【完結】ある日会社の受付に女神様がやって来た  ~ 受付に女神がいたよ ~ 

hazuki.mikado

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 麗奈は日報の片付けを済ませ貰ったばかりのタイムカードを押して、ロッカールームで自分のバッグを肩に引っ掛け会社を出ると自宅のマンションに向かって歩き出す。

 その間もやたら何度も神谷という男性の髪を掻き上げる仕草や日報を指す長い指やら、形のいい唇やら、綺麗な顎やらを何度も思い出しては顔がだんだんと赤くなってきた。

 耳まで熱くなって・・・


 ハッ!


 ひょっとしてお母さんの言ってたアレって、 コレのこと!?


 気が付いたら彼女は公園に飛び込んでいて、母にLINEを入れていた。


『お母さんどうしよう』

 ピコンー
 愛『どしたー』

『会社の人に一目惚れした』

 ピコンー
 愛『ナンダト!』

『お母さんの言ってたぽわ~んてなって何回もその人の事ばっかり考えてるよ、どうしよう!

 思い出したらドキドキするしキュンてなって心不全みたいになる!』

 ピコンー
 愛『おおおお~  麗奈、早くゲットしなさい!』

『わかったプロポーズする!』

 ピコンー
 愛『プロポーズ? 慌てるな!麗奈』←未

 ピコンー
 愛『あら? 麗奈?』←未

 ピコンー
 愛『おーい』←未


 慌ててカバンにスマホを放り込み蓋をする。


 ——そうよ、ゲットしないと女が廃るってお母さんが言ってたし。


 フンスとガッツポーズをする。




 いやねえ君、ちゃんと最後までお母さんの云う事は聞きましょうよーとか、外野が声をかけても恋する乙女は聞きませんよね。

 知ってるー!!




 麗奈がふと気がつき正面を見ると、公園の横の道をコンビニの袋とカバンを一緒に持った神谷が歩いているではないか!


 凄い! ツイてる。




 ××




 そんな訳で勢いだでけで神谷のマンションに押しかけてしまい、サビ残終りの2人が今現在赤くなってモジモジしている訳である・・・


 初めて告白した小学生よりモジモジしているかもしれない。


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