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飴と鞭
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上映1週間前でスケジュールが出たのでLINEで約束の調整をする
意地悪な私は少し引っかけ問題
「以前一緒に行った映画館では14:45上映スタートだから14:30待合せ
市内の映画館は16:00上映スタートだから15:45待合せ
どっちが良いかな?」
平日だからどちらも難しい時間なのは分かってるけど
両パターンで打診してみる
仕事に融通が利くのは私くらいよね
でも、もし、私に逢いたかったら先を選ぶかな・・・
夜中に送ったLINEは明け方返ってきた
「15:45に映画館前のベンチ?でどうですか?イタリアン楽しみにしてます(●^o^●)」
「OK!私も楽しみにしてるわね^ ^」
平日にこの2択で了承してくれることに感謝しなきゃダメよね
無理言っちゃったかな?
でもOKしてくれたことが嬉しい^ ^
あとは私が勇気を出せるか?だよね!
約束の3/22
雨は降っていない
仕事だったからスーツだけど、ダークグレーのセットアップで前にアナタが「良いね」と言ってくれたフレアスカート
ちゃんとメイクを直して忘れ物ないか何度かチェックして
ベージュのトレンチを羽織って
フレックスで早めに会社を出たの
待ち合わせ場所に着いたのはいつも通りの15分前
先に着いて待ってるのは、やっぱりワクワクした気持ちになる
アナタは今日も遅れて来るんでしょ?^ ^
今年の春は早い
暖かな日差しと、まだ少し残る寒気が心地良い
約束の1分前に携帯メールが入った
「今、向かってます!」
間もなく素敵な笑顔が駆けてくる
会えたね(*´∇`*)
ブラックストライプのセットアップスーツにブラックカラーコート、今日もアナタは素敵だね(//∇//)
アナタは気付いてくれるかな?
私、少し変わったよ?
チケットを買って前と同じように持ち込むモノを買う
アナタはポップコーンとオレンジジュースのセット
私はウーロン茶だけ
お互い映画好きだし、marvel好き
Black Pantherは映像もキレイで音も迫力があって良い作品だった
「当たりだったねぇー^ ^」
と、お互い満足
外に出ると暗がりが帯始めていた
映画館は北口、イタリアンは南口
少し距離があるからチャンスはいっぱいあるぞっᕦ(ò_óˇ)ᕤ
「イタリアン行こっか^ ^」
と、歩き出す
アナタの左側、1歩後をゆっくり歩く
アナタは少し振り返って私の歩幅に合わせてくれる
「むこうの地下通って行きましょう」
頷くだけの私
歩きはじめて1つ目の赤信号で立ち止まる
1歩後ろの私は、ドキドキしながらアナタに少しずつ手を差し向けのばした・・・
のは、気持ちだけで体は動かなかった
何度も、
何度も試みたけど、
やっぱりダメ
意気地なし、、、(T_T)
あっという間にお店に着いちゃった(*´Д`*)
はぁ~
でも、
これで良かったんだ
踏み込んだら戻れないもの
って思い込ませた(TT)
けど
なんで手も引いてくれないのー(>_<)
今日通された席は2階の4人用だったからスペースに余裕がある
お互い笑顔で乾杯
今日もアナタの一杯目は生ビール
私は久々のディアブロ赤をカチ割りで
視線がノータイのアナタの首元を捉える
今日も着けていてくれてるんだね^ ^
前回食べたかったと言っていたチーズフォンデュを注文して
もう少し他のものを選ぶ
「これは?」
「また?頼みますか」
「いや、前回と同じものじゃつまらないよね、なら、これは?」
「それも前回たのんでるから(笑)」
「それそれー^ ^そのツッコミー(笑)」
アナタとの食事は楽しいけど、今日はいつもに増したドキドキと、叶わなかった望みで少し沈んだ気持ちとで複雑
いつも通りだけど
「あまり食べられないからねっ」
って伝えるけど、アナタはいつも通りいっぱい注文する
お酒と食事
marvelのマニアックな話し、ちょっと仕事の話し
何を話してても楽しい
やっぱりユウ君といると嬉しい(//∇//)
私は更に食べられなくなっていたからユウ君の予想以上にお料理が残ってしまった
「明日食べるから!」
と、ユウ君はお店にワガママを言ってドリアをタッパーに詰めてもらう
頼み過ぎですよ^_^
いつもお世話になってるBARの皆さまにチーズのお土産を手に移動
ユウ君も私も両手に荷物を抱えてるから、もう手を・・・なんてムリ(◞‸◟)
どうせ一方的な想いなんだもん
キレイになろうって努力だって、ただの自己満ですよーだ(¬_¬)
「いらっしゃいませー」
いつものBARはまだ誰もお客さんがいない
いとものカウンター席に座るなり言わずも私たちのセットを出してくれる
山崎ロックとノートンカチ割りで乾杯
店長へチーズの差入れ
「ありがとうございます、切って出させていただきますね」
BARではお互いお酒も進んで久々のユウ君のぶっちゃけ話し
職場の同僚のグチを聞いてた
同僚と反りが合わないこと
その人は同僚の中で二股をかける人で
「最低なヤツだ!何で不倫なんかするんですかねー?あり得ないですよね!」
酔ってる!?
更には
「ウチら未熟なのに不倫とか彼女とかってあり得ないですよ」
あっけらかんとアナタは言う
「彼女、作らないの?」
「まだいらないですね・・・」
・・・
撃沈!!!
心臓がギューっと締め付けられて泣きそうになる
「そっか、そうだよねσ(^_^;)」
彼女、居ないって本当?
ウソぶいた感じで誰かの影を感じてしまった
もう、分からないよ・・・
遠回しに避けはじめられた様な
これ以上踏み込んじゃいけないよって言われた様な気がした
アナタ、いつもスマホ気にしてる
私のLINEは見てくれるのも返信も遅いけど、アナタは誰かに空かさず見て返してる
LINEはPCじゃなかったんだっけ?
本当はどうなの?
彼女いるの?
奥さん?
私が惹かれる人って、いつもそんな人だ・・・
アナタにとって、私はただの
仲の良いお姉ちゃんだよね・・・
年の差、あり過ぎるよね・・・
でも、
なんでいつもデートしてくれるの?
なんでいつも隣りに居てくれるの?
なんでいつも優しくしてくれるの?
なんで今日も着けて来てくれたの?
アナタにとって
私は何?
抱いてもくれないのに・・・
益々アナタの気持ちが分からなくなっていく・・・
意地悪な私は少し引っかけ問題
「以前一緒に行った映画館では14:45上映スタートだから14:30待合せ
市内の映画館は16:00上映スタートだから15:45待合せ
どっちが良いかな?」
平日だからどちらも難しい時間なのは分かってるけど
両パターンで打診してみる
仕事に融通が利くのは私くらいよね
でも、もし、私に逢いたかったら先を選ぶかな・・・
夜中に送ったLINEは明け方返ってきた
「15:45に映画館前のベンチ?でどうですか?イタリアン楽しみにしてます(●^o^●)」
「OK!私も楽しみにしてるわね^ ^」
平日にこの2択で了承してくれることに感謝しなきゃダメよね
無理言っちゃったかな?
でもOKしてくれたことが嬉しい^ ^
あとは私が勇気を出せるか?だよね!
約束の3/22
雨は降っていない
仕事だったからスーツだけど、ダークグレーのセットアップで前にアナタが「良いね」と言ってくれたフレアスカート
ちゃんとメイクを直して忘れ物ないか何度かチェックして
ベージュのトレンチを羽織って
フレックスで早めに会社を出たの
待ち合わせ場所に着いたのはいつも通りの15分前
先に着いて待ってるのは、やっぱりワクワクした気持ちになる
アナタは今日も遅れて来るんでしょ?^ ^
今年の春は早い
暖かな日差しと、まだ少し残る寒気が心地良い
約束の1分前に携帯メールが入った
「今、向かってます!」
間もなく素敵な笑顔が駆けてくる
会えたね(*´∇`*)
ブラックストライプのセットアップスーツにブラックカラーコート、今日もアナタは素敵だね(//∇//)
アナタは気付いてくれるかな?
私、少し変わったよ?
チケットを買って前と同じように持ち込むモノを買う
アナタはポップコーンとオレンジジュースのセット
私はウーロン茶だけ
お互い映画好きだし、marvel好き
Black Pantherは映像もキレイで音も迫力があって良い作品だった
「当たりだったねぇー^ ^」
と、お互い満足
外に出ると暗がりが帯始めていた
映画館は北口、イタリアンは南口
少し距離があるからチャンスはいっぱいあるぞっᕦ(ò_óˇ)ᕤ
「イタリアン行こっか^ ^」
と、歩き出す
アナタの左側、1歩後をゆっくり歩く
アナタは少し振り返って私の歩幅に合わせてくれる
「むこうの地下通って行きましょう」
頷くだけの私
歩きはじめて1つ目の赤信号で立ち止まる
1歩後ろの私は、ドキドキしながらアナタに少しずつ手を差し向けのばした・・・
のは、気持ちだけで体は動かなかった
何度も、
何度も試みたけど、
やっぱりダメ
意気地なし、、、(T_T)
あっという間にお店に着いちゃった(*´Д`*)
はぁ~
でも、
これで良かったんだ
踏み込んだら戻れないもの
って思い込ませた(TT)
けど
なんで手も引いてくれないのー(>_<)
今日通された席は2階の4人用だったからスペースに余裕がある
お互い笑顔で乾杯
今日もアナタの一杯目は生ビール
私は久々のディアブロ赤をカチ割りで
視線がノータイのアナタの首元を捉える
今日も着けていてくれてるんだね^ ^
前回食べたかったと言っていたチーズフォンデュを注文して
もう少し他のものを選ぶ
「これは?」
「また?頼みますか」
「いや、前回と同じものじゃつまらないよね、なら、これは?」
「それも前回たのんでるから(笑)」
「それそれー^ ^そのツッコミー(笑)」
アナタとの食事は楽しいけど、今日はいつもに増したドキドキと、叶わなかった望みで少し沈んだ気持ちとで複雑
いつも通りだけど
「あまり食べられないからねっ」
って伝えるけど、アナタはいつも通りいっぱい注文する
お酒と食事
marvelのマニアックな話し、ちょっと仕事の話し
何を話してても楽しい
やっぱりユウ君といると嬉しい(//∇//)
私は更に食べられなくなっていたからユウ君の予想以上にお料理が残ってしまった
「明日食べるから!」
と、ユウ君はお店にワガママを言ってドリアをタッパーに詰めてもらう
頼み過ぎですよ^_^
いつもお世話になってるBARの皆さまにチーズのお土産を手に移動
ユウ君も私も両手に荷物を抱えてるから、もう手を・・・なんてムリ(◞‸◟)
どうせ一方的な想いなんだもん
キレイになろうって努力だって、ただの自己満ですよーだ(¬_¬)
「いらっしゃいませー」
いつものBARはまだ誰もお客さんがいない
いとものカウンター席に座るなり言わずも私たちのセットを出してくれる
山崎ロックとノートンカチ割りで乾杯
店長へチーズの差入れ
「ありがとうございます、切って出させていただきますね」
BARではお互いお酒も進んで久々のユウ君のぶっちゃけ話し
職場の同僚のグチを聞いてた
同僚と反りが合わないこと
その人は同僚の中で二股をかける人で
「最低なヤツだ!何で不倫なんかするんですかねー?あり得ないですよね!」
酔ってる!?
更には
「ウチら未熟なのに不倫とか彼女とかってあり得ないですよ」
あっけらかんとアナタは言う
「彼女、作らないの?」
「まだいらないですね・・・」
・・・
撃沈!!!
心臓がギューっと締め付けられて泣きそうになる
「そっか、そうだよねσ(^_^;)」
彼女、居ないって本当?
ウソぶいた感じで誰かの影を感じてしまった
もう、分からないよ・・・
遠回しに避けはじめられた様な
これ以上踏み込んじゃいけないよって言われた様な気がした
アナタ、いつもスマホ気にしてる
私のLINEは見てくれるのも返信も遅いけど、アナタは誰かに空かさず見て返してる
LINEはPCじゃなかったんだっけ?
本当はどうなの?
彼女いるの?
奥さん?
私が惹かれる人って、いつもそんな人だ・・・
アナタにとって、私はただの
仲の良いお姉ちゃんだよね・・・
年の差、あり過ぎるよね・・・
でも、
なんでいつもデートしてくれるの?
なんでいつも隣りに居てくれるの?
なんでいつも優しくしてくれるの?
なんで今日も着けて来てくれたの?
アナタにとって
私は何?
抱いてもくれないのに・・・
益々アナタの気持ちが分からなくなっていく・・・
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