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旅団の試験的運用
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さて、あの演習もあって新兵たちも大分使えるようになってきた。
未だに遠征することは高望みではあるのだが…それでも真面目に戦えるだけ、銃を持ったトーシロたちよりも数倍もマシだと断言することができるだろう。
「国王陛下からの御命令でございます。エルザール及びロートリンゲン公国を樹立したため、その補填として向かうべし。駐屯期間は半年である…とのこと」
伝令を丁重にもてなした後、俺は思いっきり溜息を吐く。
いやまぁ、嬉しいことは嬉しいよ?エルザール、過去の世界ではエルザス・ロートリンゲンと呼ばれていた土地は民族的にはライヒ人的だから言葉も通じるし、半年間って言う駐屯期間も良心的だ。
暫くは戦闘は確実にないから実質的な観光旅行になるわけだし、一年丸々使った旅団丸ごとの大旅行だって考えれば悪いことじゃない…これは嘘偽りない本音である。
この世界の旅行は出費がデカすぎる上に危険だしあまりしたくないんだよ。だから国がそれを負担してくれるというのだから悪くないお誘いではある。
駐屯しなきゃいけない理由としては…まぁ、考えるまでもなく隣国の傍迷惑な、今のところは立憲主義を掲げながら、最終的に共和独裁から帝政という複雑怪奇で傍迷惑な国内情勢を辿ることになるブランタリアの革命騒ぎであろう。
今のフランスの印象は《白旗》とか《クソ雑魚》とか、色々謗ることはできるだろうけども、WW1までのフランスは紛れもなく列強であり、西洋諸国が団結して対抗しないと勝ち目がない紛れもないつわものである。
それほどまでにブランタリアを警戒しているからこそ、兵力がスッカラカンなハリボテを守るために《ライヒ国民の神聖グロウス帝国皇帝》の名の下に兵力が集められていることは把握しているけど…。
恐らくは、ブランタリア・パルチザン…クソみたいな話だが、今の時代にパルチザンなんて便利な言葉は存在しない…この時代風に言うのであれば、反政府運動をしている異敵の弾圧であろう。
恐らく、フリードリッヒ二世国王陛下が考えたことは以下の通りだろう。
1.他国へのメンツを考えると兵は出さないと各国に舐められる
2.とはいえ、多くの兵を出すことは財政的に負担である
3.駐屯費は各領主の負担だから数が多ければ多いほど負担はデカい
4.でも経済政策のために出費はケチりたい
5.ネームバリューがある民族的英雄が率いる部隊を出そう!
ということであろう。個人の友誼も国家的な利益の為ならあっという間にポイとできるのは流石は国を率いるために小を斬り捨てないといけない国家元首らしい振る舞いである。俺としても国家の犬の以上、苦笑しながらそれを受け入れることしかできなかった。
そりゃまぁ、さ?仕方ないよ?
合同共和国の統治の怠慢によってボロボロな状況のリヴォニアとラトニエンの復興を行わなきゃいけないんだからさ。
軍隊なんて金食い虫、しかも遠征からの駐屯とかいう金食い虫の極致みたいなことに対する出費をできるだけケチりてぇ…って思うのも理解はできるよ?
神聖グロウス帝国の盟主のシュヴァーベルクはバジャール人と南部ライヒ人で組織した二個師団送ってるからね。《ウチはこれくらい出せるのにあんたらはそんなチョビっとしか出せないんですか~?》って理由で、政治的なマウントを取られるのを防ぎ、同時にケチるために《ライヒ人の英雄》を持ち出すことで《こっちは質で対抗してるんですが~?》って政治的に反撃するための手段なのは十二分に理解できているんだけどね?
「メンドくさ…っていうか出張の機会俺たちの部隊だけ多すぎない…?」
でもさ、これはあんまりだと思うんだ。部隊はヘトヘトだし、書類仕事はぜんっぜん終わる気配が見えないからブラック労働だし、ブラック勤務を解決してくれるエナドリなんて存在しないから深夜にタンポポコーヒーで雰囲気だけカフェインをキメながらなんとか処理してるのに、更に仕事が増える遠征?
質の悪いジョークすぎる。なんで俺たちだけこうも転戦しつづけなきゃいけないんだ?
「事務員の増員は叶うにしても、遠征と駐屯で部隊を二分しないとだから、余計に事務員が必要だろ…?そこから職場と仕事に慣れるための時間を考慮すると俺が3人分必要で、1日20時間くらい労働しないと間に合わなくなるんだが?」
俺もピウスツキもフリードリヒも毎日10時間労働してるって言うのに、これ以上延長されたら本格的に過労死する兆候が見えてくることだろう。フリードリヒなんて最近は妻子と会う時間内から駐屯地の方に新しく屋敷立ててそこで交流してるんだぞ?
むしろ、軍時代よりも厳しいんじゃが?って事務処理専用の御爺様たちが発狂しそうなくらいに忙しい。このままだと書類仕事だけで戦士の天国に旅立ってしまうシャレにならない過労ぶりだ。
これ以上負担を強いてしまえば、血管がプッチンして誰か一人が天に召されかねない。
エインヘリアルに住まう戦乙女の戦士たちも、書類との戦争という理由で旅立った御爺様方を迎えることに困惑してしまうだろう。それだけは何としても避けないといけない。
「ハッ、それについてですが、テンペルホフ閣下と相談させていただきました。こちらをご確認ください」
「……テンペルホフ閣下からの手紙?」
慌てて手紙を見てみれば、遠征が決まったのだから、遠征して空いてしまう駐屯地を有効活用したいだろう。だから、新しい新兵たちの部隊を送り、そこで演習等を行うことを許可してほしい。同時に、魔法使い旅団の雑務を済ませることにする。だから、ウチが許可してくれるのなら引継ぎの書類だけ作ってくれれば良い。後はこっちが処理するとのことだ。
「……なんでレヴィーネがテンペルホフ閣下と連絡を取れるのだ?」
「い、一度お会いした時に気に入られまして!」
一瞬悩んだ後、それを打ち消すように勢いよくレヴィーネが応えるのを見て、俺は素直にそれを信じることにした。少なくとも、レヴィーネが嘘をついたことは一度もないし、俺の先輩と腹心が仲良しになっているのは非常に好ましいことは明白だからだ。
「成る程、承知した。それでは万事そのように」
「ハッ、失礼します!」
各部隊に伝達するための伝令に命令を下すために、レヴィーネが走り去っていくのを見ながら、俺はすっかり温くなったタンポポコーヒーを飲み干すと、俺の机に数十枚と積まれている書類と格闘を続けるのだった。
未だに遠征することは高望みではあるのだが…それでも真面目に戦えるだけ、銃を持ったトーシロたちよりも数倍もマシだと断言することができるだろう。
「国王陛下からの御命令でございます。エルザール及びロートリンゲン公国を樹立したため、その補填として向かうべし。駐屯期間は半年である…とのこと」
伝令を丁重にもてなした後、俺は思いっきり溜息を吐く。
いやまぁ、嬉しいことは嬉しいよ?エルザール、過去の世界ではエルザス・ロートリンゲンと呼ばれていた土地は民族的にはライヒ人的だから言葉も通じるし、半年間って言う駐屯期間も良心的だ。
暫くは戦闘は確実にないから実質的な観光旅行になるわけだし、一年丸々使った旅団丸ごとの大旅行だって考えれば悪いことじゃない…これは嘘偽りない本音である。
この世界の旅行は出費がデカすぎる上に危険だしあまりしたくないんだよ。だから国がそれを負担してくれるというのだから悪くないお誘いではある。
駐屯しなきゃいけない理由としては…まぁ、考えるまでもなく隣国の傍迷惑な、今のところは立憲主義を掲げながら、最終的に共和独裁から帝政という複雑怪奇で傍迷惑な国内情勢を辿ることになるブランタリアの革命騒ぎであろう。
今のフランスの印象は《白旗》とか《クソ雑魚》とか、色々謗ることはできるだろうけども、WW1までのフランスは紛れもなく列強であり、西洋諸国が団結して対抗しないと勝ち目がない紛れもないつわものである。
それほどまでにブランタリアを警戒しているからこそ、兵力がスッカラカンなハリボテを守るために《ライヒ国民の神聖グロウス帝国皇帝》の名の下に兵力が集められていることは把握しているけど…。
恐らくは、ブランタリア・パルチザン…クソみたいな話だが、今の時代にパルチザンなんて便利な言葉は存在しない…この時代風に言うのであれば、反政府運動をしている異敵の弾圧であろう。
恐らく、フリードリッヒ二世国王陛下が考えたことは以下の通りだろう。
1.他国へのメンツを考えると兵は出さないと各国に舐められる
2.とはいえ、多くの兵を出すことは財政的に負担である
3.駐屯費は各領主の負担だから数が多ければ多いほど負担はデカい
4.でも経済政策のために出費はケチりたい
5.ネームバリューがある民族的英雄が率いる部隊を出そう!
ということであろう。個人の友誼も国家的な利益の為ならあっという間にポイとできるのは流石は国を率いるために小を斬り捨てないといけない国家元首らしい振る舞いである。俺としても国家の犬の以上、苦笑しながらそれを受け入れることしかできなかった。
そりゃまぁ、さ?仕方ないよ?
合同共和国の統治の怠慢によってボロボロな状況のリヴォニアとラトニエンの復興を行わなきゃいけないんだからさ。
軍隊なんて金食い虫、しかも遠征からの駐屯とかいう金食い虫の極致みたいなことに対する出費をできるだけケチりてぇ…って思うのも理解はできるよ?
神聖グロウス帝国の盟主のシュヴァーベルクはバジャール人と南部ライヒ人で組織した二個師団送ってるからね。《ウチはこれくらい出せるのにあんたらはそんなチョビっとしか出せないんですか~?》って理由で、政治的なマウントを取られるのを防ぎ、同時にケチるために《ライヒ人の英雄》を持ち出すことで《こっちは質で対抗してるんですが~?》って政治的に反撃するための手段なのは十二分に理解できているんだけどね?
「メンドくさ…っていうか出張の機会俺たちの部隊だけ多すぎない…?」
でもさ、これはあんまりだと思うんだ。部隊はヘトヘトだし、書類仕事はぜんっぜん終わる気配が見えないからブラック労働だし、ブラック勤務を解決してくれるエナドリなんて存在しないから深夜にタンポポコーヒーで雰囲気だけカフェインをキメながらなんとか処理してるのに、更に仕事が増える遠征?
質の悪いジョークすぎる。なんで俺たちだけこうも転戦しつづけなきゃいけないんだ?
「事務員の増員は叶うにしても、遠征と駐屯で部隊を二分しないとだから、余計に事務員が必要だろ…?そこから職場と仕事に慣れるための時間を考慮すると俺が3人分必要で、1日20時間くらい労働しないと間に合わなくなるんだが?」
俺もピウスツキもフリードリヒも毎日10時間労働してるって言うのに、これ以上延長されたら本格的に過労死する兆候が見えてくることだろう。フリードリヒなんて最近は妻子と会う時間内から駐屯地の方に新しく屋敷立ててそこで交流してるんだぞ?
むしろ、軍時代よりも厳しいんじゃが?って事務処理専用の御爺様たちが発狂しそうなくらいに忙しい。このままだと書類仕事だけで戦士の天国に旅立ってしまうシャレにならない過労ぶりだ。
これ以上負担を強いてしまえば、血管がプッチンして誰か一人が天に召されかねない。
エインヘリアルに住まう戦乙女の戦士たちも、書類との戦争という理由で旅立った御爺様方を迎えることに困惑してしまうだろう。それだけは何としても避けないといけない。
「ハッ、それについてですが、テンペルホフ閣下と相談させていただきました。こちらをご確認ください」
「……テンペルホフ閣下からの手紙?」
慌てて手紙を見てみれば、遠征が決まったのだから、遠征して空いてしまう駐屯地を有効活用したいだろう。だから、新しい新兵たちの部隊を送り、そこで演習等を行うことを許可してほしい。同時に、魔法使い旅団の雑務を済ませることにする。だから、ウチが許可してくれるのなら引継ぎの書類だけ作ってくれれば良い。後はこっちが処理するとのことだ。
「……なんでレヴィーネがテンペルホフ閣下と連絡を取れるのだ?」
「い、一度お会いした時に気に入られまして!」
一瞬悩んだ後、それを打ち消すように勢いよくレヴィーネが応えるのを見て、俺は素直にそれを信じることにした。少なくとも、レヴィーネが嘘をついたことは一度もないし、俺の先輩と腹心が仲良しになっているのは非常に好ましいことは明白だからだ。
「成る程、承知した。それでは万事そのように」
「ハッ、失礼します!」
各部隊に伝達するための伝令に命令を下すために、レヴィーネが走り去っていくのを見ながら、俺はすっかり温くなったタンポポコーヒーを飲み干すと、俺の机に数十枚と積まれている書類と格闘を続けるのだった。
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