受付バイトは女装が必須?

なな

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第9部:可愛がられる私、装われる日々

第二章:愛される側としてのテスト

「なおちゃん、今日のバストライン……完璧じゃん」

美月が声を上げたのは、バイトの控え室。
なおが制服に着替えようとしてブラウスを脱いだ瞬間だった。

ヌーブラ×2、ランジェリーブラ、そしてコルセットで形作られた胸元。
谷間は深すぎず、でも自然に盛り上がり、レースのカップが柔らかく浮いている。

「……えっ、あ、見ないで……っ」

「やだ、なんで? こんなに綺麗に整えてきたのに。ねぇ真帆、どう思う?」

「うん……すごいよ、なおちゃん。自分でここまで“作れる”って、もう才能じゃん」

「も、もう、やめてください……」

スカートの裾を引っ張って隠そうとするけど、
それが逆に“かわいい反応”として映ってしまう。

真帆がそっと近づき、なおのブラのカップの縁を指でなぞった。

「このヌーブラ、ちょっとズレてる。……ね、美月、ちょっと貼り直してあげて」

「はーい。……なおちゃん、ちょっと腕、上げて?」

「……う、うう……」

ネイルがきれいな真帆の手でブラをずらされ、ヌーブラが剥がされる。
ひやっとした空気が肌に触れ、思わず息が詰まる。

美月がぴたりと吸着させ、手のひらで撫でるように整える。

「ね、ここ、ちょっとだけ上に貼ったほうが自然に揺れるんだよ。ほら、私と同じ位置」

「わ、わかりました……」

なおの胸に、美月の手が添えられる。
指の温度がヌーブラ越しに伝わり、胸が――いや、“自分の胸”だと感じている場所が、じんと熱を持った。

「……やっぱり、恥ずかしい……」

「なおちゃん、“可愛がられるの”慣れてないだけだよ」

真帆が背後から抱きしめるように、コルセットをゆるめ、再度ぎゅっと締め直す。

「はい、これで再固定。息吸って――そう、吐いて……うん、ぴったり」

ぎゅう、と締めつけられる感覚に、なおの身体がふるりと震える。

「……はぁ……」

呼吸が浅くなる。
でも、それは苦しさじゃない。
“支配されてる安心感”だった。

「なおちゃんさ、可愛いだけじゃなくて、ちゃんと“従える身体”してるんだよね」

真帆がなおの耳元で囁く。

「もっと自信持って。今のなおちゃんなら、わたしらの下着、全部似合うよ」

「……全部、って……?」

「試着させてあげる。ね? モデルになって?」

美月と真帆の瞳が、なおを挟むように向けられる。

“愛される側としてのテスト”は、始まったばかりだった。
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