異世界

ナマケモノ

文字の大きさ
5 / 10

5

しおりを挟む
「何だ… 貴様をサンライズ国の兵士として雇いたい。 隣国のオール国、レール国と争っていてな。 そこに必要だ。」
「めんどくさいですね。 まぁ、やりましょう。」
「やるか。 給料は良いからな。 案内してやる。」 
 ジョンはついていく。 やがて、城はみえ立ち止まる。
 門の2人がハロルドに向かって敬礼する。
「そこの人は?」 門番の1人が言う。
「新人だ。 国王に話がある。 中にいるか?」
「ハロルドさんが人を連れてくるとはね。 珍しい。」 門番はジョンをまじまじと見る。
 ジョンは「どうも」と頭をさげる。
 城の大きな扉はあく。
 10メートルくらいの高さをしている。
 ジョンは中に入ると圧倒される。 
 中では特訓している様子だ。
 左を向けば、対人戦が行われている。
 1対1の戦いをやっている。
 右は術の特訓している。
 土属性の人が的をつくって補充。 他の人は術を使って的にいろんな攻撃をくりだしている。


 ハロルドは城内に入り、突き進んでいく。
 サンライズ国の王は玉座に座って考えこんでいる様子。
 五属性を全て使え、世界最強ともうたわれている。 国の人々からも慕われている。
 人格者だ。 名前はアーサー王という。
 五十代ながら、若々しくガタイはいい。
 圧倒的なオーラをまとっている。
 ハロルドはいつ会っても緊張する。
「何のようだ、ハロルド。」 アーサー王は立ち上がる。
「五属性を扱える青年を連れてきました。 まだ未熟ですが、必ずや将来は活躍するでしょう。」
「そうか。 その青年とやらの写真は?」
 ハロルドは写真を渡す。
「この子は… ハロルドよ、どこで見つけた?」
「道端で何やら寝ていたので、説教をかねていろいろと話していたんですが… ジョンがどうしたんですか?」
「あの伝説の夫婦の子供だ。」
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

「俺が勇者一行に?嫌です」

東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。 物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。 は?無理

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

ちゃんと忠告をしましたよ?

柚木ゆず
ファンタジー
 ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。 「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」  アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。  アゼット様。まだ間に合います。  今なら、引き返せますよ? ※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。

ありふれた聖女のざまぁ

雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。 異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが… 「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」 「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」 ※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。

【完結】 学園の聖女様はわたしを悪役令嬢にしたいようです

はくら(仮名)
ファンタジー
※本作は別ペンネームで『小説家になろう』にて掲載しています。 とある国のお話。 ※ 不定期更新。 本文は三人称文体です。 同作者の他作品との関連性はありません。 推敲せずに投稿しているので、おかしな箇所が多々あるかもしれません。 比較的短めに完結させる予定です。 ※

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫

むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。

アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~

eggy
ファンタジー
 もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。  村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。  ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。  しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。  まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。  幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。

処理中です...