18 / 23
寒い日の午後に会いに行く
しおりを挟む
シークレットライブの翌日、宮田圭悟のSNSに写真が上がった。会場の店内だろう、宮田の肩から上がアップで写って、その背後に小さく何人か写り込んだ中に吉村さんもいた。
彼についてネットで調べた時、俺は宮田圭悟や二人の過去の活動や昔の歌について言及したサイトも片端からブックマークに保存した。
時間が経って大量のブックマークを見るとげんなりしたが、削除はしなかったし、たまに上から順にリンクを開いて、新しい情報を探した。
その虚しい作業の最中に、どこかのリンクから飛んで、スタッフが管理する宮田のアカウントをフォローしていた。
ありがとうございました!という文字に半分隠れて、後方でカウンターに座る吉村さんは笑顔だった。
関係ない写真に切り替わったので画面を閉じ、アカウントのアイコンを探して、もう一度見る。
一回に数秒しか表示されず、一日で消えるタイプの投稿で、同じ動作を繰り返して写真を見たが、四、五回目で止めた。
次に会った時、俺の顔を見るなり、何か話があんだろ、と吉村さんは言った。
髪が短くなっていた。
駅前の雑踏で、俺は立ち止まりそうになる。
「ここで言わなくていいよ」
「吉村さん、髪切った」
「ああ」
先を行く彼が半分だけ振り向いて、前髪に遮られない流し目がゆっくりと俺の顔をなぞる。
「特に話、ないです」
と慌てて言った。別れ話でも用意してきた気になった。
「仕事休んで急に来るっていうから何かあるんだろうと思った」
「すみません」
吉村さんは横に並んだ俺の肩あたりに目をやって、
「会社行くかっこ、久しぶりに見たな」
と呟く。
制御できない熱が沸き上がった。午後から休みにして、無理に会いに来た理由は、結局そういうことなんだが。
「家行ってもいいですか」
吉村さんは、歩く速度を緩めた。
「飯食わせようと思ってた」
「後で」
「じゃなんか買って帰るか」
「いいんですか」
彼は俺を見上げ、
「家行っていいの」
ともう一度聞いたら、頷いた。
石段の上の木戸に、影はなかった。
冬の木は葉を落として、木戸が色褪せてひび割れ、苔のようなものに覆われた様子がよく見えた。
吉村さんは玄関の鍵を開けて、荷物を持った俺を先に中に入れながら、
「お前が言う通り、木の影だったか」
と言う。
「え?」
「今、見えなかったんだろう」
「見えなかったです」
「夏だけかな」
この話をする時はいつも笑うはずなのに、暗い声だ。
俺がリビングの床に荷物を置くと、吉村さんは買ってきたものをいくつかテーブルに出した。
「ここ、外より冷えますね」
「人が来ないとずっと仕事部屋にいるから、余計に」
袋を持ち上げた彼の背中を抱いて、ソファーに引っ張っていった。
「おい。冷蔵庫に入れる物があんだよ」
座らせて、手からビニール袋を取った。
「入れてきますから、ここにいて」
「なんで」
緑のドアの向こうは換気のためか窓が半分開けてあり、俺の気配で庭から鳥が何羽か飛び立った。意外に大きな羽ばたきの音と一瞬鳴き交わす声の後、静まり返った台所は一段と寒く、冷蔵庫に手を入れるのが辛いぐらいだった。
ソファーに戻って、何か言いたそうな吉村さんの脚の間に膝を突っ込んで抱きついた。
「あったけえ」
「待てって。昨日から忙しくて風呂入ってない」
「じゃあ一緒に入ります?」
「やだよ」
「温泉、入ったじゃないですか」
俺に羽交い締めにされたまま、吉村さんはぼんやりとした表情を浮かべた。
「じゃあ、風呂入れてくる」
「嘘。いいの?」
「どっちだ」
「入るけど」
俺を睨んでから、吉村さんは立ち上がって、リビングを出ていく。
バスタブの中で触り合っている時、急に外の門の閂を外す音がした。
「吉村さーん」
男の声と同時にドアがこんこんとノックされ、吉村さんは人差し指を自分の口の前に立てて、声を出さずに、宅急便、と言う。
もう一度軽いノックが聞こえ、端末を操作する電子音が続いた。
吉村さんは俺の顔を見て笑いそうになり、自分の口を押さえた。もう片方の手で握ったままの俺のものが急に萎えたのが面白かったらしい。
俺に脇腹をつつかれて彼が大きく動いたので、水音が狭い風呂場いっぱいに反響した。
門を閉めるのに手こずって、やっと足音が遠ざかっていった。
「何だろう、宅急便。俺何か忘れてるか」
吉村さんが不安げに言って、やっと手を離した。
「お前のせいで居留守がばれた」
「吉村さん逃げ過ぎ。バシャーンって、あれ聞こえましたよね」
「まあ、風呂沸かしてんのは、門入ればわかるけど」
壁の上の換気扇を二人で同時に見上げた。洗面所にあるスイッチを何度もオンオフしないと動き出さない古いもので、変色したプロペラに埃が積もっているのがよく見えた。吉村さんのかすかなため息が聞こえた。
二階の寝室は昼間でも暗い。黄ばんだレースのカーテンを閉めると晴れた午後の気配は消えて、じーっという音がする電気ストーブの朱色の光が壁を照らした。
風呂場で笑いそうになるのを見て、さっきやっと気づいた。駅で会ってから、吉村さんはずっと笑わなかった。
やはり今日はどこか妙で、仰向けになった俺に乗っかる格好をいつも嫌がるのに、誘導した通りに上になってくれた。
余裕がないまま突き上げていると、急に息を荒げ、崩れるように俺の胸に手を置いた。
「ちょっと、待って、それ」
「どれ?これ?」
同じ場所に強く当たるように調整して、速度が上がるのを必死で抑える。
ベッドと床が軋む耳障りな音と高い声が混じり合い、吉村さんは波打つように体を震わせた。腰に置いた手でそれを支えながら、俺は一旦止まって全身に力を込める。
覆いかぶさってきた背中はうっすら汗をかいて、激しく上下していた。
「いっちゃった?」
うん、とも、ううん、ともつかない返事。
顔を上げさせると、短い前髪のせいか、見慣れない表情がひどく扇情的だった。
気持ちよかったんだ?ねえ、俺もいっていい?と言いながら我慢できずに腰が動いてしまい、彼が苦しげに大きな声を上げた。
「吉村さん、さっき中でいった?」
「かも」
「かもって、なに、わかんないってこと?」
「多分そうかも、わかんない」
終わってからも沈んだ様子は変わらず、俺は短くなった髪に手を突っ込んで頭を撫でる。
吉村さんは嫌そうに首を振ったが、腕の中からは逃げなかった。
彼についてネットで調べた時、俺は宮田圭悟や二人の過去の活動や昔の歌について言及したサイトも片端からブックマークに保存した。
時間が経って大量のブックマークを見るとげんなりしたが、削除はしなかったし、たまに上から順にリンクを開いて、新しい情報を探した。
その虚しい作業の最中に、どこかのリンクから飛んで、スタッフが管理する宮田のアカウントをフォローしていた。
ありがとうございました!という文字に半分隠れて、後方でカウンターに座る吉村さんは笑顔だった。
関係ない写真に切り替わったので画面を閉じ、アカウントのアイコンを探して、もう一度見る。
一回に数秒しか表示されず、一日で消えるタイプの投稿で、同じ動作を繰り返して写真を見たが、四、五回目で止めた。
次に会った時、俺の顔を見るなり、何か話があんだろ、と吉村さんは言った。
髪が短くなっていた。
駅前の雑踏で、俺は立ち止まりそうになる。
「ここで言わなくていいよ」
「吉村さん、髪切った」
「ああ」
先を行く彼が半分だけ振り向いて、前髪に遮られない流し目がゆっくりと俺の顔をなぞる。
「特に話、ないです」
と慌てて言った。別れ話でも用意してきた気になった。
「仕事休んで急に来るっていうから何かあるんだろうと思った」
「すみません」
吉村さんは横に並んだ俺の肩あたりに目をやって、
「会社行くかっこ、久しぶりに見たな」
と呟く。
制御できない熱が沸き上がった。午後から休みにして、無理に会いに来た理由は、結局そういうことなんだが。
「家行ってもいいですか」
吉村さんは、歩く速度を緩めた。
「飯食わせようと思ってた」
「後で」
「じゃなんか買って帰るか」
「いいんですか」
彼は俺を見上げ、
「家行っていいの」
ともう一度聞いたら、頷いた。
石段の上の木戸に、影はなかった。
冬の木は葉を落として、木戸が色褪せてひび割れ、苔のようなものに覆われた様子がよく見えた。
吉村さんは玄関の鍵を開けて、荷物を持った俺を先に中に入れながら、
「お前が言う通り、木の影だったか」
と言う。
「え?」
「今、見えなかったんだろう」
「見えなかったです」
「夏だけかな」
この話をする時はいつも笑うはずなのに、暗い声だ。
俺がリビングの床に荷物を置くと、吉村さんは買ってきたものをいくつかテーブルに出した。
「ここ、外より冷えますね」
「人が来ないとずっと仕事部屋にいるから、余計に」
袋を持ち上げた彼の背中を抱いて、ソファーに引っ張っていった。
「おい。冷蔵庫に入れる物があんだよ」
座らせて、手からビニール袋を取った。
「入れてきますから、ここにいて」
「なんで」
緑のドアの向こうは換気のためか窓が半分開けてあり、俺の気配で庭から鳥が何羽か飛び立った。意外に大きな羽ばたきの音と一瞬鳴き交わす声の後、静まり返った台所は一段と寒く、冷蔵庫に手を入れるのが辛いぐらいだった。
ソファーに戻って、何か言いたそうな吉村さんの脚の間に膝を突っ込んで抱きついた。
「あったけえ」
「待てって。昨日から忙しくて風呂入ってない」
「じゃあ一緒に入ります?」
「やだよ」
「温泉、入ったじゃないですか」
俺に羽交い締めにされたまま、吉村さんはぼんやりとした表情を浮かべた。
「じゃあ、風呂入れてくる」
「嘘。いいの?」
「どっちだ」
「入るけど」
俺を睨んでから、吉村さんは立ち上がって、リビングを出ていく。
バスタブの中で触り合っている時、急に外の門の閂を外す音がした。
「吉村さーん」
男の声と同時にドアがこんこんとノックされ、吉村さんは人差し指を自分の口の前に立てて、声を出さずに、宅急便、と言う。
もう一度軽いノックが聞こえ、端末を操作する電子音が続いた。
吉村さんは俺の顔を見て笑いそうになり、自分の口を押さえた。もう片方の手で握ったままの俺のものが急に萎えたのが面白かったらしい。
俺に脇腹をつつかれて彼が大きく動いたので、水音が狭い風呂場いっぱいに反響した。
門を閉めるのに手こずって、やっと足音が遠ざかっていった。
「何だろう、宅急便。俺何か忘れてるか」
吉村さんが不安げに言って、やっと手を離した。
「お前のせいで居留守がばれた」
「吉村さん逃げ過ぎ。バシャーンって、あれ聞こえましたよね」
「まあ、風呂沸かしてんのは、門入ればわかるけど」
壁の上の換気扇を二人で同時に見上げた。洗面所にあるスイッチを何度もオンオフしないと動き出さない古いもので、変色したプロペラに埃が積もっているのがよく見えた。吉村さんのかすかなため息が聞こえた。
二階の寝室は昼間でも暗い。黄ばんだレースのカーテンを閉めると晴れた午後の気配は消えて、じーっという音がする電気ストーブの朱色の光が壁を照らした。
風呂場で笑いそうになるのを見て、さっきやっと気づいた。駅で会ってから、吉村さんはずっと笑わなかった。
やはり今日はどこか妙で、仰向けになった俺に乗っかる格好をいつも嫌がるのに、誘導した通りに上になってくれた。
余裕がないまま突き上げていると、急に息を荒げ、崩れるように俺の胸に手を置いた。
「ちょっと、待って、それ」
「どれ?これ?」
同じ場所に強く当たるように調整して、速度が上がるのを必死で抑える。
ベッドと床が軋む耳障りな音と高い声が混じり合い、吉村さんは波打つように体を震わせた。腰に置いた手でそれを支えながら、俺は一旦止まって全身に力を込める。
覆いかぶさってきた背中はうっすら汗をかいて、激しく上下していた。
「いっちゃった?」
うん、とも、ううん、ともつかない返事。
顔を上げさせると、短い前髪のせいか、見慣れない表情がひどく扇情的だった。
気持ちよかったんだ?ねえ、俺もいっていい?と言いながら我慢できずに腰が動いてしまい、彼が苦しげに大きな声を上げた。
「吉村さん、さっき中でいった?」
「かも」
「かもって、なに、わかんないってこと?」
「多分そうかも、わかんない」
終わってからも沈んだ様子は変わらず、俺は短くなった髪に手を突っ込んで頭を撫でる。
吉村さんは嫌そうに首を振ったが、腕の中からは逃げなかった。
0
あなたにおすすめの小説
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話
タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。
瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。
笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
【完結】アイドルは親友への片思いを卒業し、イケメン俳優に溺愛され本当の笑顔になる <TOMARIGIシリーズ>
はなたろう
BL
TOMARIGIシリーズ②
人気アイドル、片倉理久は、同じグループの伊勢に片思いしている。高校生の頃に事務所に入所してからずっと、2人で切磋琢磨し念願のデビュー。苦楽を共にしたが、いつしか友情以上になっていった。
そんな伊勢は、マネージャーの湊とラブラブで、幸せを喜んであげたいが複雑で苦しい毎日。
そんなとき、俳優の桐生が現れる。飄々とした桐生の存在に戸惑いながらも、片倉は次第に彼の魅力に引き寄せられていく。
友情と恋心の狭間で揺れる心――片倉は新しい関係に踏み出せるのか。
人気アイドル<TOMARIGI>シリーズ新章、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる