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私とミサキ君、そしてスズちゃんの三人で客室に入って行く。
客室にはミズチ国の陛下と皇子、そしてお父様の姿があったの。来客の二人は動きやすい服を着ていたのは、分かるけど腰のところには県が収めてある鞘が見えるの。
ここにはいないけどきっと別の部屋かお城の外では護衛の人もいるんだろうなぁ~と思う。それだけ各国大変なんだと思う。
「勉強中に済まないね、コトハ」
「いいえ、お父様」
「コトハにも紹介しておこうと思ってね」
「はい」
お父様の隣に移動すると客人のお二人が立ち上がり、私にお辞儀をしてきたので私もお二人にお辞儀をしたの。
「コトハ。こちらがクリス•アイルド。ミズチ国の王で私の友人だ」
「初めましてコトハ姫。私はミズチ国の王でクリス•アイルド。コトハ姫の父君、リンとは昔からよく知っている、言わば幼なじみに近い存在。困ったことがあれば私も協力させて頂きますよ」
「ありがとうございます、クリス陛下」
「気軽にリンと同じくクリスと呼んでも構いませんよ」
「でも……」
本当にいいのかお父様を見たの。お父様は頷いたのを確認してもう一度、クリス陛下を見ると頷いたのでオズオズ答えたの。
「はい、クリスさん」
「こっちが私の息子の」
「コハク•アイルドです。初めましてコトハ姫。私とコトハ姫は同じ歳だと先程、陛下に聞きましたのでコハクと好きにお呼び下さい」
「はい、よろしくお願いします、コハクさん」
それぞれの紹介が終わったの。お父様に呼ばれた理由はミズチ国の親子を私に紹介する為。他国との仲はいいと聞くから私も知っておかないといけないこと。紹介されて良かったと思うの。
ミズチ国の王であるクリス•アイルド陛下は私のお父様よりは少し背が高いみたい。髪の色は水色で瞳はレモン色。なんかスポーツマンみたいな#逞__たく
ま__#しい印象を受けたの。
そしてクリス陛下の息子さんのコハクさんはミサキ君と同じ背格好かな。二人並んでくれるとどっちが高いとか分かるけど、見た感じだと同じかな。髪と瞳の色は父譲りの同じ色だったの。
どっちもカッコいい人だったの。
「しかしリン。娘さんが見つかって良かったな!」
「ありがとう、クリス。けどコトハはまだ……昔の記憶とか戻っていないんだよ」
「そうなのですか、コトハ姫?」
「はい。でも、たまに何かのきっかけで突然、思い出すこともあります」
「大変ですなぁ」
「いいえ。お父様やお城の皆さんがいてくれますから焦らずに自分らしく、思い出していくと信じておりますから」
「そうですか。しかし、リン。お前さんに負けないくらいのしっかり者だなぁ」
「あぁ羨ましいだろう~自慢の娘だよコトハは」
「お、お父様!」
お父様に自慢の娘なんて言われたから恥ずかしくなってきた。
「コハク。コトハ姫と少しお話をしてきなさい。父さんはまだリンとお話が残っているし、お前もコトハ姫と少しは交流があったほうがいいだろう」
「はい、父上」
「スズ、コトハ達を隣の部屋に案内してあげなさい」
「はい、分かりました」
大人お二人を残して部屋を移動。隣の部屋に移動したのはいわえる子供組の私、ミサキ君、スズちゃんにコハク皇子の四人。
スズちゃんが最後にドアを締めてからもう一度、私はコハク皇子に話しかけたの。
「あの、もう一度お話させて下さい。コトハ•リアナイトと言います。お父様からお話を聞いていると思いますが、私はまだまだ分からない事が沢山あって、ご迷惑をかけてしまうかも知れやせんがよろしくお願い致します、コハクさん」
「コハク皇子と呼んでくれませんか」
客室にはミズチ国の陛下と皇子、そしてお父様の姿があったの。来客の二人は動きやすい服を着ていたのは、分かるけど腰のところには県が収めてある鞘が見えるの。
ここにはいないけどきっと別の部屋かお城の外では護衛の人もいるんだろうなぁ~と思う。それだけ各国大変なんだと思う。
「勉強中に済まないね、コトハ」
「いいえ、お父様」
「コトハにも紹介しておこうと思ってね」
「はい」
お父様の隣に移動すると客人のお二人が立ち上がり、私にお辞儀をしてきたので私もお二人にお辞儀をしたの。
「コトハ。こちらがクリス•アイルド。ミズチ国の王で私の友人だ」
「初めましてコトハ姫。私はミズチ国の王でクリス•アイルド。コトハ姫の父君、リンとは昔からよく知っている、言わば幼なじみに近い存在。困ったことがあれば私も協力させて頂きますよ」
「ありがとうございます、クリス陛下」
「気軽にリンと同じくクリスと呼んでも構いませんよ」
「でも……」
本当にいいのかお父様を見たの。お父様は頷いたのを確認してもう一度、クリス陛下を見ると頷いたのでオズオズ答えたの。
「はい、クリスさん」
「こっちが私の息子の」
「コハク•アイルドです。初めましてコトハ姫。私とコトハ姫は同じ歳だと先程、陛下に聞きましたのでコハクと好きにお呼び下さい」
「はい、よろしくお願いします、コハクさん」
それぞれの紹介が終わったの。お父様に呼ばれた理由はミズチ国の親子を私に紹介する為。他国との仲はいいと聞くから私も知っておかないといけないこと。紹介されて良かったと思うの。
ミズチ国の王であるクリス•アイルド陛下は私のお父様よりは少し背が高いみたい。髪の色は水色で瞳はレモン色。なんかスポーツマンみたいな#逞__たく
ま__#しい印象を受けたの。
そしてクリス陛下の息子さんのコハクさんはミサキ君と同じ背格好かな。二人並んでくれるとどっちが高いとか分かるけど、見た感じだと同じかな。髪と瞳の色は父譲りの同じ色だったの。
どっちもカッコいい人だったの。
「しかしリン。娘さんが見つかって良かったな!」
「ありがとう、クリス。けどコトハはまだ……昔の記憶とか戻っていないんだよ」
「そうなのですか、コトハ姫?」
「はい。でも、たまに何かのきっかけで突然、思い出すこともあります」
「大変ですなぁ」
「いいえ。お父様やお城の皆さんがいてくれますから焦らずに自分らしく、思い出していくと信じておりますから」
「そうですか。しかし、リン。お前さんに負けないくらいのしっかり者だなぁ」
「あぁ羨ましいだろう~自慢の娘だよコトハは」
「お、お父様!」
お父様に自慢の娘なんて言われたから恥ずかしくなってきた。
「コハク。コトハ姫と少しお話をしてきなさい。父さんはまだリンとお話が残っているし、お前もコトハ姫と少しは交流があったほうがいいだろう」
「はい、父上」
「スズ、コトハ達を隣の部屋に案内してあげなさい」
「はい、分かりました」
大人お二人を残して部屋を移動。隣の部屋に移動したのはいわえる子供組の私、ミサキ君、スズちゃんにコハク皇子の四人。
スズちゃんが最後にドアを締めてからもう一度、私はコハク皇子に話しかけたの。
「あの、もう一度お話させて下さい。コトハ•リアナイトと言います。お父様からお話を聞いていると思いますが、私はまだまだ分からない事が沢山あって、ご迷惑をかけてしまうかも知れやせんがよろしくお願い致します、コハクさん」
「コハク皇子と呼んでくれませんか」
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