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第31話 お宝の守護者
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私は女勇者を省く勇者達と共に、エルウッドが隠したという装備を回収しに遺跡の中を進んで行った
「トラップが多いですねぇ。どっこいしょっと」
先行している勇聖者は次々とトラップを処理しつつ進んで行く。その様子を見ていた勇者は感心したようにつぶやいた
「へ~、慣れてるなバルディ」
「元尖兵ですからね、敵陣の偵察や罠の解除などはお手のものです」
「それが何で聖職者に?」
「私の不死の能力を探る為です、教会などで蘇る以上何かしら関係があるはずですから。戦いにおいて敵の情報収集は不可欠ですが、その点、誰でも門を開く教会は好都合でしたよ。結局何も分からなかったんですけどね、あはは」
「聖職者が敵って言っちまいますか。まっ、死んでも死ねないのは辛いだろうしな・・・、本人にとっちゃ呪いか」
「そう言う事です。道が分かれてますがどちらに?」
「あ、そこ右な」
「了解しました」
雑談をしながらも順調に進みんでいき、最深部らしき場所に到着したので私は確認の為に問いかけた
「ここがそうなのかエルウッド」
「ああ、俺の集めたものの中で最強の鎧が隠してある。魔物が触れられない様に封印してあるから一応バルトは気を付けてくれよ」
「なるほど、そう言う事か」
「なにがだ?」
「いや、己が触れられないなら、触れられる者を待てばいい…、そう言う事だろう?」
私が隠れている者達にそう語り掛けると、その者たちが姿を現した
「フハハハ!よく来たな人間共よ!」
「我らの前にノコノコ現れたのが貴様らの運のつきよ!」
「大人しく気づかぬふりをしていれば楽に死ねたものを!」
「しかし我らに気付くとはただ者では無いな!」
謎の魔物が四体現れた・・・のだが、どれも知らん顔だ。勇者なども警戒する気も起きない様で、雑談を投げかける始末だ
「張り切ってるところ悪いが・・・・、そんな口をきいていいのか?」
「そんな口とはどの口だ? ずいぶん強気じゃないか人間!」
「いや、強気とかそんなんじゃなくて、こう…、なぁ?」
勇聖者も流石に呆れた様で私と奴らの間をチラチラ視線を泳がせながらつぶやいた
「もしや我が死の事を知らないのでしょうか・・・魔物のクセに」
気の抜けた我らの態度が気に食わないのか、一番弱そうな奴が怒鳴り声を上げていた
「貴様ら!我ら魔王軍四天王を前にしてッ・・・」
その魔物の名乗りにかぶさる様に他の者が吠えた。全くやかましい
「こら!貴様が先に名乗りを上げるとはどういうつもりだ!!」
「序列を考えろ!」
「四天王最弱の分際で!!」
「・・・すまん」
自称四天王?のやり取りに勇者が疑問を口にしたので、私が答えてやった
「なんで最弱に対してあんなに厳しいんだ、四天王ってヤツは?」
「そんなもの決まっている。4人の内最弱と言う事はトップスリーに入らん、さらに四天王の上にリーダーや副リーダーも当然居るだろう、そうなると上から数えて5本の指にも入らない、それが四天王最弱という者だ」
「なるほど」
私が馬鹿でも分かる様に説明していると、最弱が図星を突かれてお怒りなようだが
「お前ら!いいかげ・・・」
すぐに他の四天王が割り込んだ
「茶番はお終いだ!」
「さあ、我らと戦え!」
「せめて誇りある最後にしてやろう!一騎打ちだ!!」
四天王の提案に我らは首をかしげた
「一騎打ちだぁ?」
「僕ら3人しかいませんけど?」
「わからんぞ、もしやあの四天王・・・、合体するのやもしれん」
私の冗談を勇者達は真に受けてしまった
「合体!? そんな魔物が居るのか!?」
「となると、戦うのは一人ですね。誰が行きます?」
もう一人で戦う気になっている勇者達を見て四天王は吠えた
「合体なんぞ出来るか!!」
「我らをなんだと思っている!?」
「その話だと最弱とも合体するのか?汚らわしい」
「ッッ・・・」
四天王の声に最弱は声なき声で泣いていると、追い打ちをかける様に勇者は言い放った
「もう四天王じゃなくて三銃士とかでよくねえか?」
「やめろ!! 仲間内でならともかく、敵のお前達までオレを無かったことにしないでくれ!!」
最弱は悲痛な声でそう言っているが・・・、安心しろ、三銃士は新人騎士を入れての4人組だ。勇者が分かった上で言っているのかは疑問だがな。さて・・・
「からかうのも飽きた、貴様らの提案どうり一騎打ちにしようじゃないか4対4で」
私の言葉に勇者達は疑問の声を上げた
「お、フランを今から呼ぶのかバルト?」
「我が死よ、まさか先ほどから薄っすらと見えるソレを戦わせるのですか?」
勇聖者は気づいていたか
「そう、陰ながら私に使える小さなしもべ・・・」
「お!召喚獣か?」
「違う!」
勇者は気づいていない様だ。酒の効果が切れたからか?
「四天王最弱と戦うのはこの、闇落ち妖精だ。調教の成果をみせてもらうぞ」
「はい…」
闇落ち妖精を見て勇者は声を荒げた
「あ~~!! あの時、敵の真っただ中に道案内してくれやがったクソ妖精じゃねえか!!!」
「ニィタァ~」
勇者を見て闇落ち妖精は不敵に笑っている。さてと
「これで互いに4人そろったな。では始めるとしよう」
これから開始と言うのに、最弱が出しゃばって来た
「待て!何で俺の相手がそんなちっこい妖精なんだ!!」
耳障りだったのか、闇落ち妖精は最弱へ攻撃した
「ふん!」
闇落ち妖精は最弱の首にその小さな拳で殴りつけ・・・
「ブチッ!」
・・・刺さった手で頸動脈を掴み力いっぱい引っ張って引き千切った
「ブシュウウウウウウウゥゥゥ!!」
「うががっがが!?」
「ペッ」
噴水の様に血しぶき上げ四天王最弱は倒れ、闇落ち妖精は唾を吐き捨てた。勇者達はその光景を呆然と見ていた
「強ええ…」
「妖精は赤ん坊をさらったり、牛などの家畜を殺す力を持ってますがこれは・・・」
「私の調教の成果だ」
私が妖精の戦闘力に満足していると、倒したはずの四天王最弱が首を押さえながら起ち上った
「まだだ! たかが2本ある頸動脈の内の1本を引き千切られたくらいでッッ!!」
「ふぅん!!!」
四天王最弱は闇落ち妖精にもう一本の頸動脈を引き千切られ今度こそ倒れた
「トラップが多いですねぇ。どっこいしょっと」
先行している勇聖者は次々とトラップを処理しつつ進んで行く。その様子を見ていた勇者は感心したようにつぶやいた
「へ~、慣れてるなバルディ」
「元尖兵ですからね、敵陣の偵察や罠の解除などはお手のものです」
「それが何で聖職者に?」
「私の不死の能力を探る為です、教会などで蘇る以上何かしら関係があるはずですから。戦いにおいて敵の情報収集は不可欠ですが、その点、誰でも門を開く教会は好都合でしたよ。結局何も分からなかったんですけどね、あはは」
「聖職者が敵って言っちまいますか。まっ、死んでも死ねないのは辛いだろうしな・・・、本人にとっちゃ呪いか」
「そう言う事です。道が分かれてますがどちらに?」
「あ、そこ右な」
「了解しました」
雑談をしながらも順調に進みんでいき、最深部らしき場所に到着したので私は確認の為に問いかけた
「ここがそうなのかエルウッド」
「ああ、俺の集めたものの中で最強の鎧が隠してある。魔物が触れられない様に封印してあるから一応バルトは気を付けてくれよ」
「なるほど、そう言う事か」
「なにがだ?」
「いや、己が触れられないなら、触れられる者を待てばいい…、そう言う事だろう?」
私が隠れている者達にそう語り掛けると、その者たちが姿を現した
「フハハハ!よく来たな人間共よ!」
「我らの前にノコノコ現れたのが貴様らの運のつきよ!」
「大人しく気づかぬふりをしていれば楽に死ねたものを!」
「しかし我らに気付くとはただ者では無いな!」
謎の魔物が四体現れた・・・のだが、どれも知らん顔だ。勇者なども警戒する気も起きない様で、雑談を投げかける始末だ
「張り切ってるところ悪いが・・・・、そんな口をきいていいのか?」
「そんな口とはどの口だ? ずいぶん強気じゃないか人間!」
「いや、強気とかそんなんじゃなくて、こう…、なぁ?」
勇聖者も流石に呆れた様で私と奴らの間をチラチラ視線を泳がせながらつぶやいた
「もしや我が死の事を知らないのでしょうか・・・魔物のクセに」
気の抜けた我らの態度が気に食わないのか、一番弱そうな奴が怒鳴り声を上げていた
「貴様ら!我ら魔王軍四天王を前にしてッ・・・」
その魔物の名乗りにかぶさる様に他の者が吠えた。全くやかましい
「こら!貴様が先に名乗りを上げるとはどういうつもりだ!!」
「序列を考えろ!」
「四天王最弱の分際で!!」
「・・・すまん」
自称四天王?のやり取りに勇者が疑問を口にしたので、私が答えてやった
「なんで最弱に対してあんなに厳しいんだ、四天王ってヤツは?」
「そんなもの決まっている。4人の内最弱と言う事はトップスリーに入らん、さらに四天王の上にリーダーや副リーダーも当然居るだろう、そうなると上から数えて5本の指にも入らない、それが四天王最弱という者だ」
「なるほど」
私が馬鹿でも分かる様に説明していると、最弱が図星を突かれてお怒りなようだが
「お前ら!いいかげ・・・」
すぐに他の四天王が割り込んだ
「茶番はお終いだ!」
「さあ、我らと戦え!」
「せめて誇りある最後にしてやろう!一騎打ちだ!!」
四天王の提案に我らは首をかしげた
「一騎打ちだぁ?」
「僕ら3人しかいませんけど?」
「わからんぞ、もしやあの四天王・・・、合体するのやもしれん」
私の冗談を勇者達は真に受けてしまった
「合体!? そんな魔物が居るのか!?」
「となると、戦うのは一人ですね。誰が行きます?」
もう一人で戦う気になっている勇者達を見て四天王は吠えた
「合体なんぞ出来るか!!」
「我らをなんだと思っている!?」
「その話だと最弱とも合体するのか?汚らわしい」
「ッッ・・・」
四天王の声に最弱は声なき声で泣いていると、追い打ちをかける様に勇者は言い放った
「もう四天王じゃなくて三銃士とかでよくねえか?」
「やめろ!! 仲間内でならともかく、敵のお前達までオレを無かったことにしないでくれ!!」
最弱は悲痛な声でそう言っているが・・・、安心しろ、三銃士は新人騎士を入れての4人組だ。勇者が分かった上で言っているのかは疑問だがな。さて・・・
「からかうのも飽きた、貴様らの提案どうり一騎打ちにしようじゃないか4対4で」
私の言葉に勇者達は疑問の声を上げた
「お、フランを今から呼ぶのかバルト?」
「我が死よ、まさか先ほどから薄っすらと見えるソレを戦わせるのですか?」
勇聖者は気づいていたか
「そう、陰ながら私に使える小さなしもべ・・・」
「お!召喚獣か?」
「違う!」
勇者は気づいていない様だ。酒の効果が切れたからか?
「四天王最弱と戦うのはこの、闇落ち妖精だ。調教の成果をみせてもらうぞ」
「はい…」
闇落ち妖精を見て勇者は声を荒げた
「あ~~!! あの時、敵の真っただ中に道案内してくれやがったクソ妖精じゃねえか!!!」
「ニィタァ~」
勇者を見て闇落ち妖精は不敵に笑っている。さてと
「これで互いに4人そろったな。では始めるとしよう」
これから開始と言うのに、最弱が出しゃばって来た
「待て!何で俺の相手がそんなちっこい妖精なんだ!!」
耳障りだったのか、闇落ち妖精は最弱へ攻撃した
「ふん!」
闇落ち妖精は最弱の首にその小さな拳で殴りつけ・・・
「ブチッ!」
・・・刺さった手で頸動脈を掴み力いっぱい引っ張って引き千切った
「ブシュウウウウウウウゥゥゥ!!」
「うががっがが!?」
「ペッ」
噴水の様に血しぶき上げ四天王最弱は倒れ、闇落ち妖精は唾を吐き捨てた。勇者達はその光景を呆然と見ていた
「強ええ…」
「妖精は赤ん坊をさらったり、牛などの家畜を殺す力を持ってますがこれは・・・」
「私の調教の成果だ」
私が妖精の戦闘力に満足していると、倒したはずの四天王最弱が首を押さえながら起ち上った
「まだだ! たかが2本ある頸動脈の内の1本を引き千切られたくらいでッッ!!」
「ふぅん!!!」
四天王最弱は闇落ち妖精にもう一本の頸動脈を引き千切られ今度こそ倒れた
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