古の迷宮と五人の冒険者

アヤネ

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一階層 静寂の森

5/1 先人が遺したもの

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話によるとこの階が第一階層の最終だそうだが先に入ったギルドによるとこの奥に大昔ルナリア族が不用意に冒険者達が進まないよう守護者を造って置いたとの事…。


「それが今になって冒険の邪魔になってるわけか、
ウィリアムならその術壊せんじゃねぇの?」


「無理だ、
普通の術はかけた本人が死んでしまえば効果は無くなるがまだ動いているということは相当強い術だったかそれとも媒体が強力か…、

どのみちその術者本人はすさまじい力の持ち主だったんだろう。」


珍しく真剣な表情で真面目に話すウィリアムに四人は無言であり得ないものを見るような視線を送るがそこはやはりウィリアム気にしない、


「まぁ、
俺たちルナリアは長寿だからもしかしたら生きてるかもな。」


「生きてたら500は越えてますよ…?」


「若い方だぞ?
長老は2885歳だ。」


目的の部屋の扉を開けゴーレムと対峙する、岩の集合体は静かに部屋の中心に佇んでいて見ただけでは動く気配は無さそうだがその足元には冒険者達が倒れていて各々武器を構えて部屋に入りフィリアは冒険者達を治療して脱出アイテムを渡す。


「動きそうにねぇな…、
どうだウィリアム?」

「岩塊の奥に強い力を感じるが取り出すには壊さないといけない。」


「ということは、
どのみち戦わなければいけないというわけですね…。」


ウィリアムが戻ると地響きと共に五人の回りだけ暗くなり反射的にミリアンがウィリアムとフィリアを、ギルがアインツを引っ張ってその場から飛び退くとさっきまで五人が立っていた場所に岩の柱が降ってきた、

岩の柱の正体は魔物の腕だった、
岩の魔物は体勢を整えるとゆっくり五人の方を見た。


「向こうもやる気になってくれたみたいだぞ?」

「恐らく物理攻撃はあまり効果がないでしょうね…。」


「持久戦か、
完全に後衛頼みだな…。」


各々武器を構え直し岩の魔物と向き合う。

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