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読書
しおりを挟む20歳にしてようやく、本を読みたいと思えるようになってきた。
もともと言葉は好きだったけど、ただそこから読書に発展はしなかったなあ。詩人やアーティストの放つ、その人だけがその言葉の本質を知っているような、そういう言葉が好きです。
友達と、「作品の意味とか、タイトルの意味とか、作者が知っていればそれでいいよね」って話をしたことがあって、それともちょっと似てる感覚。
たくさんの日本語があるけど、私たちが生活するなかで、ほとんどは簡潔に分かりやすく話さなきゃいけない事だらけだから、机の上にあらかじめ並んでいる単語を無意識にとってしまう。ちょっと違うんだよなぁと思っても、ほんとはこういう側面もあるんだよなぁと思っても、私たちはいつも時間がなくて、好きなものは好きと、可愛いものは可愛いとしか言えない。
一つの単語を色んなものに当てはめてしまうその文化も好きだけど、伝わらなくても良いからとにかく自分の気持ちに近しい言葉を投げつける表現も好き。
それが文字になることでビジュアルが完結されてしまうのを眺めること=読書 かな!と!あくまで私の中で。
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