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偽りの月光を映す川面
#9
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美味しいマカロニを楽しんだ後に鍋を片付け、空いたテーブルに簡単なオツマミを並べました。
それからしばらく皆様でアツカンを飲みながら歓談しておりましたが、日付が変わる前には何名かの方はお帰りになりました。
年越しにはまだ早いものの、しばらくは色んな場所で忘年会が行われでいるようです。
「ビャンコさんが犯人だったとはねぇ、ドルチェはダメよ。いくらミケーノとキーノスでも無理よ」
「えーでも食べてみたくない?」
「イヤよ、今日のお鍋だってあの色見て心配になったのよ?」
「ミケーノが大丈夫と言うから信用しましたけど、なんで牛乳持ってきたんですか?」
「え、今日ミケさんとキーちゃんいるし? 美味しそうなの持ってったら普通に美味しくなるじゃん」
「ダメなんですか?」
「だってヤミナベだし、意外性が欲しいよね!」
「いらないわよ! ……でもあのお鍋牛乳のお陰で美味しかったし、文句も言い難いわね」
今は残ったシオ様、カーラ様、ビャンコ様と私でヤミナベの反省会のようになっております。
結果美味しい物になり、調理場でのミケーノ様とジャン様の楽しそうな様子を考えると私もあれで良かったと思います。
「ミケーノとキーノスの店で何か協業するのはどうですか? 良い商売になりそうですが」
「いえ、今回はミケーノ様の手腕によるものですから、私などご迷惑にしかなりません」
「あ、ミソのドルチェとかどう? あんまり食べたくないけど」
「お作りしましょうか?」
「いらんよ、キーちゃんが食べたいならどーぞ」
「結構です」
ビャンコ様は甘いものをあまり好まないのにドルチェに拘るのかが謎です。
今もお出ししたメカブをつまみながら、ソファの上に寝転がりながら話しています。
「そう言えば、このお店特有のドルチェってあるのかしら?」
「一応ございます、優しい甘みの物が多いです」
「どんな物ですか?」
「いんげん豆を砂糖で煮たアンコと呼ばれる物を使用した物が多いです」
「メニューでも見たことないわよ?」
「当店ではジェラートを好まれる方が多いので普段はあまり作りません」
「美味しいよ、モチの中に入った奴食べたなぁ」
ビャンコ様には試作品を食べていただいた事があります。
サチ様はもっと甘くして欲しいと言い、ビャンコ様はそのままが良いと口論なさっていったのを思い出します。
「モチは良いわよね、キーノス年始の頃しか出してくれないけど」
「ドルチェで作る場合はそれに限りませんよ」
「え、そうなの?」
「春の季節に合うものがありますが、最近はあまり作りません」
「どんな物なの?」
「サクラモチと言い、赤い菊で色つけした米で作る物です」
「え、赤いの?」
「いえ、綺麗なピンク色をした華やかなドルチェです」
それを聞いたカーラ様の表情が明るい物になります。
「何それ、食べてみたいわ!」
「サクラモチですか、変わった名前ですね」
「桜の色に似ているからその名前が付いたと聞きました」
「桜ならバルサミーナの観光で有名ですね」
「ハナミ? だっけ、サチさんが広めた宴会形式」
「確か満開の桜の下に敷物を引いてやるんですよね」
「そうそれ。桜じゃなきゃダメなんだってね、木蓮でも良いじゃんね」
辺境都市として既に栄えていた上にハナミによる観光客の増加で、バルサミーナはオランディでも有数の観光名所になっています。
ただバルサミーナの桜はサチ様が探していた物とは違う種類だったそうです。
「ワタシ、ハナミでサクラモチ食べてみたいわ、なんだか桜食べてるみたいで楽しそうじゃない?」
「ハナミとサクラモチですか、女性に受けそうですね」
「でしょ? それに合わせてピンクか……いえ水色が良いわね、満開の桜の下で綺麗な色のお洋服は映えると思うの!」
「ハナミに合わせた貸衣装でサクラモチを合わせるのは悪くないですね」
「それならシアンさんの髪に使ってる染料とかもどう?」
「良いですね、あの染料が一時的なものならサクラモチと合わせて売れますね」
そろそろ慣れてきていますが、おそらくまたお二人で何か協業なさる相談が始まっています。
流れを見守る事しか出来ませんし、とりあえず私は新しいお酒のボトルを取りに倉庫へ向かいます。
私が倉庫から戻った時も、カーラ様とシオ様は新しい事業のご相談をなさっておりました。
暇になったのか、ビャンコ様からあくび混じりにご相談を頂きます。
「キーちゃん、オレ石の実験したい」
「石というのは、あの石の事ですか?」
「そ、オレ増やせんだけど壊せないんよ」
「壊せないとは、どういう事でしょうか?」
「そのまんま。あれキーちゃんどうやって割ったの? 回収した奴壊そうとしてイザッコにハンマーで殴らせても割れなかったよ?」
私があの石を砕いたのは私の感情に任せた行動でしたが、イザッコが殴って壊れない硬度のあるものとは全く考えておりませんでした。
「術を使いました」
ハーロルトに術士と知られた後でしたし問題ないと考えていました。
「やっぱそうか。あいつら術使えないはずなのに小さい石でいくつか持ってるの変じゃない?」
「仰る通りですが、現に石はございます」
「だからおかしいんよ、気にならん?」
「確かに気にはなりますが、探るなら持ち主に接触する必要がありそうです」
「持ち主ねぇ、今アイツらオレらに文句つけて来てるんよね」
「文句ですか」
「うん、『ここに来てから貴重品がなくなった! どういう事だ!』って。知らんわっつー」
確かにビャンコ様が原因ではありますが、それを知らなければとんだ言いがかりです。
「それが滞在が伸びてる理由になってたりしませんよね?」
「そうかもしれんけど言えるわけないしね、一応理由は大使館の認可で粘ってるよ」
シアン様からの話と合わせると、随分情けない理由で滞在してるようですね。
ソファで頬杖をついて寝ていたビャンコ様が姿勢を仰向けに変えます。
……少しくつろぎすぎではないでしょうか。
「アイツらすごいよ? なんか話聞いててオレがおかしい気がしてくるんよね」
「お会いする機会があったのですか?」
「なくて良いんだけどさ……すんごい殺気篭った目でポンちゃんがオレ呼びに来るんよ」
「何をなさったのですか?」
「オレじゃなくて、リュンヌの連中が『オレいないと話さな~い』っつーからだってよ」
「エルミーニ様も大変ですね」
庁舎で一度だけお会いした時の事を思い返すと、表情などが想像できます。
「『マルモワの関税率下げた方法教えてくれたら、グリフォンを何頭かもらってあげても良いですよ?』とか言うんよ、意味わからん」
「まさかそれに応じたりなど」
「しないよ! でもずっとそんな感じなんよね、交換条件で出してくるもんが『何かしてあげる』って言うけどこっちに何の得もないのばっかで」
「悪い言い方ですが、随分と稚拙な交渉術ですね」
「ホントそう。でも聞いてると『あれ、オレがおかしい?』ってなってくるんよね、ポンちゃん尊敬したわ」
ビャンコ様は寝返りをうち、先程の頬杖をついた状態に姿勢を変えます。
まずは起きて頂きたいところです。
カーラ様とシオ様は話題が落ち着いたのか、いつの間にかビャンコ様の愚痴に耳を傾けていらっしゃったようです。
「大変ねぇ、リュンヌの人達庁舎に来てるの?」
「毎日来てるよ、オレ暇じゃねぇっつーの」
「交換条件はどんな物があるんですか?」
「えーと……グリフォン、オレ、リモワの名産品、あと爵位か」
「……良くて爵位ですかね」
「いらんけどね」
そもそもかの帝国に求めるものなどオランディにはほとんどありません。
交易においてもこちらが望むものに関しては出し渋る事が多いため、国交が盛んになるはずもありません。
今の話を聞いていると同じようですね。
「じゃあマルモワの関税率の話ってまだしてないのかしら?」
「いや、したよ。だからとっとと帰れって言ってんのにね」
「私も気になるので聞きたいんですが、マルモワの関税率はどうやって下げたんですか?」
「色々あるけど、要は殿下の笑顔?」
「あぁ、それはリュンヌの方々には難しいですね」
「そうね、もしかして『ちゃんと教えなさいよ!』って意味で交換条件出してるのかしら?」
「いんや、本当にお礼のつもりみたいよ?」
「めんっどくさいわね……」
カーラ様の仰る通りかと思います。
一応の目的を果たしたのなら帰国なされば良いと思いますが、彼らの本題は別にあるのでしょう。
少し沈んだ空気になってしまいましたので、先程運んできたウツセリを皆様に振る舞います。
空いたグラスにお酒が注がれ、少しだけ空気が明るくなったように感じます。
「ビャンコさんまだ年忘れは無理そうね」
「忘年会なのにね、やんなるわ」
「そう言えば今年もハナビはやるんですか?」
「え? あぁ、また見たいよね」
「そうですね、去年の新聞を読ん目当てにする方も多いかもしれませんよ」
「オレ最近ちょっとイライラしてるから丁度良いかも!」
「ビャンコさんがイライラしてハナビが見れるならワタシは良いけど、あんまりストレス溜めちゃダメよ?」
「ありがと、空にパーッと発散してくるわ。楽しみにしててね!」
やるのは多分私ですよね?
皆様に喜んで頂けるなら構いませんが、去年と違いリンがありません。
薬品を用意して下さるなら可能ですが、その辺りも石の実験の時と合わせて相談出来ればと思います。
それからしばらく皆様でアツカンを飲みながら歓談しておりましたが、日付が変わる前には何名かの方はお帰りになりました。
年越しにはまだ早いものの、しばらくは色んな場所で忘年会が行われでいるようです。
「ビャンコさんが犯人だったとはねぇ、ドルチェはダメよ。いくらミケーノとキーノスでも無理よ」
「えーでも食べてみたくない?」
「イヤよ、今日のお鍋だってあの色見て心配になったのよ?」
「ミケーノが大丈夫と言うから信用しましたけど、なんで牛乳持ってきたんですか?」
「え、今日ミケさんとキーちゃんいるし? 美味しそうなの持ってったら普通に美味しくなるじゃん」
「ダメなんですか?」
「だってヤミナベだし、意外性が欲しいよね!」
「いらないわよ! ……でもあのお鍋牛乳のお陰で美味しかったし、文句も言い難いわね」
今は残ったシオ様、カーラ様、ビャンコ様と私でヤミナベの反省会のようになっております。
結果美味しい物になり、調理場でのミケーノ様とジャン様の楽しそうな様子を考えると私もあれで良かったと思います。
「ミケーノとキーノスの店で何か協業するのはどうですか? 良い商売になりそうですが」
「いえ、今回はミケーノ様の手腕によるものですから、私などご迷惑にしかなりません」
「あ、ミソのドルチェとかどう? あんまり食べたくないけど」
「お作りしましょうか?」
「いらんよ、キーちゃんが食べたいならどーぞ」
「結構です」
ビャンコ様は甘いものをあまり好まないのにドルチェに拘るのかが謎です。
今もお出ししたメカブをつまみながら、ソファの上に寝転がりながら話しています。
「そう言えば、このお店特有のドルチェってあるのかしら?」
「一応ございます、優しい甘みの物が多いです」
「どんな物ですか?」
「いんげん豆を砂糖で煮たアンコと呼ばれる物を使用した物が多いです」
「メニューでも見たことないわよ?」
「当店ではジェラートを好まれる方が多いので普段はあまり作りません」
「美味しいよ、モチの中に入った奴食べたなぁ」
ビャンコ様には試作品を食べていただいた事があります。
サチ様はもっと甘くして欲しいと言い、ビャンコ様はそのままが良いと口論なさっていったのを思い出します。
「モチは良いわよね、キーノス年始の頃しか出してくれないけど」
「ドルチェで作る場合はそれに限りませんよ」
「え、そうなの?」
「春の季節に合うものがありますが、最近はあまり作りません」
「どんな物なの?」
「サクラモチと言い、赤い菊で色つけした米で作る物です」
「え、赤いの?」
「いえ、綺麗なピンク色をした華やかなドルチェです」
それを聞いたカーラ様の表情が明るい物になります。
「何それ、食べてみたいわ!」
「サクラモチですか、変わった名前ですね」
「桜の色に似ているからその名前が付いたと聞きました」
「桜ならバルサミーナの観光で有名ですね」
「ハナミ? だっけ、サチさんが広めた宴会形式」
「確か満開の桜の下に敷物を引いてやるんですよね」
「そうそれ。桜じゃなきゃダメなんだってね、木蓮でも良いじゃんね」
辺境都市として既に栄えていた上にハナミによる観光客の増加で、バルサミーナはオランディでも有数の観光名所になっています。
ただバルサミーナの桜はサチ様が探していた物とは違う種類だったそうです。
「ワタシ、ハナミでサクラモチ食べてみたいわ、なんだか桜食べてるみたいで楽しそうじゃない?」
「ハナミとサクラモチですか、女性に受けそうですね」
「でしょ? それに合わせてピンクか……いえ水色が良いわね、満開の桜の下で綺麗な色のお洋服は映えると思うの!」
「ハナミに合わせた貸衣装でサクラモチを合わせるのは悪くないですね」
「それならシアンさんの髪に使ってる染料とかもどう?」
「良いですね、あの染料が一時的なものならサクラモチと合わせて売れますね」
そろそろ慣れてきていますが、おそらくまたお二人で何か協業なさる相談が始まっています。
流れを見守る事しか出来ませんし、とりあえず私は新しいお酒のボトルを取りに倉庫へ向かいます。
私が倉庫から戻った時も、カーラ様とシオ様は新しい事業のご相談をなさっておりました。
暇になったのか、ビャンコ様からあくび混じりにご相談を頂きます。
「キーちゃん、オレ石の実験したい」
「石というのは、あの石の事ですか?」
「そ、オレ増やせんだけど壊せないんよ」
「壊せないとは、どういう事でしょうか?」
「そのまんま。あれキーちゃんどうやって割ったの? 回収した奴壊そうとしてイザッコにハンマーで殴らせても割れなかったよ?」
私があの石を砕いたのは私の感情に任せた行動でしたが、イザッコが殴って壊れない硬度のあるものとは全く考えておりませんでした。
「術を使いました」
ハーロルトに術士と知られた後でしたし問題ないと考えていました。
「やっぱそうか。あいつら術使えないはずなのに小さい石でいくつか持ってるの変じゃない?」
「仰る通りですが、現に石はございます」
「だからおかしいんよ、気にならん?」
「確かに気にはなりますが、探るなら持ち主に接触する必要がありそうです」
「持ち主ねぇ、今アイツらオレらに文句つけて来てるんよね」
「文句ですか」
「うん、『ここに来てから貴重品がなくなった! どういう事だ!』って。知らんわっつー」
確かにビャンコ様が原因ではありますが、それを知らなければとんだ言いがかりです。
「それが滞在が伸びてる理由になってたりしませんよね?」
「そうかもしれんけど言えるわけないしね、一応理由は大使館の認可で粘ってるよ」
シアン様からの話と合わせると、随分情けない理由で滞在してるようですね。
ソファで頬杖をついて寝ていたビャンコ様が姿勢を仰向けに変えます。
……少しくつろぎすぎではないでしょうか。
「アイツらすごいよ? なんか話聞いててオレがおかしい気がしてくるんよね」
「お会いする機会があったのですか?」
「なくて良いんだけどさ……すんごい殺気篭った目でポンちゃんがオレ呼びに来るんよ」
「何をなさったのですか?」
「オレじゃなくて、リュンヌの連中が『オレいないと話さな~い』っつーからだってよ」
「エルミーニ様も大変ですね」
庁舎で一度だけお会いした時の事を思い返すと、表情などが想像できます。
「『マルモワの関税率下げた方法教えてくれたら、グリフォンを何頭かもらってあげても良いですよ?』とか言うんよ、意味わからん」
「まさかそれに応じたりなど」
「しないよ! でもずっとそんな感じなんよね、交換条件で出してくるもんが『何かしてあげる』って言うけどこっちに何の得もないのばっかで」
「悪い言い方ですが、随分と稚拙な交渉術ですね」
「ホントそう。でも聞いてると『あれ、オレがおかしい?』ってなってくるんよね、ポンちゃん尊敬したわ」
ビャンコ様は寝返りをうち、先程の頬杖をついた状態に姿勢を変えます。
まずは起きて頂きたいところです。
カーラ様とシオ様は話題が落ち着いたのか、いつの間にかビャンコ様の愚痴に耳を傾けていらっしゃったようです。
「大変ねぇ、リュンヌの人達庁舎に来てるの?」
「毎日来てるよ、オレ暇じゃねぇっつーの」
「交換条件はどんな物があるんですか?」
「えーと……グリフォン、オレ、リモワの名産品、あと爵位か」
「……良くて爵位ですかね」
「いらんけどね」
そもそもかの帝国に求めるものなどオランディにはほとんどありません。
交易においてもこちらが望むものに関しては出し渋る事が多いため、国交が盛んになるはずもありません。
今の話を聞いていると同じようですね。
「じゃあマルモワの関税率の話ってまだしてないのかしら?」
「いや、したよ。だからとっとと帰れって言ってんのにね」
「私も気になるので聞きたいんですが、マルモワの関税率はどうやって下げたんですか?」
「色々あるけど、要は殿下の笑顔?」
「あぁ、それはリュンヌの方々には難しいですね」
「そうね、もしかして『ちゃんと教えなさいよ!』って意味で交換条件出してるのかしら?」
「いんや、本当にお礼のつもりみたいよ?」
「めんっどくさいわね……」
カーラ様の仰る通りかと思います。
一応の目的を果たしたのなら帰国なされば良いと思いますが、彼らの本題は別にあるのでしょう。
少し沈んだ空気になってしまいましたので、先程運んできたウツセリを皆様に振る舞います。
空いたグラスにお酒が注がれ、少しだけ空気が明るくなったように感じます。
「ビャンコさんまだ年忘れは無理そうね」
「忘年会なのにね、やんなるわ」
「そう言えば今年もハナビはやるんですか?」
「え? あぁ、また見たいよね」
「そうですね、去年の新聞を読ん目当てにする方も多いかもしれませんよ」
「オレ最近ちょっとイライラしてるから丁度良いかも!」
「ビャンコさんがイライラしてハナビが見れるならワタシは良いけど、あんまりストレス溜めちゃダメよ?」
「ありがと、空にパーッと発散してくるわ。楽しみにしててね!」
やるのは多分私ですよね?
皆様に喜んで頂けるなら構いませんが、去年と違いリンがありません。
薬品を用意して下さるなら可能ですが、その辺りも石の実験の時と合わせて相談出来ればと思います。
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