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プロローグ#CJNS結成!
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茶髪のツインテールがリズムよく跳ねるように、気をつけて歩く。
それはいつも私がする事、日課っていうか……。
どちらかと言うと癖かな。
不意に前から歩いて来た人にぶつかってしまった。
わりと強く、小柄な私が転んでしまうくらいに。
「あっ、ごめんなさい…、え?」
人は、そこにはいなかったのだ。
ならば、私は今何にぶつかった?
確かに私は強く弾かれるみたいに転んでしまったというのに、その対象がいないなんて事があるのだろうか?
辺りを見ると、そこにはぼろぼろの小さな本が一冊。
手にとって開くと、書いてあったのはこの学校の七不思議。
諦め気味に私はつぶやく。
「またおばけさんが、私になにか伝えようとしてる」
笹野原西中学校、天水きのは普通に幽霊やら何やらが見えてしまう、全く普通じゃない子です。
それはいつも私がする事、日課っていうか……。
どちらかと言うと癖かな。
不意に前から歩いて来た人にぶつかってしまった。
わりと強く、小柄な私が転んでしまうくらいに。
「あっ、ごめんなさい…、え?」
人は、そこにはいなかったのだ。
ならば、私は今何にぶつかった?
確かに私は強く弾かれるみたいに転んでしまったというのに、その対象がいないなんて事があるのだろうか?
辺りを見ると、そこにはぼろぼろの小さな本が一冊。
手にとって開くと、書いてあったのはこの学校の七不思議。
諦め気味に私はつぶやく。
「またおばけさんが、私になにか伝えようとしてる」
笹野原西中学校、天水きのは普通に幽霊やら何やらが見えてしまう、全く普通じゃない子です。
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