☆男女逆転パラレルワールド

みさお

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10.<番外編 不思議な世界~他人からは女~>

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<番外編 不思議な世界~他人からは女~>今回は本編とは別の世界のパラレルワールドです。

次の時限は体育。僕が着替えを始めようとすると、隣の席の女子に手を引かれる。
「早く更衣室いこ~」
連れてこられたのは、女子更衣室。
「ちょっと、まずいよ、僕おと・・・」
僕は、慌てて外に出ようとする。
「早く着替えないと間にあわないよ~」
またこのパターンだ。
 僕は、ボクッ娘でも、最近流行りの男の娘でもない。れっきとした男子だ。なのに、周囲の人間からは、女子として扱われてしまう。
 僕はそんな不思議な世界にいつのまにか迷いこんでいた。
 今、僕の周りでは、下着姿の女子達が着替えの真っ最中だが、恥ずかしがっている暇はない。僕も急いで体操服に着替える。
「男子はグランド10週、女子は5週!」
体育教師の指示が響く。
こういう時は得だ。僕は、何くわぬ顔で5週で走るのを止める。
「一緒に柔軟体操しよう~」
先に走り終わった女子が腕をつかんで誘ってくる。
こういう時は、断っても無駄だってことはわかっている。結局、僕はその女子とペアで柔軟体操することになる。
「ちょっと、胸があたってるよ!」
僕は、あわててペアの女子に注意するが。
「え~、いいじゃん。女の子同士だし。」
はあ、またこれだよ。全く気にせずか、でも、 胸やお尻が体に当たって、気になって仕方ない。

次の授業が始まる前に、トイレへ向かう。男子トイレの扉を開けようとした時、後ろから女子に引っ張っられる。
「そっちじゃないよ、こっちでしょ」
連れて来られたのは、女子トイレ。やっぱりこのパターンか。あきらめて個室へ。僕は音姫を使うのも忘れない。

他にも女子から、ナプキンを貸してって頼まれたり、生理の悩みを相談されたりしたときは本当に困ったし、恥ずかしかった。帰り道に買物に付き合ったら、使ってるナプキンのブランド名を聞かれるし。

土曜日、クラスの女子の一人と、買い物の約束。やった、これってデートじゃ?
 駅前で、待ち合わせしていると、頻繁にナンパの声をかけられる。
 必死に断っている間に、彼女が来た。かっ可愛い。
 二人で目的のショップに向って歩きはじめると、またナンパの嵐。
 何故か彼女に向かわず、僕にばかり声がかかる。ナゼダ?
 彼女はスカートで女の子らしい格好なのに対し、僕はといえば、ただのズボン姿なのに。
「相変わらずモテモテだね」
彼女が、いたずらぽく言う。

着いたのは、デパートの婦人服売場。僕が手もちぶたさそうにしていると、店員さんが
服を勧めてくる。男物もあるんだ?と思っていると、出されたのは、フリフリのブラウスとスカート。
いつのまにか後ろに彼女も。
「カワイイ。試着してみたら?うん、試着すべき、いや、しなさい」
半ば強引に僕は試着室に入れられることに。
これを着るのか?
 彼女の勧めを断り切れず、僕も買うはめに。こんなの、いつ着るんだ?
 休憩のため、喫茶店へ。
「お帰りなさいませ、お嬢さま」
メイド喫茶だ。何故か、ご主人様って声が、聞こえなかったような。
オーダーを決め、メイドさんを呼ぶ。
「お呼びでしょうか?お嬢さま」僕の方を向いて、メイドさんが尋ねてくる。
しばらくして、注文したコーヒーが運ばれてきた。っと、その時、メイドさんがバランスを崩して、僕の服が上下ともコーヒーまみれに。うわ~ドジっ子だ。
「さっき買った服に着替えたら?いや、着替えなさい」
彼女の強引な提案で、メイド喫茶の更衣室へ。
 男子憧れのメイド喫茶の更衣室だが、今はそれどころじゃない。結局、これを着るのか・・・
 フリフリのブラウスに、ティアードスカート。確かに可愛いよ、服は。
 席に戻ると、メイドさん達が集まっきた「カワイイ~」
そんなに褒められると、恥ずかしい。
メイドさんと集合真。ちょっとうれしいかも。

数日後、
「一緒にバイトしょっ!いや、しなさい!」
またしても、彼女からの強引な提案。しかも、こないだのメイド喫茶だ。
 僕は、とうとうメイド服を着るはめに。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
僕が、このセリフを言うことになるとは。
「カワイイ~」
店中から、歓声があがる。
その後、僕は店内ミスコンで1位になるは、クラスのみんながやってくるわ。大変な目に。

生徒指導室に呼ばれ、写真を見せられる。それは、僕のメイド姿だった。
「こんな女性らしい格好もできるんでしょう」
何を言ッテイルんだ?
「今後は、キチンと女子の制服を着てくるように」
担任の先生まで、いつのまにか僕を女子だと認識していたのか?

うなだれて家に帰ると、既にセーラー服が用意されていた。
「先生から、連絡があったわ!やっとこの服を着てくれるのね!」
そう言う母の前で、家に入るなりセーラー服を着せられそうになる。
いつのまに用意してたんだ。
なんとか着るのを断って風呂へ入る。
 風呂からでると、用意しておいた下着がない。代わりにあったのは、女物の下着と、ネグリジェ。
 部屋に戻ると、男物の下着や服がなくなっていた。代わりにやはり女物が。

翌日、諦めてセーラー服で登校。なんだか、チラチラ視線を感じる。やっぱり変なのかな?
 教室に入り、自分の席に着く。
「やっと男装やめたんだ?」
隣の女子に囁かれる。

身体測定も、女子と一緒にされる。下着姿の女子に前後に並ばれ、恥ずかしい。胸がないのも、何故かちょっと悔しいと思ってしまう。
 測定結果の用紙を見ると、性別欄はちゃんと男と印字されてる。

水泳の授業も、女子扱い。
とうとう、スクール水着を着ることに。

学園祭では、メイド喫茶のメイド服を着てウェイトレスさん。ミスコンにも、いつのまにかエントリーされていて渋々出たが、断トツで、優勝してしまうことに。

日曜日、学校が休みなので、
 久しぶりにズボンをはいてみる。だが、なんだか落ち着かない。普段、スカートの開放感に慣れてきたためか、スカートの方が落ち着く。

臨海学校で一泊することに。
スクール水着はもう慣れてきたが、お風呂はまずいよ。でも、やっぱり女風呂に入ることになってしまう。

仲良くなった女の子達と、今度はプールに行く約束。その前に水着をみんなで買いに行くことになった。
 臨海学校では、地味なスクール水着だったため、思い切ってみんなでビキニを買うことにって、僕も?
プールで、とうとう僕はビキニデビュー。恥ずかしいし、胸がないのがなんだか悔しい....じゃないビキニが恥ずかしいだけなんだ。

女子は家庭科の授業で、お菓子作り。男子は技術の授業のはずだが、やっぱり僕は家庭科の授業になった。今日の課題はクッキー作り。授業の後、余ったクッキーを教室に持ち帰ると、待ち構えていた男子達が、僕のクッキーを奪い合う騒ぎに。なんで僕のクッキーばかり?他の女子も、クッキーを持ち帰ってるのに。

お昼休み、僕がお弁当を出すと、女子が席を寄せて集まってくる。女子に囲まれながら、お弁当を食べるのも、今では慣れてきた。
「はい、あーん」って、間接キス?

放課後、みんなでアイスを食べながらおしゃべり。なんだか女子って楽しいかも。 

最近では家に帰っても、女ものを着させられる。でも、母の買ってくる服ってイマイチなんだよなあ。スリップとかネグリジェとかいまどき着ないらしいよ。あと、パンツもパンティーって言わないらしいよ。
でも、僕の部屋着はスリップドレスだし、寝巻きはネグリジェだ。こんな格好ではトイレも座ってするしかない。そういえば最近は学校に行くとき生理用品をいれたポーチも持たされている。
 床屋も美容院になったし、化粧も覚えさせられた。
 確かに可愛いけど何かがおかしい・・・・
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