家に帰りたい狩りゲー転移

roos

文字の大きさ
151 / 243
5章

(20)新しい武器

しおりを挟む
 ミヴァリアへの上陸許可が正式に降りた後、オラガイアに留まっていた狩人たちはようやくリデルゴアの大地を踏み締めることができた。

 オーディたち普通の狩人は、ミヴァリアの狩人雇用条例に縛られる危険もなく、自由にミヴァリアに滞在できる身分だ。

 反対に、討滅者を含む俺たちは明日の夜明けまでにここを出発しなければならなかった。オーディたちと協力体制を築くのならタイミングは今しか残されていない。

 機械仕掛けとの戦いはおそらくリデルゴア国全土を巻き込む大規模なものとなる。しかしジェイルを筆頭とする一部の狩人は、鍵者とベアルドルフに対して並々ならぬ憎しみを抱いている様子だ。俺たちの協力の申し出を受け入れてもらえるかは微妙である。

 オーディたちとの交渉には、当事者である俺も参加するつもりだった。だが「鍵者がいると余計に話がまとまらない」とバルド村メンバーから留守番を言い渡されてしまった。その代わりに、レオハニーとアンリが俺の分まで交渉を進めてくれるらしい。話し合いの仲介人には、真面目なグレンが立候補したそうだ。

 アンリたちには是非とも交渉成立まで漕ぎつけて欲しい。オーディたちが俺たちの味方になってくれれば、リデルゴア国の各地に散らばった機械仕掛けの門の制圧が格段にやり易くなるのだから。
 
 それはそれとして、俺たちにはもう一つの切迫した課題があった。それというのも、ミヴァリアの崖下に放置されたオラガイアの処遇である。

 仮にもオラガイアは、大量の菌糸が詰まった竜王の化石だ。このまま放置すればコプスヴァングのような凶悪なドラゴンを呼び寄せかねない。ミヴァリアの人々を守るためにも早めに処分を決めねばならなかった。

 聞いた話によると、カミケンは俺たちと別れた後に急遽会合を開き、ミヴァリアの守護狩人と学者からの意見を募ったそうだ。狩人たちの大半はオラガイアを海に沈めた方が良いと言っていたが、ドラゴンや遺跡の調査を生活の軸とする学者たちは一斉に反対した。

 曰く、歴史あるトルメンダルクの化石を破壊するのは、世界的損失である。ただでさえオラガイアが滅亡し、生き残りもたった一人しかいないというのに、彼らの生きた証を闇に葬るのは無慈悲すぎやしないか。と、概ねそのような意見が議会ホール内に響き渡った。

 安全を優先するか、歴史を優先するか。紛糾する議論の最中、例外として個別に会合の呼び出しを受けていた一人の男が名乗りをあげた。オラガイアの技術者でもあったヴァーナルだ。

「オラガイアの全てを保存するのは不可能だ。しかし心臓部やその周辺にはまだ化石を浮上させられるだけの菌糸が残っておる。ならば、死滅した部位を切り落とせば、オラガイアは再び空に浮かべるであろう。いっそのことオラガイアの一部を加工して巨大な竜船を作り上げればよい」

 後から聞いた話だが、ヴァーナルは以前からオラガイアの一部を使って最新の竜船を作り上げてみたかったらしい。ちゃっかり自分の願望も含めたヴァーナルの案は、最終的にカミケンの後押しによって採用されることになった。

 そうしてヴァーナルは、カミケンからオラガイアの所有権やら何やらの許可を受け、本日中に全て解体する運びとなった。

 巨大な都市そのものでもあるオラガイアを解体するとなれば、必然的に大量の人手が必要となる。トルメンダルクの菌糸が残る化石部分を掘り出すだけでも、大地を裂けるほどの圧倒的な力が要求されるだろう。だから俺は、解体作業には大量の狩人が送られてくるものだと思っていた。

 ……思っていたのだが、オラガイアに召集されたのは俺だけだった。

「あの、なんで俺?」

 お昼時の晴天、ビーツ公園にて。噴水の縁に腰掛けるヴァーナルへ、俺は困惑気味に問いかけた。するとヴァーナルは大きな身体を屈めて、長い爪の人差し指を俺に向けた。

「あまり大勢の前に出たくないのでな。それにお前さん、『支配』の能力を手に入れたんだろう? あの力でオラガイアを操れたのなら、内側から不必要な組織を溶かしたり、逆に表に出すこともできるのではないか?」
「まぁ、やろうと思えばできますよ。でもツクモの補助がないと、今度は俺が人間に戻れなくなるので……」
「それならば問題ない。アンジュとツクモにも手伝ってもらう予定だからな」
「そういうことなら……喜んで手伝います」

 ヴァーナルの回答に、俺はほっと胸を撫で下ろした。
 
 大量の魂が入り乱れていたキメラ版トルメンダルクと違って、オラガイアは魂を持たない風化した死体だ。そのせいで『支配』の力を行使するにはリスキーな裏技が必要だった。

 俺が『支配』で操れるのは魂か菌糸の二つだけだ。そしてオラガイアの解体には魂の方を操らねばならなかった。

 当然ながら、オラガイアには魂がない。あるのは魂の残骸と化した菌糸だけである。

 しかし裏を返せば、魂さえあればオラガイアを『支配』できる。俺がわざわざオラガイアと同化して不時着したのも、俺がオラガイアの魂の代役を果たすためでもあったのだ。

 問題は、オラガイアの図体が大きすぎて、俺の意識まで希釈されてしまうことだった。何時間も同化し続ければ、今度は俺の魂が無事では済まない。だがそれも、ツクモの菌糸能力さえあればカバーできる範疇だった。

 ツクモの菌糸能力は『回帰』。物体の時間を巻き戻す力だ。例えば、割れてしまった瓶を逆再生で修復したり、服に染み込んだ雨粒を空へと帰したりと、あらゆるものの時間を自在に巻き戻すことができる。ただし、二十四時間前に壊れてしまったものや、死んでしまった人間には効果を及ぼせないらしい。

 オラガイアが墜落しかけた時、ツクモは『回帰』の力で損傷していたトルメンダルクの菌糸を再生させ、海まで届くように高度を維持してくれていた。そして、俺がオラガイアと同化した時には、俺の意識が完全にドラゴンに乗っ取られないよう、適度に魂の時間を巻き戻してくれていたそうだ。

 だから今回も、ツクモの能力があれば無事にオラガイアの解体作業を完了させられる。ヴァーナルの口ぶりからすると、ツクモと一緒にアンジュも俺たちの手伝いをしてくれるらしい。

 が、肝心の二人の姿はビーツ公園を見渡しても見当たらなかった。

「ヴァーナルさん。ツクモたちは今どこに?」
「そろそろ心臓部からこっちに上がってくる頃だろう。二人が揃ってから作業を始める。それまでは休憩でもしておけ」
「了解っす」
「……それと、お前さんだけを呼び出した理由は、もう一つあってな。忘れる前に渡しておかねば」

 ヴァーナルはそう言いながら指先をパチンと鳴らした。

 数秒後、開け放たれた大聖堂から金属製の長箱がふよふよとこちらへ飛んできた。某イギリスの魔法学校を連想させる光景に俺は思わず目を輝かせそうになる。あれも菌糸能力の一種なのだろうが、ヴァーナルのフードで顔を隠した如何にもな格好と相まって、本当に浮遊魔法を使っているようだった。

 金属製の箱は重さを感じさせぬまま宙を泳ぎ、俺の前でゆっくりと地面に横たわった。

「開けてみろ」

 そう促され、俺は片膝をつきながら蓋に手をかける。二の腕にずっしりと重みがのしかかり、浅く蓋を開いただけで、中からドライアイスじみた白い煙が吹きこぼれた。

 白煙の滝から姿を現したのは、この数日で俺が今か今かと待ち望んでいた代物だった。

「おお、これが……!」
「そう、お前さんの唯一無二の愛刀だ」

 箱の中には深い海を思わせる鞘と太刀が鎮座していた。クッションの隙間に指を突っ込んで両手で持ち上げてみると、意外と軽くてひっくり返りそうになった。

 立ち上がりながら柄を握り、作法通りに太刀を抜く。空気に曝された刃は青空をキラリと反射し、研ぎ澄まされた薄氷のようにその身を光らせた。
 
「属性は氷と雷。クラトネールの神速を生かせるよう、できるだけ刃は薄く仕上げ、氷で強度を補強しておいた」

 ヴァーナルの説明の通り、刃は限界まで薄くされ、向こう側の景色が見えるほど儚げだった。柄から刀先までの重さの配分は程よく、まさに俺のために誂えられた一品だ。

 しばらくその美しさに魅入っていると、鎺の方からバチリと静電気が弾けた。

「おぉ、なんだ? ……おおお!?」

 驚いてそこを注視すれば、稲妻のような菌糸模様が、目にも止まらぬ速さで刀身を侵食し始めていた。

「ヴァーナルさん、これ大丈夫か!?」
「上手く適合できた証拠だ。エランの双剣と同じく、持ち主の菌糸が武器に刻まれたようだの」
「なんだよもう。びっくりした……」

 俺は間の抜けた声を上げながら、刃文の合間にきめ細かく根を張る菌糸模様を見つめた。南国の海から色を吸い取ったような深い青だ。クラトネールの菌糸よりも濃い色なのは、エトロの菌糸が混ざっているからなのかもしれない。

「振ってみてもいいですか?」
「好きにせい」

 俺は思わず笑みを溢しながら、鞘をベルトに引っ掛け、太刀を両手で持ち直した。

 正眼に構え、噴水近くに転がる瓦礫に狙いを定める。

 一呼吸おいて、一閃。

 空手を振り下ろしたような空気抵抗の無さだった。風を切る音すらなく、俺は一瞬、刀を振るっている幻覚でも見ているのかと錯覚しそうになった。
 
 あまりの手応えのなさに、勢い余って刃先が地面に触れそうになる。咄嗟に腕を止めて太刀を強く握り直すと、遅れて刃先からぶわりと風が広がった。

 しかし数秒後、さらに十秒経っても、目の前の瓦礫に変化はない。まさか切り損ねたかと俺が焦り始めると、ヴァーナルは愉快そうにごうごうと喉を鳴らしながら、瓦礫の端っこを摘み上げた。

 すると瓦礫は真っ二つになり、ヴァーナルがつまんだ部分は上へ。片割れは地面へと置いて行かれた。

「切れてる……」
「自分でやっておいて、何を驚くことがある」

 ヴァーナルに笑われたが、正直俺はそれどころではなかった。

 空気を切る感触すら残さない一太刀。必要最小限の破壊しか生み出さず、瓦礫はまるで、自分が切られたことにすら気づいていないような佇まいだった。

 よく見れば、瓦礫の下にあった地面にも糸鋸で切ったような細い傷がある。刃先は地面に触れていないのに、斬撃波だけでも石畳を斬っていたらしい。

「ほれ」

 ヴァーナルから瓦礫の一部を放られ、片手でキャッチする。その断面は最新の精密機械で裁断されたかのように、驚くほど滑らかだ。試しに瓦礫の角を握ってみれば、切れた皮膚から血の玉が滲み出した。

「すげぇ……」

 切れた指先を『雷光』で再生させながら俺は驚嘆する。この太刀があったらトルメンダルクの浮遊器官を一撃で破壊できただろうに。

「次は『雷光』を武器に流してみろ」
「こうですか……うお!」

 言われた通りに『雷光』を刀へ流し込むと、眩い光を放ちながら刃の厚みが変化した。両手で握り直しながら重心を低くすると、俺の手の中にあった太刀は、いつのまにかレオハニーの使っているような大剣へと姿を変えていた。

 ヴァーナルは満足そうに一つ頷くと、フードの向きを変えて東区画を指さした。
 
「その大剣であっちの区画を切り落としてみろ」
「いいんですか?」
「構わん。思いっきりやれ」

 俺はぐっと頷くと、東区画と中央区の境目に立って深呼吸をした。

 本当に、俺一人で区画を切り離せるなんて凄技を再現できるのか? 少し前まで上位ドラゴンの首を落とすだけでも苦労していた俺が……。

「すぅ……」

 先ほどと同じように精神統一をして、一閃。

 弧を描きながら振り下ろされた大剣は、真っ青な斬撃波を生み出しながら大地にめり込んだ。一拍遅れて、刀身から『雷光』のエネルギーが一気に解放され、爆風が大地をえぐり取った。

 轟音と砂埃が周囲で荒れ狂い、俺の視界が暗く遮られる。数秒もすると、砂埃が潮風に攫われて大剣の下の景色が露になった。
 
「……ふむ。流石に力不足か」

 ヴァーナルの言葉通り、東区画と中央区との境目には亀裂が刻まれただけだった。ドラゴンにぶつければ相当な威力を発揮しただろうが、区画を切り離せるような威力ではない。

 俺は肩透かしを食らった後、歯痒さを誤魔化すように早口で言い訳を連ねた。

「分かってはいましたよ。ええ。こんなすごい武器が手に入ったら、もしかしたらって期待しちゃいましたよ。でも武器だけでレオハニーさんレベルまで一気に強くなれるわけないよな! 知ってたけど!」

 アンリの時でさえ、大勢の狩人の助力なしでは西区画を落とせなかったのだ。採集狩人の俺が、いくら素晴らしい武器を手にしたところでそれなりの限界はある。

 俺はひとしきり悔しさを吐き出した後、いつの間にか大剣が太刀の姿に戻っていることに気がついた。試しにもう一度『雷光』を流すと、先ほどと同じように大剣が出現する。そこから出力を変えるとハンマーになったり槍になったり、俺の意思で変幻自在に形を変え始めた。

 一通りの形で振り心地を確認し、俺は驚嘆する。

「この武器すごいですね。変形した武器に合わせて太刀の性能まで引き上げられているような気がします」
「左様。お前さんの戦い方は、あれこれと武器を持ち替えて戦う変則的なスタイルだろう? 折角の特性を潰すのは勿体なかろうと思ってな、お前さんの菌糸能力に呼応できるよう、こうして手を加えておいた。上手く使ってやれ」
「そ、そこまで考えてくれたんですか?」
「当たり前だろう。お前さんに合わせた武器なんだから」

 ヴァーナルの真っ直ぐとした声で射抜かれて、俺はくすぐったくなって顔を逸らしてしまった。オーダーメイドなんてブランド品と同じ気取った物だと思っていたが、自分だけという特別感は悪くないかもしれない。

 俺は軽く咳払いをした後、鞘の位置を調整しながらヴァーナルへと問いかけた。

「……それにしても、筋力や身体の計測もしていないのに、どうやって俺にぴったりなサイズを作り出せたんです?」
「武器には、持ち主の戦いの歴史が刻まれておるものだ。わしほどにもなれば、一目でどのような扱われ方をされてきたかも分かる。お前さんは特に、ドラゴンの攻撃を掻い潜って急所を狙うのが好きなようだ。力が劣る分、技術を磨き続けたからこそできる芸当だな」
「あはは、当たりすぎて怖いっす……」

 俺は苦笑し、改めて太刀を見上げた。歪みもなく美しい造形の刀を持つだけで、胸の奥に一本の筋が通るような心地よい緊張が感じられる。

「本当に、良い太刀です」

 素直な感想を口にすると、ヴァーナルは照れくさそうにフンと鼻を鳴らした。

 丁度その時、ビーツ公園の噴水からくぐもった地響きの音がした。二人でそちらを振り返ると、噴水の底からひょっこりとアンジュとツクモが顔を出してきた。

「二人ともお待たせー!」
 
 人間に戻ったばかりの血まみれの下着から一転して、真新しく女性らしい装いになったアンジュがこちらに手を振ってくる。後ろに控えるツクモも、この世界では目立つ戦闘スーツではなく、ミヴァリアの狩人っぽい服装になっていた。二人とも目鼻立ちが整っており、体格もスラリとしているためモデルか女優のようである。

「その服似合ってるな」
「でしょ? 私たちはあまり表に出られないから、レオハニーにお願いして買ってきてもらったんだ」
「いつのまに……」

 カミケンから上陸許可を出されてからまだ一時間ぐらいしか時間がたっていないのに、とんでもない早業である。とはいえ、レオハニーは洋服を前に熟考するような人間ではないだろうし、ある意味では妥当な速さだったのかもしれない。

 レオハニーがチョイスした服のセンスも意外だったが、何より喜ばしいのは、ツクモにも服を買ってあげたという部分だ。出会い頭に殺そうとするほどレオハニーはツクモのことを警戒していたから、てっきりツクモには殺意以外の感情を抱いていないのかと思った。

 この服のプレゼントは、レオハニーなりに謝罪の意味も込めていたのかもしれない。ツクモとレオハニーが仲良くしてくれるのなら俺としてもありがたかった。

 閑話休題。
 
「補佐役も揃ったことだし、早速仕事に取り掛かりましょうか」
「うむ」

 ヴァーナルはフードを揺らすように大きく頷いて、アンジュたちに手招きをしながら東区画の方へと歩き出した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~

日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!  斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。  偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。 「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」  選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

処理中です...