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少女入学編8
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いや、白馬というだけではない。頭部には立派な角があり、それがこの存在を神秘的にさせていた。いわゆる一角獣という生き物なのだろうか?
「え、えっと」
私は、何が起こったのかわからず混乱する講堂内と、どっしりと構えて落ち着いた様子の一角獣を交互に眺めていると、一角獣が私に顔を寄せてきた。その行動に私は思わず警戒したが、なすがままその身を任せてみる事にした。
すると一角獣が私に頬ずりしてきた。サラサラとやわらかい毛の感触を感じながら心地よくなっていると、一角獣は光を放った。
「え?」
そして、光を伴ったまま一角獣はあっという間に消えてしまい、さっきまでの混乱が嘘のように収まった。
しかし、そうなると結局のところこの学校に入学することはできないという事なのだろうか?そんなことを思っていると、周囲の大人たちはさっきのように私に近づいてこなかった。
それどころか、大人たちはいそいそと他の入学生達を講堂から逃がすかのように誘導していた。その様子がまるで私が化け物であるかの様な扱いをしているように見えた。
いや、確かに良くわからない一角獣が出てきたから化け物が現れたのに違いはないだろうけど、それにしても不穏な空気が流れている。
この先、私の処遇はどうなってしまうのだろう。そう思っていると一人の大人がやってきた。その人は随分と怖い顔をした黒髪長髪の男性であり、私の元へ来るなり何も言わずに鋭い目つきでにらみつけてきた。
「あ、あの」
「どういうつもりだろうなこの子は?」
「え?」
「よもや、このエルメラロード魔法学校にこのような忌まわしきものが入学してくるとは思わなかった、一体誰の差し金だ?」
なんだか私はもうずいぶんと嫌われてしまっている様子であり、ここで雄才様の名前を出そうものなら、雄才様はもちろんの事、鹿乃瑚おばさまにまで大変な無礼を働きかねないと思った。
「えっと、その」
困惑し、発言を躊躇していると私のもとにアーモンド先生がやってきた。彼女は私の元まで来るとまるで私を守るかのように立ちはだかってくれた。
「ま、待ってくださいっ」
「おやアーモンド先生、どうしてその子をかばうのですか?」
「こ、この子には指一本も触れさせませんっ」
「先生、私はまだ何もしていませんよ」
「い、いえ、今にもしでかしそうでしたので」
「なるほど確かに、この子はあなたが興味を示しそうな分野だ、そうして守るのも当然の行為という訳だ」
「当然です、我が校は自由な研究と教育がモットーです」
「えぇ、しかし禁忌を犯していいとは言っていない、とっととそこをどきなさいアーモンド・レイッ」
黒髪長髪の男性は大きな声を張り上げると、アーモンド先生はおびえた子どものように私の前から走り去ってしまった。
「ひ、ひぇー」
そのあまりに情けない姿に助けに来てくれた瞬間の彼女の事を少しでもカッコいいと思ったことを後悔した。しかし、そうなってしまえば私の前には怖い顔の黒髪長髪の男性が現れるわけだ。私だって今すぐにでもこの場所から逃げ出したい、けれど、この魔法学校で魔法を学びたい。
「さて、君の処遇についてだが・・・・・・」
今まさに恐ろしい言葉が出てきそうな最中、高笑いが聞こえてきた。それは幾度も聞いた校長先生の者であることは間違いなく、彼女はシチフクの首根っこを掴みながら私の元へとやってきた。
「おい、動物愛護の観点からしてこの行為は大変な侮辱行為であり野蛮だという事をわかっているのか校長先生」
「うるさい黙れシチフク、こんな逸材を不合格にしやがったのはどこのどいつだ?」
「私の目は正常だ、間違いなく彼女に魔女としての才能はない、これだけは間違いない、たとえさっきのがあったとしてもですっ」
「強情な奴め、お前もわかっているだろう、この子がどれほど才能に溢れているかを」
「いいや不合格ですっ」
校長先生とシチフクは何やら口論していた。たぶん私の事で言い合っているのだろうけどシチフクは私の事を絶対に不合格にしたい様子だった。
「なんなんだお前は、まぁお前が不合格なら不合格でいいけどよ、私はこいつの入学を受理した身だ、どうやってでもこいつはここにいさせるぞ」
校長先生の言葉に私は少し安心した、ここで校長先生までもが私を否定されていたらと思うとぞっとした。しかし、その言葉を聞いて私の目の前にいた黒髪長髪の男性が校長先生のもとに歩み寄った。
「失礼ですが校長先生、今の言葉は本当ですか?」
「あぁ、そこにいる大角カイアは我がエルメラロード魔法学校の大切な生徒だ、手出しは無用だぜクロノスケ」
「・・・・・・大角?」
校長先生は黒髪長髪の男性をクロノスケと呼んだ。まるであだ名か何かの様なカワイイ名前に思わず笑っていると、クロノスケと呼ばれた人はローブをバサッと翻しながら振り返り、私を睨みつけた。
しかし、すぐに校長先生へと視線を戻した。
「それに、こんな逸材を野放しにして置いたら、ろくでもない奴らに利用されるのが見え透いている、いうなれば絶滅危惧種の保護といったところだな」
「では校長先生、彼女を保護するためにこの学校へ在籍させるというのですか?」
「そうだ、ここにいればこいつは安全だ、なにせ我が魔法学校はどこの学校よりも優秀な先生と生徒が集まる最強の魔城だからな」
校長先生の言葉にクロノスケ先生はしばらくの沈黙の後、私の事を見つめながら幾度か頷き納得する様子を見せた。
「わかりました、校長先生がそうおっしゃられるなら従いましょう、それから、私の事は斑鳩とお呼びください」
クロノスケこと斑鳩先生はそう言うと、まるでカラスが飛び立つかのようにローブをバサバサと動かしながら私たちの元から去っていった。残された私は何が何だかわからないまま校長先生を見つめていると、彼女はニコリと笑った。
「おもしろかったぜカイア、お前がここに来てくれて本当に良かった、これからもよろしくな」
校長先生は私に手を差し出し立ち上がるのを手伝ってくれた。そしてそれと同時に私を抱きしめて背中をポンポンと優しく二回たたいてくれた。
「あ、あの不合格というのは」
「心配するなお前は合格だカイア、ここにいてもいいんだ」
「本当ですか?」
そう尋ねると校長先生は私から離れて可愛い笑顔を見せてくれた。
「あぁ、存分にこの学校で青春を謳歌することだ、楽しめよ」
校長先生はどこかご機嫌な様子でそう言うと、今度はアーモンド先生が私の元へやってきた。
「い、いやぁ、なんとかうまく収まったみたいですね、えへへ」
白々しい登場に校長先生はすぐさまアーモンド先生の元へと歩み寄り彼女の耳を引っ張った。
「何言ってんだこの役立たずっ、カイアの面倒はお前に任せるといっただろう、クロノスケに圧かけられたくらいでビビってるんじゃねぇよ」
「すみませんすみません、でも、私の様な人が斑鳩先生に歯向かおうものなら今日の夜にでも消されてしまいます」
「そん時は私が名探偵になり、お前を殺した犯人を捜す遊びでも始めるから気にするな、むしろ私を楽しませるためにそうしろっ」
「そ、そんなこと言わないでくださいよぉ」
「ふん、ならば自分の役目を全うすることだな」
「は、はいぃ・・・・・・」
主従関係にも似た二人のやり取りを見ながらも、私の心はさっき現れた一角獣で一杯になっていた。けれど、それと同時に不安でいっぱいになっていた。
これだけの騒ぎを起こした上に大人の人たちからは懐疑の目を向けられ、同級生たちはせっせとどこかへ行ってしまう始末。
顔まで覚えられたかどうかはわからないけど、とにかく不安ばかりが心の中を満たしてくる。果たしてこの先、私はこの学校でうまくやっていけるのだろうか?
「え、えっと」
私は、何が起こったのかわからず混乱する講堂内と、どっしりと構えて落ち着いた様子の一角獣を交互に眺めていると、一角獣が私に顔を寄せてきた。その行動に私は思わず警戒したが、なすがままその身を任せてみる事にした。
すると一角獣が私に頬ずりしてきた。サラサラとやわらかい毛の感触を感じながら心地よくなっていると、一角獣は光を放った。
「え?」
そして、光を伴ったまま一角獣はあっという間に消えてしまい、さっきまでの混乱が嘘のように収まった。
しかし、そうなると結局のところこの学校に入学することはできないという事なのだろうか?そんなことを思っていると、周囲の大人たちはさっきのように私に近づいてこなかった。
それどころか、大人たちはいそいそと他の入学生達を講堂から逃がすかのように誘導していた。その様子がまるで私が化け物であるかの様な扱いをしているように見えた。
いや、確かに良くわからない一角獣が出てきたから化け物が現れたのに違いはないだろうけど、それにしても不穏な空気が流れている。
この先、私の処遇はどうなってしまうのだろう。そう思っていると一人の大人がやってきた。その人は随分と怖い顔をした黒髪長髪の男性であり、私の元へ来るなり何も言わずに鋭い目つきでにらみつけてきた。
「あ、あの」
「どういうつもりだろうなこの子は?」
「え?」
「よもや、このエルメラロード魔法学校にこのような忌まわしきものが入学してくるとは思わなかった、一体誰の差し金だ?」
なんだか私はもうずいぶんと嫌われてしまっている様子であり、ここで雄才様の名前を出そうものなら、雄才様はもちろんの事、鹿乃瑚おばさまにまで大変な無礼を働きかねないと思った。
「えっと、その」
困惑し、発言を躊躇していると私のもとにアーモンド先生がやってきた。彼女は私の元まで来るとまるで私を守るかのように立ちはだかってくれた。
「ま、待ってくださいっ」
「おやアーモンド先生、どうしてその子をかばうのですか?」
「こ、この子には指一本も触れさせませんっ」
「先生、私はまだ何もしていませんよ」
「い、いえ、今にもしでかしそうでしたので」
「なるほど確かに、この子はあなたが興味を示しそうな分野だ、そうして守るのも当然の行為という訳だ」
「当然です、我が校は自由な研究と教育がモットーです」
「えぇ、しかし禁忌を犯していいとは言っていない、とっととそこをどきなさいアーモンド・レイッ」
黒髪長髪の男性は大きな声を張り上げると、アーモンド先生はおびえた子どものように私の前から走り去ってしまった。
「ひ、ひぇー」
そのあまりに情けない姿に助けに来てくれた瞬間の彼女の事を少しでもカッコいいと思ったことを後悔した。しかし、そうなってしまえば私の前には怖い顔の黒髪長髪の男性が現れるわけだ。私だって今すぐにでもこの場所から逃げ出したい、けれど、この魔法学校で魔法を学びたい。
「さて、君の処遇についてだが・・・・・・」
今まさに恐ろしい言葉が出てきそうな最中、高笑いが聞こえてきた。それは幾度も聞いた校長先生の者であることは間違いなく、彼女はシチフクの首根っこを掴みながら私の元へとやってきた。
「おい、動物愛護の観点からしてこの行為は大変な侮辱行為であり野蛮だという事をわかっているのか校長先生」
「うるさい黙れシチフク、こんな逸材を不合格にしやがったのはどこのどいつだ?」
「私の目は正常だ、間違いなく彼女に魔女としての才能はない、これだけは間違いない、たとえさっきのがあったとしてもですっ」
「強情な奴め、お前もわかっているだろう、この子がどれほど才能に溢れているかを」
「いいや不合格ですっ」
校長先生とシチフクは何やら口論していた。たぶん私の事で言い合っているのだろうけどシチフクは私の事を絶対に不合格にしたい様子だった。
「なんなんだお前は、まぁお前が不合格なら不合格でいいけどよ、私はこいつの入学を受理した身だ、どうやってでもこいつはここにいさせるぞ」
校長先生の言葉に私は少し安心した、ここで校長先生までもが私を否定されていたらと思うとぞっとした。しかし、その言葉を聞いて私の目の前にいた黒髪長髪の男性が校長先生のもとに歩み寄った。
「失礼ですが校長先生、今の言葉は本当ですか?」
「あぁ、そこにいる大角カイアは我がエルメラロード魔法学校の大切な生徒だ、手出しは無用だぜクロノスケ」
「・・・・・・大角?」
校長先生は黒髪長髪の男性をクロノスケと呼んだ。まるであだ名か何かの様なカワイイ名前に思わず笑っていると、クロノスケと呼ばれた人はローブをバサッと翻しながら振り返り、私を睨みつけた。
しかし、すぐに校長先生へと視線を戻した。
「それに、こんな逸材を野放しにして置いたら、ろくでもない奴らに利用されるのが見え透いている、いうなれば絶滅危惧種の保護といったところだな」
「では校長先生、彼女を保護するためにこの学校へ在籍させるというのですか?」
「そうだ、ここにいればこいつは安全だ、なにせ我が魔法学校はどこの学校よりも優秀な先生と生徒が集まる最強の魔城だからな」
校長先生の言葉にクロノスケ先生はしばらくの沈黙の後、私の事を見つめながら幾度か頷き納得する様子を見せた。
「わかりました、校長先生がそうおっしゃられるなら従いましょう、それから、私の事は斑鳩とお呼びください」
クロノスケこと斑鳩先生はそう言うと、まるでカラスが飛び立つかのようにローブをバサバサと動かしながら私たちの元から去っていった。残された私は何が何だかわからないまま校長先生を見つめていると、彼女はニコリと笑った。
「おもしろかったぜカイア、お前がここに来てくれて本当に良かった、これからもよろしくな」
校長先生は私に手を差し出し立ち上がるのを手伝ってくれた。そしてそれと同時に私を抱きしめて背中をポンポンと優しく二回たたいてくれた。
「あ、あの不合格というのは」
「心配するなお前は合格だカイア、ここにいてもいいんだ」
「本当ですか?」
そう尋ねると校長先生は私から離れて可愛い笑顔を見せてくれた。
「あぁ、存分にこの学校で青春を謳歌することだ、楽しめよ」
校長先生はどこかご機嫌な様子でそう言うと、今度はアーモンド先生が私の元へやってきた。
「い、いやぁ、なんとかうまく収まったみたいですね、えへへ」
白々しい登場に校長先生はすぐさまアーモンド先生の元へと歩み寄り彼女の耳を引っ張った。
「何言ってんだこの役立たずっ、カイアの面倒はお前に任せるといっただろう、クロノスケに圧かけられたくらいでビビってるんじゃねぇよ」
「すみませんすみません、でも、私の様な人が斑鳩先生に歯向かおうものなら今日の夜にでも消されてしまいます」
「そん時は私が名探偵になり、お前を殺した犯人を捜す遊びでも始めるから気にするな、むしろ私を楽しませるためにそうしろっ」
「そ、そんなこと言わないでくださいよぉ」
「ふん、ならば自分の役目を全うすることだな」
「は、はいぃ・・・・・・」
主従関係にも似た二人のやり取りを見ながらも、私の心はさっき現れた一角獣で一杯になっていた。けれど、それと同時に不安でいっぱいになっていた。
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