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40 共和制の国があった2
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4人はゲルマ共和国最高執政官であるシャーロッテの執務室に招き入れられた。
中に入ると、執務机の応接セットの前で若い女性が立っていた。
その女性は微笑みながら歓迎の言葉を言った。
「ゴード王国のアーサー王子様、クラリス様、メイ様、メイナード様、ほんとうに遠い所から我が国にお出でいただき心より歓迎致します。」
アーサーが言葉を返した。
「ゲルマ共和国のシャーロッテ最高執政官、どこの誰ともはっきりしない我々を、このようにお部屋まで招き入れ歓迎のお言葉をいただき、誠にありがとうございます。」
「ふふふふ―― 」
シャーロッテが突然笑い出したので、4人は大変驚いた。
「金色のくせが強い髪の毛、目が大きい美しい顔、そして長身。この国では、小さな子供から御老人まで全ての国民が『それは誰か。』知っていますよ。この世で一番尊い英雄だと。」
「えっ! なぜでしょうか。この国は私の国であるゴード王国から大変離れた場所にあります。」
「吟遊ぎんゆう詩人を御存知でしょうか。美しい詩を歌いながら諸国を巡る人々のことです。彼らが必ず歌うのが英雄のこと。つまり、あなた様、アーサー王子様のことなどです。」
「いったいどういうことを歌われているのでしょうか。」
「ゴード王国がたくさんの国々に攻め込まれたのを、とても少ない兵力で撃退した。大勝利だったが、死んだ敵兵のことを思い悩み苦しんだ。撤退する敵兵達の命を惜しんで追撃しなかった。」
「えっ! 確かに私の心の中とほとんど同じですが、それらの吟遊詩人はなんでわかったのでしょう。」
2人の会話を聞いていたクラリスが説明した。
「アーサー王子様。それは美しき心を映す世界の力です。王子様が思い悩んだのは、人間の最高に美しき心が示されたのです。その美しさは世界中に伝搬して、敏感な心をもつ者を感動させるのです。」
シャーロッテは気がついた。
「あっ、今わかりました。この世界ではとてもめずらしい黒い髪、美しき青い瞳の奥には最高の魔力が宿る優しい魔女。美しき心を映す世界の守護者で英雄を助ける乙女。」
「私のことも吟遊詩人に歌われているのですね。少し恥ずかしいです。」
アーサーが話題を変えた。
「最高執政官様、最初にこの国に足を踏み入れた時、ある演説を聴きました。その演説者が、この国では役人が私財を肥やすため、農産物や工芸品の値段を安く抑えていると―― 。」
聞いた瞬間、シャーロッテの顔色がくもり苦しそうな表情になった。
「国が農産物や工芸品の値段を安く抑えていません。大変豊かなこの国で生産した物を運搬して、貿易で他国に流通させることが困難なのです。だから、この国の中ではいつも物余りで値段が安いのです。」
「なぜ運搬して、他国に流通させることが困難なのですか? 」
「この国は高い山脈に囲まれ、他国に出るには川沿いの1つの街道しかありません。しかし、街道の途中にたびたび魔族が現われますので、完全武装しなければ通り抜けできません。」
「なぜ、魔族が出現するのでしょう。クラリスさん原因がわかりますか。」
「悪しき心を映す世界と連結した空間があるのかもしれません。シャーロッテ様。もしかして、魔族の出現頻度が上がっていませんか? 」
「はい。魔族は2年ほど前から現われ始めましたが、だんだん出現頻度が上がり、今では毎日見られるようになり数も多くなって、街道から我が国に向かって進出しているようです。」
「そうですか。やはり、魔族がゲルマ共和国に進出する連結空間が広がっているのですね。」
「魔界から多くの魔族が大侵攻すれば人間は全て除かれて、ゲルマ共和国は消滅してしまいます。最終的に魔族の国が生まれてしまいます。」
アーサーとクラリスが顔を見合わせた。
そして、クラリスが言った。
「私達がいろいろな国を巡っているのは、人間が全て魔族に代わってしまう大災厄を防ぐためです。このゲルマ王国にも大災厄が近づいています。そうならないよう、全力を尽くします。」
アーサーが話しを続けた。
「私達は街道に行ってみます。そして、魔界との連結空間の状況を調べます。」
「ありがとうございます。我が国の兵をお連れください。」
「いいえ。大丈夫です。私達だけで確認しようと思います。街道の地図をお貸しいただけますか。」
「わかりました。いつ街道に行かれますか。」
「明日には行ってみようと思います。」
翌日になった。
アーサー達4人は、ゲルマ共和国が他国につながる街道の起点に立っていた。
「クラリスさん。悪しき心を映す世界がこの現実世界とつながる連結空間を作ることはできるのですか? 」
「はい。可能だと思います。しかし2つの全く異質の世界がつながる空間ですから、おそらく莫大な魔力が必要だと思います。もしかしたら、魔王アスモデウスが関与しているかもしれません。」
「それでは行きましょう。みなさん、注意してください。」
4人は歩き始めた。
最初は街道の両側に家々が立っていたが、やがて廃墟になり最後には何もない荒れ地が続くようになっていた。
街道といっても、4人の前方には誰も歩いていなかった。
そのような様子がしばらく続いていたが、やがてクラリスが魔眼で見た。
「この先から何かが来ます。魔族かもしれません。」
「クラリスさん。私達の姿を魔術で隠してください。」
「不視の魔術を使います。『真実に至る魔女を継ぐクラリスが命ずる。全ての光を吸い込むカーテンよ。私達の回りの空間を囲え。』」
4人の姿がクラリスの強い魔術で完全に見えなくなった。
やがて、街道の向こう側から近づいて来る影が見えた。
それは、魔族ではなく人間の若い女性だった。
その娘はふらふらした足取りだった。
中に入ると、執務机の応接セットの前で若い女性が立っていた。
その女性は微笑みながら歓迎の言葉を言った。
「ゴード王国のアーサー王子様、クラリス様、メイ様、メイナード様、ほんとうに遠い所から我が国にお出でいただき心より歓迎致します。」
アーサーが言葉を返した。
「ゲルマ共和国のシャーロッテ最高執政官、どこの誰ともはっきりしない我々を、このようにお部屋まで招き入れ歓迎のお言葉をいただき、誠にありがとうございます。」
「ふふふふ―― 」
シャーロッテが突然笑い出したので、4人は大変驚いた。
「金色のくせが強い髪の毛、目が大きい美しい顔、そして長身。この国では、小さな子供から御老人まで全ての国民が『それは誰か。』知っていますよ。この世で一番尊い英雄だと。」
「えっ! なぜでしょうか。この国は私の国であるゴード王国から大変離れた場所にあります。」
「吟遊ぎんゆう詩人を御存知でしょうか。美しい詩を歌いながら諸国を巡る人々のことです。彼らが必ず歌うのが英雄のこと。つまり、あなた様、アーサー王子様のことなどです。」
「いったいどういうことを歌われているのでしょうか。」
「ゴード王国がたくさんの国々に攻め込まれたのを、とても少ない兵力で撃退した。大勝利だったが、死んだ敵兵のことを思い悩み苦しんだ。撤退する敵兵達の命を惜しんで追撃しなかった。」
「えっ! 確かに私の心の中とほとんど同じですが、それらの吟遊詩人はなんでわかったのでしょう。」
2人の会話を聞いていたクラリスが説明した。
「アーサー王子様。それは美しき心を映す世界の力です。王子様が思い悩んだのは、人間の最高に美しき心が示されたのです。その美しさは世界中に伝搬して、敏感な心をもつ者を感動させるのです。」
シャーロッテは気がついた。
「あっ、今わかりました。この世界ではとてもめずらしい黒い髪、美しき青い瞳の奥には最高の魔力が宿る優しい魔女。美しき心を映す世界の守護者で英雄を助ける乙女。」
「私のことも吟遊詩人に歌われているのですね。少し恥ずかしいです。」
アーサーが話題を変えた。
「最高執政官様、最初にこの国に足を踏み入れた時、ある演説を聴きました。その演説者が、この国では役人が私財を肥やすため、農産物や工芸品の値段を安く抑えていると―― 。」
聞いた瞬間、シャーロッテの顔色がくもり苦しそうな表情になった。
「国が農産物や工芸品の値段を安く抑えていません。大変豊かなこの国で生産した物を運搬して、貿易で他国に流通させることが困難なのです。だから、この国の中ではいつも物余りで値段が安いのです。」
「なぜ運搬して、他国に流通させることが困難なのですか? 」
「この国は高い山脈に囲まれ、他国に出るには川沿いの1つの街道しかありません。しかし、街道の途中にたびたび魔族が現われますので、完全武装しなければ通り抜けできません。」
「なぜ、魔族が出現するのでしょう。クラリスさん原因がわかりますか。」
「悪しき心を映す世界と連結した空間があるのかもしれません。シャーロッテ様。もしかして、魔族の出現頻度が上がっていませんか? 」
「はい。魔族は2年ほど前から現われ始めましたが、だんだん出現頻度が上がり、今では毎日見られるようになり数も多くなって、街道から我が国に向かって進出しているようです。」
「そうですか。やはり、魔族がゲルマ共和国に進出する連結空間が広がっているのですね。」
「魔界から多くの魔族が大侵攻すれば人間は全て除かれて、ゲルマ共和国は消滅してしまいます。最終的に魔族の国が生まれてしまいます。」
アーサーとクラリスが顔を見合わせた。
そして、クラリスが言った。
「私達がいろいろな国を巡っているのは、人間が全て魔族に代わってしまう大災厄を防ぐためです。このゲルマ王国にも大災厄が近づいています。そうならないよう、全力を尽くします。」
アーサーが話しを続けた。
「私達は街道に行ってみます。そして、魔界との連結空間の状況を調べます。」
「ありがとうございます。我が国の兵をお連れください。」
「いいえ。大丈夫です。私達だけで確認しようと思います。街道の地図をお貸しいただけますか。」
「わかりました。いつ街道に行かれますか。」
「明日には行ってみようと思います。」
翌日になった。
アーサー達4人は、ゲルマ共和国が他国につながる街道の起点に立っていた。
「クラリスさん。悪しき心を映す世界がこの現実世界とつながる連結空間を作ることはできるのですか? 」
「はい。可能だと思います。しかし2つの全く異質の世界がつながる空間ですから、おそらく莫大な魔力が必要だと思います。もしかしたら、魔王アスモデウスが関与しているかもしれません。」
「それでは行きましょう。みなさん、注意してください。」
4人は歩き始めた。
最初は街道の両側に家々が立っていたが、やがて廃墟になり最後には何もない荒れ地が続くようになっていた。
街道といっても、4人の前方には誰も歩いていなかった。
そのような様子がしばらく続いていたが、やがてクラリスが魔眼で見た。
「この先から何かが来ます。魔族かもしれません。」
「クラリスさん。私達の姿を魔術で隠してください。」
「不視の魔術を使います。『真実に至る魔女を継ぐクラリスが命ずる。全ての光を吸い込むカーテンよ。私達の回りの空間を囲え。』」
4人の姿がクラリスの強い魔術で完全に見えなくなった。
やがて、街道の向こう側から近づいて来る影が見えた。
それは、魔族ではなく人間の若い女性だった。
その娘はふらふらした足取りだった。
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