18禁ヘテロ恋愛短編集「色逢い色華」

結局は俗物( ◠‿◠ )

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セルフ二次創作「色移り」 リボン結びの履歴書 ※現パロ(家庭教師)

リボン結びの履歴書 5 珊瑚×、執事のような青年× ※女装、強姦、モラハラ

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 ぐちゅ、ぐちゅ、と音がした。腹の奥にポリウレタンの薄膜に覆われた少年の器官が突き込まれ、霞は呆然と緩やかに動く長い黒髪を見ていた。両手は再び背後の青年に捕らえられ、股の部分を破られたストッキングには少年の服から伸びるフリルやレースが当たった。ただ何か異物が腹の中を出入りしているという感覚だけで、それでもそこには昏い意味合いが伴った。夫だけがそこを穿ち、夫だけを受け入れる箇所にまるで他人が踏み入り、それを他人が見ている。異様な光景だった。
「霞くん、息してる?」
 横から伸びる指が毛先を弄ぶ。呼吸を思い出す。だがリズムを忘れていた。
「抜い……て…」
 霞は潰れそうな声で懇願した。この場を取り仕切っている次男はへらへらと笑った。彼は怯えながら腰を振る美少女と見紛う少年の尻を押した。
遅漏ちろう?変な自涜オナニーしてないよね?床使ったりとかさ」
 長い人工毛を揺らす少年は横隔膜を痙攣させたように変な息遣いをしていた。次男に迫られ、珊瑚は動きを速める。
「抜い、て……いや…動かないで…っ!」
 首を振って身を捩り叫んだが執事のような青年に押さえ込まれる。露出したままの下半身が冷めていく。夫だけの場所だったはずだった。頭の中は真っ白で、夫のことも考えられなかった。粘膜は乾き、ポリウレタンの薄膜が擦っていく。
「寒い……」
 背に当たるそう高くもない体温を探す。自ら力を放り、体重をかける。
「寒いですか」
「寒い……寒いです…」
 夫に似た声が吐息とともに聞こえた。青年は片手だけ放し、ダウンケットを引っ張ると霞の身体を腕ごと押し込んで包み、その上から抱き締めた。ぼんやりしながら膣を突かれ、粘膜が擦れる。緩く、弱く、浅く。珊瑚は苦しそうに青褪めた顔をして腰を揺らす。霞の知る交接は熱く、互いに求め高めるようなものであったはずだ。霞は寒い、寒いと繰り返して青年は彼女を包むダウンケットをさらに強く抱いて摩った。そこに夫を感じてしまう。顔が見えないとさらにその印象は濃く、しかし下半身を広げて打つ腰遣いはまったく夫ではないために妙な心地がして身体が両断されたようだった。
「お前はイくのも遅いんだな。毛が生えるのも精通も声変わりも遅かったくせに、一体何なら早かった?そうだね!脱童貞なら早かったね!」
「ゴム、気持ち……悪い。重い…」
 次男はせせら笑った。珊瑚の腰は相変わらず二息に一回というペースで、霞の彼を受けている部分は乾き切り、はっきりしない感触と引き攣れる痛みを無作為に与えられた。
「ナマでヤりたいってこと?ナマ好きのチャチな言い訳だな」
 外しなよ、と次男は言った。膣からポリウレタン製の避妊具がばつん、と音を立てていた。
「いや…いや、いや…」
 霞は首を振った。ダウンケットの中で暴れる。青年の後ろから抱擁しているかのような腕に抵抗は叶わない。
「でもなぁ…せっかくの性教育の場だろ?男女ってのはどう睦み合うのか、分かってもらわないと!」
 霞は次男を見上げた。逆光していてもその麗かな双眸はみえた。
「手でしますから…」
「もう一声」
「………口で…」
「ん?可愛い妹に、ナマでヤらせてあげてもいい?」
 次男は口元を綻ばせ、霞へ耳を傾けた。
「口でします、から…」
「いいね!性教育に最適うってつけの愛ある行為だね」
 放してあげて。次男の命令であっさりと簀巻き状態だった霞は解放される。しかし彼女の両手は背で掴まれたままだった。次男はその青年の態度に眉根を寄せたが何も言わなかった。霞は両手を背後に回したまま前屈みになってロングスカートとは殆ど一緒には見ない器官へ口を付ける。勢いはなく、初めからの状態に等しかった。舌を伸ばし、全体をなぞってから口腔に含む。夫の好きなやり方しか知らない。夫にだけしていたことだった。夫だけを気持ち良くするつもりで、夫のものだけを舐めるつもりでいた。唇を窄めて頭を動かす。夫がいい。夫のものが舐めたい。夫に気持ち良くなってほしい。嫌悪と惨めさと罪悪感が込み上げ、視界が滲む。見られている。唾液と空気の音を聞かれている。耳に当たる髪の音だけが唯一味方をしてくれている気がした。口腔のものは大きくなっていく。少年のまだ不安げな息遣いが聞こえた。ロングスカートから伸びた足がシーツを蹴る。霞のリズムに相手の律動が混じった。喉奥に向けて腰が入る。夫で慣れた感覚が終わりを思わせる。頭を離そうとするが髪を掴まれ、むしろ奥まで昂りを咥えなければならなくなった。んぐっ、と霞は喉を攣らせた。爆ぜる。飛ぶ。飛沫が内膜に絡んだ。夫にだけ許す行為で、夫のならば自ら求めさえした。日によって味は違えど夫のものであったからこそ苦かろうと、塩はゆかろうと、甘かろうと平然として喉を通した。嫌悪も拒否もなく。
「飲んで」
 次男の声がした。
「あ……あ、ご、めんなさ……」
 珊瑚は狼狽え、口腔の中のものはまだ脈動して吐精を続ける。
「飲んで、ね?」
 次男は後頭部を押した。瑞々しさのある肌に顔を埋められ、歯が立つ。珊瑚は痛がった。霞は嚥下した。独特の風味が鼻を抜け、えぐみが残ってまだ喉に絡んでいる感じがした。夫のものではないという認識が彼女を責める。背中の両手の捕縛はまだ解かれない。視界が濡れた。外野の声は聞こえない。残酷な単語を拾い、反応する頃にはもう遅かった。下半身が重なってしまう。ストッキングの破れたところからショーツを掴まれ、執事のような青年の熱芯に貫かれていた。遅れた衝撃が襲いかかり、珊瑚の脚の間で霞は上体を投げた。放された両腕もシーツの上を転がる。下半身は無理矢理に軸を持たされ高く掲げてしまう。
「いや…!抜いて、なんで、なんで……っ」
 霞は震える声で叫んでシーツを引っ掻いた。
「男女の睦み合いを教えてあげてって言ったろ?可愛い女の子同士の睦み合いが見られないのは残念だけど。ははは、彼にも美少女になってもらえばよかった」
「あ、あ…あ、」
 重なる罪の意識と恐怖にもう言葉は出なかった。青年に突かれるたび前へ揺れる。
「彼の陰萎インポ治してくれてありがとう」
 激しい抽送に思考もぐらぐらと動いた。耳に触れる荒い息も夫に似ている。
「許して、許して……なんで、なんで……」
「君がこんな男所帯に来るからだろ?まったく兄さんってのは男女の間にも友情だの礼儀だのを信じちゃうからいけないよ。あの人はオレと違って俗世間に舞い降りた聖人君子だからね。かな弟が更生するなんて本気で思ってる。変態拗らせて逃げた弟が本当に専門的な勉強をしたいだなんて信じてる」
 霞の握り拳に汗ばんだ掌が乗った。耳の裏に興奮を感じる。大袈裟な鼓動に連なる打ち付けは、命令以上のものを伝えている。霞は項垂れ唇を噛んだ。
「ヨすぎて言葉も出ない?」
 膣奥を抉る猛りが止まり、何度かに分けて強く穿たれる。熱い息が耳朶にかかって首筋をくすぐる。
「んっ………っ、」
「君はオレの言うこと大体利いてくれるけど、彼女をイかせて…って言ったらどうする?出来る?」
「……善処、しま…す、」
 興奮の滲んだ声に鼓膜を溶かされるようだった。
「ほら、見ておきなよ妹。お前が無様に避妊を嫌がるから彼女がこんな目に遭う。既婚者なのに。お前の所為だよ。お前の所為だ!」
 霞は揺さぶられながらふと珊瑚を見上げた。彼は同じ姿勢のまま呆然と霞を見ていた。ロングスカートの下から処理したばかりの下腹部が張り詰めている。
「霞さん」
 改まった夫に呼ばれているようで背筋に微かな電流が通った。夫に酷似した熱を締め付けてしまう。習慣が条件を呑んで知らない相手を夫に重ね、無意識のうちに口付けをねだっていた。焦茶色の蕩けた目と視線がぶつかる。切り離せなかった。腹の中に納められた雄が膨らむ。媚肉は過敏にそれを受け取り、奥へ誘おうと蠢いた。擦れ合う粘膜に脳髄が痺れていく。ここにいるはずもないというのに真後に感じて夫を呼びかけた。
「やめて、離れて。ここはラブホじゃないってことを忘れていたな。うっかりラブホだと勘違いしていたよ」
 霞の肩に誰かが手を置いた。現状を把握するのに時間を要した。振り向くのが恐ろしくなる。ずるりと熱芯が抜けていく。夫とまったく同じ楔が夫に慣れた花肉に擦れて、絶頂の2歩ほど手前まで導かれた。君はトイレでヌいてきなよ。次男は言った。夫に似た声は決まりきった返事をする。
「霞くん、ごめんね。悪かったよ。みんな、このことは忘れよう。オレが手を叩いたら全部夢だったって思うことだよ」
 掌が打ち鳴らされる。まるで解散の合図のように次男は霞に触れ、嫌がっても素知らぬ顔をして風呂場にまで送り届けた。

 嗚咽が止んで、枕から顔を離す。端末に手を伸ばしたが電話をする気になれず、しかし電話をしないことで却って心配をかけそうな気がして叔父の番号に電話を掛けた。
『はぁい。ボクのほうになんて珍しいね』
 3コールもしないうちに電話が繋がる。今頃は酒を飲みながらテレビを観ている時間帯のはずだ。
「すぐ切るつもりだったので」
『そう?それならカレには代わらないほうがいいかな。とてもこちらを見てくるのだけれど』
「え…今、何しているんですか」
『銀灰くんと雑誌のパズルを解いているよ。銀灰くんに代わろうか……こら、駄目だよ。今はボクが話しているのだから』
 叔父の声の奥で夫が騒いでいる。お嫁さん、お嫁さんと呼んでいる。
「少し、疲れてしまって。すぐ寝てしまいそうなんです」
『そうかい。あまり性分に合わないようなら無理をすることはないよ。それだけは心得ておいてね。頼んだのはボクなのだけれど』
「はい。夫には、おやすみなさいと伝えておいてください」
 夫とは話せそうになかった。叔父の優しさに触れるだけでも腫れた目元がまた濡れてしまう。しかし夫に何も残さないのは叔父にも悪い気がした。
『うん…!おやすみ…お嫁さん…!』
 惚気るな、と言う冷やかす叔父の言葉はなかった。叔父の声ですらなかった。通話は相手から途切れる。また涙が溢れた。まだ光っている端末の光が指輪を照らす。眩しすぎた。このシルバーを嵌める資格も権利ももう自分にはないような気がした。奔放で穏やかな想い人の妻という立場には居られない気がした。
 扉がノックされ霞は布団をかぶった。寝ちゃったー?という声量は寝ているかも知れない相手に対するには遠慮がなかった。ノブに忍び寄る。喋り方は長男だった。しかし長男のふりをした次男だったら。次男でも出なければならない。おそるおそる扉を開いた。次男とは違う明るい茶髪が目に入って激しい安堵に立ち眩みさえした。
「大丈夫?貧血?っていうかごめんね?寝てたよね?部屋暗いもんね?」
 彼は昼夜問わず仕事で屋敷を離れているそうだったが、黄味の強い金色に白抜きのストライプが入ったネクタイを緩めた姿は仕事終わりらしかった。長男は霞の寝間着を眺め、部屋の中を覗いてから頬を掻いた。
「いいえ…暗いのか好きだったもので」
「そう?貧血じゃないならいいけどさ!健康からだには気を付けてよ」
 廊下の光を借りてリングピアスが光っている。本当に長男だ。次男が髪色を変えて嫌がらせに来たのではないかなどと考えてしまう。そのような疑心を抱きながら果たしてこの屋敷に居られるだろうか。夫とよく似た蜂蜜色の瞳は無邪気で霞は陽気な長男の目を見ていられなかった。
「そうそう、これね、ドーナツ貰ったの。霞ちゃんにあげるね!夜中に食べても大丈夫だよ。うん、ちょっと太ってもさ…あ、これ女の人に言っちゃいけないんだっけ?歯を磨けば問題ないよ、多分。そんないきなり太らないし、いや、太るとか、太らないとかじゃないんだけどさ!」
 長男はぶんぶんと手を振った。厚紙でできた小さな箱には袋で小分けされた小さなドーナツが入っているらしかった。
「ありがとうございます。いただきます」
「うん!良かった。ドーナツは美味しいからね」
 長男は霞を見てへらへらしていたが突然強張らせた。
「もしかして、何かあった?」
「え?」
「珊瑚に口利いてもらえなかった?もしかして天藍?あいつたまに酷いこと言うから…」
 浅く焼けた指が他意もなく霞の目元に触れた。彼は自らそうしたくせ、蜂蜜色の目を見開いて「セクハラだよね!」と霞には大袈裟に思うほど謝った。
「いいえ…ちょっと花粉症を起こしてしまって」
「…そう?分かった。何かあったら言ってね。まずはおうちのことが一番なんだから。縹の娘さんならオレの姪だよ」
「娘ではなくて姪です」
 長男は「あ、そっか」と言って「じゃあオレの何なんだ…?」と自問した。ひとつひとつの仕草は弟に重なった。また叔父が気を許す、人嫌いで偽悪的で優しいながらも陰険な雰囲気を帯びた叔父とは対照的な傾向が透けて霞はにやけてしまった。
「ですが、そう言っていただけて嬉しいです」
「ふふん、オレのことも叔父ちゃんって呼んでもいいんだよ。うん?いや、お兄ちゃん!のほうがいいかな」
 彼からは「姉ちゃん」と呼ばれるほうが合う気がした。弟もこの若者のように明朗に育っていくのだろうか。
「やっば、もうこんな時間!明日早いんだった!ごめんね、立ち話しちゃって。ドーナツ食べてね。おやすみだよ。花粉症酷かったら薬あるからね」
 真っ黄色のシリコンバンドの腕時計を確認してスリッパを鳴らしながらせかせかと廊下を駆けていく。石鹸の香りが柔らかく留まっている。
「兄さんに優しくされて嬉しい?」
 長男の消えた方向とは反対の方角から次男が現れた。髪や目の色、ピアスの有無以外は身形も声も喋り方もまったく見分けが付かないほど似ていた。
「オレも優しくしてるつもりなんだけどね」
 霞は後退って部屋に飛び込んだ。閉めた扉に手が挟まれ、ノブを放してしまう。飛び込んだが開き、次男は目元を細めて躙り寄る。
「招き入れてくれるの?嬉しいなぁ」
 自身の足と足が絡んで霞は尻餅をついた。大丈夫?。次男の声は穏やかだった。来ないで。拒絶の言葉は音にもならなかった。
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