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2.僕は奥さん?
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「・・・星野さん。星野千早さん」
フルネームで呼ばれて、あたしはようやく自分が呼ばれたことに気がついた。
結婚して名字が変わったけど、夫の名前で呼ばれることにまだ慣れてなくて、気がつかない時がある。
でも、彼の名字で呼ばれるのって、何だか背中がくすぐったいような変な感じ。
いいえ、決して不快ではないわ。なんだか、ふわふわして不思議と心地よい気持ち。
ああ、あたし、本当に彼の奥さんになったんだわ。
気になる男の子の名字と自分の名前を繋げてみる。
こんな遊びを、女の子なら誰でもやったことあると思う。
あの時も感じた不思議な気持ち。
うふふっ、あなた、覚えてる?
小さい頃、結婚の約束したでしょう。
あの時、最初にプロポーズしたのって、あたしからだったのよ。
「ねえ、たっくん。あたしのこと、たっくんのお嫁さんにしてくれる?」
・・・「うわっ、何だこりゃ!」
僕は布団を撥ね退けた。
何て夢だ。僕がアイツと結婚するなんて、男同士じゃねーか...
んっ?そうか、今は女だからいいのか。ってなるか~い。
でも...いつかは僕も男と結婚するのか。
他人から「奥さん」って呼ばれたり、挨拶するときは、「主人がいつもお世話になっております。○○の妻の千早と申します~」とか、僕の方が言うようになるのか。
はぁ、ちょっと憂鬱。
でも、夢の中の僕って、何だか嬉しそうだったな。なんか複雑な気分...
フルネームで呼ばれて、あたしはようやく自分が呼ばれたことに気がついた。
結婚して名字が変わったけど、夫の名前で呼ばれることにまだ慣れてなくて、気がつかない時がある。
でも、彼の名字で呼ばれるのって、何だか背中がくすぐったいような変な感じ。
いいえ、決して不快ではないわ。なんだか、ふわふわして不思議と心地よい気持ち。
ああ、あたし、本当に彼の奥さんになったんだわ。
気になる男の子の名字と自分の名前を繋げてみる。
こんな遊びを、女の子なら誰でもやったことあると思う。
あの時も感じた不思議な気持ち。
うふふっ、あなた、覚えてる?
小さい頃、結婚の約束したでしょう。
あの時、最初にプロポーズしたのって、あたしからだったのよ。
「ねえ、たっくん。あたしのこと、たっくんのお嫁さんにしてくれる?」
・・・「うわっ、何だこりゃ!」
僕は布団を撥ね退けた。
何て夢だ。僕がアイツと結婚するなんて、男同士じゃねーか...
んっ?そうか、今は女だからいいのか。ってなるか~い。
でも...いつかは僕も男と結婚するのか。
他人から「奥さん」って呼ばれたり、挨拶するときは、「主人がいつもお世話になっております。○○の妻の千早と申します~」とか、僕の方が言うようになるのか。
はぁ、ちょっと憂鬱。
でも、夢の中の僕って、何だか嬉しそうだったな。なんか複雑な気分...
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