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噂話
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都市伝説 「令和の濡れ女」
とある女性が会社から帰宅していた時、
後ろから奇妙な気配がした
振り返っても、誰も何もいない
気のせいかと思い歩を進めても奇妙な
気配はまだ続く
不審に思って全力で走る どうか何も起きるなと願いながら……
次の角を曲がれば自宅が見えると安堵し
曲がったところで、
黒髪が腰まである女性が立っていた……
その姿はまるで、妖怪の【濡れ女】の
ようだった
「っていう話なんだってー」
「えぇ 本当にそんなのいるの?」
「分からないよ あくまで都市伝説だもん
元ネタもhitterからだし」
「それでその人は殺されたの??」
「わかんない 文がそこで終わってるから」
教室からネットから仕入れたであろう都市伝説でキャッキャしてる女子の声をbgm程度にスマホをいじっている
黒髪ハーフアップショートで黒縁四角のメガネをかけている男子高校生
これがこの物語の主人公|鶴園和だ
(濡れ女って……
江戸時代じゃあるまいし それにこんな
世の中だったら珍しくもないだろ)
そう彼が過ごしているこの世界は普通の
何も無い世界ではなく、正体不明の異形侵略種【サラム】が暴れている世界である
形状は、獣型・人型・鳥型etc……
様々である
奴らは約50年前に突如出現した
もちろん、世界中の軍隊が立ち向かったが
戦績は良いものではなく、辛勝と言えるか
どうかのラインだったという
だが、奴らが侵略して来たことによって
とある現象が2つ起こる
一つは、アニメや漫画のように超人的な力を使える現象
この現象の名を人々は【ノウジック】
と付けた
そして、二つ目は鉄でもダイヤでも金でもない全く未知の鉱石【天暗希石】の発見
この二つの現象によって人々はサラムに対する手段を得たのだ
こんな奇妙な世の中だ
そんじょそこらの都市伝説は鼻笑いされる
のが大体のオチとなる
(って、今日バイトじゃん
あぁー…なんで金曜に入れたんだろ 俺
めんっどくせぇ…)
そんな幻想の話より今、目にした現実に
絶望し、彼の頭の中はもうバイトのこと
だけになってしまった
彼のバイトは週3でやっているゲームセンターのスタッフだ
そこそこ大きい店舗かつ高校と中学校がちかくにあるため勢いは良い
明日明後日は、土日ということもあるので
今回の主な作業はクレーンゲームの景品の梱包作業と客対応のみ
店の見回りは他の先輩方がやってくれている
「鶴園くんはさー、進路とかどうするの?」
一緒に作業していた女性先輩の「樋口信乃」が話かけてきた 和は単純作業が割と好きなため黙々とやる方だが、彼女も単純作業は好きだが黙々とやれないタイプなため必ず話しかけてくる
「…また店長に怒られますよ 樋口さん」
「えー? 良いじゃん ほら手は動かしてるよ」
視線を落とすと梱包作業の手は止まっていない フィギュアの箱にビニールで綺麗に梱包している
視線を上げると信乃は意地悪そうに笑っていた「私はやってるんだぞ」と言いたげな笑顔で
「進路なんて決まってませんよ まだ1年と少しありますし」
「そっかぁー あ、じゃあ 進学と就職どっち? これくらいなら決まってるでしょ」
「それはまぁ進学ですよ」
「おっ? なんでなんで?」
「単純にやりたいことが見つからないんです 就職するにしてもなんかしらのビジョンがないとダメでしょう」
「真面目だねぇ 私なんてもう大学4年になっちゃうけど 卒論も就職もなーーーんも決まってないもん」
「あなたは危機感ってものを覚えた方が絶対に良いですよ」
彼女は和よりも年上の大学3年生(ギリ)課題や出席もそれとな~くこなしていると本人は言っているが真偽は不明
そもそも、信乃は和の新人歓迎会の時に一人だけ酒をたらふくのんで泥酔して店の中で爆睡したという逸話が残っている
それ故に、和は信乃のことを【変な人】と認識している
「あははは!年下に言われちゃ世話ないわ~」
「……まったく あ、呼ばれてますよ」
カウンターの奥に置いてある筐体でプレイしている客が手招きしている おそらく、位置を修正して欲しい要望だろう
「じゃ、行ってくるわ 鶴園くん あとよろしく♪」
「了解 早めに帰ってきてくださいね」
その後、信乃は戻らず和が全部梱包して怒られるのはまた別の話
とある女性が会社から帰宅していた時、
後ろから奇妙な気配がした
振り返っても、誰も何もいない
気のせいかと思い歩を進めても奇妙な
気配はまだ続く
不審に思って全力で走る どうか何も起きるなと願いながら……
次の角を曲がれば自宅が見えると安堵し
曲がったところで、
黒髪が腰まである女性が立っていた……
その姿はまるで、妖怪の【濡れ女】の
ようだった
「っていう話なんだってー」
「えぇ 本当にそんなのいるの?」
「分からないよ あくまで都市伝説だもん
元ネタもhitterからだし」
「それでその人は殺されたの??」
「わかんない 文がそこで終わってるから」
教室からネットから仕入れたであろう都市伝説でキャッキャしてる女子の声をbgm程度にスマホをいじっている
黒髪ハーフアップショートで黒縁四角のメガネをかけている男子高校生
これがこの物語の主人公|鶴園和だ
(濡れ女って……
江戸時代じゃあるまいし それにこんな
世の中だったら珍しくもないだろ)
そう彼が過ごしているこの世界は普通の
何も無い世界ではなく、正体不明の異形侵略種【サラム】が暴れている世界である
形状は、獣型・人型・鳥型etc……
様々である
奴らは約50年前に突如出現した
もちろん、世界中の軍隊が立ち向かったが
戦績は良いものではなく、辛勝と言えるか
どうかのラインだったという
だが、奴らが侵略して来たことによって
とある現象が2つ起こる
一つは、アニメや漫画のように超人的な力を使える現象
この現象の名を人々は【ノウジック】
と付けた
そして、二つ目は鉄でもダイヤでも金でもない全く未知の鉱石【天暗希石】の発見
この二つの現象によって人々はサラムに対する手段を得たのだ
こんな奇妙な世の中だ
そんじょそこらの都市伝説は鼻笑いされる
のが大体のオチとなる
(って、今日バイトじゃん
あぁー…なんで金曜に入れたんだろ 俺
めんっどくせぇ…)
そんな幻想の話より今、目にした現実に
絶望し、彼の頭の中はもうバイトのこと
だけになってしまった
彼のバイトは週3でやっているゲームセンターのスタッフだ
そこそこ大きい店舗かつ高校と中学校がちかくにあるため勢いは良い
明日明後日は、土日ということもあるので
今回の主な作業はクレーンゲームの景品の梱包作業と客対応のみ
店の見回りは他の先輩方がやってくれている
「鶴園くんはさー、進路とかどうするの?」
一緒に作業していた女性先輩の「樋口信乃」が話かけてきた 和は単純作業が割と好きなため黙々とやる方だが、彼女も単純作業は好きだが黙々とやれないタイプなため必ず話しかけてくる
「…また店長に怒られますよ 樋口さん」
「えー? 良いじゃん ほら手は動かしてるよ」
視線を落とすと梱包作業の手は止まっていない フィギュアの箱にビニールで綺麗に梱包している
視線を上げると信乃は意地悪そうに笑っていた「私はやってるんだぞ」と言いたげな笑顔で
「進路なんて決まってませんよ まだ1年と少しありますし」
「そっかぁー あ、じゃあ 進学と就職どっち? これくらいなら決まってるでしょ」
「それはまぁ進学ですよ」
「おっ? なんでなんで?」
「単純にやりたいことが見つからないんです 就職するにしてもなんかしらのビジョンがないとダメでしょう」
「真面目だねぇ 私なんてもう大学4年になっちゃうけど 卒論も就職もなーーーんも決まってないもん」
「あなたは危機感ってものを覚えた方が絶対に良いですよ」
彼女は和よりも年上の大学3年生(ギリ)課題や出席もそれとな~くこなしていると本人は言っているが真偽は不明
そもそも、信乃は和の新人歓迎会の時に一人だけ酒をたらふくのんで泥酔して店の中で爆睡したという逸話が残っている
それ故に、和は信乃のことを【変な人】と認識している
「あははは!年下に言われちゃ世話ないわ~」
「……まったく あ、呼ばれてますよ」
カウンターの奥に置いてある筐体でプレイしている客が手招きしている おそらく、位置を修正して欲しい要望だろう
「じゃ、行ってくるわ 鶴園くん あとよろしく♪」
「了解 早めに帰ってきてくださいね」
その後、信乃は戻らず和が全部梱包して怒られるのはまた別の話
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