66 / 73
二章〈one's going〉~互いの決意を胸に刻んで~
三 有馬視点 拓攻め(R18)
「……アーシャとは本当に何も無いからね」
静かな間にポツリと呟く。言葉はただその場で漂っている。それを弾くみたいに、チョコに勢い良く抱きしめられた。肩と頭を抱えて、引き寄せられて。
「何も無いんだったらそれでいい。アナスタシアの気持ちは知らないけど、婚約の話もどうなるかわからねぇけど……、俺の中では、お前はもうスゲーデカイ存在になってんだよ。だから今更諦めろとか言われても諦められない」
「俺だってそうさ……チョコともっと自由に恋愛がしたい」
学校の日は休み時間と帰りの数分。休日は習い事や勉強漬け。きっとこれからもそれは変わらない。限られた時間を精一杯一緒に過ごすこと、それが今出来る最大の楽しみ方で、自由だと感じられる。
「ロシア行く前に会えて良かった。言っておきたいことがあったんだ」
「なんだい?」
肩を押されて離される。チョコの真剣な眼差しと向かって鼓動が大きく早く打つ。
「有馬。お前が好きだ」
その一言。たったの一言。それだけで、俺の心はこんなにも熱く蕩けてじんわりと全身までも熱くする。
「だから……お前を抱きたい」
「……ほ……本当……?」
「ああ。会話とか、一緒に出掛けるとか、ちょっと触れ合うとか、それだけでもいいと思ってた。けどもっと気持ちを伝えるにはってお前のこと考えたら、お前を抱きたいって結論に至った」
チョコは抱かれるより抱きたいって言ってた。けれどそれは男だから当然のことで。
「俺で……萎えたりしないかな……」
「アホか。そんな心配要らねぇよ」
「んむっ……」
肩を引き寄せられて唇を押し当てられる。強引なまでに強く押し当てられた唇同士が息継ぎの為に開かれ、それからは絡まるようにしてキスを続ける。
「は……ぁ、いきなり、情熱的、だね……」
「仕方ねぇだろ、慣れねぇことしてんだから」
慣れないと言いつつ、舌でつつけばチョコも舌を差し込んできて、俺よりも舌の絡ませ方がなんだか強い。熱い舌同士が唾液を絡ませ唇を濡らしていく。
「はぁ……っ」
「……有馬」
「っ!?」
みっ……耳……!?
キスの余韻に浸る間もなく、チョコの唇は俺の耳を食んでいく。耳朶はくすぐったいけど、縁をなぞって中を舐められるとぞくぞくしてくる。
「ん……っ!」
「……どうだよ耳……お前がよくやってきたから真似してみてるけど」
「ふぁっ!? ン……ッ」
そんな耳の中で囁かれたらヤバイってば……!
変な声が出そうになって瞬間的に口を手で覆った。
「なんだよ、良いのか?」
「っ……ふぅっ……、あ、あんまり……だめ……」
「あ? 良くないのか?」
「そ、そうじゃなくて……えっ!?」
一旦耳から離れるチョコ。と思っていたら、すかさずチョコの手が俺の股間に伸びてきてズボン越しに触ってきた。
「お前のデケーから分かりやすいよな。スゲー硬くなってる。耳良かったのか?」
チョコ~~~~ッ!! 辱めるみたいなこと言って、ナチュラルに言葉攻めかい!?
チョコはよく会話が苦手と言っている。言葉を知らないわけじゃなくて、話を広げたり会話を繋ぐのが苦手というだけ。長く続けるのが得意じゃないから単刀直入に言う。それがこういうところにも出てるのかもしれない。俺のズボンを寛げて下着を下にずらしてペニスを取り出して。
「スゲッ、バッキバキに硬くなってる」
幹の部分を擦り上げながらそんなことを楽しげに言ってる。そして再び唇が耳にやって来た。耳とペニスを同時に犯される。
「一緒、ヨすぎっ……!」
ピチャピチャと耳の中で唾液の絡まる音と吐息が響いてきて、それが堪らなく興奮する。ペニスを扱く強さも、速さも、して欲しい動きをドンピシャにしてくれるからどんどん興奮が高まっていく。
「俺が言えたことじゃねぇけど、お前も結構敏感じゃねぇか」
「チョコがっ……んっ、じょ……ず、だか……ら」
「ほら……もうビクビクしてるし」
「……んっ、ぅん……、ンんっ!」
絞るみたく最後までしっかり追い立てられ、我慢出来ずにビュクビュクとあっという間に射精してしまった。
嘘だろ……こんな早く……。チョコはネコの才能もタチの才能もずば抜けじゃないか……?
イッて賢者タイム……なんてものもなくて、俺の下衣類をさっさと取っ払い、チョコは俺が出した白濁を指で掬って後孔へと滑らせる。
チョコさすがだよ。今までやってきたことをしっかり覚えてきて繰り返して活かしてる
「あっ、ねえ……チョコは大丈夫……? チョコも一回やろうか?」
「いや、早くお前を感じたいからいい」
ンンンンンッイケメン……!! チョコがとんでもなくイケメンだよ!! あ、チョコの股間もしっかりもっこりしてる。良かった、ちゃんと俺で興奮してくれてるんだ。声なるべく抑えてるけど、挿入されたら声抑えられる自信無いな……大丈夫だろうか……
「ううっ」
いきなりは身体が緊張しているからマッサージすると良いとか、前戯は大事だよとか言ったのは確かなことで、チョコはその言葉通り実行してくれる。俺の膝を持って曲げ伸ばしをしたり開かせたりストレッチをする。太腿を撫でたり揉んだり。
コレはコレで恥ずかしいなっ! 上は着てて下だけ穿いてないから変な感じがするし、チョコなんか上下着てるし!
大事なところを見られてるとか、これからチョコに挿入されるんだよな、これはリアルなんだよな? なんて色々と考えてる内に、チョコは部屋に置いてあったローションのボトルを逆さまにして俺の後孔付近を潤し、拡げるようにして指を入れてきた。
「ん……っ」
「痛いか?」
「大丈夫、だよ……」
チョコの指が入ってくるのは初めてじゃないにしてもまだ二回目。痛さは無いけれど違和感はある。力まないようにしてるのに指が動く度に吸い付くようにヒクヒクと中がうねる。
指は二本、三本と増えて、クチャクチャと粘着質な音も大きくなってくる。デリケートな部分を弄り回されて意識は下半身にばかり集中していて、ペニスはまた勃ち上がりつつある。
大分ズブズブ入ってきてるし、もうそろそろかな……
「有馬。……怖くないか。これから挿れるの」
「こんなに指が入ってるからきっと大丈夫だよ」
「俺は挿れられるのもそうだったけど、挿れる方も……結構怖い」
あ……チョコの表情、不安そう……
「挿れるところじゃねぇのにな。それでも、やっぱ繋がりたいって思ってる。だから……いいか?」
「もちろんだよ。俺だってチョコと繋がりたいって思ってるから」
チョコと繋がりたいって言うのは本心だ。怖いのは痛さよりも、変な声が出て嫌われないかどうかの方がよっぽど怖い。でもチョコは心配するなって言ってくれたし、怖いことなんか何も無い。あとはただ受け入れるのみ。
ゴクリと生唾を飲み込んで、チョコはゴムの袋を破く。どうやら自分で用意してきたらしい。中から取り出した途端に落としてしまう。
チョコの手……震えてる。緊張してるんだね
「あっ……」
「……大丈夫。ちゃんと受け止めるから」
起き上がってチョコの両手を包んで握った。自分の熱を分けるみたいに強めに握って、それから頬にキスをして。
「ね、俺を最後まで抱いて。拓が欲しい」
「お、おう……。情けねぇけど、元気出たわ」
緊張で少し萎えていた性器は確かに元気を取り戻していた。気を取り直してゴムを被せて下までしっかりと覆う。
「お前も後ろからするか? そっちの方が身体楽だろ」
「前からがいいな。チョコの顔を見ていたいから」
「そうか」
押し倒されてからは直ぐにチョコのペニスが後孔に宛てがわれた。先端がグプッと沈んでくるのが分かる。
「はぁ……っ」
「お前もこんな感じだったんだよな……締め付けがすげぇ……」
「でも、慣れて、くれば……もっと、うごけるからっ……」
物凄い圧迫感に息が詰まりそうだ。ちゃんと呼吸をしていないと息切れしてしまいそう。
「辛かったら言えよ」
「ツライなんて、こと……は、ないよ……っ。チョコと、つながれて、ほんとに、うれしい……から」
「ッ……」
あれ、チョコの大きくなっ……た?
「んあっ!?」
ぐっと中に入って押し込められる。引っ掛かりがあったところを抜けると奥まで一気に穿たれる。
「入った……有馬、入ったぞ」
「はぁ……っうん、チョコ、チョコのが……入ってるんだ。今……俺たち、繋がれているんだね」
「ああ、そうだ」
あまりに嬉しくて涙が出そう。目が潤んできてる。
「動くぞ」
「えっ……あっ!?」
喜びの余韻に浸るのは短くて、それよりも中のチョコのペニスがまた徐々に大きくなっている驚きの方が勝つ。
身体を引いて、それからまた奥まで突いてくる。小刻みな律動でさえも危険を感じてきた。
声が……出ちゃう……!
声を出さないように口を抑えていても、くぐもった声が漏れてしまう。それでさえ恥ずかしいと思うのに、両手を掴んできて顔の横に押さえつけられた。
「えっ、やっ、これじゃ声が出ちゃうよ!」
「出てもいいだろ。つか出させたいし」
「出させたい!? いやでも外に聞こえちゃうし……」
「少しくらいなら平気だろ」
「っ……! んぅ……!」
動きを止めていた腰が再び動き始める。キュッと穴を締めても動きは止まってくれない。ゆっくりゆっくり引いては奥に入ってくるのを繰り返される。
クチュ……クチャ、ヌプププッ
ローションや出した精液などの液体が混ざり合った音が聞こえてくるのが、リアルに繋がっていることを物語っているようだ。
「スゲー吸い付いてくる……あんまり動くとすぐに出ちまいそうだ」
早めにイッてくれれば喘ぎ声を聞かれずに済むからそれでもいいかも……でもせっかく繋がれたから少しでも中で感じていたい気持ちもあるし……
短いスパンで律動が繰り返されて、俺の身体はもう少し中で動かされただけでも敏感になっていて気持ち良くなっていて、だから本当にヤバイ。最後の抵抗で唇を噛んでるけど、もう抑えるのも限界。
「んっ! んぐ、ぁあっ!?」
緩急つけた素早い突きに予想してなくて口を開けてしまう。するとチョコがキスしてくれて、唇が触れるか触れないかくらいの距離を保ちながら、そのまま腰を打ち付けるスピードが増す。
「んぅ、あふっァッあぁっ」
キスをしてくれること、中で興奮してくれてるのが分かること、ダブルで嬉しくてもう声を抑えてなんかいられない。
「チョコォッもっと、もっとくっつきたいっ! 抱きしめたいっ!」
「ああなら、しっかり掴まってろ」
抑えつけられていた手を離されると、チョコの首に腕を回して、もう後はただチョコがくれる快感に酔うだけだった。
チョコが自分の身体に触れることを許してくれるなんて、もうそんなの興奮しないわけがないよ!
「お゛ォッあっァアッアアッきもちィッ! チョコォおッ! きもちッぃよぉおっ!」
「おれもっイイ……! ……ッ……出すぞっ!」
「アッああっあっんふぅ……あぁ……っ」
中を圧迫していた塊が徐々に萎んで抜けていくのがわかる。
俺も下半身の力が抜けて上げていた足を下ろしてリラックスする。回した腕はそのままでしがみついて頬を擦り寄せた。
チョコが触れていいって言うのは珍しいから今のうちに堪能しておきたい
「はぁああ……こう早いのも悩みどころだな……」
チョコが落ち込んでる。きっと早くにイッたことを気にしているのかもしれない。敏感な体質だからそれは仕方ないことだと思う。
「これから慣れていけば、きっと大丈夫だよ。それに十分気持ち良かった」
「俺もまあ……良かったけど。またいつかリベンジするからな」
「それは…………うん」
また抱いてくれるんだ。声……結局抑えられなかったけど……
「喘いでたの……気持ち悪くなかった……? その、全然我慢できなくて……」
「いいんだよ、次の時はもっと出させてやる」
「……! ……お手柔らかに」
出していいんだ……
嬉しくて自然と顔が綻ぶ。涙も出そうだったけど堪えて、回した腕に力を込めてぎゅうっと抱きしめた。次があると思うとこんなにも心強くなれる。
「チョコ…………好き……、大好き」
「ああ、俺も…………好きだ」
チョコからも抱きしめてくれて、下半身の気だるさなんか気にならないくらいパワーをもらえている。俺の不安を払拭してくれる。それくらいの勇気も与えてもらった。
……ありがとう、拓。夏休み、お互い頑張ろう。
静かな間にポツリと呟く。言葉はただその場で漂っている。それを弾くみたいに、チョコに勢い良く抱きしめられた。肩と頭を抱えて、引き寄せられて。
「何も無いんだったらそれでいい。アナスタシアの気持ちは知らないけど、婚約の話もどうなるかわからねぇけど……、俺の中では、お前はもうスゲーデカイ存在になってんだよ。だから今更諦めろとか言われても諦められない」
「俺だってそうさ……チョコともっと自由に恋愛がしたい」
学校の日は休み時間と帰りの数分。休日は習い事や勉強漬け。きっとこれからもそれは変わらない。限られた時間を精一杯一緒に過ごすこと、それが今出来る最大の楽しみ方で、自由だと感じられる。
「ロシア行く前に会えて良かった。言っておきたいことがあったんだ」
「なんだい?」
肩を押されて離される。チョコの真剣な眼差しと向かって鼓動が大きく早く打つ。
「有馬。お前が好きだ」
その一言。たったの一言。それだけで、俺の心はこんなにも熱く蕩けてじんわりと全身までも熱くする。
「だから……お前を抱きたい」
「……ほ……本当……?」
「ああ。会話とか、一緒に出掛けるとか、ちょっと触れ合うとか、それだけでもいいと思ってた。けどもっと気持ちを伝えるにはってお前のこと考えたら、お前を抱きたいって結論に至った」
チョコは抱かれるより抱きたいって言ってた。けれどそれは男だから当然のことで。
「俺で……萎えたりしないかな……」
「アホか。そんな心配要らねぇよ」
「んむっ……」
肩を引き寄せられて唇を押し当てられる。強引なまでに強く押し当てられた唇同士が息継ぎの為に開かれ、それからは絡まるようにしてキスを続ける。
「は……ぁ、いきなり、情熱的、だね……」
「仕方ねぇだろ、慣れねぇことしてんだから」
慣れないと言いつつ、舌でつつけばチョコも舌を差し込んできて、俺よりも舌の絡ませ方がなんだか強い。熱い舌同士が唾液を絡ませ唇を濡らしていく。
「はぁ……っ」
「……有馬」
「っ!?」
みっ……耳……!?
キスの余韻に浸る間もなく、チョコの唇は俺の耳を食んでいく。耳朶はくすぐったいけど、縁をなぞって中を舐められるとぞくぞくしてくる。
「ん……っ!」
「……どうだよ耳……お前がよくやってきたから真似してみてるけど」
「ふぁっ!? ン……ッ」
そんな耳の中で囁かれたらヤバイってば……!
変な声が出そうになって瞬間的に口を手で覆った。
「なんだよ、良いのか?」
「っ……ふぅっ……、あ、あんまり……だめ……」
「あ? 良くないのか?」
「そ、そうじゃなくて……えっ!?」
一旦耳から離れるチョコ。と思っていたら、すかさずチョコの手が俺の股間に伸びてきてズボン越しに触ってきた。
「お前のデケーから分かりやすいよな。スゲー硬くなってる。耳良かったのか?」
チョコ~~~~ッ!! 辱めるみたいなこと言って、ナチュラルに言葉攻めかい!?
チョコはよく会話が苦手と言っている。言葉を知らないわけじゃなくて、話を広げたり会話を繋ぐのが苦手というだけ。長く続けるのが得意じゃないから単刀直入に言う。それがこういうところにも出てるのかもしれない。俺のズボンを寛げて下着を下にずらしてペニスを取り出して。
「スゲッ、バッキバキに硬くなってる」
幹の部分を擦り上げながらそんなことを楽しげに言ってる。そして再び唇が耳にやって来た。耳とペニスを同時に犯される。
「一緒、ヨすぎっ……!」
ピチャピチャと耳の中で唾液の絡まる音と吐息が響いてきて、それが堪らなく興奮する。ペニスを扱く強さも、速さも、して欲しい動きをドンピシャにしてくれるからどんどん興奮が高まっていく。
「俺が言えたことじゃねぇけど、お前も結構敏感じゃねぇか」
「チョコがっ……んっ、じょ……ず、だか……ら」
「ほら……もうビクビクしてるし」
「……んっ、ぅん……、ンんっ!」
絞るみたく最後までしっかり追い立てられ、我慢出来ずにビュクビュクとあっという間に射精してしまった。
嘘だろ……こんな早く……。チョコはネコの才能もタチの才能もずば抜けじゃないか……?
イッて賢者タイム……なんてものもなくて、俺の下衣類をさっさと取っ払い、チョコは俺が出した白濁を指で掬って後孔へと滑らせる。
チョコさすがだよ。今までやってきたことをしっかり覚えてきて繰り返して活かしてる
「あっ、ねえ……チョコは大丈夫……? チョコも一回やろうか?」
「いや、早くお前を感じたいからいい」
ンンンンンッイケメン……!! チョコがとんでもなくイケメンだよ!! あ、チョコの股間もしっかりもっこりしてる。良かった、ちゃんと俺で興奮してくれてるんだ。声なるべく抑えてるけど、挿入されたら声抑えられる自信無いな……大丈夫だろうか……
「ううっ」
いきなりは身体が緊張しているからマッサージすると良いとか、前戯は大事だよとか言ったのは確かなことで、チョコはその言葉通り実行してくれる。俺の膝を持って曲げ伸ばしをしたり開かせたりストレッチをする。太腿を撫でたり揉んだり。
コレはコレで恥ずかしいなっ! 上は着てて下だけ穿いてないから変な感じがするし、チョコなんか上下着てるし!
大事なところを見られてるとか、これからチョコに挿入されるんだよな、これはリアルなんだよな? なんて色々と考えてる内に、チョコは部屋に置いてあったローションのボトルを逆さまにして俺の後孔付近を潤し、拡げるようにして指を入れてきた。
「ん……っ」
「痛いか?」
「大丈夫、だよ……」
チョコの指が入ってくるのは初めてじゃないにしてもまだ二回目。痛さは無いけれど違和感はある。力まないようにしてるのに指が動く度に吸い付くようにヒクヒクと中がうねる。
指は二本、三本と増えて、クチャクチャと粘着質な音も大きくなってくる。デリケートな部分を弄り回されて意識は下半身にばかり集中していて、ペニスはまた勃ち上がりつつある。
大分ズブズブ入ってきてるし、もうそろそろかな……
「有馬。……怖くないか。これから挿れるの」
「こんなに指が入ってるからきっと大丈夫だよ」
「俺は挿れられるのもそうだったけど、挿れる方も……結構怖い」
あ……チョコの表情、不安そう……
「挿れるところじゃねぇのにな。それでも、やっぱ繋がりたいって思ってる。だから……いいか?」
「もちろんだよ。俺だってチョコと繋がりたいって思ってるから」
チョコと繋がりたいって言うのは本心だ。怖いのは痛さよりも、変な声が出て嫌われないかどうかの方がよっぽど怖い。でもチョコは心配するなって言ってくれたし、怖いことなんか何も無い。あとはただ受け入れるのみ。
ゴクリと生唾を飲み込んで、チョコはゴムの袋を破く。どうやら自分で用意してきたらしい。中から取り出した途端に落としてしまう。
チョコの手……震えてる。緊張してるんだね
「あっ……」
「……大丈夫。ちゃんと受け止めるから」
起き上がってチョコの両手を包んで握った。自分の熱を分けるみたいに強めに握って、それから頬にキスをして。
「ね、俺を最後まで抱いて。拓が欲しい」
「お、おう……。情けねぇけど、元気出たわ」
緊張で少し萎えていた性器は確かに元気を取り戻していた。気を取り直してゴムを被せて下までしっかりと覆う。
「お前も後ろからするか? そっちの方が身体楽だろ」
「前からがいいな。チョコの顔を見ていたいから」
「そうか」
押し倒されてからは直ぐにチョコのペニスが後孔に宛てがわれた。先端がグプッと沈んでくるのが分かる。
「はぁ……っ」
「お前もこんな感じだったんだよな……締め付けがすげぇ……」
「でも、慣れて、くれば……もっと、うごけるからっ……」
物凄い圧迫感に息が詰まりそうだ。ちゃんと呼吸をしていないと息切れしてしまいそう。
「辛かったら言えよ」
「ツライなんて、こと……は、ないよ……っ。チョコと、つながれて、ほんとに、うれしい……から」
「ッ……」
あれ、チョコの大きくなっ……た?
「んあっ!?」
ぐっと中に入って押し込められる。引っ掛かりがあったところを抜けると奥まで一気に穿たれる。
「入った……有馬、入ったぞ」
「はぁ……っうん、チョコ、チョコのが……入ってるんだ。今……俺たち、繋がれているんだね」
「ああ、そうだ」
あまりに嬉しくて涙が出そう。目が潤んできてる。
「動くぞ」
「えっ……あっ!?」
喜びの余韻に浸るのは短くて、それよりも中のチョコのペニスがまた徐々に大きくなっている驚きの方が勝つ。
身体を引いて、それからまた奥まで突いてくる。小刻みな律動でさえも危険を感じてきた。
声が……出ちゃう……!
声を出さないように口を抑えていても、くぐもった声が漏れてしまう。それでさえ恥ずかしいと思うのに、両手を掴んできて顔の横に押さえつけられた。
「えっ、やっ、これじゃ声が出ちゃうよ!」
「出てもいいだろ。つか出させたいし」
「出させたい!? いやでも外に聞こえちゃうし……」
「少しくらいなら平気だろ」
「っ……! んぅ……!」
動きを止めていた腰が再び動き始める。キュッと穴を締めても動きは止まってくれない。ゆっくりゆっくり引いては奥に入ってくるのを繰り返される。
クチュ……クチャ、ヌプププッ
ローションや出した精液などの液体が混ざり合った音が聞こえてくるのが、リアルに繋がっていることを物語っているようだ。
「スゲー吸い付いてくる……あんまり動くとすぐに出ちまいそうだ」
早めにイッてくれれば喘ぎ声を聞かれずに済むからそれでもいいかも……でもせっかく繋がれたから少しでも中で感じていたい気持ちもあるし……
短いスパンで律動が繰り返されて、俺の身体はもう少し中で動かされただけでも敏感になっていて気持ち良くなっていて、だから本当にヤバイ。最後の抵抗で唇を噛んでるけど、もう抑えるのも限界。
「んっ! んぐ、ぁあっ!?」
緩急つけた素早い突きに予想してなくて口を開けてしまう。するとチョコがキスしてくれて、唇が触れるか触れないかくらいの距離を保ちながら、そのまま腰を打ち付けるスピードが増す。
「んぅ、あふっァッあぁっ」
キスをしてくれること、中で興奮してくれてるのが分かること、ダブルで嬉しくてもう声を抑えてなんかいられない。
「チョコォッもっと、もっとくっつきたいっ! 抱きしめたいっ!」
「ああなら、しっかり掴まってろ」
抑えつけられていた手を離されると、チョコの首に腕を回して、もう後はただチョコがくれる快感に酔うだけだった。
チョコが自分の身体に触れることを許してくれるなんて、もうそんなの興奮しないわけがないよ!
「お゛ォッあっァアッアアッきもちィッ! チョコォおッ! きもちッぃよぉおっ!」
「おれもっイイ……! ……ッ……出すぞっ!」
「アッああっあっんふぅ……あぁ……っ」
中を圧迫していた塊が徐々に萎んで抜けていくのがわかる。
俺も下半身の力が抜けて上げていた足を下ろしてリラックスする。回した腕はそのままでしがみついて頬を擦り寄せた。
チョコが触れていいって言うのは珍しいから今のうちに堪能しておきたい
「はぁああ……こう早いのも悩みどころだな……」
チョコが落ち込んでる。きっと早くにイッたことを気にしているのかもしれない。敏感な体質だからそれは仕方ないことだと思う。
「これから慣れていけば、きっと大丈夫だよ。それに十分気持ち良かった」
「俺もまあ……良かったけど。またいつかリベンジするからな」
「それは…………うん」
また抱いてくれるんだ。声……結局抑えられなかったけど……
「喘いでたの……気持ち悪くなかった……? その、全然我慢できなくて……」
「いいんだよ、次の時はもっと出させてやる」
「……! ……お手柔らかに」
出していいんだ……
嬉しくて自然と顔が綻ぶ。涙も出そうだったけど堪えて、回した腕に力を込めてぎゅうっと抱きしめた。次があると思うとこんなにも心強くなれる。
「チョコ…………好き……、大好き」
「ああ、俺も…………好きだ」
チョコからも抱きしめてくれて、下半身の気だるさなんか気にならないくらいパワーをもらえている。俺の不安を払拭してくれる。それくらいの勇気も与えてもらった。
……ありがとう、拓。夏休み、お互い頑張ろう。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
義姉と押し入れに隠れたら、止まれなくなった
くろがねや
恋愛
父の再婚で、義姉ができた。
血は繋がっていない。でも——家族だ。そう言い聞かせながら、涼介はずっと沙耶から距離を取ってきた。
夏休み。田舎への帰省。甥っ子にせがまれて始まったかくれんぼ。急いで飛び込んだ押し入れの中に、先客がいた。
「……涼介くん」
薄い水色の浴衣。下ろした髪。橙色の光に染まった、沙耶の顔。
逃げ場のない暗闇の中で、二人分の体温が混ざり合う。
夜、来て。
その一言が——涼介の、全部を壊した。
甘くて、苦しくて、止まれない。
これは、ある夏の、秘密の話。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話