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一章〈eccentric〉~声に出さなきゃ伝わらない事だってある~
二 有馬視点
廊下を歩きながら考え事をしている。考え事というか、恋焦がれていた。
かわいい。あの時、放課後。チョコとまともに顔を合わせて話した……あの時そう思った。一目惚れだった。実際同じクラスだから何度も顔は見たことあるから一目惚れとは違うんだけど、あの時、確かに恋に落ちたんだ。
丸い瞳とか、不機嫌そうに吊り上がった短眉とか。ツンツンな髪と態度も。少し高めな声も。何もかもが可愛く思えた。
俺はもうお前にメロメロさ。あぁ……、あの時声を掛けて本当に良かったよ。たとえお前に嫌われていたって。片想いな一方通行だって。俺はお前が……好き。好きだから離れた。俺といると、きっとお前はまた恥ずかしい思いをすると思う。俺は目立つの好きだしさ。それにもっと触りたいって思うから。好きなんだから当然な感情だよな? 触りたい。触りたい。本当はもっと、たくさん触っていたい。抱きしめたい。キスもしたい。……離れたくない。体質はあの時……いや、もっと前から知っていた。チョコのウィークポインツは全身で分からない方がおかしい。知っていたけど、今まで興味が湧かなかったんだ。いつも一人でいたから関わって欲しくないんだろうって思って、あえて避けてた。でもあの時、偶然教室に二人っきりで、偶然ふっと興味が湧いて、それで運命的な出会いを果たした。声をかけるタイミングって大事なんだな。あぁ……でもなんでもっと早くにチョコのかわいさに気づかなかったんだろ? あんなにカワイイのに! 体質なんて気にしないでぎゅうってしてしまおうかとかも考えたんだよ。文句言ったって、暴れたって、かまわず抱きしめようって。……でもダメだった。そんなことをしたら本当に嫌われてしまうって分かっていたからね。みんなにバラすのも……公開プレイもダメだって分かった。チョコはスッゴく照れ屋で恥ずかしがりだ。大仏の前での出来事でさえ、あれくらいのことで物凄く傷ついた顔をしていた。……もっと知りたい、もっと知ることが出来たらチョコを傷つけずに済む。離れて……本当は離れたくないけど、今は様子を見よう。慌てることなんかないハズだ
「あ……チョコ。戻ってきたんだ」
教室に入っていったのは確かにチョコの後ろ姿だった。いつの間にかクラスからいなくなっていたから心配した。
今まで関わってこなかった間、チョコはああしていつの間にか姿を消していて、きっと誰とも関わらないように怯えて過ごしていたんだと思う。遠くからでも見守っていたい。心配するくらいは許されるだろうか……
かわいい。あの時、放課後。チョコとまともに顔を合わせて話した……あの時そう思った。一目惚れだった。実際同じクラスだから何度も顔は見たことあるから一目惚れとは違うんだけど、あの時、確かに恋に落ちたんだ。
丸い瞳とか、不機嫌そうに吊り上がった短眉とか。ツンツンな髪と態度も。少し高めな声も。何もかもが可愛く思えた。
俺はもうお前にメロメロさ。あぁ……、あの時声を掛けて本当に良かったよ。たとえお前に嫌われていたって。片想いな一方通行だって。俺はお前が……好き。好きだから離れた。俺といると、きっとお前はまた恥ずかしい思いをすると思う。俺は目立つの好きだしさ。それにもっと触りたいって思うから。好きなんだから当然な感情だよな? 触りたい。触りたい。本当はもっと、たくさん触っていたい。抱きしめたい。キスもしたい。……離れたくない。体質はあの時……いや、もっと前から知っていた。チョコのウィークポインツは全身で分からない方がおかしい。知っていたけど、今まで興味が湧かなかったんだ。いつも一人でいたから関わって欲しくないんだろうって思って、あえて避けてた。でもあの時、偶然教室に二人っきりで、偶然ふっと興味が湧いて、それで運命的な出会いを果たした。声をかけるタイミングって大事なんだな。あぁ……でもなんでもっと早くにチョコのかわいさに気づかなかったんだろ? あんなにカワイイのに! 体質なんて気にしないでぎゅうってしてしまおうかとかも考えたんだよ。文句言ったって、暴れたって、かまわず抱きしめようって。……でもダメだった。そんなことをしたら本当に嫌われてしまうって分かっていたからね。みんなにバラすのも……公開プレイもダメだって分かった。チョコはスッゴく照れ屋で恥ずかしがりだ。大仏の前での出来事でさえ、あれくらいのことで物凄く傷ついた顔をしていた。……もっと知りたい、もっと知ることが出来たらチョコを傷つけずに済む。離れて……本当は離れたくないけど、今は様子を見よう。慌てることなんかないハズだ
「あ……チョコ。戻ってきたんだ」
教室に入っていったのは確かにチョコの後ろ姿だった。いつの間にかクラスからいなくなっていたから心配した。
今まで関わってこなかった間、チョコはああしていつの間にか姿を消していて、きっと誰とも関わらないように怯えて過ごしていたんだと思う。遠くからでも見守っていたい。心配するくらいは許されるだろうか……
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