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五階層 空に近い樹海
1/5 テンションが上がっても冷静さは失うな。
しおりを挟む見知らぬ装置に触れると体が浮いた…。
「足が地面から離れてるぞ…!?」
「ええ、私たちは今飛んでいますね…!!」
珍しくテンションが高いミリアンとウィリアムに嫌な予感を覚えたアインツは離れると何を思ったのかウィリアムがフィリアを突き飛ばし進行方向にいたミリアンはフィリアを受け流すと途中で止まることのできない哀れなフィリアはかなり遠くに飛んでいってしまった……。
一瞬沈黙してすぐに二人は拳骨をくらいアインツが急いでフィリアの後を追った。
「やり過ぎました……。」
「あんなに飛んでいくと思ってなかった。」
「謝るならあいつに謝れ。」
*迎えに行くと泣いていたフィリアの頭を謎の少女が困惑しながら撫でていた…。
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