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切ない恋
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僕は幸せだったそう病気なるまでは…運命は最初から決まってたのかな?僕のために泣いてる(どこまで優しいんですか貴方は…)
僕の名前は安藤麗、幼い頃から体が弱い。「麗!」「あっ!キキさん!」かのぴっぴはキキさん国民的バンドルモンドのギターをやってる。「仕事大丈夫ですか?」「みんな家族いるし…2人は結婚して子供がいるからさ!」「そうでしたね!」(この人がいると何でもたのぴよ!)「ケホッケホッ…」「ちょっと大丈夫?」「平気です!温度差が激しいので体を壊しやすいだけなんで…」「ならいいんだけど…」「キキさん!甘えていいっすか?」「何いってるの!大好きだからそんな断りいれなくて良いのに!」「そうですよね!」僕はキキさんに抱きついた。「麗の体冷たい…」「キキさんの体温が熱いだけですよ!」「そうかな…じゃあアタシの熱い体を麗の冷たい体で冷やして…」「何ですかそれ!」僕はキキさんにキスをした。翌日僕の咳は止まらなかった。「ケホッケホッ…!?口から血が出てる…」「うん?どうした?麗!病院行こう!」「でも…」「いいから!」キキさんの言うことを聞かないわけにはいかず病院に行った。(はぁ…なしよりのなし!)「安藤さんお入りください!」医者は深刻そうに僕を見た「覚悟して聞いてください安藤麗さんは脳腫瘍です!余命はあと半年です。治療しても25%しか生きられません…」「そんな…」僕は言葉が出なかった。家に帰ってお母さんに報告をした。「僕は脳腫瘍にかかった。あと半年しか生きられない…」「れ…い…そんな!」お母さんは泣き崩れた。「お母さん!」仕事からお姉ちゃんが帰ってきた「ただいま!どうしたの2人共深刻そうな顔をして」「麗奈…」泣いてるお母さんにお姉ちゃんは「お母さん?どうしたの泣き出して…」「麗が…麗が!」「麗が…どうかしたの?」「…あと余命半年なの!」「えっ?」「生きられないかもしれないの…」「じょ…冗談はやめてよ…」「お姉ちゃん…」「麗…嘘でしょ?こんな現実、私は信じないよ?」「…大丈夫!大切な家族と大切な人の為に絶対生きるから!」「麗…」お姉ちゃんは僕を強く抱き締めた。少しするとお父さんが帰ってきた。この光景を見たお父さんは驚いてた。「どうしたんだ?」「麗が…もう…長くないの!」「麗…嘘だろ?」「お父さん…」僕はお父さんの名前を呼んで微笑んだ。「どうして草生やしていられるんだ…」「僕…死なないから!」僕はそう言った。(絶対負けるもんか!)「麗…」その日の夜僕たち家族は泣いた。一方キキは「はぁ…」「キキちゃん元気ないね…」「キキちゃん!何ため息ついてるの?」「珠樹…乃々…梓!実はアタシのかれぴっぴが…」「キキちゃん泣かないで!」「アタシのかれぴっぴが脳腫瘍になったの…」「えっ!?」「そうだったんだ…」「かれぴっぴ君だって病気と闘ってるんだから!キキちゃんがネガってちゃダメだよ!」「そうだね!」翌日、目が腫れてるとお姉ちゃんに聞いたので少し冷やして妹の亜衣の所に行った。「お兄おはよう!」「…亜衣元気わず?」「うん…」「お父さん、お母さん、お姉ちゃんにメールしても返事返ってこないから…何かあったの?」(そっか…亜衣知らないだ)「お兄?」「3人共疲れてたんだよ!きっと…」「お兄!本当の事を言って!」「僕、脳腫瘍になった…」「嘘…でしょ?イヤー!何でお兄なの…どうして!?」亜衣は大粒の涙を流した。「亜衣…」「おーい!亜衣!おっ!麗!久しぶり元気だったか?」「幸大!そんな…」「言わなくていいよ…」「でも!」「大丈夫!」「学校遅れるぞ!」「うん、今行くから!じゃあ私行くね…」「行ってらっしゃい!」「うっ…いっでぎます!」「何があったんだよ…」「何でもないわよ!」「分かった…」僕、死んじゃうのかな?そしたらキキさんを幸せに出来ない…家族とも会えなくなる…迷惑かけてさーせん…だからもう少しだけ僕のワガママを聞いてください…
僕は家の近くの公園なう。そう言えば小さい頃ここでお姉ちゃんと僕、亜衣と幸大がここでよく遊んでたなぁ…僕はキキさんにメールをした。(キキさん…僕ねあなたの幸せを願ってます…)そして数日後僕の病気は悪化してしまい病院で入院することになった。「麗さん…様子を見るためにしばらく入院しましょう!」入院するんだ…これじゃあ会えない…「麗…」「お兄!」「お姉ちゃんに亜衣!」お姉ちゃんと亜衣は心配そうにしてた。「大丈夫だよ…」「そう…亜衣お兄ちゃん見てて!」「はーい!」何か本物の病人みたい…「お兄…リアルに大丈夫なの?」「大丈夫だよ!」「目が草生やしてない…泣きそうな顔してる!」「亜衣…」「亜衣帰るよ!」「分かった!じゃあねお兄!」「うん」僕は看護師に聞いた「あの…入院日って?」「一週間よ…」一週間か…3日後僕は退院した。秒でキキさんと会うことにした。「麗!体はどう?」「大丈夫ですよ!」「そう?なら良かった!」「あの…いつか結婚して子供に囲まれたいです!何て…無理ですかね?」「そんなことない!麗との子供作りてぇ!」「近くにホテルあるよね?」「行くか!」そしてホテルで一晩過ごした。「うっ…昨日は激しかった!」「体は楽だったから気持ち良かったです!」「麗…アタシそろそろ行かないと!あっそうだ!ルモンドのライブチケット家族と見に来てよ!」「うわぁ~!あざっす!」「じゃあね!」キキさんは先にホテルを出た。しばらくして僕もホテルを出た。「ただいま…」「麗!お帰りなさい…」「ねぇそれって何のチケット?」「ルモンドだよ!」「ルモンドって…国民的バンドの?」「そうだよ!会ったんだ…」「マジ卍!?サイン貰ってきてよ~!」「無理だよ!」「えー!ケチ~!」 「あはは…」すると休みで家に戻ってた亜衣から「お兄、ちょっと話があるから来て」連れてこられた場所は家の屋上「話って何?」「私、幸大と付き合った…」「そうなんだ!おめでとう!昔から仲良かったもんね…」「それでもいいの?」「何で?おめでてぇことなのに…」「だって…お兄病気と闘ってるのに付き合ったこと…」僕は亜衣に「亜衣、自分の幸せをお兄ちゃんの為に潰すのはもったいないよ」「お兄…」亜衣はいきなり泣き出し僕はそっと頭をなでた。次の日幸大から電話がかかってきた。『…麗』「何?」『昨日亜衣から聞いたんだ余命半年って本当か?』「うん…黙っててごめん!亜衣を幸せにしてくれよ!」『もちろんさ!』僕は幸大に亜衣の幸せを託した。「大好きなキキさんに重荷にならないかな…」アレ?意識が…バタン!「麗!?」お姉ちゃん…「麗しっかりしなさい!」お母さん…目が覚めると僕は病院わず。「麗…」「…キキさん!?」「声大きい!実は麗の親が連絡してくれてね…メンバーでお見舞いに来た!」「うわぁ~!リーダーの乃々さんにボーカルの珠樹さん!あっ…ドラムの梓さん!なんと言うかキキさん以外小柄何ですね…」 「キキちゃん昔から大きかったから!」「どうしてそんなことを…」「乃々は幼なじみで中学まで学校は同じ!」「キキちゃんはムードメーカーだし…」「で!お見舞いのお菓子!乃々ちゃんの好きなバナナとあずずが好きなチョコを溶かしてチョコバナナを作ったんだよ!もちろんメンバー手作り!」「あざっす!早速いただく!うん!美味しいっす~!」「あと花…元気になってね!」「はい!」「そろそろ行かないと!じゃあね…」キキさんたちは病室から出ていった。それから2時間後「麗!」「麗奈お姉ちゃん!」「大丈夫なの!?そしてなぜ口の周りがチョコがついてるの?」「お姉ちゃん慌てすぎ…」僕は落ち着くように言った。「大丈夫だよ…さっきルモンドの人たちが来てお見舞いの品がチョコバナナだったから…」「そっか…」「お姉ちゃんには嫌な思いさせないから!」「麗…」少しは元気出たかな?お姉ちゃんには心配かけたくない!ごめんね…部屋で一人になると携帯が鳴った。「もしもし…」『お兄?大丈夫?』「うん…入院のこと?」『そうだよ…』「亜衣…お兄ちゃん弱いから!今は一人にして欲しい…」『分かった…後で連絡するね!』亜衣ごめん…リアルにごめん…しばらく僕はベットで寝た。気づくと朝になったいた。携帯にメールがきてた。亜衣からだ!僕は亜衣にメールを読んだ。
お兄へ
電話じゃだめだとメールにした。今日学校帰りに幸大とお見舞いに病院に行くよ!昨日はリアルにお兄の事を何も考えてなかった。リアルにさーせん… 亜衣「亜衣…リアルにダメなお兄ちゃんでごめん!」僕は泣いた。しばらくしてお姉ちゃんが病室に来た。「麗!雑誌買ってきたよ」「マ?あざお麗奈お姉ちゃん!」「これ麗の好きな雑誌でしょ?」「よく分かったね!」「私は麗の姉でしょ?」「エヘヘ…」お姉ちゃんがいてくれて良かった「あのね…お母さん昨日具合悪くなって病院に行ったら妊娠してた」「えっ!?」「しかも妊娠6ヵ月!」「…僕赤ちゃんに会えるかな?」「何言ってるの?絶対会えるわよ!」お姉ちゃんの優しさはうれしい「僕最後くらいみんなでお別れしてぇ…」「麗、あんたは生きるの!何があっても死なせない!絶対生きて家族全員と暮らすの!」「…お姉ちゃんがお姉ちゃんで良かった!」僕だって生きてぇ!だけど運命は誰にも変えられないだからどうしようもない…「麗?麗奈?」「お母さん…」「大丈夫なの?」「ええ…大丈夫よ…ちょっと辛いけど…」「えっ!?大丈夫?」「うるさい…」「名前決めていい?」「麗が?」「ダメ?」「…いいよ!」「麗も名前つけてみたいもんね?」「うん!名前が翼!漫画で悪魔が妊婦さんを命をかけて救ったんだよ!で悪魔が赤ちゃんに翼とつけてあげてくれって言い残して死んでいったの…」「翼か…考えておくよ!」「そろそろ戻らないと…」「お姉ちゃん帰るの?」「うん…仕事残ってるから…でもまた来るから!」「うん!」お姉ちゃんが行っちゃうのは寂しいけどまた来てくれるからうれぴよ。「お兄~!」「亜衣!?何でいるの?学校は?」「休みにしてもらった!お姉ちゃんにここまで連れていってくれた!」そう言って病室のドアが開いた「麗!お前元気そうじゃん!」「幸大!」「本当だよ良かった!」うれぴよ…「麗!来たよ!」「キキさん!?」「ルモンドのメンバーがいる…」「元気な麗が見たくて!来ちゃった!」「サイン下さい!」「写真撮ってください!」「二人とも…もう!」「いいよ!」「やったー!」「じゃあ…撮るよ!」「お兄も写ろうよ~!」「そうだよ!」「撮るよ!はいチーズ!」パシャ!「やったー!」「わーい!」「あのさ…バイブス高くない?」「だって…ルモンドだよ!」「神過ぎる~!」「ライブ絶対見に行くよ!」「あざお!」「私たち帰るね…」「また来るから!ごゆっくり…」亜衣と幸大は帰っていった。しばらくして他のメンバーも席を外しキキさんと2人きりになった「…麗」「何ですか?」「アタシ迷惑じゃない?」「そんなことないっす!僕キキさんがいなかったら僕はいないっす…」「麗…」「だからこれからも側にいてくれませんか?」「麗…うん!」「ちょっと…泣かないで下さい!」「だって…嬉しいから…」「キキさん…」僕はキキさんを強く抱き締めた。そして僕は病院を退院した。ルモンドのライブにも行った。病気も目立たなくなって幸せわず。だが…幸せは長くは続かなかった。また入院したのだ…しかも痙攣に難聴と体が麻痺してしまったのだ。「麗…」「お兄…」お父さん、お母さん、お姉ちゃん、亜衣、みんな来てくれたんだ…でももうダメかも「死んじゃあ嫌だ!」「麗…」みんなどうして僕の為に泣いてくれるの?「…いぎだい…」「麗!」「いぎで…またみんなと…いたい!」「お兄…私手伝うよ!」「あ…亜衣…」「そうね…私も協力する!亜衣!」「…」「…翼、お兄ちゃん頑張ってる!翼も頑張ってもらわないと!」お父さんは黙りこみ、お母さんは目を泳がせながら赤ちゃんに話しかけてた。「麗しっかり!」「お兄!頑張れ!」 「…うん」「ファイト!」僕の為にお姉ちゃん、亜衣、あざお…それから僕は手術をして摘出した。言葉は喋れるようになったが体は麻痺していまい車椅子生活を余儀なくされたがリハビリにより車椅子から杖になった。僕はキキさんを呼び出した「キキさん!」「麗!話って?」「あの…僕とKSK!」「もちろん!」そして僕はキキさんと結婚をした。お母さんも元気な女の子を産んだ。もちろん名前は僕のつけた翼…翼はすくすくと成長した。そして5年後亜衣は幸大と結婚をした。その同時にキキさんに子供が出来た。それが僕の第2の人生が始まりだと思った。最後にこれはルモンドの始まりから15年後の話である
僕の名前は安藤麗、幼い頃から体が弱い。「麗!」「あっ!キキさん!」かのぴっぴはキキさん国民的バンドルモンドのギターをやってる。「仕事大丈夫ですか?」「みんな家族いるし…2人は結婚して子供がいるからさ!」「そうでしたね!」(この人がいると何でもたのぴよ!)「ケホッケホッ…」「ちょっと大丈夫?」「平気です!温度差が激しいので体を壊しやすいだけなんで…」「ならいいんだけど…」「キキさん!甘えていいっすか?」「何いってるの!大好きだからそんな断りいれなくて良いのに!」「そうですよね!」僕はキキさんに抱きついた。「麗の体冷たい…」「キキさんの体温が熱いだけですよ!」「そうかな…じゃあアタシの熱い体を麗の冷たい体で冷やして…」「何ですかそれ!」僕はキキさんにキスをした。翌日僕の咳は止まらなかった。「ケホッケホッ…!?口から血が出てる…」「うん?どうした?麗!病院行こう!」「でも…」「いいから!」キキさんの言うことを聞かないわけにはいかず病院に行った。(はぁ…なしよりのなし!)「安藤さんお入りください!」医者は深刻そうに僕を見た「覚悟して聞いてください安藤麗さんは脳腫瘍です!余命はあと半年です。治療しても25%しか生きられません…」「そんな…」僕は言葉が出なかった。家に帰ってお母さんに報告をした。「僕は脳腫瘍にかかった。あと半年しか生きられない…」「れ…い…そんな!」お母さんは泣き崩れた。「お母さん!」仕事からお姉ちゃんが帰ってきた「ただいま!どうしたの2人共深刻そうな顔をして」「麗奈…」泣いてるお母さんにお姉ちゃんは「お母さん?どうしたの泣き出して…」「麗が…麗が!」「麗が…どうかしたの?」「…あと余命半年なの!」「えっ?」「生きられないかもしれないの…」「じょ…冗談はやめてよ…」「お姉ちゃん…」「麗…嘘でしょ?こんな現実、私は信じないよ?」「…大丈夫!大切な家族と大切な人の為に絶対生きるから!」「麗…」お姉ちゃんは僕を強く抱き締めた。少しするとお父さんが帰ってきた。この光景を見たお父さんは驚いてた。「どうしたんだ?」「麗が…もう…長くないの!」「麗…嘘だろ?」「お父さん…」僕はお父さんの名前を呼んで微笑んだ。「どうして草生やしていられるんだ…」「僕…死なないから!」僕はそう言った。(絶対負けるもんか!)「麗…」その日の夜僕たち家族は泣いた。一方キキは「はぁ…」「キキちゃん元気ないね…」「キキちゃん!何ため息ついてるの?」「珠樹…乃々…梓!実はアタシのかれぴっぴが…」「キキちゃん泣かないで!」「アタシのかれぴっぴが脳腫瘍になったの…」「えっ!?」「そうだったんだ…」「かれぴっぴ君だって病気と闘ってるんだから!キキちゃんがネガってちゃダメだよ!」「そうだね!」翌日、目が腫れてるとお姉ちゃんに聞いたので少し冷やして妹の亜衣の所に行った。「お兄おはよう!」「…亜衣元気わず?」「うん…」「お父さん、お母さん、お姉ちゃんにメールしても返事返ってこないから…何かあったの?」(そっか…亜衣知らないだ)「お兄?」「3人共疲れてたんだよ!きっと…」「お兄!本当の事を言って!」「僕、脳腫瘍になった…」「嘘…でしょ?イヤー!何でお兄なの…どうして!?」亜衣は大粒の涙を流した。「亜衣…」「おーい!亜衣!おっ!麗!久しぶり元気だったか?」「幸大!そんな…」「言わなくていいよ…」「でも!」「大丈夫!」「学校遅れるぞ!」「うん、今行くから!じゃあ私行くね…」「行ってらっしゃい!」「うっ…いっでぎます!」「何があったんだよ…」「何でもないわよ!」「分かった…」僕、死んじゃうのかな?そしたらキキさんを幸せに出来ない…家族とも会えなくなる…迷惑かけてさーせん…だからもう少しだけ僕のワガママを聞いてください…
僕は家の近くの公園なう。そう言えば小さい頃ここでお姉ちゃんと僕、亜衣と幸大がここでよく遊んでたなぁ…僕はキキさんにメールをした。(キキさん…僕ねあなたの幸せを願ってます…)そして数日後僕の病気は悪化してしまい病院で入院することになった。「麗さん…様子を見るためにしばらく入院しましょう!」入院するんだ…これじゃあ会えない…「麗…」「お兄!」「お姉ちゃんに亜衣!」お姉ちゃんと亜衣は心配そうにしてた。「大丈夫だよ…」「そう…亜衣お兄ちゃん見てて!」「はーい!」何か本物の病人みたい…「お兄…リアルに大丈夫なの?」「大丈夫だよ!」「目が草生やしてない…泣きそうな顔してる!」「亜衣…」「亜衣帰るよ!」「分かった!じゃあねお兄!」「うん」僕は看護師に聞いた「あの…入院日って?」「一週間よ…」一週間か…3日後僕は退院した。秒でキキさんと会うことにした。「麗!体はどう?」「大丈夫ですよ!」「そう?なら良かった!」「あの…いつか結婚して子供に囲まれたいです!何て…無理ですかね?」「そんなことない!麗との子供作りてぇ!」「近くにホテルあるよね?」「行くか!」そしてホテルで一晩過ごした。「うっ…昨日は激しかった!」「体は楽だったから気持ち良かったです!」「麗…アタシそろそろ行かないと!あっそうだ!ルモンドのライブチケット家族と見に来てよ!」「うわぁ~!あざっす!」「じゃあね!」キキさんは先にホテルを出た。しばらくして僕もホテルを出た。「ただいま…」「麗!お帰りなさい…」「ねぇそれって何のチケット?」「ルモンドだよ!」「ルモンドって…国民的バンドの?」「そうだよ!会ったんだ…」「マジ卍!?サイン貰ってきてよ~!」「無理だよ!」「えー!ケチ~!」 「あはは…」すると休みで家に戻ってた亜衣から「お兄、ちょっと話があるから来て」連れてこられた場所は家の屋上「話って何?」「私、幸大と付き合った…」「そうなんだ!おめでとう!昔から仲良かったもんね…」「それでもいいの?」「何で?おめでてぇことなのに…」「だって…お兄病気と闘ってるのに付き合ったこと…」僕は亜衣に「亜衣、自分の幸せをお兄ちゃんの為に潰すのはもったいないよ」「お兄…」亜衣はいきなり泣き出し僕はそっと頭をなでた。次の日幸大から電話がかかってきた。『…麗』「何?」『昨日亜衣から聞いたんだ余命半年って本当か?』「うん…黙っててごめん!亜衣を幸せにしてくれよ!」『もちろんさ!』僕は幸大に亜衣の幸せを託した。「大好きなキキさんに重荷にならないかな…」アレ?意識が…バタン!「麗!?」お姉ちゃん…「麗しっかりしなさい!」お母さん…目が覚めると僕は病院わず。「麗…」「…キキさん!?」「声大きい!実は麗の親が連絡してくれてね…メンバーでお見舞いに来た!」「うわぁ~!リーダーの乃々さんにボーカルの珠樹さん!あっ…ドラムの梓さん!なんと言うかキキさん以外小柄何ですね…」 「キキちゃん昔から大きかったから!」「どうしてそんなことを…」「乃々は幼なじみで中学まで学校は同じ!」「キキちゃんはムードメーカーだし…」「で!お見舞いのお菓子!乃々ちゃんの好きなバナナとあずずが好きなチョコを溶かしてチョコバナナを作ったんだよ!もちろんメンバー手作り!」「あざっす!早速いただく!うん!美味しいっす~!」「あと花…元気になってね!」「はい!」「そろそろ行かないと!じゃあね…」キキさんたちは病室から出ていった。それから2時間後「麗!」「麗奈お姉ちゃん!」「大丈夫なの!?そしてなぜ口の周りがチョコがついてるの?」「お姉ちゃん慌てすぎ…」僕は落ち着くように言った。「大丈夫だよ…さっきルモンドの人たちが来てお見舞いの品がチョコバナナだったから…」「そっか…」「お姉ちゃんには嫌な思いさせないから!」「麗…」少しは元気出たかな?お姉ちゃんには心配かけたくない!ごめんね…部屋で一人になると携帯が鳴った。「もしもし…」『お兄?大丈夫?』「うん…入院のこと?」『そうだよ…』「亜衣…お兄ちゃん弱いから!今は一人にして欲しい…」『分かった…後で連絡するね!』亜衣ごめん…リアルにごめん…しばらく僕はベットで寝た。気づくと朝になったいた。携帯にメールがきてた。亜衣からだ!僕は亜衣にメールを読んだ。
お兄へ
電話じゃだめだとメールにした。今日学校帰りに幸大とお見舞いに病院に行くよ!昨日はリアルにお兄の事を何も考えてなかった。リアルにさーせん… 亜衣「亜衣…リアルにダメなお兄ちゃんでごめん!」僕は泣いた。しばらくしてお姉ちゃんが病室に来た。「麗!雑誌買ってきたよ」「マ?あざお麗奈お姉ちゃん!」「これ麗の好きな雑誌でしょ?」「よく分かったね!」「私は麗の姉でしょ?」「エヘヘ…」お姉ちゃんがいてくれて良かった「あのね…お母さん昨日具合悪くなって病院に行ったら妊娠してた」「えっ!?」「しかも妊娠6ヵ月!」「…僕赤ちゃんに会えるかな?」「何言ってるの?絶対会えるわよ!」お姉ちゃんの優しさはうれしい「僕最後くらいみんなでお別れしてぇ…」「麗、あんたは生きるの!何があっても死なせない!絶対生きて家族全員と暮らすの!」「…お姉ちゃんがお姉ちゃんで良かった!」僕だって生きてぇ!だけど運命は誰にも変えられないだからどうしようもない…「麗?麗奈?」「お母さん…」「大丈夫なの?」「ええ…大丈夫よ…ちょっと辛いけど…」「えっ!?大丈夫?」「うるさい…」「名前決めていい?」「麗が?」「ダメ?」「…いいよ!」「麗も名前つけてみたいもんね?」「うん!名前が翼!漫画で悪魔が妊婦さんを命をかけて救ったんだよ!で悪魔が赤ちゃんに翼とつけてあげてくれって言い残して死んでいったの…」「翼か…考えておくよ!」「そろそろ戻らないと…」「お姉ちゃん帰るの?」「うん…仕事残ってるから…でもまた来るから!」「うん!」お姉ちゃんが行っちゃうのは寂しいけどまた来てくれるからうれぴよ。「お兄~!」「亜衣!?何でいるの?学校は?」「休みにしてもらった!お姉ちゃんにここまで連れていってくれた!」そう言って病室のドアが開いた「麗!お前元気そうじゃん!」「幸大!」「本当だよ良かった!」うれぴよ…「麗!来たよ!」「キキさん!?」「ルモンドのメンバーがいる…」「元気な麗が見たくて!来ちゃった!」「サイン下さい!」「写真撮ってください!」「二人とも…もう!」「いいよ!」「やったー!」「じゃあ…撮るよ!」「お兄も写ろうよ~!」「そうだよ!」「撮るよ!はいチーズ!」パシャ!「やったー!」「わーい!」「あのさ…バイブス高くない?」「だって…ルモンドだよ!」「神過ぎる~!」「ライブ絶対見に行くよ!」「あざお!」「私たち帰るね…」「また来るから!ごゆっくり…」亜衣と幸大は帰っていった。しばらくして他のメンバーも席を外しキキさんと2人きりになった「…麗」「何ですか?」「アタシ迷惑じゃない?」「そんなことないっす!僕キキさんがいなかったら僕はいないっす…」「麗…」「だからこれからも側にいてくれませんか?」「麗…うん!」「ちょっと…泣かないで下さい!」「だって…嬉しいから…」「キキさん…」僕はキキさんを強く抱き締めた。そして僕は病院を退院した。ルモンドのライブにも行った。病気も目立たなくなって幸せわず。だが…幸せは長くは続かなかった。また入院したのだ…しかも痙攣に難聴と体が麻痺してしまったのだ。「麗…」「お兄…」お父さん、お母さん、お姉ちゃん、亜衣、みんな来てくれたんだ…でももうダメかも「死んじゃあ嫌だ!」「麗…」みんなどうして僕の為に泣いてくれるの?「…いぎだい…」「麗!」「いぎで…またみんなと…いたい!」「お兄…私手伝うよ!」「あ…亜衣…」「そうね…私も協力する!亜衣!」「…」「…翼、お兄ちゃん頑張ってる!翼も頑張ってもらわないと!」お父さんは黙りこみ、お母さんは目を泳がせながら赤ちゃんに話しかけてた。「麗しっかり!」「お兄!頑張れ!」 「…うん」「ファイト!」僕の為にお姉ちゃん、亜衣、あざお…それから僕は手術をして摘出した。言葉は喋れるようになったが体は麻痺していまい車椅子生活を余儀なくされたがリハビリにより車椅子から杖になった。僕はキキさんを呼び出した「キキさん!」「麗!話って?」「あの…僕とKSK!」「もちろん!」そして僕はキキさんと結婚をした。お母さんも元気な女の子を産んだ。もちろん名前は僕のつけた翼…翼はすくすくと成長した。そして5年後亜衣は幸大と結婚をした。その同時にキキさんに子供が出来た。それが僕の第2の人生が始まりだと思った。最後にこれはルモンドの始まりから15年後の話である
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