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祥三クン視点
✢
しおりを挟む結局ミナのお母さんのお陰で事なきを得て、こっちに戻ってこれた。
兄貴や家族に話したら笑って
『女神様らしいね』
と言ってた。
どうも肝っ玉女神様っぽい。
イイネ。
きっぷがいい女の人って嫌いじゃない。
あ、そこは母さんに似てるかも・・・
××
今日はこないだの仕切り直しでディズニーランドへ行く事になってるから迎えにマンションまで行った。
そしたらさあ。
今日は普通のショートパンツじゃなくて、マイクロミニのショートパンツーーーーーー！
それにニーハイブーツ！
バストの形がはっきりするマイクロTシャツに、ロングジレ・・・
ああ、綺麗な白いお腹が見えそうで見えない・・・
うわあ・・・
俺は殺される！
本望だ！
鼻血を堪えるのが大変だ！
頭の中が沸騰しそうなのにその上、手も繋ぐんだぞ！
どうするよーーー！！！
仲良くエレベーターの中でおしゃべりしてたらいつの間にか地下１階を過ぎて・・・
ん？
なんで？
エレベーターのドアが開いたら、異世界で。
バービー人形みたいな格好の女の子が立っていて、お辞儀をされた。
「いらっしゃいませ、勇者様・・・・」
俺は『勇者』や『国王』よりも、『ミナの彼氏』が良いって。
本気でそう思った・・・・
ー了ー
『君といつまでも』
by.hazuki．mikadoヾ(･ω･*)ﾉ
Special Thanks ！
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