わったのを確認してもう1匹も行くか?と聞いたら、行くと言ったので、もう1匹も倒すことにした。
もう1匹もお腹の中でばばばバンッ!作戦が決まり、ボブゴブリンを圧倒して倒す事が出来た。
帰りおる途中俺は、初めての進化個体を自分の作戦で2体も倒したから、ユミナはクエストから帰ったらきっと有頂天になるだろうと思いながら帰った。
なんか精霊に進化ばかりは生き急いでた感じがあるけど、こんな感じにまったりしていくのもありかな?まぁーそう考えれるようになったのもユミナに出会ったおかげだから感謝しないとな。
やはり精霊は知能がとても高いのか学んだことは全て記憶出来ていくのでどんなに難しい本などでも夢中になって読む事が出来るのだ。
そして遂に、ユミナのFランク冒険者からEランク冒険者になる昇格試験が訪れた。
昇格試験は自分と同じランク以上の討伐クエストを一定回数クリアする事で出来るようになり、Cランクまでは自分と同じランクの3人パーティ以内で1つランクが上のモンスターを倒したらクリア出来る。
今回の試験はEランクモンスターのボブゴブリンだ。
っえ?ゴブリンは絶滅したじゃないかって?俺もそうだと思ってたんだけどモンスターはまれに魔素が高いところだと自然発生するそうなんだって。
ボブゴブリンは倒した事有るけどあの時はあっちが完全に油断してたからなぁー。
今まではウルフとかしか倒してなかったから緊張とか全くしてなかったけど正直今は物凄く緊張している。
進化個体なんか初めてのユミナなんかもっと緊張してるはずだから、せめて俺はしっかりしていないとな。
(イグちゃん!!遂に昇格試験だね!!ボブゴブリンなんてイグちゃんからしたら雑魚だよね!!)
(うん。頑張る)
前言撤回。そうだった。ユミナは大分頭が逝ってる子だった。将来絶対大物になりそうだな。
俺たちは森に着き、ボブゴブリンを探していると、まずゴブリン3匹を見つけた。
(イグちゃん。ぱぱっと焼いちゃっていいよ!)
(わかった)
俺は火の魔法を撃ってゴブリンを瞬殺した。
ユミナがゴブリンを解体している間俺はあたりを見回していると強いゴブリンの魔力を感じた。
(ユミナ。見つけたかも)
(ボブゴブリンを?)
(うん。強いゴブリンの魔力感じた)
(わかったよ!もうすぐ解体終わるからね!それにしてもイグちゃんのその魔力感知凄いね!!)
俺はユミナの解体が終わるのを待っているとまた別の方からも強いゴブリンの魔力を感じた。
(ユミナ。2匹いるかも)
(りょうかーい!クエストは1匹でいいけど出来たら2匹倒そう!ちょうど解体も終わったから近い方から案内して!)
(わかった)
俺は強いゴブリンの魔力が感じた方に行くと案の定ボブゴブリンいた。
ボブゴブリンの視界に届くまで行くと、
(イグちゃん!火の槍のやつ撃って!)
(わかった)
俺はユミナの指示どうり中級精霊に進化した事により覚えた火の槍の魔法を撃った。
そうすると、お腹の部分に当たり、ボブゴブリンのお腹は貫通した。
この魔法は威力は火の玉よりも高く、敵の皮膚を貫通するので攻撃力に関しては明らかにこっちの方がいいのだが、今の自分の実力では連射がそこまで出来ないため、火の玉を使っていたのだ。
しかし、ボブゴブリン対して槍で攻撃したという事はやはり強い攻撃ではないと勝てないと判断したのだろう。
そしてユミナは次に、
(あいたお腹めがけて火の玉を連発しまくって!!)
(わかった)
俺は貫通したお腹めがけて魔法を撃ちつずけると、外れた魔法は堅い皮膚に守られていたが、お腹に入った魔法はしっかりとダメージをくらっていて、10発ぐらい食らったとこで、息絶えた。
まさにこれはユミナの作戦勝ちだろう。まさかこんなユミナに作戦を考える脳があったことに驚きなのだが、ユミナもユミナなりに頑張っているのだろうと思った。
(やった!!かったね!)
(ユミナの作戦凄かった)
(私の事尊敬した?でもお腹の中でばばばバンッ!作戦成功して良かったよ~)
(うんよかった)
(今から解体するからイグちゃんは休憩してて!)
(わかった)
うん。あいからわずネーミングセンスは皆無なんだね。まぁー俺も人の事は言えないけどさすがにユミナよりひどくない自信があるな。
俺はユミナの解体が終わったのを確認してもう1匹も行くか?と聞いたら、行くと言ったので、もう1匹も倒すことにした。
もう1匹もお腹の中でばばばバンッ!作戦が決まり、ボブゴブリンを圧倒して倒す事が出来た。
帰りおる途中俺は、初めての進化個体を自分の作戦で2体も倒したから、ユミナはクエストから帰ったらきっと有頂天になるだろうと思いながら帰った。
なんか精霊に進化ばかりは生き急いでた感じがあるけど、こんな感じにまったりしていくのもありかな?まぁーそう考えれるようになったのもユミナに出会ったおかげだから感謝しないとな。
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