99%興味【打ち切り】

朝陽ヨル(月嶺)

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二章〈ocean view〉~海で秘められし魅惑のTKB~

五 拓視点 有馬攻め(R18)

「ぅわっ!?」

 下着越しに押し上げてる有馬のナニを握ってやった。不安なのかやや萎えてきている。下着ごとぐにぐにと握ったり、上下に扱いてやるとまた硬度が増してきた。

「ちょっ、んっ……どうして今……っ」
「お前の身体触って俺が萎えたことあったかよ」
「!」

 自分で言うのは恥ずかしいが、有馬の性器や後孔を弄ったからといって萎えたり嫌いになったことはない。

「他のヤツらとか知らねぇよ。俺は俺だ。お前だって、他のヤツの身体を見たらどうなるとか想像したくねぇけど、最低でも俺を見てたら興奮してんだろ。俺だって同じことなんだよ」
「……俺の身体を見て、興奮してるってこと……?」
「……あんま言わせんなし」

 有馬が覆い被さってくる。俺にお構い無しに頬と頬を擦り合わせたり、密着した身体に性器をぐいぐい押し付けてくる。そんなに触れたら当然俺だって勃つに決まってる。

「……チョコは男前だなぁ……」
「…………あっそ」

 押し付けてくる頭を優しくぽんぽん叩いてやる。そうすると嬉しそうな声を漏らす。

「ふふふっ。後ろを弄られるのはあの日が初めてだったんだよ」
「えっ。そうだったのか!? その割にちゃんと指入ってたよな!?」
「それは俺が日頃から解していたからだよ」
「…………そうか」
「チョコだって自分で解したことあるって言ってただろう?」
「……少しだけな」
「だから大丈夫だよ。チョコが俺の初めてをシたように、俺もチョコのを解してあげたいんだ。そしてそのままバージンも頂きたい」
「……ばー……じん?」

 聞き慣れない言葉だが、あまり意味を聞きたくない。流れ的に多分想像してるようなことだと勝手に解釈する。

「俺のバージンもチョコにあげる。それならフェアだろう?」
「なんかよくわかんねぇが、まあ……出来たらの話だな。自由行動の時間だってもうそんなに無いだろ」

 部屋に備え付けの時計に目をやると、集合時間まで一時間を切っていた。

「よし、すぐヤろう」

 さっきまでの不安げな顔はどこへやら。またいつもの自信満々で明るい顔になって、さっさと下着を脱ぎ去った。

「チョコも脱ごう!」
「えっ、うわっ!」

 時間があまり無いからと強引に服を脱がされていく。別に服を脱がされるのにロマンを求めるわけではないが、雰囲気もへったくれもない。これなら自ら脱ぐ方が手っ取り早いと判断して、さっさと脱いで服を床に放った。

「わーお……こういうところも男らしいよな」
「ふん、まどろっこしいんだよ」
「ちゃんと行為は丁寧にするからね」
「んっ」

 甘い言葉とキスを贈られる。互いに裸でベッドの上で抱き合い、シャワーを浴びたからなのか緊張からなのか熱を帯びた身体が興奮を昂ぶらせていく。

「初めてのことって怖いけど、それって知らないからだよな。だから二人で知っていこう? 一緒にやれば怖さ半分こだよ」
「一人よか……そうだな、心強いかもな」
「ちゃんとコレも持ってきてるから安心だと思うよ」

 起きてすぐ有馬に気を取られていて周りの物なんか視界にも入らなかったが、ベッド横の棚に見覚えのあるローションのボトルが置いてあった。その横にはゴムまである。用意周到なことだ。

「ふっ……んん」

 キスをされながら胸全体を揉みしだかれる。口の動きと手の動きがリンクしているのか、口を覆い唇を挟めば胸を揉まれ、唇を舐められると胸を撫でられる。

「ひぃっ……!」

 啄むようなキスをされると乳首が摘まれた。

「今日の立役者だからね、こっちにもキスしてあげる」
「あっ!?」

 有馬の唇が乳首に触れる。それだけでは勿論終わらず口に含んでしゃぶってくる。片方の乳首は指の腹で撫でられる。たったこれだけのことで俺の身体はどうしようもなく痺れてきている。身体の中心に熱が集まって今にも放ってしまいたいくらいに。

「ぷくって膨らんでていつまでもしゃぶっていたいくらいだ。でもそれはまた今度にして……」

 キスと乳首への快感で理性が飛びそうになっている。肩で息をして休憩をしてるのも束の間。

「いっ……!? うわっなっ、あ、足っ!?」
「こうして足を開いててくれるとやりやすいんだけど」
「これをずっとやってろってか!?」

 太腿を掴まれて開脚させられ、尻の穴が見えるくらい身体を後ろへ倒されている。
 恥ずかし過ぎるだろこれ……!!
 開かれた中心、股間と後孔を両手で咄嗟に隠す。性器は見られたことがあるとはいえ意識し出すとどこもかしこも羞恥心が高まる。

「チョコの気を逸らす為には俺の手だけじゃ足りないんだよ。だから足を閉じないように自分で持って我慢しててほしい」
「ぐっ……こんな格好……まじ
かよ……気を逸らすって無理があるだろ」
「恥ずかしいと思うけど、そんなの忘れちゃうくらいにしてあげるさ」
「うっ……ん……」

 掴まれている足に口づけられる。脛や膝、太腿など所々に。
 待っていても埒が明かない。ただ時間だけが無駄に過ぎてしまう。ここでやっぱり嫌だなんて言ったら空気が読めないやつだと思われるかもしれない。有馬なら仕方ないと言って引いてくれる気もする。強引だが、しっかり嫌だと断れば止めるだろう。
 けど……そうしたらきっと、これからも同じようになる。同じように断り続けて、繰り返して、ぐだぐだと何も進歩が無いままになる。そんなのはもっと嫌だ

「……気ィ逸らせるってなら、やってみろよ……」

 股間から手をどけて膝裏を持つ。自ら開脚させているという死ぬ程恥ずかしいポーズをしている。これも有馬と自分の為、そう考えながら羞恥に耐える。

「ふあぁ……! なんてエロティックな眺めなんだ! グッジョブ!」
「うっせぇっ! 黙ってやれっ!」
「こ、これも気を逸らせる為の作戦というものだよ! 黙ってる方が余計に緊張してしまうし、笑ってリラックスしないと」

 そんなことではとてもリラックス出来るとは想えない。
 そうこう話してる内にぬめりのある液体と有馬の指が後孔付近を滑っていく。

「デリケートな所だからね、ゆっくり丁寧にするよ」
「は、ん、そう……して、くれ」

 威勢も消え去りぎこちない返事になってしまう。小刻みに震える足。体勢が体勢なこともあるが、やはり恐怖に勝つには難しい。

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