受付バイトは女装が必須?

なな

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第20部:誰かのものとして過ごす休日

第五章:朝の仕度、それぞれの関係の確かさ

柊の朝

カーテン越しの光に目を細めて、
柊は仰向けのまま、胸元にそっと手を伸ばした。

(……まだ、リボンの跡、残ってる)

ブラを外しても、ヌーブラを外しても、
そこには**昨日までの“可愛く整えられた胸”**のかたちが、淡く記されていた。

腰には、コルセットの締め跡。
太ももには、ヒトイヌ装備のバンドの赤いライン。
貞操具の鍵は、まだ渡していないまま、
“誰かに仕込まれた”という実感だけが、全身を覆っていた。

(……わたし、触れられなくても、
昨日ちゃんと“女の子の快感”でいったんだ)

(アナルで──なのに、心まで満たされた)

キッチンからは、佑真のコーヒーを淹れる音がする。

「……佑真、またリボン……結んでくれる?」

「もちろん。今日も君は、僕の“可愛い子”だからね」



美月の朝

目覚めたとき、首にチョーカーの感触がまだ残っていた。

実際には、昨夜のうちに外されている。
でも、リードを引かれながら可愛がられた記憶は、
喉の奥に痕のように残っていた。

胸元に手を添えると、真帆の指が撫でてくれた場所がふと疼く。
ランジェリーブラの形が、そのまま胸に染みついているかのようだった。

「……ねえ、今日も……“イヌ”にしてくれる?」

「うん。でも、今日はもっと美月が自分の意志で“撫でられたい”って言えるようにしてあげたいな」

「うん……言える。わたし、昨日のがしあわせだったから──
今日ももっと可愛がられたいって、言いたくなったの」



なおの朝

旅館の部屋の障子を開けると、朝の陽射しが優しく差し込んでくる。

まだ肌に残るのは──
太ももに巻いたチェーンの痕、
コルセットに締められていた肋骨の赤い帯。

チョーカーは、河合がそっと外さずにいてくれた。

(……前は、まだ閉じられたまま)

それでも、身体の奥には河合のものを受け入れた実感が、
温泉よりも深く、身体に沁み込んでいた。

河合が後ろからそっと腕を回す。

「……なお、次はどんなふうに“俺の子”にしてほしい?」

「……ううん、もう“全部がそう”だから……
今はただ、また一緒に“仕込まれた身体”で歩きたいだけ」

「じゃあ、帰りも、その身体のままで一緒に帰ろうか。
君は、“誰かの子として仕込まれた女の子”として、ずっといればいい」

「うん。……そうでありたいって、はじめて思えたの」



制服に着替える前の身体。
誰にも見せない、けれど確かに“誰かに見せるために整えられた”身体。

締め跡、痕、香り、感触。
それらはどれも、“自分は誰かのものだ”という証明だった。



そして──

控室で、4人が並ぶ。
それぞれ、制服に袖を通す前の、最後の支度。

鏡の前でチョーカーを整える者。
コルセットを締め直す者。
リボンを胸元に通す者。
太ももに軽く香水を添える者。

「今日も、仕込まれてきた?」

「うん。ちゃんと、いつも通り」

「じゃあ、“わたしたちの子”でいようね。今日も」

「……うん、女の子として」

感想 2

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