16 / 20
第16話 帰還する聖女
しおりを挟む朝の色がまだ薄く、石畳の継ぎ目に夜の冷たさが残っていた。静寂の館の梁が一度だけ鳴り、家全体が深呼吸をする。私は窓を三分の一だけ開け、湖の匂いを喉の奥へひと口落とした。最初の湯はニルギリを軽めに。蜂蜜は半匙弱。今日は言葉より息が先だと、胸の針が示している。
「風は湖から王都へ」 セドリックが影だけ置いて言う。 「届く日ね」
レーネが束ねたタイムを指で撫で、「今日もかわいい」と言う。マリアベルは秤を撫でて「狂ってない」と笑い、ギルバートの鍋が低く、腹を据える音を立てる。ジルは靴紐を結び直し、ハンスは指の関節を一度だけ鳴らす。シモンは紙束の角を揃えた。『順番』『退路』『影から離れる』『香を薄く』。家はいつもどおり、今日の形になった。
「出る前に、ひと口」 私はカップを配り、蜂蜜をそれぞれの喉に落とした。恐れの居場所は喉の奥。届く距離にある。それを繰り返してきた朝の手順で確かめる。
「目標、二つ」 セドリックが短く言う。「御堂の目地の“香を剥がす”。それから——」 「聖女を、戻す」 私が言った。言ってから、自分の声の温度を測る。熱くない。軽くない。よし。
◆
王都の朝は、拍手のないざわめきで始まった。広場の石に貼られた紙が白く光る。『退路』『順番』。子どもの目線。ハロルドが壁の角度を指で整え、兵は怒鳴らず、目で道を作る。蜂蜜は三口ずつ、確実に舌に落ちる。咳は昨日より二つ少ない。紙では測れない数字が、空気を少し軽くする。
「『お』は?」 「もう言った。今日は『か』を用意する」 「“変わっても怖くない”の『か』だな」 ジルが笑って、すぐ真顔に戻る。笑いは命令の敵で、聞く耳の味方。私は笑いの高さを胸で拾って、御堂の裏庭へ向かった。
南の礎石は、昨日座り直した顔のままだった。目地に昨夜の“舞台の計算”が薄く残っている。私は手袋をはめ、指先の温度をゆっくり移す。母音は使わない。息だけ。刷毛で油をひと筆。香の薄皮がはがれ、湿った苔の甘さが顔を出した。
「……よし」 セドリックが低く確認する。若い神官がその横で頷き、「聖女は小部屋で息を丸くしています」と教える。鏡のない息。いい。
「戻る準備をするわ」 「護衛は?」 「あなたと——ハロルド」
その名を出したところで、扉の向こうで足音が止まった。怒鳴らない足。ハロルドだ。灰の外套の男は合図をひとつだけ置き、私を見る。
「聖女を“門”から出す」 「正面で?」 「はい。舞台に背を向けて出る。民の前を通って、小さな礼拝堂へ。『帰還』は、舞台裏じゃなく、道の上で証明する」 “帰還”。その言葉に、胸の針が小さく揺れた。揺れは、決断の前ぶれだ。
「ミゼルの香は?」 「薄い。浮いている。剥がせる」 「殿下は?」 「鏡の部屋にいる。——鏡以外の顔で、退く準備も、ほんの少し」
私は息をひとつ置いた。「行く。舞台の裏からじゃない。正面から」
◆
聖堂の小部屋。リリアは椅子に浅く腰掛け、手のひらを膝に置いていた。瞳に眠気は残っているが、水がある。若い神官が窓を少し開け、外の薄い甘さを入れる。私は彼女の前に立った。
「帰ろう」 「どこへ」 「土へ。あなたが最初に祈った場所へ。舞台に乗せられる前の“あなた”に戻る。——“聖女”は、土に帰ってから、街に戻る」 リリアは唇を噛んで、すぐに離した。噛むのをやめられる人間は、強い。 「ミゼルは、止める」 「止めさせない。止まらせない。どっちも大事」 「できる?」 「できる」
若い神官が彼女にマントをかける。色は灰に近い藍。真珠の髪飾りは外し、布でくるむ。鏡のための光を、土のための布に戻す。リリアは自分でひもを結び、深く息をした。
「行こう」
◆
扉が開く。聖堂の正面。石段。人々の視線。香は薄い。風は味方。前列の母親が子の手を引き、広場の端へ寄る。兵の壁は“扉”に変わる。ハロルドが視線だけで四箇所に合図を散らし、セドリックが半歩、前。その肩に、私の視線の線が重なる。
「退路を残せ」 誰かが言った。誰かは聞きとめられない。けれど広場が、一語で呼吸をそろえる。リリアは石段を一段ずつ下りる。拍手はない。代わりに、“お”の息の輪がいくつか生まれる。『驚かない息』。驚くなら、喉が潰れない方向で。
ミゼルが現れた。黒衣の列。袖の中の節が短く、乱暴だ。彼は声を整え、しかし温度を持たない。 「聖女。儀は正午。御身は“鍵”」 「鍵は土が決める」 リリアが静かに返す。声は小さいが、言葉は折れない。
「殿下がお待ちだ」 「私は民を待たせたくない」 そのやり取りに、人の気配が波紋を作る。波紋は怒鳴りにくい形だ。怒鳴り声は刃。刃は礼儀を壊す。
「道を空けて」 私が言う。命令ではない。順番の提案。ハロルドが壁を“扉”に組み替え、兵の足が半拍だけ引く。ジルとハンスが角を押さえ、シモンが紙を貼り直す。『退路』『順番』。子どもの目線。リリアは人の間を通って、広場の端へ。香が追いかける前に、風がそれを解す。
新影の若い足が二人、前に出る。顎が上向き。〈退路不要〉の印が体に貼りついている。旧影の男が左右の距離を測り、顎をわずかに引く。〈退け〉。若い足は迷う。迷う間に、礼儀が戻る。それが狙い。
「ミゼル」 私は真正面から言った。「香は薄く。道は太く」 「あなたは舞台を嫌う」 「舞台の“喰い方”を嫌う」 「詩人だ」 「職人に言われる筋合いはない」
彼は笑わない。笑わない男の沈黙が刃になる前に、ハロルドが低く挟む。「殿下の命は『民のため』。民が望むのは、道だ。鏡ではない」 ミゼルの袖が短く震え、私たちはその震えが計算の狂いだとわかった。聖女は、正面から“帰還”を始めた。舞台の外で。
◆
行列にならない行列が、王都を南へ流れた。拍手はない。代わりに母音の輪がいくつか浮き、蜂蜜の匂いが風に混ざる。退路の紙が交差点ごとに白く揺れ、兵が怒鳴らず、店主が戸口で水を煮る。子どもが『お』を言い、老人が『う』を息でなぞる。路地の陰で、青い花がひとつだけ咲いていた。レーネの指の匂いがする。
「ここ」 若い神官が立ち止まる。小さな礼拝堂。リリアが幼い日に歌っていた場所。床の木目は薄く擦り減り、窓ガラスは歪んでいる。香はない。代わりに、古いパンの匂いがする。
扉を開けると、空気が冷たく、良かった。冷たい空気は、息の輪郭を正しくする。リリアは中央に立ち、椅子に座らない。壁に鏡はない。祈りの言葉は置かない。息だけを、ひとつ。ふたつ。みっつ。母音はまだ口に乗せない。息で部屋の間取りを思い出させる。
「帰ってきた」 彼女が小さく言った。帰還の声は、たいてい誰の耳にも届かない。届かないかわりに、土に届く。床板がきしまず、窓が鳴らず、音が吸われる。いい吸い方。
私は祈らない。祈るのは彼女の仕事だ。私の仕事は、道に紙を貼り、退路の角度を守り、香を薄くする。セドリックは扉に影を置く。ハロルドは外で人の流れを“扉”にし、若い神官は膝の位置で息の高さを測る。ジルとハンスは怒鳴らない。シモンは紙を貼り、レーネはタイムを指で弾き、マリアベルは蜂蜜を三口ずつ配る。家が、ここに引っ越してくる。
やがて、リリアは母音を一音だけ置いた。「あ」。驚きの前の「あ」。部屋の木がひと息つき、外の子どもが真似をする。『あ』から『お』、『う』へ。輪が重なって、薄い鐘のない“鐘の感覚”が礼拝堂に満ちた。
「聖女」 扉の外から、別の声。アレクシスではない。老宰相の走りだ。小封。青い蝋。私は受け取り、開ける。
『帰還の行列、民が“道”と呼ぶ。殿下は鏡の間を出たり入ったり。祈祷師は香を重ねられず。——“退路”が倉の裏に一本通る。今夜、二本目を。順番は、民→水→影。』
私は紙を胸にしまい、リリアを見る。「あなた、帰ってきた」 「うん」 「じゃあ、街へ戻ろう。今度は、土のままあなたで」
◆
礼拝堂の扉が開き、日差しが斜めに入る。外で待っていた人々の肩が、目に見えるほど落ちた。誰も拍手をしない。拍手は舞台の空気を増やす。代わりに、『か』の練習が始まった。「か……」。変わっても怖くないの『か』。子どもが噛むように言い、母が笑って、すぐ真顔になる。笑いは命令の敵で、聞く耳の味方。何度でも確認する。
ミゼルは現れなかった。香の層が薄く、彼の計算がどこかで立て直しを強いられている。代わりに、新影が二人、路地の角に立ち、紙を剥がす手を空中に止めたまま、旧影の顎の角度を探している。エナスがそこへ歩いていき、剥がす手の近くで『退路』の紙をもう一枚、重ね貼りした。彼の指が震えないのを、私は横眼で見た。
「帰り道は?」 ハロルドが尋ねる。私は首を振った。 「帰らない。戻る。——街のまま居る」
リリアが頷き、広場の端に立った。仮設の壇は低く、今は空っぽだ。彼女は壇に上がらない。壇の下で、短く言う。 「息を、先に」 それだけ。拍手は起きない。代わりに、井戸のほうから笑い声が薄く来る。煮立つ音。蜂蜜の匙の音。『順番』の紙が白く揺れる。街が、生きている。
アレクシスが遠くからそれを見ていた。鏡のない顔。彼は何も言わなかった。言わなかったことが、今日の彼の“退路”だと、私は理解した。退路は、王にも必要だ。
◆
夕方、静寂の館。扉を開けると、家がいつもの温度で迎えた。マリアベルが「おかえり」と言い、ギルバートが鍋の蓋を叩き、レーネが吊るしたタイムを指で弾く。シモンが新しい紙束を置き、ジルとハンスは椅子を引いて座り、セドリックは窓を三分の一だけ開ける。ハロルドは外套を椅子の背にかけ、若い神官は窓の方角を確かめた。リリアは戸口で一度だけ深呼吸して、笑わない笑いをした。
「ようこそ、土の側へ」 私が言う。リリアは頷き、「ただいま」と言った。帰還の言葉は、短いほど強い。
「報告」 セドリックが言い、私は頷く。
「御堂の目地、香を剥がした。聖女、礼拝堂に帰還。広場で“壇の下”に立つ。拍手なし。息だけ。——北の倉、退路一本通過。今夜、二本目。順番は民→水→影」 「殿下は」 「鏡の間に戻り、出て、戻った。——退路を探している顔だった」
ギルバートが塩のスープを配り、マリアベルが蜂蜜をひと匙ずつ落とす。レーネが青い花を卓の端に置き、シモンが『か』の紙を二十枚、子どもの字で書いて見せた。ジルが「怒鳴らない」とぼそりと言い、ハンスが「石を見る」と短く続ける。ハロルドは「扉を作る」とだけ言って、椅子の背もたれに外套をかけ直した。若い神官は「祈らない祈りを教える」と言った。エナスは立ったまま、「退路を守る」と繰り返した。繰り返せる言葉は、強い。
私はカップに最後の一杯を注ぎ、喉の奥に落とす。今日の渋みは印。甘さは赦し。塩は現実。全部が、ここにある。
「怖さは?」 セドリックが問う。私は喉の奥を指でさわり、「届く」と答えた。届く距離にある限り、間に合う。
窓の外、王都の屋根に夕方の薄い甘さが残り、御堂の壁はきしまず、礼拝堂の木が静かに呼吸する。鏡の部屋の灯りが小さく揺れて、すぐに落ち着く。誰かの手が、鏡から少し離れたのだろう。離れた手の位置は、退路の最初の目印だ。
私は胸元のペンダントに指を置き、石の温度を確かめる。おとなしい。賢い子。門柱の看板は今日も薄く温い。家が、帰還を受け止める。
「——王子が滅びるまで、私は紅茶を楽しむ」
唇だけで言う。呪いでも祈りでもない、境界線。白く、細く、まっすぐ。線のこちら側に、帰還した聖女、壇の下のひと言、剥がれた香、座り直した目地、退路の紙、蜂蜜の半匙、そして“扉”の角度がある。線の向こうに、鏡の前の笑い、買われた倉、結果だけを欲しがる節、そしていずれ終わる舞台がある。紅茶は流れ、時間は一分だけ止まる。止めた一分が、明日を整える。帰還は終わりでなく始まりだ。ここから、土のやり方で守る。息で整える。順番を貼る。私たちのやり方で。
22
あなたにおすすめの小説
誰もが我儘な私ではないお方が良かったようなので、悪役の私は残忍な猛将達に手酷く扱われに行きます。戻れ? 絶対に離れるなと脅されているのですが
迷路を跳ぶ狐
ファンタジー
魔法もろくに使えない役立たずと言われ、婚約者にも彼の周りの人達にも馬鹿にされてきた私。ずっと耐えてきたつもりだったけど、誰もがこんな私よりも、もっと優秀な魔法使いがいたはずなのに、とため息をつく。
魔法によって栄え、王都にまでその名を知らしめた貴族の婚約者は、「なんでこんな役立たずが……」と私を蔑み、城の中で魔法使いたちを統率する偉大な魔法使いは、「こんな女がこの領地を任されるだなんて! なんて恐ろしく愚かなことだ!!」と嘆く。
貴族たちに囲まれ詰られて、婚約者には見放され、両親には罵声を浴びせられ、見せ物のように惨たらしく罰せられた。「なんでこんな役立たずがこの城に来たんだ……」そう落胆されながら。
魔法が苦手でここを出る手段はないけど……もうこんなところにいられるか!
そう決意した私に、私を虐げていた誰もが腹を立てる。激しくぶたれた私は、機嫌を損ねた残忍な竜たちに、枷をされて隣の領地まで連れて行かれることになった。
重労働を言いつけられ、魔物や魔獣、竜たちがうろつく森の城についてからは、暗く小さな部屋に放り込まれた。
たった一人で食事をして、何もない部屋から見窄らしい格好で窓の外を見上げる。
なんだこれ…………
「最高…………」
もう、私を踏み躙る奴らに好きに扱われることはないんだ! それだけで、何もかもが最高!!
金もなければ能力もまるでない! 魔法すらまともに使えない! だけど今は思いのままに身につけに行ける!! 何もないのでこれから欲しいもの全部、手に入れに行きます!
そんな風にして竜族の城に住むことになった私。気づいたらやけに皆さんとの距離が近い? 元婚約者も「戻って来い」なんてうるさいけど、知りません!! 私は忙しいので!
私は……何も知らなかった……それだけなのに……
#Daki-Makura
ファンタジー
第2王子が獣人の婚約者へ婚約破棄を叩きつけた。
しかし、彼女の婚約者は、4歳年下の弟だった。
そう。第2王子は……何も知らなかった……知ろうとしなかっただけだった……
※ゆるい設定です。ゆるく読んでください。
※AI校正を使わせてもらっています。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。
追放令嬢、辺境王国で無双して王宮を揺るがす
yukataka
ファンタジー
王国随一の名門ハーランド公爵家の令嬢エリシアは、第一王子の婚約者でありながら、王宮の陰謀により突然追放される。濡れ衣を着せられ、全てを奪われた彼女は極寒の辺境国家ノルディアへと流される。しかしエリシアには秘密があった――前世の記憶と現代日本の経営知識を持つ転生者だったのだ。荒廃した辺境で、彼女は持ち前の戦略眼と人心掌握術で奇跡の復興を成し遂げる。やがて彼女の手腕は王国全土を震撼させ、自らを追放した者たちに復讐の刃を向ける。だが辺境王ルシアンとの運命的な出会いが、彼女の心に新たな感情を芽生えさせていく。これは、理不尽に奪われた女性が、知略と情熱で世界を変える物語――。
【完結】ゲーム開始は自由の時! 乙女ゲーム? いいえ。ここは農業系ゲームの世界ですよ?
キーノ
ファンタジー
私はゲームの世界に転生したようです。主人公なのですが、前世の記憶が戻ったら、なんという不遇な状況。これもゲームで語られなかった裏設定でしょうか。
ある日、我が家に勝手に住み着いた平民の少女が私に罵声を浴びせて来ました。乙女ゲーム? ヒロイン? 訳が解りません。ここはファーミングゲームの世界ですよ?
自称妹の事は無視していたら、今度は食事に毒を盛られる始末。これもゲームで語られなかった裏設定でしょうか?
私はどんな辛いことも頑張って乗り越えて、ゲーム開始を楽しみにいたしますわ!
※紹介文と本編は微妙に違います。
完結いたしました。
感想うけつけています。
4月4日、誤字修正しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる