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十五
庭を掃いているとき、水瓶に水を足しているとき、ふらりと泛蕩がやってこないかと辺りを見回す。金丹部屋の壁は壊れたままだ。士鵠は金丹部屋の地面をならし、村長を通じて新しい鼎を手配し、着々と次の金丹の準備を進めている。炭は運ばれてきた形のまま筵で包まれ、金丹部屋に積まれている。壁が直るまでは触らないそうだ。
「炭は金丹の直接の材料ではないが、燃やしている間に煙になって立ち上る。よくないものが混ざったら困る。部屋が直って塵やほこりを遮断できるようになったら挽く」
炭を挽く手伝いもさせてもらえないとわかった。
「関わる人間が増えれば、不純物が混ざる恐れも増える。だから、金丹は基本的に一人で作る」
そう言われれば、璃央は引き下がるしかない。
「お前を信用していないわけじゃない。そんなあからさまにがっかりするな」
もどかしかった。家事、老馬の世話、村人たちの薬作りなどは精いっぱいやっているが、役立たずだという思いがどうしても消えない。泛蕩はいつまで遊んでいるのだろう。壁が直らないと士鵠は金丹作りを始められない。弟子が困っているというのに、ひどい師匠だ。
「泛蕩様と連絡取る方法ってないんですか」
とうとう焦燥が声になった。夜、璃央は士鵠の部屋で草を刻んでいた。士鵠は小さな炉で黒い液体をかき混ぜている。
「ない。お師様がこちらに用があれば使いが来るが、一方通行だ。どうした。お師様に何か用か」
「早く帰ってきてくださいって言えたらなぁと思ったんです」
「お師様が戻っても、金丹はすぐにできないぞ」
材料を鼎に入れて熱するだけでないのは璃央もわかっているが、泛蕩が一日早く帰ってくれば、一日早く作り始められる。一日早く金丹ができあがる。
「これからどうするつもりだ」
士鵠は液体をすくい上げて鍋に垂らし、火を消した。
「次の金丹ができるの待ちます。金丹持って帰んないとしょうがないんで」
「金丹はやらない」
璃央は手を止めたが、士鵠は手を止めなかった。液体はどろりとして、士鵠の匙から糸を引くように鍋に戻っていく。
「俺は、俺の怒りを裏切れない」
驚きはなかった。士鵠が金丹をくれるはずはないと、心のどこかで悟っていた。今まで明言されなかったのがおかしいくらいだ。士鵠は先帝の奴隷狩りで家族を奪われ、故郷から逃げなければならなかった。今の皇帝の施策でないとはいえ、許せないだろう。
金丹を持たずに都に帰らなければならない。恐ろしくてたまらなかった想像が現実になるというのに、璃央は落ち着いていた。遠い国の見知らぬ誰かの不幸を空の上から眺めているようだった。どうすればいいのだろう、とは思う。どうしようもない、と諦めてもいる。
来たときと同じだ。手ぶらで帰るしかない。
「璃央、ここに残れ」
士鵠は匙を置いて璃央を正面から見た。
「皇帝の使いなどやめてしまえ。お前の同僚……沈圭といったか。執念深い目をしていた。都に戻ったら何をされるかわからない」
「沈圭なら大丈夫です。俺、一応董家の息子なんで」
沈圭は小心者だ。事を起こして我が身に害がないか真っ先に考える。父の権威がある以上、董家の者には手出しをしないはずだ。せいぜい、職場での嫌味が増える程度だろう。
「父親はどうする。手柄がなければ帰れないんだろう」
少しずつ作りためた薬草由来の丸薬がある。不老不死にはなれないが、滋養強壮の効果があるはずだ。書物で学んだ知識もある。健康によいとされる薬草、部位ごとの効能、薬の作り方を報告できる。それでよしとされるかと言えば、されないだろう。仙人でもない璃央が作った薬も、にわか仕込みの知識も、なんの意味もない。
ふと、邪な気持ちが頭をもたげた。士鵠の言う通り、ここに残ってもいいのではないか。追い剥ぎの類はあとを断たないし、病気になる場合もある。旅人が死ぬのは珍しくない。
璃央の消息が途絶えても、誰も不思議がらないだろう。友と呼べる者はいない。倉庫係の仕事は誰でもできる。兄たちは探そうともしないだろう。義母はどうだろう。父は? 璃央がいなくなってしまったら、悲しんでくれるだろうか。
「帰れないなら、帰らなければいい」
士鵠は沈黙する璃央を追いつめるように言葉を重ねた。
「どうして急にそんなこと言うんですか」
便利な小間使いを手放したくなくなったのだろうか。役に立つと思われているならうれしい。
「泛蕩様から何か聞いたんですか」
璃央を弟子にするため、泛蕩が士鵠に引きとめろと言った可能性もある。それなら黙っていればいいだけだ。金丹をちらつかせていれば、璃央をここに繋いでおける。
「やはり二人で秘密の話をしているのか。あの人は相変わらず内緒話が好きだな」
「ないしょ話ってほどじゃないです」
「詮索はしない。好きにやれ。だが、今の話にお師様は関係ない。これは、俺の意思だ」
士鵠は嘘をつかない。
「お前を好いている」
璃央は呆けたように士鵠を見ていた。
「はじめから、金丹をやるつもりはなかった。俺が仙人ではないとわかれば出て行くと思ったが、お前は居座った。誤算だった」
士鵠に言わせれば、璃央がまじめに小間使いとして働くのも、士鵠の機嫌を損ねるかもしれないのに真っ向から反論したのも、士鵠と同じく幼い頃に家族を失っていたのも、ついでに料理がうまかったのも誤算だったらしい。
誤算ばかりだ、と士鵠は苦笑した。
「なんで今になって金丹くれないなんて言うんですか」
「本当はもっと前に言うつもりだったが、機を逸した。言ったらお前がいなくなると思ったら、言いたくなくなった」
「なんで黙っててくれなかったんですか」
素知らぬ振りをしていればよかったのだ。そうすれば、璃央はずっとここにいられる。皇帝陛下のために、と大義名分を掲げられる。誰にも文句は言われない。自分にも他人にも言い訳ができた。
好きだと言われたのがうれしくて、黙っていてくれなかった士鵠が恨めしくて、帰りたくなくて、帰らなければならなくて、金丹をやらないと言われたときよりもずっとどうしていいかわからない。
士鵠といっしょに暮らせたら楽しいだろう。旅の途中で死んだとなれば、誰にも叱責されない。沈圭の嫌味からも父の重圧からも兄たちの嘲笑からも逃れられる。
「俺、士鵠様が好きです」
声を絞り出す。それこそ黙っていればいいのに、なぜ言ってしまったのだろう。
「でも、俺は母さんを裏切れない」
父の帯飾りを売れば薬が手に入ったのに、母はそうしなかった。璃央に家族を作るきっかけを残してくれた。
璃央は深く息を吸い、吐いた。士鵠は璃央から目を離さない。
母の思いからも、士鵠からも、璃央は逃げられない。
「都に帰ります」
あんなに帰りたかったはずなのに、帰ると言うだけで喉を内側から裂かれるような思いがした。士鵠は表情を変えなかった。
「お前はそう言うと思っていた」
「わかってたんなら、なんで黙っててくれなかったんですか」
「好いた相手に誠実でありたいと思うのが、そんなにおかしいか」
士鵠は良くも悪くも正直だ。今のは、良いのか悪いのかわからないけれど。
「士鵠様のそういうとこが、俺は好きです」
士鵠はなんとも複雑な表情をして、そうか、とつぶやいた。
「炭は金丹の直接の材料ではないが、燃やしている間に煙になって立ち上る。よくないものが混ざったら困る。部屋が直って塵やほこりを遮断できるようになったら挽く」
炭を挽く手伝いもさせてもらえないとわかった。
「関わる人間が増えれば、不純物が混ざる恐れも増える。だから、金丹は基本的に一人で作る」
そう言われれば、璃央は引き下がるしかない。
「お前を信用していないわけじゃない。そんなあからさまにがっかりするな」
もどかしかった。家事、老馬の世話、村人たちの薬作りなどは精いっぱいやっているが、役立たずだという思いがどうしても消えない。泛蕩はいつまで遊んでいるのだろう。壁が直らないと士鵠は金丹作りを始められない。弟子が困っているというのに、ひどい師匠だ。
「泛蕩様と連絡取る方法ってないんですか」
とうとう焦燥が声になった。夜、璃央は士鵠の部屋で草を刻んでいた。士鵠は小さな炉で黒い液体をかき混ぜている。
「ない。お師様がこちらに用があれば使いが来るが、一方通行だ。どうした。お師様に何か用か」
「早く帰ってきてくださいって言えたらなぁと思ったんです」
「お師様が戻っても、金丹はすぐにできないぞ」
材料を鼎に入れて熱するだけでないのは璃央もわかっているが、泛蕩が一日早く帰ってくれば、一日早く作り始められる。一日早く金丹ができあがる。
「これからどうするつもりだ」
士鵠は液体をすくい上げて鍋に垂らし、火を消した。
「次の金丹ができるの待ちます。金丹持って帰んないとしょうがないんで」
「金丹はやらない」
璃央は手を止めたが、士鵠は手を止めなかった。液体はどろりとして、士鵠の匙から糸を引くように鍋に戻っていく。
「俺は、俺の怒りを裏切れない」
驚きはなかった。士鵠が金丹をくれるはずはないと、心のどこかで悟っていた。今まで明言されなかったのがおかしいくらいだ。士鵠は先帝の奴隷狩りで家族を奪われ、故郷から逃げなければならなかった。今の皇帝の施策でないとはいえ、許せないだろう。
金丹を持たずに都に帰らなければならない。恐ろしくてたまらなかった想像が現実になるというのに、璃央は落ち着いていた。遠い国の見知らぬ誰かの不幸を空の上から眺めているようだった。どうすればいいのだろう、とは思う。どうしようもない、と諦めてもいる。
来たときと同じだ。手ぶらで帰るしかない。
「璃央、ここに残れ」
士鵠は匙を置いて璃央を正面から見た。
「皇帝の使いなどやめてしまえ。お前の同僚……沈圭といったか。執念深い目をしていた。都に戻ったら何をされるかわからない」
「沈圭なら大丈夫です。俺、一応董家の息子なんで」
沈圭は小心者だ。事を起こして我が身に害がないか真っ先に考える。父の権威がある以上、董家の者には手出しをしないはずだ。せいぜい、職場での嫌味が増える程度だろう。
「父親はどうする。手柄がなければ帰れないんだろう」
少しずつ作りためた薬草由来の丸薬がある。不老不死にはなれないが、滋養強壮の効果があるはずだ。書物で学んだ知識もある。健康によいとされる薬草、部位ごとの効能、薬の作り方を報告できる。それでよしとされるかと言えば、されないだろう。仙人でもない璃央が作った薬も、にわか仕込みの知識も、なんの意味もない。
ふと、邪な気持ちが頭をもたげた。士鵠の言う通り、ここに残ってもいいのではないか。追い剥ぎの類はあとを断たないし、病気になる場合もある。旅人が死ぬのは珍しくない。
璃央の消息が途絶えても、誰も不思議がらないだろう。友と呼べる者はいない。倉庫係の仕事は誰でもできる。兄たちは探そうともしないだろう。義母はどうだろう。父は? 璃央がいなくなってしまったら、悲しんでくれるだろうか。
「帰れないなら、帰らなければいい」
士鵠は沈黙する璃央を追いつめるように言葉を重ねた。
「どうして急にそんなこと言うんですか」
便利な小間使いを手放したくなくなったのだろうか。役に立つと思われているならうれしい。
「泛蕩様から何か聞いたんですか」
璃央を弟子にするため、泛蕩が士鵠に引きとめろと言った可能性もある。それなら黙っていればいいだけだ。金丹をちらつかせていれば、璃央をここに繋いでおける。
「やはり二人で秘密の話をしているのか。あの人は相変わらず内緒話が好きだな」
「ないしょ話ってほどじゃないです」
「詮索はしない。好きにやれ。だが、今の話にお師様は関係ない。これは、俺の意思だ」
士鵠は嘘をつかない。
「お前を好いている」
璃央は呆けたように士鵠を見ていた。
「はじめから、金丹をやるつもりはなかった。俺が仙人ではないとわかれば出て行くと思ったが、お前は居座った。誤算だった」
士鵠に言わせれば、璃央がまじめに小間使いとして働くのも、士鵠の機嫌を損ねるかもしれないのに真っ向から反論したのも、士鵠と同じく幼い頃に家族を失っていたのも、ついでに料理がうまかったのも誤算だったらしい。
誤算ばかりだ、と士鵠は苦笑した。
「なんで今になって金丹くれないなんて言うんですか」
「本当はもっと前に言うつもりだったが、機を逸した。言ったらお前がいなくなると思ったら、言いたくなくなった」
「なんで黙っててくれなかったんですか」
素知らぬ振りをしていればよかったのだ。そうすれば、璃央はずっとここにいられる。皇帝陛下のために、と大義名分を掲げられる。誰にも文句は言われない。自分にも他人にも言い訳ができた。
好きだと言われたのがうれしくて、黙っていてくれなかった士鵠が恨めしくて、帰りたくなくて、帰らなければならなくて、金丹をやらないと言われたときよりもずっとどうしていいかわからない。
士鵠といっしょに暮らせたら楽しいだろう。旅の途中で死んだとなれば、誰にも叱責されない。沈圭の嫌味からも父の重圧からも兄たちの嘲笑からも逃れられる。
「俺、士鵠様が好きです」
声を絞り出す。それこそ黙っていればいいのに、なぜ言ってしまったのだろう。
「でも、俺は母さんを裏切れない」
父の帯飾りを売れば薬が手に入ったのに、母はそうしなかった。璃央に家族を作るきっかけを残してくれた。
璃央は深く息を吸い、吐いた。士鵠は璃央から目を離さない。
母の思いからも、士鵠からも、璃央は逃げられない。
「都に帰ります」
あんなに帰りたかったはずなのに、帰ると言うだけで喉を内側から裂かれるような思いがした。士鵠は表情を変えなかった。
「お前はそう言うと思っていた」
「わかってたんなら、なんで黙っててくれなかったんですか」
「好いた相手に誠実でありたいと思うのが、そんなにおかしいか」
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