散々見下してくれてありがとう。今度はあなたが地に伏す番です。

タマ マコト

文字の大きさ
6 / 20

第6話「RUIの目覚め」

しおりを挟む


 世界配信まで、残り120秒。スタジオの空気は、氷に薄いカーテンをかけたみたいに張り詰めていた。黒い背景、光の縁取り、スライドの最終チェックをするスタッフの指が、キーボードの上で乾いた音を立てる。カメラの赤いランプがまだ眠っている。私――RUIは、ひと呼吸ごとに胸の中央のスイッチが静かに上下するのを感じていた。

 黒のスーツ。襟は細く、ボタンは光らない。袖口の時計は分針だけを見せ、秒針は外した。氷の瞳、と誰かが呼んだ色は、ここではただの機能だ。世界に向けて、余計な温度を出さない道具としての目。唇の色はベージュ。髪は後頭部でまとめ、ピンは三本。一本は落ちてもいい、二本で足りる、三本なら余裕――余裕は、演算時間を増やす。

「RUI、三十秒前」

 ディレクターの声。私はマイクの位置を直し、台本のページをめくるふりをして、視界の端でスライドの一枚目に映る言葉を再確認した。《Ark-Sigma Core:境界を融かすAI》。大仰なコピーだ。だが、今日だけはそれが、私の声帯に似合う。

「二十、十、五、四、三――」

 カメラの赤い瞳が点灯する。世界と回線がつながり、時差と雑音と期待が一本の線に束ねられる。私の舌が、刃物の刃先に触れるみたいに言葉を選ぶ。

「はじめまして。Ark-SigmaのRUIです」

 発音は刃。語尾は落とす。視線はレンズの中心から半ミリ上。私は世界地図を背に、黒い海の上に立つひとつの灯台として話し始める。

「私たちが今日発表する《Core》は、モデルの賢さを競う道具ではありません。賢さを“どう渡すか”の基盤です。専門家にも、迷子にも、危険にも、やさしさにも、同じだけ届く仕組み。境界を融かし、責任を明示し、そして何より“選べること”を、当たり前にする」

 スライドが切り替わる。言語モデル、視覚モデル、動的モジュール、倫理ゲート――専門用語は必要最低限にし、名詞の並びをリズムで刻む。私は説明しながら、同時に世界の反応を想像する。チャット、ヘイト、賛美、翻訳、切り抜き。ノイズの海に灯る一方通行の光。それで足りる。今は、それで足りる。

「Coreは“人格”を持ちません。代わりに“透明性”を持ちます。全ての推論に、出自と理由を付ける。間違えたら、どこで間違えたか、誰が責任を持つのかが常に可視化される。誰か一人のせいにしない代わりに、誰もが背を向けられない仕組み」

 言葉は流れ、流れながら石になる。私は歩く。プロンプトの構造化、監査ログの可視化、開発者とユーザーの権限の切り分け。手元のクリッカーが軽い。軽さの裏に、二年前の夜が詰め込まれている。泥の冷たさと、王冠の重さ。USBの角が胸を叩くように、私は節目ごとに一点、声の高さを変える。

「最後にひとつ。AIは、人の孤独を奪うためにあるのではありません。孤独を“言葉に変える”ためにあります。Coreは、あなたが選んだ言葉の責任を、あなたと一緒に背負います」

 締めの文。ディレクターの指がパネルの上で静止する。私は微笑まない。微笑みは演出だ。今日は、刃のまま終わる。赤ランプが落ち、世界が一度こちらから切断される。

「カットです。完璧」

 スタッフが息を吐く音が重なる。拍手はない。拍手のない現場は、好きだ。プロは、仕事を終えた音を知っている。私は軽く会釈し、スタジオを出る。廊下のガラスに、黒いスーツの自分が二つ、三つと重なる。天井のライトが白金色の輪になって、肩に落ちる。

 角を曲がった先、会議フロアへ続く通路のガラスの向こうで、一人の男が立っていた。背は少し伸び、頬は削れて、目だけが変わらない午後の色をしている。柊翼。社内通達では「匿名採用の特別顧問」とだけ記され、顔写真はない。だが、ガラス一枚隔てた距離で、それは関係なかった。

 視線がぶつかる。音はない。沈黙は、二年の分だけ伸び、細い糸になってガラスの表面に張り付く。私は立ち止まり、彼も立ち止まる。わずかな会釈。ほんの角度の差で、昔と今の線を引く。ガラスのこちら側で、私は口を開かない。彼も開かない。十分だ。私たちの間には、言葉より正確な記憶がある。

 私は歩き出す。隣のドアから、彼も通路に入る。すぐには近づかない。距離は、呼吸で測る。人の声がしないフロアは、絨毯の上を歩く靴音だけが柔らかく連なる。壁際のモニタに、世界配信のチャットが遅れて流れ続ける。《冷たい》《正しい》《怖い》《救われる》――形容詞は、女神の背中に投げられる花束みたいに軽く、時々茎が刺さる。

 オフィスに戻る。ガラス張りの部屋。机は大きすぎず、椅子は沈みすぎない。モニタ二枚と、紙のノート一冊。机上の左隅に、小さな黒い四角――二年前、彼にもらったUSBが置かれている。銀色のコネクタ部分に小さな擦り傷。あの朝、駅のベンチで胸に押し当てた角の感触が、まだ残っている気がする。

 ドアがノックされる。秘書の穂村が顔を出す。「特別顧問の方がお見えです」

「通して」

 翼が入ってきた。スーツは紺、ネクタイは結んであるだけで、完璧という言葉にはまだ距離がある。けれど、その距離が、彼を彼にしている。

「着任、おめでとう」

「CEO就任、おめでとう」

「遅刻罰は重い」

 間髪入れずに言うと、彼は肩で笑った。「二年遅刻」

「罰は、無記名で課す」

「上等」

 私たちは向かい合って座る。ガラス越しに、東京の昼の光がビルの窓を拾い、足元の影を細かく切る。私は机上のUSBに指を置く。彼の視線が一瞬だけそこに落ちる。

「まだ、持ってたんだ」

「捨てたら、思い出すから」

「なるほど。捨てないより、賢い」

「賢いふり」

「ふり上手は、もうふりじゃない」

 言葉を交わすたび、過去の温度が現在の空気に薄く混ざる。甘くも苦くもない、呼吸の温度。私は端末をタップし、会議資料を共有する。Coreの倫理ゲートの外部監査体制、社内開発ラインの権限構成、訴訟リスクの洗い出し。翼は頷き、短い質問を二つだけ差し込む。的確。彼は人の話を邪魔しない才能がある。

「匿名採用、気にしない?」

「名前はラベル。役割は実装」

「君がそれ言うと説得力ある」

「CEOは、機能」

「人間は?」

「人間は、余白」

「なら、俺は余白の担当で」

「顧問は、余白の監督」

 ガラスの向こう、スタッフがこちらを一瞥して通り過ぎる。目礼だけ交わし、会話は途切れない。翼は椅子の背にもたれ、少しだけ重心をずらす。「今日の配信、冷たくて良かった」

「褒め言葉?」

「うん。熱はいつでも出せる。冷たさは練習がいる」

「二年、練習した」

「俺も」

「練習の成果、見せて」

「了解」

 私はモニタに表示した内部ログのダッシュボードを指で弾く。翼は目だけで追い、数秒の沈黙の後、口角を上げる。

「構造、綺麗。誰が触っても、足跡が残る」

「泥は、足跡が残しやすくて好き、って言われたことがある」

 私の声が、わずかに低くなる。彼は頷く。

「覚えてる。俺も、覚えてる」

 覚えている、は魔法だ。過去を現在に同期させ、未来の座標にピンを打つ。私はUSBから指を離し、代わりにペンを持つ。メモの最初の行に、今日の日付。二年前のこの日付に何をしていたかを、脳が自動で検索し、すぐ閉じる。必要な連想と、不要な連想の仕分けは、訓練でできる。

「ところで」

 翼が言う。声にだけ、少し柔らかい音階を混ぜる。

「“遅くなったけど、来た”って言いに来た」

「聞こえた」

「よかった」

「遅刻罰は重い」

「さっき言われた」

「二回言うのが罰」

「厳しいな、CEO」

「優しい人でいるの、やめたから」

 彼の目が一瞬だけ細くなり、すぐに真面目な色に戻る。「知ってる。けど、優しいをやめると、正確になるね」

「余白が増える」

「そこに、書ける」

「書け」

「書く」

 会話は短距離走のインターバルみたいに続き、私は次の会議の時間を確認する。あと九分。翼は席を立たずに、窓の外を見た。ガラスに彼の横顔が薄く映る。少年の輪郭は消え、男の線が残る。けれど、その内側の何かは、私が知っているままだ。

「RUI」

「なに」

「君の本名、ここでは言わない」

「ここでは要らない」

「でも俺は、知ってる。だから大丈夫」

「知ってる人がいるのは、便利」

「便利、ね」

「好き、はまだ使わない」

「了解」

 彼は笑い、立ち上がる。「午後、監査チームとのブリーフィング。俺も入る」

「入れ」

「では、CEO」

「顧問」

 彼はドアに向かい、取っ手に手をかけて一度振り返る。「――遅くなったけど、来た」

「――遅刻罰は重い」

 閉まるドアの音は、とても静かだった。私は椅子にもたれず、背筋を立てたまま、机の左隅のUSBにまた指を置く。角の冷たさは、もう私を傷つけない。角は、ページの角を折るための印だ。ここから、という印。

 デスクの端末に、広報からの速報が入る。視聴者数、同時接続、ポジティブ/ネガの比率。数値は滑らかに上がって、安定する。波形の頂点に、言葉を乗せない。言葉は明日のために残す。私は短くメモする。《温度管理=成功》。

 会議までの8分、私は窓際に立ち、足元の街を見下ろす。ガラスの向こうで、昼の風がビルの角を回る。クラウドがサーバから熱を吐き、道路の上で白いバンが列を作る。二年前、駅のベンチにいた私が、いまここにいる。間にあるのは、数えきれない夜と、数えるのをやめた朝。痛みは、燃料になった。燃料は、推力になった。推力は、航路になった。

 机に戻り、USBをポケットに入れる。置き物から、携帯へ。過去から、道具へ。私は軽く息を吸い、画面を閉じる。ノックもなく、次の予定が私に近づいてくる気配。扉の外の足音が、一定のテンポで止まる。

「どうぞ」

 ドアが開き、法務と監査が入ってくる。私は笑わない。笑いは武器。武器はすぐには見せない。代わりに、刃を机の下で研ぎ続ける。柊翼は、隣室で資料を印刷しているはずだ。遅くなったけど、来た。その言葉は今日の合図で、明日への鍵だ。

「はじめましょう」

 声が部屋に落ちる。氷の瞳は、今日も機能する。私はRUIだ。役割は実装、名前はラベル。けれど、その底に沈んでいる神崎瑠衣は、呼吸をやめていない。二つは矛盾しない。二つで、ひとつの航路になる。

 会議が始まる。外の光が少しだけ角度を変え、机の上の影が移動する。私の視界の端で、ポケットの中のUSBが、電車の切符みたいに静かに熱を持つ。二年前、乗れなかった列車。いま、私は運行表を書く側にいる。出発時刻も、到着時刻も、遅延の理由も、全部、最初から記録する。

 世界配信のチャットが、別窓でまだ流れ続けていた。《冷たい》《正しい》《好きじゃない》《でも信じる》――どれも、燃料だ。ありがとう、と心の中で言う。音にはしない。沈黙は誓い。誓いは、推力。推力は、明日のために。

 ノートの一行目に、私は丁寧に書き込む。

〈Core公開。氷点=維持。翼=着任。遅刻罰=未払い〉

 ペン先が止まる。止めて、上げる。顔を上げる。会議の最初の質問が飛ぶ。私は答える。刃の言葉で。優しさをやめたのではない。優しさを、正確に使うようになったのだと、胸のどこかで知りながら。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」

歩人
ファンタジー
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。 「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは 泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析 能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り 続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。 婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」

公爵家の家政を10年回した私が出ていったら、3ヶ月で領地が破綻しました

歩人
ファンタジー
エレナは公爵家に嫁いで10年、夫は愛人に入れ込み、義母には「家政婦代わり」と 罵られた。だが領地の財務も、商会との交渉も、使用人の管理も、全部エレナが やっていた。ある日、義母から「あなたの代わりなんていくらでもいる」と言われ、 エレナは静かに離縁届を出した。「では、代わりの方にお任せください」 辺境の町で小さな商会を開いたエレナ。10年間の実務経験は伊達ではなかった。 商会はたちまち繁盛する。一方、エレナがいなくなった公爵家は3ヶ月で経営破綻。 元夫が「戻ってこい」と泣きつくが—— 「お断りです。あと、10年分の未払い給金を請求いたしますね」

「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します

スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」 眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。 隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。 エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。 しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。 彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。 「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」 裏切りへのカウントダウンが今、始まる。 スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。

石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

これが普通なら、獣人と結婚したくないわ~王女様は復讐を始める~

黒鴉そら
ファンタジー
「私には心から愛するテレサがいる。君のような偽りの愛とは違う、魂で繋がった番なのだ。君との婚約は破棄させていただこう!」 自身の成人を祝う誕生パーティーで婚約破棄を申し出た王子と婚約者と番と、それを見ていた第三者である他国の姫のお話。 全然関係ない第三者がおこなっていく復讐? そこまでざまぁ要素は強くないです。 最後まで書いているので更新をお待ちください。6話で完結の短編です。

処理中です...