4 / 131
2年1学期
4話:過保護幼馴染と執着邪竜後輩の邂逅
しおりを挟む
ほんの少しだけ初夏を感じる5月の半ば
新緑に囲まれた中庭でそれは勃発した。
俺の過保護な幼馴染と、ちょっと懐きすぎな後輩との初対面は予期せぬ事態に発展して――
◇◇
「えー?ルカ、これ本当にできるの?合ってる?」
少し皺がよった教科書を開きながら、俺は半信半疑で後ろのツートン前髪を振り返る。
「……大丈夫、そのまま手に魔力を集中して」
俺の言葉にそう返したルカは教科書を一瞥もしない代わりに俺に視線を合わせ、俺の両手を補助するように包み込み合図する。
「……今」
それに合わせて俺が魔法を使った瞬間、俺の手のひらに集められた魔力が綺麗な弧を描いて飛び出す。これは教科書に載っている通りの、魔力操作の応用、追尾型の魔力弾だ。
「やったー!本当にできた!ルカありがとう」
ずっとうまくいかなかったのに、ダメ元でルカに聞いてみたところ、こんなにすんなりできるようになった。その感動と喜びで俺はルカに抱きつく。
「……っ、うん、フレンが喜んでくれて、嬉しい」
いきなり抱きつかれた衝撃からか、ルカは言葉に詰まりながらも、目を細めて笑う。ルカと初めて会った時から約1ヶ月、こうしてたまにルカが笑ってくれるのが俺はとっても嬉しい。
「よーし!今の感覚忘れないようにもう一回やってみる!ルカは手伝うのなしね……今度は俺一人でやるから見てて」
さっきはルカのアドバイスで上手く行ったけど、テストは誰にも手伝ってもらえない。俺は一人でも同じ魔法を再現できるようにもう一度手のひらに魔力を集め始める。
「ん……あれ?ちょっ」
さっきと同じ様にやったはずなのに、手に込めた魔力が大きすぎたのかうまく魔法の制御が効かなくて手のひらから魔力が弾け飛ぶ。その激しさにびっくりして俺は思わず両目をつぶった。
「あれ?」
魔法の失敗で、ちょっとした怪我は覚悟してたけど、いつまで経っても痛みはやってこなかった。俺が恐る恐る目を開けると目の前に厳重な魔力シールドが張られてるのに気がつく。
「このシールド、ルカの?」
「……手伝いはダメって言われた、けど、フレンが怪我するって思って」
そう言って少しバツが悪そうに目を逸らすルカの両手を取り、俺は前のめりにお礼を言う。
「すごい頑丈なシールドじゃん!ルカは防御魔法も得意なんだね!ありがとう!」
目の前にあるシールドは暴発した俺の魔法が当たったのに傷ひとつなかった。それにこの密度、俺ならそれだけで魔力が枯渇するくらい分厚いシールドだ。こんな物を無詠唱で瞬間的に出せるんだからつくづくルカって規格外みたい。ほんと凄い。
「……え?」
なんて事を考えてたら突然、目の前に白い閃光が走った。続いてバキバキとガラスが割れるような音を立ててシールドが砕ける。
「……っ!?」
気づいたら俺はクロードの背中に庇われていた。ここにいるはずのないクロードの出現にびっくりして言葉を失う。
「……誰?」
最初に言葉を発したのは意外にもルカだった。俺と初めて出会った魔力暴走の時よりも不機嫌そうな低い声に俺は思わず震える。だけど今はそれより気になることがあったので俺は目の前の幼馴染に声をかけることにした。
「クロード?どうしたの?」
クロードはそれには答えず、目の前のルカに剣を突きつけてこう言い放った。
「お前が、フレンを怪我させたペアか?」
いつも優しくて穏やかなクロードの声が、刃物のような硬質な冷たさを持って別人のように響く。
「……怪我?フレン怪我、してるの?」
クロードの言葉に反応してルカが俺を見る。さっきまでの不機嫌さはなりを潜め、ルカの目には心配の色が見えた。
「クロード、あの怪我はもう治ったし、ルカは悪い子じゃないから大丈夫」
クロードは俺が怪我するのを過剰に嫌がる。だからきっとこの間のペア決めの時の怪我の件と旧校舎の件で俺が怪我した原因をルカだって思って(合ってはいるけど)怒ってる。これはまずい。
「フレンも感じるだろう?この禍々しい魔力、お前に何か悪影響が出ないともかぎらない。いいから俺の後ろにいてくれ」
「……っ」
言葉には出さないけど、ルカの瞳孔がキュッと細くなるのが見えた。
クロードの言い分はわかる。ルカが俺に怪我をさせたのは本当だし、ルカの魔力は普通じゃないから。それにクロードは俺のことを大事にしてくれているから、この発言が心配から来ているのもわかってる。でも、それでも俺は言わないといけない事があった。
「そういう言い方は嫌い!まだルカは何もして無いでしょ?今だって俺を守ってくれただけだし……クロード、ルカに謝って」
クロードの優しさを裏切るみたいで心が痛いけど、俺は何も悪い事をしてないルカを責められるのは嫌だった。だからクロードを責めすぎないように、でも言いたい事はしっかり込めて俺はそう言葉を伝えて彼を見つめた。俺がしばらくそうして目を合わせていたら、クロードは群青色の瞳を揺らして伏せる。
「……っ、いきなり悪かった……その、すまない」
そのまま剣を鞘に収めながらクロードがルカに対する謝罪の言葉を口にする。俺の訴えが届いたようで、クロードのさっきまでの怒りも少し静まったみたいだった。
謝罪を受けた当人、ルカはそれには返事を返さず俺に駆け寄ってきて
「……フレン、怪我って、俺が怪我……させたの?」
と子犬のような目で見つめてきた。
「ほら、ルカが尖ってた時期にばちばちしてたじゃん?あれがちょっとね」
気に病まないように俺がわざと軽く説明すると、ルカはこの世の終わりみたいな顔で俺のことを見つめてきて、俺の方がなんか悪いことをした気持ちになった。そりゃ今は仲良しの先輩に、若気の至りで怪我させたって知ったら落ち込むと思うけど、そこまでショック受ける?ルカって繊細なのかも。
「あ、そうだ!ルカ、練習再開しよ!ね?」
この一件でとても落ち込んでしまったルカの気を紛らわすために俺は練習の再開を提案した。
「練習?何をしてたんだ?」
クロードから聞かれて俺は教科書を開いて追尾弾の項目を見せる。
「これ!後少しで出来そうなんだよね」
「その単元なら俺も教えられる……」
教科書を覗き込んだクロードが少し不満げにそう呟く。確かにそうだろうし、俺も彼なら親切でそう言ってくれるのはわかってたけど――
「クロード3年生になってから忙しそうだったからさ。さっきはびっくりしたけど会えてよかった!今日は夜ご飯一緒に食べよ?」
騎士コースの1組ともなればかなりのカリキュラム密度で有名だ。クロードなら全部こなせるだろうけど俺のせいで余計な負担はかけたくない。
「そう、だな……今日は19時には終わるから待っててくれるか?」
「うん!約束ね」
俺がニコニコ笑いながら小指を差し出すとクロードもそれに小指を絡めてくれる。これは昔からやってる約束の印、今でもこの癖は変わらない。
「……フレン、そいつ誰?」
突然背中が重くなったと思ったら、いつの間にか俺の背後に来ていたルカが俺にのしかかるように体重をかけてきた。ルカは細身だけど身長が高い分重い。それになんだかいつもより圧が強いのは気のせいかな?
「幼馴染のクロード。去年の俺のペア!強くてすごく頼りになるからルカも頼るといいよ」
クロードの紹介をしながら俺が本当に去年何度お世話になったことかと、しみじみ記憶を思い出していたら
「……俺の方が強い」
なんて、不遜すぎる態度で返すんだから、ルカってば子供みたいなところあるよね。声の調子もいつもより低くてなんだか威嚇してるみたいだし。もしかして、さっきの事まだ根に持ってるのかも。
「……っお前」
ルカの言葉に反応して、クロードの表情が変わる。それは俺が見た事ない鋭い目付きで、彼の握った拳にも力が入っていた。確かにルカの発言は煽りにも取れるけど、クロードってこんなに堪え性なかったっけ?なんて思いながら、俺は2人の間に割って入る。
「もー!2人とも、喧嘩はダメ!まだ俺練習したいからいい子にしててね?」
一応納得してくれたのか静かになった2人を横目に俺は魔力弾の練習を再開する。
テストは来週、時間は待ってくれないからね。魔法を使うため詠唱をして集まった掌の魔力に俺は手応えを感じる。今度はうまくいくといいな。
――練習に集中していた俺は、背後で交わされる2人の視線とその意味に気がつく事はなかった。
静かな威嚇と牽制の渦巻くそれは初夏の中庭で人知れず芽吹きを迎える。
新緑に囲まれた中庭でそれは勃発した。
俺の過保護な幼馴染と、ちょっと懐きすぎな後輩との初対面は予期せぬ事態に発展して――
◇◇
「えー?ルカ、これ本当にできるの?合ってる?」
少し皺がよった教科書を開きながら、俺は半信半疑で後ろのツートン前髪を振り返る。
「……大丈夫、そのまま手に魔力を集中して」
俺の言葉にそう返したルカは教科書を一瞥もしない代わりに俺に視線を合わせ、俺の両手を補助するように包み込み合図する。
「……今」
それに合わせて俺が魔法を使った瞬間、俺の手のひらに集められた魔力が綺麗な弧を描いて飛び出す。これは教科書に載っている通りの、魔力操作の応用、追尾型の魔力弾だ。
「やったー!本当にできた!ルカありがとう」
ずっとうまくいかなかったのに、ダメ元でルカに聞いてみたところ、こんなにすんなりできるようになった。その感動と喜びで俺はルカに抱きつく。
「……っ、うん、フレンが喜んでくれて、嬉しい」
いきなり抱きつかれた衝撃からか、ルカは言葉に詰まりながらも、目を細めて笑う。ルカと初めて会った時から約1ヶ月、こうしてたまにルカが笑ってくれるのが俺はとっても嬉しい。
「よーし!今の感覚忘れないようにもう一回やってみる!ルカは手伝うのなしね……今度は俺一人でやるから見てて」
さっきはルカのアドバイスで上手く行ったけど、テストは誰にも手伝ってもらえない。俺は一人でも同じ魔法を再現できるようにもう一度手のひらに魔力を集め始める。
「ん……あれ?ちょっ」
さっきと同じ様にやったはずなのに、手に込めた魔力が大きすぎたのかうまく魔法の制御が効かなくて手のひらから魔力が弾け飛ぶ。その激しさにびっくりして俺は思わず両目をつぶった。
「あれ?」
魔法の失敗で、ちょっとした怪我は覚悟してたけど、いつまで経っても痛みはやってこなかった。俺が恐る恐る目を開けると目の前に厳重な魔力シールドが張られてるのに気がつく。
「このシールド、ルカの?」
「……手伝いはダメって言われた、けど、フレンが怪我するって思って」
そう言って少しバツが悪そうに目を逸らすルカの両手を取り、俺は前のめりにお礼を言う。
「すごい頑丈なシールドじゃん!ルカは防御魔法も得意なんだね!ありがとう!」
目の前にあるシールドは暴発した俺の魔法が当たったのに傷ひとつなかった。それにこの密度、俺ならそれだけで魔力が枯渇するくらい分厚いシールドだ。こんな物を無詠唱で瞬間的に出せるんだからつくづくルカって規格外みたい。ほんと凄い。
「……え?」
なんて事を考えてたら突然、目の前に白い閃光が走った。続いてバキバキとガラスが割れるような音を立ててシールドが砕ける。
「……っ!?」
気づいたら俺はクロードの背中に庇われていた。ここにいるはずのないクロードの出現にびっくりして言葉を失う。
「……誰?」
最初に言葉を発したのは意外にもルカだった。俺と初めて出会った魔力暴走の時よりも不機嫌そうな低い声に俺は思わず震える。だけど今はそれより気になることがあったので俺は目の前の幼馴染に声をかけることにした。
「クロード?どうしたの?」
クロードはそれには答えず、目の前のルカに剣を突きつけてこう言い放った。
「お前が、フレンを怪我させたペアか?」
いつも優しくて穏やかなクロードの声が、刃物のような硬質な冷たさを持って別人のように響く。
「……怪我?フレン怪我、してるの?」
クロードの言葉に反応してルカが俺を見る。さっきまでの不機嫌さはなりを潜め、ルカの目には心配の色が見えた。
「クロード、あの怪我はもう治ったし、ルカは悪い子じゃないから大丈夫」
クロードは俺が怪我するのを過剰に嫌がる。だからきっとこの間のペア決めの時の怪我の件と旧校舎の件で俺が怪我した原因をルカだって思って(合ってはいるけど)怒ってる。これはまずい。
「フレンも感じるだろう?この禍々しい魔力、お前に何か悪影響が出ないともかぎらない。いいから俺の後ろにいてくれ」
「……っ」
言葉には出さないけど、ルカの瞳孔がキュッと細くなるのが見えた。
クロードの言い分はわかる。ルカが俺に怪我をさせたのは本当だし、ルカの魔力は普通じゃないから。それにクロードは俺のことを大事にしてくれているから、この発言が心配から来ているのもわかってる。でも、それでも俺は言わないといけない事があった。
「そういう言い方は嫌い!まだルカは何もして無いでしょ?今だって俺を守ってくれただけだし……クロード、ルカに謝って」
クロードの優しさを裏切るみたいで心が痛いけど、俺は何も悪い事をしてないルカを責められるのは嫌だった。だからクロードを責めすぎないように、でも言いたい事はしっかり込めて俺はそう言葉を伝えて彼を見つめた。俺がしばらくそうして目を合わせていたら、クロードは群青色の瞳を揺らして伏せる。
「……っ、いきなり悪かった……その、すまない」
そのまま剣を鞘に収めながらクロードがルカに対する謝罪の言葉を口にする。俺の訴えが届いたようで、クロードのさっきまでの怒りも少し静まったみたいだった。
謝罪を受けた当人、ルカはそれには返事を返さず俺に駆け寄ってきて
「……フレン、怪我って、俺が怪我……させたの?」
と子犬のような目で見つめてきた。
「ほら、ルカが尖ってた時期にばちばちしてたじゃん?あれがちょっとね」
気に病まないように俺がわざと軽く説明すると、ルカはこの世の終わりみたいな顔で俺のことを見つめてきて、俺の方がなんか悪いことをした気持ちになった。そりゃ今は仲良しの先輩に、若気の至りで怪我させたって知ったら落ち込むと思うけど、そこまでショック受ける?ルカって繊細なのかも。
「あ、そうだ!ルカ、練習再開しよ!ね?」
この一件でとても落ち込んでしまったルカの気を紛らわすために俺は練習の再開を提案した。
「練習?何をしてたんだ?」
クロードから聞かれて俺は教科書を開いて追尾弾の項目を見せる。
「これ!後少しで出来そうなんだよね」
「その単元なら俺も教えられる……」
教科書を覗き込んだクロードが少し不満げにそう呟く。確かにそうだろうし、俺も彼なら親切でそう言ってくれるのはわかってたけど――
「クロード3年生になってから忙しそうだったからさ。さっきはびっくりしたけど会えてよかった!今日は夜ご飯一緒に食べよ?」
騎士コースの1組ともなればかなりのカリキュラム密度で有名だ。クロードなら全部こなせるだろうけど俺のせいで余計な負担はかけたくない。
「そう、だな……今日は19時には終わるから待っててくれるか?」
「うん!約束ね」
俺がニコニコ笑いながら小指を差し出すとクロードもそれに小指を絡めてくれる。これは昔からやってる約束の印、今でもこの癖は変わらない。
「……フレン、そいつ誰?」
突然背中が重くなったと思ったら、いつの間にか俺の背後に来ていたルカが俺にのしかかるように体重をかけてきた。ルカは細身だけど身長が高い分重い。それになんだかいつもより圧が強いのは気のせいかな?
「幼馴染のクロード。去年の俺のペア!強くてすごく頼りになるからルカも頼るといいよ」
クロードの紹介をしながら俺が本当に去年何度お世話になったことかと、しみじみ記憶を思い出していたら
「……俺の方が強い」
なんて、不遜すぎる態度で返すんだから、ルカってば子供みたいなところあるよね。声の調子もいつもより低くてなんだか威嚇してるみたいだし。もしかして、さっきの事まだ根に持ってるのかも。
「……っお前」
ルカの言葉に反応して、クロードの表情が変わる。それは俺が見た事ない鋭い目付きで、彼の握った拳にも力が入っていた。確かにルカの発言は煽りにも取れるけど、クロードってこんなに堪え性なかったっけ?なんて思いながら、俺は2人の間に割って入る。
「もー!2人とも、喧嘩はダメ!まだ俺練習したいからいい子にしててね?」
一応納得してくれたのか静かになった2人を横目に俺は魔力弾の練習を再開する。
テストは来週、時間は待ってくれないからね。魔法を使うため詠唱をして集まった掌の魔力に俺は手応えを感じる。今度はうまくいくといいな。
――練習に集中していた俺は、背後で交わされる2人の視線とその意味に気がつく事はなかった。
静かな威嚇と牽制の渦巻くそれは初夏の中庭で人知れず芽吹きを迎える。
105
あなたにおすすめの小説
平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています
七瀬
BL
あらすじ
春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。
政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。
****
初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m
転生したが壁になりたい。
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
最可愛天使は儚げ美少年を演じる@勘違いってマジ??
雨霧れいん
BL
《 男子校の華 》と呼ばれるほどにかわいく、美しい少年"依織のぞ"は社会に出てから厳しさを知る。
いままでかわいいと言われていた特徴も社会に出れば女々しいだとか、非力だとか、色々な言葉で貶された。いつまでもかわいいだけの僕でいたい!いつしか依織はネットにのめり込んだ。男の主人公がイケメンに言い寄られるゲーム、通称BLゲーム。こんな世界に生まれたかった、と悲しみに暮れ眠りについたが朝起きたらそこは大好きなBLゲームのなかに!?
可愛い可愛い僕でいるために儚げ男子(笑)を演じていたら色々勘違いされて...!?!?
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。
春雨
BL
前世を思い出した俺。
外の世界を知りたい俺は過保護な親兄弟から自由を求めるために逃げまくるけど失敗しまくる話。
愛が重すぎて俺どうすればいい??
もう不良になっちゃおうか!
少しおばかな主人公とそれを溺愛する家族にお付き合い頂けたらと思います。
初投稿ですので矛盾や誤字脱字見逃している所があると思いますが暖かい目で見守って頂けたら幸いです。
※(ある日)が付いている話はサイドストーリーのようなもので作者がただ書いてみたかった話を書いていますので飛ばして頂いても大丈夫です。
※度々言い回しや誤字の修正などが入りますが内容に影響はないです。
もし内容に影響を及ぼす場合はその都度報告致します。
なるべく全ての感想に返信させていただいてます。
感想とてもとても嬉しいです、いつもありがとうございます!
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
