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第一章
第38話 VS月ノ城(下)の話
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御剣は俺の顔を見て、驚いた。
「黒杉・・・!黒杉じゃないか!?」
「ばれちゃったかぁ・・・」
ここで、いやまぁ、いずれバレるとは思ったけど・・・。
俺は御剣に丸薬を投げて渡して言う。
先ほどのスキルで大分消耗してたからな。
「まぁ、内緒で頼む」
「何故だ?」
丸薬をかじりに立ち上がる。
まぁ、少しぐらいは教えてもいいだろう。
「変に伝えれば、皆に危険な目に会ってしまうからだ。」
「なっ!?それはどういう事だ。」
「それを言ったら、お前は言うだろ?」
御剣は「いや、まぁ」と感じの顔をする。
俺はそのまま話す。
「すまないな、だが誰に言わないでくれ、言えば後悔するぞ」
御剣は"後悔"の言葉に反応をする。
まるで、あの日を思い出し、悲しい顔をしていた。
「分かった、でもいつか戻ってきてくれ。」
「あぁ、約束はする。」
すると、月ノ城は退屈した声で話はじめた。
「もういいか?俺は結構、短気なんだ」
そう言って、月ノ城は抜刀の構えをする。
そう、あの構えだった。
「熾炎流抜刀術・弐の型「皐月」」
斬撃は五つ別れる、あれをまともに食らえば致命傷では済まないだろう。
だが、アイリスは大剣を縦にして攻撃を防いだ。
月ノ城は感心したようにアイリスを見つめて言う。
「ほう、今の防ぐのか・・・!」
「一回見れば、十分・・・」
ガードをした瞬間、大剣が爆発するように月ノ城に炎が襲う。
しかし、そう簡単にはいかなかった。
月ノ城の反応は早かった、その場から離脱する。
だが、離脱した場所から狙撃する。
月ノ城は狙撃に気づいたのか、刀を振る。
そこには半分に綺麗に割れた銃弾があった。
月ノ城は呟く。
「やっかいだな・・・」
そう言ったのだ。
だが、4対1で戦っているのにこれで互角とは、やはり化け物じみた強さだとわかる。
イヤホンごしから聞こえる、発砲音、狙撃だ。
だが、その攻撃は食らうことはなかった。
狙撃に慣れてきたのか、今度は振り向かず、刀で斬る。
御剣はその隙を見逃さず追撃を行う、
「ここだ!!」
光速で振られる、聖剣は眩いし閃光を放ち連撃を繰り返す。
その攻撃も塞がれるが、俺は拳銃で3発撃って攻撃をする。
「ッチ・・・!」
月ノ城は隙をついて、回し蹴りを御剣に食らわせて、吹き飛ばす。
その回し蹴りを回転を利用して、三つ弾丸を同時に斬る。
だが俺の攻撃は終わらなかった。
俺は『仁王』効果を発動させて、光速リロードして、5発を撃つ。
それを何度も繰り返しながら、月ノ城に撃った。
しかし、その攻撃をもろともせず前進しながら刀で切り伏せた。
「やはり、これだけじゃだめだよなぁ」
月ノ城は俺に向って、刀を振った。
攻撃は頬を掠めた。
その瞬間、頬の傷が大きく開いて、血が噴き出すが霧となって消える。
「ぐっ・・・!今のは!!」
月ノ城の刀の先端に着いた血は刀に溶け込むかのように吸い込まれた。
月ノ城は言う。
「村雨の効果だ、斬られば相手の傷を開き、血は霧となって刀の糧となる。」
そして、刀を構え振る。
振ると鮮血の斬撃が飛んだ。
俺は避ける、飛んだ斬撃をみると、木が霧となって消えた。
「血の斬撃を食らえば、お前たちは霧となって消滅する。」
そう言った、俺はより慎重に攻撃を仕掛けなければならなくなった。
ならば、近接攻撃は危険だ。
すると、アイリスは大剣で攻撃で仕掛けた。
「アイリス!危ないぞ!」
「ヨウイチ・・・大丈夫、信じて・・・」
アイリスは大剣に炎を纏わせながら、連撃をする。
ガードをすれば、爆炎が襲う、それは月ノ城は知っている。
だから、ガードはせず攻撃を避けていた。
だが、月ノ城は攻撃をする、アイリスの腕に攻撃を掠め、傷口が大きく広がり血が噴き出し霧となった。
アイリスは怯んだ。
その隙を見逃さなかった、大剣を持ったほうの腕を鮮血に纏った刀で両断した。
アイリスの腕が宙に飛ぶ。
やがて、腕は霧となって消えていく。
次第に、アイリスが徐々に霧になっていく。
「アイリス!!!」
このままだと、アイリスが霧になって消えてしまう。
俺は叫んだ、俺はあの時ちゃんと止めるべきだった。
「ヨウイチ・・・」
俺は絶望している中、アイリスの顔はいつもと変わらなかった。
俺は違和感を感じた、するとアイリスの両断された部分が燃え始める。
その炎はより強く燃え盛った。
切口から出ていた血の霧は蒸発していき、次第に炎は腕の形になり、再生した。
アイリスのスキルの超再生の効果だった、炎は大剣の効果であろう。
そのおかげで新しいスキルを覚えたのだろう。
月ノ城は流石に驚いた、自分の能力を無効化されるとは思わなかったのだ。
「まさか、蒸発させるなんてな・・・・!」
本当だよ!びっくりさせんなよ!!!マジで心配したんだからな!?
そんな、アイリスはこっちにピースしながら、小さく任せてという。
おれは、苦笑いするしかなかった。
そう、月ノ城とアイリスの相性は最悪だったのだ。
月ノ城は追い詰められていく。
アイリスの攻撃は激しさを増していく。
アイリスは渾身の一振りは放つ。
流石に避けれないのか、刀で大剣の攻撃を防いだ。
爆炎が月ノ城を包み込んだ、しかし、爆炎は殺気でかき消される。
俺はすかさず援護射撃を行う。
一発、二発目は刀で防がれる、3発4発は避けられる、そして5発目は命中した。
月ノ城の動きが先ほどよりも鈍ってきている。
それは目に見えて分かる。
サンクはその隙を見逃さなかった。
イヤホン越しに聞こえる発砲音。
数秒後、月ノ城の太ももに命中し血が噴き出す。
というか、仲間なのに容赦ないな・・・サンク・・・。
俺は怒らせないならないリストにまた一人増えてしまった・・・。
月ノ城は膝をついた。
「月ノ城さん、もう終わりだ。」
俺達は月ノ城さんを囲む。
だが、彼の目は死んでいなかった、俺達は警戒したまま武器を構えた。
「あー、ここまで追い込まれたか、流石に相性悪いな?」
月ノ城はのんきな口調で話すが殺気は漏れ出たままであった。
「おまけに聖剣まで持ってる勇者まで来ちゃって・・・、俺って運がねぇな」
そう言ってふらりと立ち上がり、太ももに埋まっている銃弾を素手でほじくるように取る。
太ももからトクトクと血が流れだす。
しかし、彼の顔は不気味に無表情だった、声は明るいのに尚更嫌な予感がするのだ。
「まぁ、ここで大人しく捕まるつもりはないけどな。」
その瞬間、俺に向って一歩踏み出しただけなのに"目の前"に現れたのだ。
「なっ!?」
月ノ城は腕をだらけるように刀を振る。
俺は咄嗟にクレナを構えガードする。
重い・・・!さっきと比べて威力が低いが、一撃重い・・・!
その攻撃で後ろに地面を削るように少し後退した。
何が起きたか、分からなかった。
アイリスが動こうとすると、いつの間にかアイリスに近づいて攻撃をしていた。
「いったい、何が起きてんだ!?」
「なーに、ただの殺人術の一つだよ」
暗殺でも、抜刀術でもなく、殺人術といった月ノ城は語る。
「そもそも、俺の元々の得意分野は殺人術だ。その名通り、人を殺す技だ。
まぁ、普段は魔物を相手してるから意味がない技なんだけどな」
そう言うと、先ほどまでの殺気が徐々に薄れる、薄れる程に月ノ城の存在が薄くなっていく
まるで、彼自身が霧になっていくように。
すると御剣は慌てるように言う。
「なんだ!?このスキルはアイツの気配が感じなくなったぞ!?」
すると何処から声が聞こえる。
「何言ってんだ、これはスキルでも何でもない、ただの殺人術だ。」
すると、御剣の後ろから月ノ城が現れる。
俺は叫んだ。
「御剣!後ろだ!」
御剣はハッとした顔で後ろを振り向き、剣を振る、
だが、月ノ城は霧となって消えた。
「お前たちは、スキルに頼り過ぎだ。スキルというのは魔力を使って消費される技だ」
今度は、俺の目の前現れる、俺は短剣を振るが御剣と同じように空振りに終わる。
「俺の技は個人の編み出した技だ、そう人間なら誰でもできるような技だ、それを殺人に特化にしただけに過ぎない。」
月ノ城は刀を納めて、ナイフを持って現れた、そうなんも変哲もないナイフだった。
千里眼で解析しても、普通のナイフだと表示された。
再びに霧に紛れると、肩に痛みを感じた、肩を触れば、血がべったりついていた。
「驚いたか?殺そうと思えばいつでも殺せるがそれじゃあ、つまらない。」
やばい・・・、確実にやばい!
このままだと、全滅になってしまう。
俺は考えた、しばらく考えてると、一つ思い出した。
俺はハグレから貰ったゴーグルを装着する。
すると、ゆっくり歩いて来る、月ノ城の姿があった。
ナイフを振る、しかし俺は避けた。
「見えるのか・・・?」
「あぁ、お前さんが言った、人間なら誰でもできるような事なんだけどな」
まぁ、作ったのはハグレなんだけどな。
俺はクレナを構えた。
「俺にナイフで挑むのか」
月ノ城も構えた、同時に目の前に現れ攻撃する。
俺はブリッジしてギリギリ避けた。
その状態はナイフを投げて、黒姫ノ影で後ろに回り込む
「もらった・・・!」
俺は振り下ろした、しかし背を向けた状態でナイフでガードをした。
普通のナイフでクレナの攻撃が受け止められるのがただえさえおかしいのに、この人は後ろに目にあるのか?
そう思っていると、炎が一直線に月ノ城を襲う。
月ノ城はその場から離れた。
アイリスの攻撃だった。
妖刀を使ってない今ならチャンスだった。
「ヨウイチ・・・!」
俺は掛け声と同時に接近し、そして俺は月ノ城を切り裂いた。
月ノ城は胸から血を流す。
「あちゃー・・・、流石にこれはきついなァ・・・」
お互いにフラフラだった、すると月ノ城は突然と胸を掴むように苦しみだした。
すると月ノ城の体か黒い霧が纏う
「おい!大丈夫か!?」
俺は駆け寄ろうとした、しかし、月ノ城は
「来るな・・・!これ以上近づくな・・・!」
ものすごい剣幕で言う。
俺はその迫力で俺は足が止まってしまった。
すると月ノ城は俺達の見つめた、俺はあの目を知っている、いつもの優しい目だった。
「すまねぇな・・・」
そう一言残して、月ノ城は黒い霧に囲まれて消えて行った。
戦闘が終了した。
すると、アイリスが駆け寄って抱き着いて、クレナが武器状態を解除して近づく。
「ヨウイチ・・・!」
「ヨウイチ!」
俺はその場で倒れた、もうちょっと体を鍛えないとなぁ・・・
そう思っていると、御剣が近づいてきた。
「黒杉君・・・君はいったい・・・その力は一体・・・。」
「それより、町に戻れよ、皆が心配してるだろ」
「だが・・・」
そう言って、黙りしばらくして話す
「わかった、どうせ君は止めても行かないだろう」
「よくわかってるじゃないか!委員長!」
「茶化さないでくれ」
いやまぁ、普段あんだけ優遇されてんだから、少しぐらいいいだろう?
御剣はため息する。
「じゃあ、誰にも・・」
「分かってるよ、言わなければいいんだろ?」
理解が早くて助かる、流石委員長だ。
俺は立ち上がって、御剣に握手をして別れた、
「さて、戻りますかね」
「うん」
俺達は町に宿を探し一晩止まることにした。
その日の夜――――
俺は今日の戦いでぐっすり眠ろうとしたが、ベットから何か違和感を感じた。
捲るとそこには肌見えるアイリスがいた。
服はどうしたんですかね?
「あのー、アイリスさん、何してるんですか?」
「ヨウイチがさっき戦いで後で答えてくれるって言ったから来た」
俺は深く考えた・・・、うん、此処は覚えてないふりをしておくか
すると、アイリスは俺の胸を触り足を絡めてくる。
「お、おい!クレナとファフニーが・・・」
「気絶させておいた」
おいいいいい!!あいつら結構強いんだぞ!?
何簡単にあっさりと気絶させてんだ!?
すると、アイリスは顔を近づけてそのままキスをする。
しばらくして、口が離れる。
クスリと笑い妖艶な顔をしたアイリスを見てドキッしてしまった。
「あのー、今日はー・・・」
「問答無用」
どうやら、逃がしてくれないようだ。
待ってください、心の準備がまだ出来ていないんです!!
「あ、アッー!!!!」
アイリスはその一言を言って、僕達は永い夜を過ごすのだった。
「黒杉・・・!黒杉じゃないか!?」
「ばれちゃったかぁ・・・」
ここで、いやまぁ、いずれバレるとは思ったけど・・・。
俺は御剣に丸薬を投げて渡して言う。
先ほどのスキルで大分消耗してたからな。
「まぁ、内緒で頼む」
「何故だ?」
丸薬をかじりに立ち上がる。
まぁ、少しぐらいは教えてもいいだろう。
「変に伝えれば、皆に危険な目に会ってしまうからだ。」
「なっ!?それはどういう事だ。」
「それを言ったら、お前は言うだろ?」
御剣は「いや、まぁ」と感じの顔をする。
俺はそのまま話す。
「すまないな、だが誰に言わないでくれ、言えば後悔するぞ」
御剣は"後悔"の言葉に反応をする。
まるで、あの日を思い出し、悲しい顔をしていた。
「分かった、でもいつか戻ってきてくれ。」
「あぁ、約束はする。」
すると、月ノ城は退屈した声で話はじめた。
「もういいか?俺は結構、短気なんだ」
そう言って、月ノ城は抜刀の構えをする。
そう、あの構えだった。
「熾炎流抜刀術・弐の型「皐月」」
斬撃は五つ別れる、あれをまともに食らえば致命傷では済まないだろう。
だが、アイリスは大剣を縦にして攻撃を防いだ。
月ノ城は感心したようにアイリスを見つめて言う。
「ほう、今の防ぐのか・・・!」
「一回見れば、十分・・・」
ガードをした瞬間、大剣が爆発するように月ノ城に炎が襲う。
しかし、そう簡単にはいかなかった。
月ノ城の反応は早かった、その場から離脱する。
だが、離脱した場所から狙撃する。
月ノ城は狙撃に気づいたのか、刀を振る。
そこには半分に綺麗に割れた銃弾があった。
月ノ城は呟く。
「やっかいだな・・・」
そう言ったのだ。
だが、4対1で戦っているのにこれで互角とは、やはり化け物じみた強さだとわかる。
イヤホンごしから聞こえる、発砲音、狙撃だ。
だが、その攻撃は食らうことはなかった。
狙撃に慣れてきたのか、今度は振り向かず、刀で斬る。
御剣はその隙を見逃さず追撃を行う、
「ここだ!!」
光速で振られる、聖剣は眩いし閃光を放ち連撃を繰り返す。
その攻撃も塞がれるが、俺は拳銃で3発撃って攻撃をする。
「ッチ・・・!」
月ノ城は隙をついて、回し蹴りを御剣に食らわせて、吹き飛ばす。
その回し蹴りを回転を利用して、三つ弾丸を同時に斬る。
だが俺の攻撃は終わらなかった。
俺は『仁王』効果を発動させて、光速リロードして、5発を撃つ。
それを何度も繰り返しながら、月ノ城に撃った。
しかし、その攻撃をもろともせず前進しながら刀で切り伏せた。
「やはり、これだけじゃだめだよなぁ」
月ノ城は俺に向って、刀を振った。
攻撃は頬を掠めた。
その瞬間、頬の傷が大きく開いて、血が噴き出すが霧となって消える。
「ぐっ・・・!今のは!!」
月ノ城の刀の先端に着いた血は刀に溶け込むかのように吸い込まれた。
月ノ城は言う。
「村雨の効果だ、斬られば相手の傷を開き、血は霧となって刀の糧となる。」
そして、刀を構え振る。
振ると鮮血の斬撃が飛んだ。
俺は避ける、飛んだ斬撃をみると、木が霧となって消えた。
「血の斬撃を食らえば、お前たちは霧となって消滅する。」
そう言った、俺はより慎重に攻撃を仕掛けなければならなくなった。
ならば、近接攻撃は危険だ。
すると、アイリスは大剣で攻撃で仕掛けた。
「アイリス!危ないぞ!」
「ヨウイチ・・・大丈夫、信じて・・・」
アイリスは大剣に炎を纏わせながら、連撃をする。
ガードをすれば、爆炎が襲う、それは月ノ城は知っている。
だから、ガードはせず攻撃を避けていた。
だが、月ノ城は攻撃をする、アイリスの腕に攻撃を掠め、傷口が大きく広がり血が噴き出し霧となった。
アイリスは怯んだ。
その隙を見逃さなかった、大剣を持ったほうの腕を鮮血に纏った刀で両断した。
アイリスの腕が宙に飛ぶ。
やがて、腕は霧となって消えていく。
次第に、アイリスが徐々に霧になっていく。
「アイリス!!!」
このままだと、アイリスが霧になって消えてしまう。
俺は叫んだ、俺はあの時ちゃんと止めるべきだった。
「ヨウイチ・・・」
俺は絶望している中、アイリスの顔はいつもと変わらなかった。
俺は違和感を感じた、するとアイリスの両断された部分が燃え始める。
その炎はより強く燃え盛った。
切口から出ていた血の霧は蒸発していき、次第に炎は腕の形になり、再生した。
アイリスのスキルの超再生の効果だった、炎は大剣の効果であろう。
そのおかげで新しいスキルを覚えたのだろう。
月ノ城は流石に驚いた、自分の能力を無効化されるとは思わなかったのだ。
「まさか、蒸発させるなんてな・・・・!」
本当だよ!びっくりさせんなよ!!!マジで心配したんだからな!?
そんな、アイリスはこっちにピースしながら、小さく任せてという。
おれは、苦笑いするしかなかった。
そう、月ノ城とアイリスの相性は最悪だったのだ。
月ノ城は追い詰められていく。
アイリスの攻撃は激しさを増していく。
アイリスは渾身の一振りは放つ。
流石に避けれないのか、刀で大剣の攻撃を防いだ。
爆炎が月ノ城を包み込んだ、しかし、爆炎は殺気でかき消される。
俺はすかさず援護射撃を行う。
一発、二発目は刀で防がれる、3発4発は避けられる、そして5発目は命中した。
月ノ城の動きが先ほどよりも鈍ってきている。
それは目に見えて分かる。
サンクはその隙を見逃さなかった。
イヤホン越しに聞こえる発砲音。
数秒後、月ノ城の太ももに命中し血が噴き出す。
というか、仲間なのに容赦ないな・・・サンク・・・。
俺は怒らせないならないリストにまた一人増えてしまった・・・。
月ノ城は膝をついた。
「月ノ城さん、もう終わりだ。」
俺達は月ノ城さんを囲む。
だが、彼の目は死んでいなかった、俺達は警戒したまま武器を構えた。
「あー、ここまで追い込まれたか、流石に相性悪いな?」
月ノ城はのんきな口調で話すが殺気は漏れ出たままであった。
「おまけに聖剣まで持ってる勇者まで来ちゃって・・・、俺って運がねぇな」
そう言ってふらりと立ち上がり、太ももに埋まっている銃弾を素手でほじくるように取る。
太ももからトクトクと血が流れだす。
しかし、彼の顔は不気味に無表情だった、声は明るいのに尚更嫌な予感がするのだ。
「まぁ、ここで大人しく捕まるつもりはないけどな。」
その瞬間、俺に向って一歩踏み出しただけなのに"目の前"に現れたのだ。
「なっ!?」
月ノ城は腕をだらけるように刀を振る。
俺は咄嗟にクレナを構えガードする。
重い・・・!さっきと比べて威力が低いが、一撃重い・・・!
その攻撃で後ろに地面を削るように少し後退した。
何が起きたか、分からなかった。
アイリスが動こうとすると、いつの間にかアイリスに近づいて攻撃をしていた。
「いったい、何が起きてんだ!?」
「なーに、ただの殺人術の一つだよ」
暗殺でも、抜刀術でもなく、殺人術といった月ノ城は語る。
「そもそも、俺の元々の得意分野は殺人術だ。その名通り、人を殺す技だ。
まぁ、普段は魔物を相手してるから意味がない技なんだけどな」
そう言うと、先ほどまでの殺気が徐々に薄れる、薄れる程に月ノ城の存在が薄くなっていく
まるで、彼自身が霧になっていくように。
すると御剣は慌てるように言う。
「なんだ!?このスキルはアイツの気配が感じなくなったぞ!?」
すると何処から声が聞こえる。
「何言ってんだ、これはスキルでも何でもない、ただの殺人術だ。」
すると、御剣の後ろから月ノ城が現れる。
俺は叫んだ。
「御剣!後ろだ!」
御剣はハッとした顔で後ろを振り向き、剣を振る、
だが、月ノ城は霧となって消えた。
「お前たちは、スキルに頼り過ぎだ。スキルというのは魔力を使って消費される技だ」
今度は、俺の目の前現れる、俺は短剣を振るが御剣と同じように空振りに終わる。
「俺の技は個人の編み出した技だ、そう人間なら誰でもできるような技だ、それを殺人に特化にしただけに過ぎない。」
月ノ城は刀を納めて、ナイフを持って現れた、そうなんも変哲もないナイフだった。
千里眼で解析しても、普通のナイフだと表示された。
再びに霧に紛れると、肩に痛みを感じた、肩を触れば、血がべったりついていた。
「驚いたか?殺そうと思えばいつでも殺せるがそれじゃあ、つまらない。」
やばい・・・、確実にやばい!
このままだと、全滅になってしまう。
俺は考えた、しばらく考えてると、一つ思い出した。
俺はハグレから貰ったゴーグルを装着する。
すると、ゆっくり歩いて来る、月ノ城の姿があった。
ナイフを振る、しかし俺は避けた。
「見えるのか・・・?」
「あぁ、お前さんが言った、人間なら誰でもできるような事なんだけどな」
まぁ、作ったのはハグレなんだけどな。
俺はクレナを構えた。
「俺にナイフで挑むのか」
月ノ城も構えた、同時に目の前に現れ攻撃する。
俺はブリッジしてギリギリ避けた。
その状態はナイフを投げて、黒姫ノ影で後ろに回り込む
「もらった・・・!」
俺は振り下ろした、しかし背を向けた状態でナイフでガードをした。
普通のナイフでクレナの攻撃が受け止められるのがただえさえおかしいのに、この人は後ろに目にあるのか?
そう思っていると、炎が一直線に月ノ城を襲う。
月ノ城はその場から離れた。
アイリスの攻撃だった。
妖刀を使ってない今ならチャンスだった。
「ヨウイチ・・・!」
俺は掛け声と同時に接近し、そして俺は月ノ城を切り裂いた。
月ノ城は胸から血を流す。
「あちゃー・・・、流石にこれはきついなァ・・・」
お互いにフラフラだった、すると月ノ城は突然と胸を掴むように苦しみだした。
すると月ノ城の体か黒い霧が纏う
「おい!大丈夫か!?」
俺は駆け寄ろうとした、しかし、月ノ城は
「来るな・・・!これ以上近づくな・・・!」
ものすごい剣幕で言う。
俺はその迫力で俺は足が止まってしまった。
すると月ノ城は俺達の見つめた、俺はあの目を知っている、いつもの優しい目だった。
「すまねぇな・・・」
そう一言残して、月ノ城は黒い霧に囲まれて消えて行った。
戦闘が終了した。
すると、アイリスが駆け寄って抱き着いて、クレナが武器状態を解除して近づく。
「ヨウイチ・・・!」
「ヨウイチ!」
俺はその場で倒れた、もうちょっと体を鍛えないとなぁ・・・
そう思っていると、御剣が近づいてきた。
「黒杉君・・・君はいったい・・・その力は一体・・・。」
「それより、町に戻れよ、皆が心配してるだろ」
「だが・・・」
そう言って、黙りしばらくして話す
「わかった、どうせ君は止めても行かないだろう」
「よくわかってるじゃないか!委員長!」
「茶化さないでくれ」
いやまぁ、普段あんだけ優遇されてんだから、少しぐらいいいだろう?
御剣はため息する。
「じゃあ、誰にも・・」
「分かってるよ、言わなければいいんだろ?」
理解が早くて助かる、流石委員長だ。
俺は立ち上がって、御剣に握手をして別れた、
「さて、戻りますかね」
「うん」
俺達は町に宿を探し一晩止まることにした。
その日の夜――――
俺は今日の戦いでぐっすり眠ろうとしたが、ベットから何か違和感を感じた。
捲るとそこには肌見えるアイリスがいた。
服はどうしたんですかね?
「あのー、アイリスさん、何してるんですか?」
「ヨウイチがさっき戦いで後で答えてくれるって言ったから来た」
俺は深く考えた・・・、うん、此処は覚えてないふりをしておくか
すると、アイリスは俺の胸を触り足を絡めてくる。
「お、おい!クレナとファフニーが・・・」
「気絶させておいた」
おいいいいい!!あいつら結構強いんだぞ!?
何簡単にあっさりと気絶させてんだ!?
すると、アイリスは顔を近づけてそのままキスをする。
しばらくして、口が離れる。
クスリと笑い妖艶な顔をしたアイリスを見てドキッしてしまった。
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待ってください、心の準備がまだ出来ていないんです!!
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だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
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【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
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『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』
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45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
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しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
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さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
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