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24 剣聖と言われた魔族がいた4
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神宮悟に向かって、国王シャーは微笑みながら言った。
「確かに表面的な強さだけなら、世界最強と言い切ることはできないかもしれない。今の瞬間、我のひ孫ゾルゲは卿以上に強いかもしれない‥‥
‥‥だが、卿には騎士として最適な資質と最適なきずながある」
「資質ときずなですか? 」
「そうじゃ。今の自分に満足せず常に努力する資質と、聖女カタリナとの間にある守護騎士としてのきずなじゃ。だから、卿はこれからますます強くなるだろう」
「‥‥剣聖と言われたシャー様にそのように言っていただけると、私も今後なお一層励んでいくことができます」
「我はもう年老いて、魔界から人間界に移住して、ひっそりと暮らしていこうと思っていたのだ。魔王リーベ様への忠誠心は変らないが、取り巻きが気にくわない」
「取り巻きとは?? 」
国王シャーは、カタリナの方をちらっと見た。
「つらい思いを呼び起こして申し訳ない。魔女ローザのことだ。人間世界を守る聖女をボロボロにしてしまおうとローザは考えた。その結果が婚約破棄と両親の殺害だ」
カタリナの顔には、ほんの少し動揺が走った。
「聖女カタリナ。よくがんばられた。運命は自分次第、もう、幸せが近づきつつある。あと少しがんばりなさい」
「はい。国王様、ありがとうございます」
「ところで、この和の国を通過すると、聖女が生まれたロメル帝国の間には、もう1カ国がある」
「確か、ゲルト王国ですか」
「そうじゃ。そして、その王国には我のひ孫ゾルゲが着任している」
「暗黒騎士ゾルゲですか‥‥ 前に戦った時には、私と大きな実力の差がありました。ただ、国王様のひ孫はだいぶ手を抜いて攻撃していました」
「はははは!! あの子は1000人いる我がひ孫の中でも、最も我に近い資質をもっているのでな。たぶん、今の卿ならば勝てると思うがな」
「あの―― 国王様のひ孫に私が勝つと。そこまで言われてしまって」
「たぶん、それは事実だ。だから支障はない。真剣勝負をしてあげてほしい。たとえ、卿に負けたとしても、命を落すまでの敗北にならない」
その後、国王シャーは自らの横にひかえ、立っていた武蔵皇子を見た。
「後、数年の後、この和の国の王位をこの武蔵皇子にお返しするつもりだ」
「えっ!! ありがとうございます」
「我は、この和の国の美しい山里の中に小さな家を建て、穏やかな余生を過ごしたい。魔族の通常の寿命だと、後、100年はあるがな―― はははは」
魔界の魔王城では、和の国を統治しているシャーの副官リボが報告していた。
「魔王リューベ様。反逆です!! 剣聖シャーは聖女とその守護騎士に味方し、和の国に駐屯していた暗黒騎士軍団もかなりの損害で、2人を殺害できませんでした」
「あの御老人が、どんな反逆をしたのだ? 」
「聖女と守護騎士に攻撃せず、和の国を通すようにと」
「お前は、あの御老人に従わず攻撃をしたのだな! 」
「はい。結局は魔王リューベ様の御意思に従い、聖女と守護騎士を殺害しようとしました」
「そうか。我の意向を汲んでくれたのか。御苦労だった‥‥ 」
その後、魔王リューベはしばらく考え込んだ。
そして、そばに控えていた諜報大臣に聞いた。
「今、聖女と守護騎士はどこにいる? 」
「はい。和の国と隣国のゲルト王国との国境、山岳地帯を越えようとしていると思われます」
「そうか。それでは、シャーに対する懲罰を最初に済ませるか。リボよ、お前の元にはまだどれくらいの暗黒騎士が残っている? 」
「聖女の守護騎士にだいぶやられましたが、9万騎はいるかと」
「それでは、それに加えて、我が近衛騎士団から、されに10万騎を連れて行くが良い。計19万騎でシャーを懲らしめるのだ」
その時だった。
魔王リューベの前に控えていた家臣団のはるか後ろから声が上がった。
「魔王様。剣聖シャー様の魔界に対するこれまでの功績を考慮していただけませんでしょうか。今回はおとがめ無しにはできないでしょうか」
声を上げた家臣が、はるか後ろでよろよろと立ち上がった。
かなりの高齢の魔族のようだった。
「お前は確か‥‥ かって軍務大臣だったウォルフ。シャーと一緒に数々の大きな戦いくさに勝利したのだったな。せっかくの意見だが無理だ!! 」
「そうでございますか。仕方がありません。それでは、このご老体からの意見でございます。暗黒騎士19万騎ではシャーを殺せません」
「ほう!! 何を根拠に?? 」
「かって千年前のことです。この魔界と天界との大開戦がありました。我が魔界はとても苦戦し、最後に戦場に立っていたのがシャーのみになりました」
「敵の天界はどうな状態だったのだ? 」
「光りの天使が50万人、残っていました。そして、最後はシャー1人で50万人の光りの天使を全て平らげてしまいました」
「光りの天使が弱かったのだろう―― 」
「いえ。そのようなことはございません。光りの天使は魔界の暗黒騎士の10倍は強うございました」
「‥‥‥‥ シャーはそんなに強かったのか!! いやいや、もう、それから千年過ぎている。シャーもお前と同様にかなり年老いている」
魔王リューベはそう言った後、しばらく考え込んだ。
そしてその後、リボに告げた。
「念のためだ。さきほどの話しは撤回する。改めて、我が近衛騎士団から暗黒騎士50万騎を連れていくがよい」
「ほんとうにありがとうございます。このリボ、魔王様の御期待に結果をもってお返し致します。必ず反逆者のシャーには命をもって償わせます」
それから数時間後のことだった。
和の国の王都が、暗黒騎士の大軍団に包囲された。
しかし、王都にはなんの動揺も起こらなかった。
王城の塔の最上で、包囲の状況をシャーと数人の家臣が見ていた。
「シャー様。我らサムライ。あの暗黒騎士達を討ち滅ぼして見せましょう」
「そうだな。我がサムライ軍団が出撃するタイミングはやがて指示する」
やがて、和の国の王都を包囲する暗黒騎士の大軍団は驚くべき光景を見た。
王都の追手門が静かに開くと、1人のサムライが姿を現わした。
それは、剣聖と言われたシャーだった。
「聖女カタリナよ。あなたに悲しい運命を体験させた魔界にこれから、おわびをさせる―― 」
「確かに表面的な強さだけなら、世界最強と言い切ることはできないかもしれない。今の瞬間、我のひ孫ゾルゲは卿以上に強いかもしれない‥‥
‥‥だが、卿には騎士として最適な資質と最適なきずながある」
「資質ときずなですか? 」
「そうじゃ。今の自分に満足せず常に努力する資質と、聖女カタリナとの間にある守護騎士としてのきずなじゃ。だから、卿はこれからますます強くなるだろう」
「‥‥剣聖と言われたシャー様にそのように言っていただけると、私も今後なお一層励んでいくことができます」
「我はもう年老いて、魔界から人間界に移住して、ひっそりと暮らしていこうと思っていたのだ。魔王リーベ様への忠誠心は変らないが、取り巻きが気にくわない」
「取り巻きとは?? 」
国王シャーは、カタリナの方をちらっと見た。
「つらい思いを呼び起こして申し訳ない。魔女ローザのことだ。人間世界を守る聖女をボロボロにしてしまおうとローザは考えた。その結果が婚約破棄と両親の殺害だ」
カタリナの顔には、ほんの少し動揺が走った。
「聖女カタリナ。よくがんばられた。運命は自分次第、もう、幸せが近づきつつある。あと少しがんばりなさい」
「はい。国王様、ありがとうございます」
「ところで、この和の国を通過すると、聖女が生まれたロメル帝国の間には、もう1カ国がある」
「確か、ゲルト王国ですか」
「そうじゃ。そして、その王国には我のひ孫ゾルゲが着任している」
「暗黒騎士ゾルゲですか‥‥ 前に戦った時には、私と大きな実力の差がありました。ただ、国王様のひ孫はだいぶ手を抜いて攻撃していました」
「はははは!! あの子は1000人いる我がひ孫の中でも、最も我に近い資質をもっているのでな。たぶん、今の卿ならば勝てると思うがな」
「あの―― 国王様のひ孫に私が勝つと。そこまで言われてしまって」
「たぶん、それは事実だ。だから支障はない。真剣勝負をしてあげてほしい。たとえ、卿に負けたとしても、命を落すまでの敗北にならない」
その後、国王シャーは自らの横にひかえ、立っていた武蔵皇子を見た。
「後、数年の後、この和の国の王位をこの武蔵皇子にお返しするつもりだ」
「えっ!! ありがとうございます」
「我は、この和の国の美しい山里の中に小さな家を建て、穏やかな余生を過ごしたい。魔族の通常の寿命だと、後、100年はあるがな―― はははは」
魔界の魔王城では、和の国を統治しているシャーの副官リボが報告していた。
「魔王リューベ様。反逆です!! 剣聖シャーは聖女とその守護騎士に味方し、和の国に駐屯していた暗黒騎士軍団もかなりの損害で、2人を殺害できませんでした」
「あの御老人が、どんな反逆をしたのだ? 」
「聖女と守護騎士に攻撃せず、和の国を通すようにと」
「お前は、あの御老人に従わず攻撃をしたのだな! 」
「はい。結局は魔王リューベ様の御意思に従い、聖女と守護騎士を殺害しようとしました」
「そうか。我の意向を汲んでくれたのか。御苦労だった‥‥ 」
その後、魔王リューベはしばらく考え込んだ。
そして、そばに控えていた諜報大臣に聞いた。
「今、聖女と守護騎士はどこにいる? 」
「はい。和の国と隣国のゲルト王国との国境、山岳地帯を越えようとしていると思われます」
「そうか。それでは、シャーに対する懲罰を最初に済ませるか。リボよ、お前の元にはまだどれくらいの暗黒騎士が残っている? 」
「聖女の守護騎士にだいぶやられましたが、9万騎はいるかと」
「それでは、それに加えて、我が近衛騎士団から、されに10万騎を連れて行くが良い。計19万騎でシャーを懲らしめるのだ」
その時だった。
魔王リューベの前に控えていた家臣団のはるか後ろから声が上がった。
「魔王様。剣聖シャー様の魔界に対するこれまでの功績を考慮していただけませんでしょうか。今回はおとがめ無しにはできないでしょうか」
声を上げた家臣が、はるか後ろでよろよろと立ち上がった。
かなりの高齢の魔族のようだった。
「お前は確か‥‥ かって軍務大臣だったウォルフ。シャーと一緒に数々の大きな戦いくさに勝利したのだったな。せっかくの意見だが無理だ!! 」
「そうでございますか。仕方がありません。それでは、このご老体からの意見でございます。暗黒騎士19万騎ではシャーを殺せません」
「ほう!! 何を根拠に?? 」
「かって千年前のことです。この魔界と天界との大開戦がありました。我が魔界はとても苦戦し、最後に戦場に立っていたのがシャーのみになりました」
「敵の天界はどうな状態だったのだ? 」
「光りの天使が50万人、残っていました。そして、最後はシャー1人で50万人の光りの天使を全て平らげてしまいました」
「光りの天使が弱かったのだろう―― 」
「いえ。そのようなことはございません。光りの天使は魔界の暗黒騎士の10倍は強うございました」
「‥‥‥‥ シャーはそんなに強かったのか!! いやいや、もう、それから千年過ぎている。シャーもお前と同様にかなり年老いている」
魔王リューベはそう言った後、しばらく考え込んだ。
そしてその後、リボに告げた。
「念のためだ。さきほどの話しは撤回する。改めて、我が近衛騎士団から暗黒騎士50万騎を連れていくがよい」
「ほんとうにありがとうございます。このリボ、魔王様の御期待に結果をもってお返し致します。必ず反逆者のシャーには命をもって償わせます」
それから数時間後のことだった。
和の国の王都が、暗黒騎士の大軍団に包囲された。
しかし、王都にはなんの動揺も起こらなかった。
王城の塔の最上で、包囲の状況をシャーと数人の家臣が見ていた。
「シャー様。我らサムライ。あの暗黒騎士達を討ち滅ぼして見せましょう」
「そうだな。我がサムライ軍団が出撃するタイミングはやがて指示する」
やがて、和の国の王都を包囲する暗黒騎士の大軍団は驚くべき光景を見た。
王都の追手門が静かに開くと、1人のサムライが姿を現わした。
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