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色戦争、その前
第14話 8月6日- 白と赤
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夜風が自身の衣服を揺らす感覚を白騎士は受け入れていた。
逸美原市中心部、逸美原駅近くのシティーホテル。色の騎士団は今回の召喚士案件において、そこを定宿としていた。
その建物の外部非常階段の手すりに体を預け下を見ているのは白騎士だ。階数表示はローマ数字の十四。イギリスでは二階をfirst floorというんだったか、とどうでもいい思考が首をもたげた。
人が、一般人が死ぬと言ったときの不可解部の反応は白騎士の期待通りだった。事前のリサーチによると不可解部は基本的に正義側に属する集団だ。
誰かが死ぬと聞いて動かないわけがない。この点は与しやすいと最初から考えていた。
最初からそう誘導するつもりだったが、多少忍びない気持ちになっていた。嘘を吐いたわけでも、騙したわけでもない。うまく誘導した。それだけだ。
それでもまだ十代の少年を死地に送らねばならないことに自身の力不足を感じる。そうだ。きっとそれが許せない。
騎士団の最年少、赤騎士を引き込んだのも白騎士だ。そしてそんな若者はたいてい先にいなくなってしまう。前の青騎士もそうだった。
そんな運命は既に呪わなくなった。それでも自身の力不足を嘆かずにはいられない。
弓を引き絞る。その手に矢はない。光の矢が生成される。非常階段の照明が不安定に瞬いた。
放つ。その矢は遥か下で走る獣の脳天を貫いた。マルコシアスの分身。光の粒となり空へと還る。
不可解部が初めてマルコシアスの分身と対峙したのは二日前の夜。実はその以前より出没していた。騒動にならなかったのは、分身を騎士団で処理できていたからだ。青騎士も騎士団加入前に何体か倒していたらしい。
相手は学習したのか、出没場所を増やし、少しずつ対応しきれないようにされてしまった。それが二日前のことだ。世間では同時多発通り魔事件と呼ばれている。
このことは不可解部には伝えていない。彼らのことだ分身討伐に加勢しようとするだろう。彼らの消耗は避けたい。軽症者のみ重傷者と死傷者がゼロの現状ならば、思惑通りに事が運んでいると相手に思わせるのも重要だ。なるべくなら騎士団以外の戦力は召喚士と当たるときまで知られないようにしたい。
騎士団は毎夜二人で分身討伐に当たっていた。この日、もう一人の当番は赤騎士だ。遠近適性の問題で白騎士と黒騎士、赤騎士と青騎士は同じ日に当番になることはない。
如何にゴエティアの悪魔といえど、色の騎士団が分身に後れを取ることはない。
若く、実践経験の少ない赤騎士の訓練にも最適だ。
青騎士――本殿橋獅子が加わったのは計算外だが、それは嬉しい誤算だった。
後れを取るつもりはないが、かなりの力を持っている。獣を連れていることも青騎士にぴったりだとさえ思う。
色の騎士団の部隊、四騎士は『ヨハネの黙示録』の四騎士がベースだ。それぞれに対応した魔法道具、または能力が与えられる。
白騎士には白い弓。黒騎士には天秤。赤騎士には自身の血を操る能力。青騎士には獣を従える能力。
妖怪の力を持つ四ツ橋の榊橋獅子は能力を与えられるまでもなかったが。
他の五勢力を迎え入れた例は恐らく初めてだっただろう。あとで降りかかるであろう騎士団長の叱責も増強された戦力を考えれば大したものではない。
株式会社アヤタイからの情報提供もあった。提供に際して決して安くはない額を請求された。
アヤタイに所属している四ツ橋の異端児、榊橋鳥居の持ち込んだ情報。
マルコシアスの本体は空にいる。確かに現行の騎士団メンバーでは対処の使用がない。不可解部には飛行能力を持つ五木がいるが、彼はドラゴンブレスを防ぐ盾を担ってもらわねばならない。
迷わず協力を打診した。鳥居はいい顔をしなかったものの、社長の方はすぐに報酬を聞くほど前のめりだった。こちらも結局それなりの額になってしまったが。
鳥居曰く、「あれだけ分身がいたら勝てない」とのことだった。鳥居とマルコシアスの本体という一対一のカードをお膳立てするしかないだろう。
強くはないとはいえ、攻撃能力を持つ分身百体程度を一度に使うというのは厄介だ。昼の間に生成しているということだろうか。毎夜現れるのはせいぜい二〇体程。空には百を超える数がいたらしく、徐々に総数を増やしている可能性もある。
やはり街に出没する分身はできるだけ倒さねばならない。野放しにするとそれだけ増える。人間のエネルギーを集めているということは直接接種する機会に恵まれているということだ。
空から分身を降らせるマルコシアス。龍に跨るアスモデウス。
分身ならドラゴンブレスに巻き込んでも大した痛手ではない。死んでも困らない兵隊を作っている。
しかし、マルコシアスに分身の伝承はなかったはずだ。ほかの悪魔の力か? それとも召喚士の力か? はっきりとはしないがどちらにしても頭痛の種だ。
「戻ってきましたか。赤騎士」
「白騎士のおっちゃんはいっつもすぐ気が付くな」
無言で矢を放つ。おっちゃんと言われたことに腹を立てたわけではない。断じて。
当てるつもりはない、脅しに過ぎない。現に赤騎士は難なく避けた。
「黒騎士はねーちゃん。青騎士は獅子のにーちゃん。なぜ私はおっちゃんなんでしょうか?」
「悪かったよ。白騎士はなんつーかさ、兄貴姉貴ってより親父みたいだなって」
「よしてください。赤ん坊だったあなたを拾ったとき、私は今のあなたと同じような年でしたよ」
「そんくらいの歳で親父になるやつもいるだろ」
「……まあ多くはないでしょうがね」
現に赤騎士を救い、育てることを決め、実行したのは白騎士に他ならない。仕方ないとは思いつつもおっちゃん呼ばわりは看過できない。
「それより、どうだった。五行」
「あなたはまたそれですか」
赤騎士は好戦的だ。その色がそうさせるのだろうか。これに関しても訓練を積ませたのは白騎士なのでとやかくはいえない。
「なんか強そうに見えないんだよなぁ。刀刃の方が強いって自分で言うくらいだし」
「未熟ですね、赤騎士。彼は人を殺めるという選択肢の優先順位が低いだけです」
対峙して分かった。最初に逃げの手を打ったのも、臆病故ではない。フィールドの変更を図ったのだろう。
間違いはあったものの、白騎士の能力を推測し、その元を絶ってみせた。相手を戦闘不能にすることを優先している。
それに本日の会談の様子でも生き物を殺めることに強い抵抗があるようだった。
「彼が本気で殺す気になれば、私も危ないかも知れません」
目を瞬かせる赤騎士にそう言った。危ないかもではない。実際に危ない。それだけの力を五行五木は有している。
「へえ、それは一度やってみたい」
「よしなさい。今は争う理由がありません」
今は。そう言った。もし彼が騎士団の敵たる召喚士に与するようなことがあれば争う未来があるかもしれない。他の五勢力、広く門戸を開いているのは騎士団と四死使師だけだ。四ツ橋は血統。学院は適正がなければならない。殺し屋集団の四死使師に彼が所属するとは到底思えなかった。
残る一人法師も一人だ。
彼が敵になるとすれば召喚士がらみだろう。
それは考えたくはない。そんなことになれば一人法師出現以来の大騒動になることは明らかだと白騎士は思った。
「それに今のあなたではほぼ死にます」
「それまでには力をつけておく」
「頼もしいですね。あれ? 剣君にリベンジマッチはいいのですか?」
「それもあったなぁ。どっちが先だろー」
粗野だが素直な良い性格に育った。やはりこれ以上、自分より若い人間が死ぬのは看過できない。
頼みますよ。白騎士は現地の加勢にそれだけ心で念じた。
逸美原市中心部、逸美原駅近くのシティーホテル。色の騎士団は今回の召喚士案件において、そこを定宿としていた。
その建物の外部非常階段の手すりに体を預け下を見ているのは白騎士だ。階数表示はローマ数字の十四。イギリスでは二階をfirst floorというんだったか、とどうでもいい思考が首をもたげた。
人が、一般人が死ぬと言ったときの不可解部の反応は白騎士の期待通りだった。事前のリサーチによると不可解部は基本的に正義側に属する集団だ。
誰かが死ぬと聞いて動かないわけがない。この点は与しやすいと最初から考えていた。
最初からそう誘導するつもりだったが、多少忍びない気持ちになっていた。嘘を吐いたわけでも、騙したわけでもない。うまく誘導した。それだけだ。
それでもまだ十代の少年を死地に送らねばならないことに自身の力不足を感じる。そうだ。きっとそれが許せない。
騎士団の最年少、赤騎士を引き込んだのも白騎士だ。そしてそんな若者はたいてい先にいなくなってしまう。前の青騎士もそうだった。
そんな運命は既に呪わなくなった。それでも自身の力不足を嘆かずにはいられない。
弓を引き絞る。その手に矢はない。光の矢が生成される。非常階段の照明が不安定に瞬いた。
放つ。その矢は遥か下で走る獣の脳天を貫いた。マルコシアスの分身。光の粒となり空へと還る。
不可解部が初めてマルコシアスの分身と対峙したのは二日前の夜。実はその以前より出没していた。騒動にならなかったのは、分身を騎士団で処理できていたからだ。青騎士も騎士団加入前に何体か倒していたらしい。
相手は学習したのか、出没場所を増やし、少しずつ対応しきれないようにされてしまった。それが二日前のことだ。世間では同時多発通り魔事件と呼ばれている。
このことは不可解部には伝えていない。彼らのことだ分身討伐に加勢しようとするだろう。彼らの消耗は避けたい。軽症者のみ重傷者と死傷者がゼロの現状ならば、思惑通りに事が運んでいると相手に思わせるのも重要だ。なるべくなら騎士団以外の戦力は召喚士と当たるときまで知られないようにしたい。
騎士団は毎夜二人で分身討伐に当たっていた。この日、もう一人の当番は赤騎士だ。遠近適性の問題で白騎士と黒騎士、赤騎士と青騎士は同じ日に当番になることはない。
如何にゴエティアの悪魔といえど、色の騎士団が分身に後れを取ることはない。
若く、実践経験の少ない赤騎士の訓練にも最適だ。
青騎士――本殿橋獅子が加わったのは計算外だが、それは嬉しい誤算だった。
後れを取るつもりはないが、かなりの力を持っている。獣を連れていることも青騎士にぴったりだとさえ思う。
色の騎士団の部隊、四騎士は『ヨハネの黙示録』の四騎士がベースだ。それぞれに対応した魔法道具、または能力が与えられる。
白騎士には白い弓。黒騎士には天秤。赤騎士には自身の血を操る能力。青騎士には獣を従える能力。
妖怪の力を持つ四ツ橋の榊橋獅子は能力を与えられるまでもなかったが。
他の五勢力を迎え入れた例は恐らく初めてだっただろう。あとで降りかかるであろう騎士団長の叱責も増強された戦力を考えれば大したものではない。
株式会社アヤタイからの情報提供もあった。提供に際して決して安くはない額を請求された。
アヤタイに所属している四ツ橋の異端児、榊橋鳥居の持ち込んだ情報。
マルコシアスの本体は空にいる。確かに現行の騎士団メンバーでは対処の使用がない。不可解部には飛行能力を持つ五木がいるが、彼はドラゴンブレスを防ぐ盾を担ってもらわねばならない。
迷わず協力を打診した。鳥居はいい顔をしなかったものの、社長の方はすぐに報酬を聞くほど前のめりだった。こちらも結局それなりの額になってしまったが。
鳥居曰く、「あれだけ分身がいたら勝てない」とのことだった。鳥居とマルコシアスの本体という一対一のカードをお膳立てするしかないだろう。
強くはないとはいえ、攻撃能力を持つ分身百体程度を一度に使うというのは厄介だ。昼の間に生成しているということだろうか。毎夜現れるのはせいぜい二〇体程。空には百を超える数がいたらしく、徐々に総数を増やしている可能性もある。
やはり街に出没する分身はできるだけ倒さねばならない。野放しにするとそれだけ増える。人間のエネルギーを集めているということは直接接種する機会に恵まれているということだ。
空から分身を降らせるマルコシアス。龍に跨るアスモデウス。
分身ならドラゴンブレスに巻き込んでも大した痛手ではない。死んでも困らない兵隊を作っている。
しかし、マルコシアスに分身の伝承はなかったはずだ。ほかの悪魔の力か? それとも召喚士の力か? はっきりとはしないがどちらにしても頭痛の種だ。
「戻ってきましたか。赤騎士」
「白騎士のおっちゃんはいっつもすぐ気が付くな」
無言で矢を放つ。おっちゃんと言われたことに腹を立てたわけではない。断じて。
当てるつもりはない、脅しに過ぎない。現に赤騎士は難なく避けた。
「黒騎士はねーちゃん。青騎士は獅子のにーちゃん。なぜ私はおっちゃんなんでしょうか?」
「悪かったよ。白騎士はなんつーかさ、兄貴姉貴ってより親父みたいだなって」
「よしてください。赤ん坊だったあなたを拾ったとき、私は今のあなたと同じような年でしたよ」
「そんくらいの歳で親父になるやつもいるだろ」
「……まあ多くはないでしょうがね」
現に赤騎士を救い、育てることを決め、実行したのは白騎士に他ならない。仕方ないとは思いつつもおっちゃん呼ばわりは看過できない。
「それより、どうだった。五行」
「あなたはまたそれですか」
赤騎士は好戦的だ。その色がそうさせるのだろうか。これに関しても訓練を積ませたのは白騎士なのでとやかくはいえない。
「なんか強そうに見えないんだよなぁ。刀刃の方が強いって自分で言うくらいだし」
「未熟ですね、赤騎士。彼は人を殺めるという選択肢の優先順位が低いだけです」
対峙して分かった。最初に逃げの手を打ったのも、臆病故ではない。フィールドの変更を図ったのだろう。
間違いはあったものの、白騎士の能力を推測し、その元を絶ってみせた。相手を戦闘不能にすることを優先している。
それに本日の会談の様子でも生き物を殺めることに強い抵抗があるようだった。
「彼が本気で殺す気になれば、私も危ないかも知れません」
目を瞬かせる赤騎士にそう言った。危ないかもではない。実際に危ない。それだけの力を五行五木は有している。
「へえ、それは一度やってみたい」
「よしなさい。今は争う理由がありません」
今は。そう言った。もし彼が騎士団の敵たる召喚士に与するようなことがあれば争う未来があるかもしれない。他の五勢力、広く門戸を開いているのは騎士団と四死使師だけだ。四ツ橋は血統。学院は適正がなければならない。殺し屋集団の四死使師に彼が所属するとは到底思えなかった。
残る一人法師も一人だ。
彼が敵になるとすれば召喚士がらみだろう。
それは考えたくはない。そんなことになれば一人法師出現以来の大騒動になることは明らかだと白騎士は思った。
「それに今のあなたではほぼ死にます」
「それまでには力をつけておく」
「頼もしいですね。あれ? 剣君にリベンジマッチはいいのですか?」
「それもあったなぁ。どっちが先だろー」
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