ブルーミュージック

マッシュルームきのこ

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青春の思い出

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私たちはテレビで青春時代の思い出を話した。「みなさんこんにちは不思議アワーです!今日のゲストはルモンドのみなさんです!今日は青春時代の思い出を話してもらいましょう!乃々さんから…」「私は部活は入っていなかったんですけどいつかバンドを組むためにベースを1人で練習してました!」「アタシは卓球部をしてて強かったんです!試合を見てた男子からのアプローチは凄かったです!ちなみに初めて付き合ったのもこの頃です!」「初耳…」「乃々だってモテた時期あったでしょ?」「あったよ…」「お2人は顔も可愛らしいのでモテたのでしょうね!梓さんは?」「私は…そこそこモテてました。あと高校の時に初めてバンド仲良かった先輩と同級生を誘って組みました…」「あたしがあずずの代わりに続き言います!あずずは陸上部で運動も出来るしスタイルもいい!男子はあずずのスタイルに心射たれてある1人の男子があずずに告白をしたあとキスをしたのです!」「詳しいんですね?もしかして幼なじみとか?」「違いますよ…」(珠樹梓ちゃんの青春を見事に本当の話風にして誤魔化したなぁ…)(乃々もしあれが本当の話だったらかなりヤバイよ…)「最後に珠樹さん!」「あたしは普通の絵を描くこと中心に力入れてました!その後バンドを趣味でやってました!」「そうなんですか!ルモンドのみなさんはいろんなのことをしてて驚きました!ルモンドのみなさんありがとうございました~!また来週!」収録終了後…ギロリ!「梓ちゃん怒ってるね…」「乃々ちゃん!キキちゃん!ヘルプ!」「どうしよっかな?」「珠樹ちゃんの話した話ほとんど本当の話なんだよね…」「えっ?梓本当!?」「うん、中学生の時陸上部で短距離をしてたんだ…」「そう言えば旅行行ったとき走ったら私たちよりも速かったもんね~!」「乃々ちゃんだって速かったよ~!」「珠樹お世辞はいいよ!」「乃々のラジコンが一番速かった!」「キキちゃん…もう大丈夫!」「続きは?」「私の走りを見た同級生の男子が…」『雪竹の走り良かった!』『ありがとう…でも私走るの…』『今度カヲル諦めないでって言う映画観に行かない?』『うん、暇だったら…』「おー!あずずの恋愛もなかなかだなぁ~!でも名前分からないんだけど…」「次出てるよ!次の日…」『雪竹~!』『えっ…誰だっけ?』『おいおい…忘れるなよ!』(知らないものは知らない…)『俺は谷島渚!』『あっ…よろしく谷島君…』『雪竹!映画の話空いてる日あったか?』『えっと…明日から2日間は親から頼まれて家庭教師のバイト…それ以降は予定ないよ!』『お前勉強出来るからなぁ~!運動も出来るから羨ましい…』『あ…ありがとう』「梓ちゃん頭良かったもんね!大学もT大だし!」「アタシも理系科目得意だったから大学N大!」「2人共何張り合ってるの!?あずず続き~!」「その谷島君と映画を観に行ったんだけど…」『どうだったか?面白かった?』『うん…特にバンドのシーン私あそこ好き!』『好きか…俺も好きなやつに言いたいよ』『何か言った?』『何でもない!それよりお腹空いてきたから何か食べないか?』『そうだね…何にしよっか?』『ここのサラダ美味しいんだよ!』『へぇ…』数分後『おー!サラダ~!雪竹何頼んだ?』『ハンバーガーセットとチョコケーキ…』『美味しそうだな…食べるか!って早い!』『美味しい…幸せ!』(ドキッ!)『笑う顔可愛いんだな!』『えっ…ありがと…』「谷島君が私の口元に付いてたソースを指で取って食べたの…」『美味しい…』『…好きだな』『好き?』『このチョコケーキが好きってこと!』『うん!これは私も大好き!』「その後私はお店を出て、谷島君と別れたんだけど…次の日の谷島君の様子が変だった…」『今日も終わった!帰ろうと…』「そこに谷島君が悲しい顔で私に話かけてきて」『雪竹…俺、新学期になったら転校するんだ…そこで俺の願い叶えてくれないか?』『そうなんだ…分かった!』『1つ目の願い…転校するまで付き合って!』「そこで付き合うんだ…」「そうだよ!最初はビックリしたけど私は快諾したんだ…」『雪竹って言うのもあれだから梓って呼んでいいか?』『いいよ!顔真っ赤だよ…大丈夫?』『…梓』「谷島君は私を強く抱きしめて」『えっと…』『悪いけどしばらくこうさせて…』『うん…分かった』「その後私は教室で1人で寝てたらしく…」『雪竹…しっかりしろ!』『…あれ谷島君は?』『谷島?さぁ…来たときはお前だけだったぞ!』『そうなんだ…起こしてくれてありがとう!じゃあ…また明日!』「それから数日谷島君は学校にはいなかった…」『今週も終わりか…結局来なかった』「休日、部活で走るルートを通ってみたら…」『あっ…谷島君!学校休んでどうしたの?』『転校先に予定より早く行かないと行けなくてみんなに別れが言えなかったんだ…』『えっ…どういうこと?』『こう言うこと…』「谷島君は…私が知る前から既に死んでたんだ」「えっ…あずず本当!?」「梓は今まで幽霊と付き合ってたってこと?」「悲しい話だね…ずびぃ…」「うん…真実を知った私は信じることが出来なかった」『何で…何があったの?』『事故で怪我をして怪我は治ったんだけど今度は病気になって余命宣告されて…頑張ったけど半年で死んで、さまよってたら梓がいた…陸上でイキイキしてる!あの子と喋りたいと思うようになった』『谷島…君』『全ての願いが叶った。だから本当に最後の願いを叶えてくれ!』「谷島君は私にキスをしてスッと消えていった…」『ぐすん…切ないなぁ…』「私の前から消えた翌日荷物が届いて」『梓~!梓宛てよ!』『えっ!?何だろう…』パサッ…『えっと…』『映画観に行ったときにドラムのバチ見つけたのであげます!p.sバンドしてる梓見たいなぁ~!いつか本当の仲間とやっている所見せろよ!』『あはは…何それ!』「これが私の過去の話!変だったでしょ…」「変じゃない…」
 題名 churros
 雨が降り続ける…
 まるで自分の心のよう
 君はそう言いながら止まらない涙と戦っていた…
 雫は花を咲かせ命の糧となる
 思いっきり泣いた後は笑顔で前を向いてほしい…
 無理に笑えないのなら僕が変わりに笑おう…
 きっとつられて君も笑ってくれるよね?
 目を細め虹が出る光を目指そう
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