【石のやっさん旧作】チートも無い.実力も無い..ただ有るのは..腐った目と美貌だけ..勇者がハーレム? 僕だってハーレムあるよ!

石のやっさん

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オーガもエルフも狩れなかったけど...盗賊は皆殺しに出来ます。

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オークキングとの戦いは...あっさりと倒せてしまった。
本当に、僕は勇者よりそんなに劣るのだろうか?
未だに、魔法も使わずにここまで倒せる...また今度マイン様に相談だ。
帰り際に女性が居た反対側の扉からガラクタをアイテム収納に放り込む。
案外、ゴブリンキングの剣みたいな貴重品もあるかも知れない。
結局、倒した数は
オークキング 1
オークナイト 3
オークアーチャー 4
オークメイジ 2
オーク 24

個人的には無双している様な気がするんだが...違うのか?


森で野営をする。
オークは肉が売れそうない気がするので丸ごとアイテム収納に放り込む。
これだけのオークが簡単に入る、アイテム収納...考えて見たら充分チートなのかもしれない。
オーク1体を解体して食料にした。
勿論、僕は解体なんて満足に出来ないので腕1本切り落としてその半分をただ、焼いて食べた。
うん、豚肉みたいで美味しい。

さぁ次はオーガだ。
だが、此処で予定が狂ってしまった。
オーガのメスはまるで、美しすぎる筋肉ビルダーみたいな感じの美女なのだが...男女仲が良く家族で暮らしていた。
「綺麗なお姉さん...少し話良いですか?」

「何だ、人間か何か用か?」

「いや...オーガって男女の仲はどうなのですか?」

「人間と同じだ...普通に家族で暮らしている」

困った..仲睦まじく暮らしている。
つまり、下手に男のオーガを殺せば綺麗なお姉さんに恨まれる..詰んだ。

仕方なく、僕は交渉する事にした。

「すいません..実は私は、オーガの討伐来たのですが...優しそうな貴方を見たら.出来そうもありません」

「そう..それで?」

「仲間の角を1対 5人分譲って貰えませんか?」

「仕方ないわね...変な人間..集落で聞いてみるわ」

集落に着いていく...うん、ゴブリンやオークと違って仲良く家族で暮らしている。
彼女に通訳をして貰い..角が欲しいと交渉して貰った。
その際にオークとガラクタを交渉に使ったら...オーク10体分で角5人分と交換して貰えた。
角は悪い事をして集落を追い出された者の物だそうだ。
僕は、襲ってこない限りオーガを襲わない約束をして集落を去った。
オーガも襲われない限り、襲わない約束をしてくれたが...この集落限定なので意味はないかも知れない。

詰んだ...オーガを狩って強くなる予定が狂った。
このまま地竜じゃ絶対に無理だ。

何か狩れる、魔物は他に居ないのか?
探し回った。
いた...何だ、あの醜い生物と一緒にいるイケメンは...耳が長い、男の方をしっかりと見る。
うん...解かった。
此奴らエルフだ。

完全に失敗だ。

美醜逆転の能力を貰うなら、男女一緒にすれば良かった。
よく、「リア充爆発しろ」なんて言っていたが...幾らイケメンが気に食わないとは言えエルフはほぼ人間だ。
普通に人間の街にも来るし交流もある。
殺せないなこれは。
だけど...エルフについては気を付けないといけないな。
何しろ、メスのエルフはどんな魔物よりも醜く見える。
間違えて殺さないように注意しないといけない。
暫く、見つめているとイケメンと不気味な化け物が近づいてきた。

「人間が何のようだ」

「いや、エルフの男って凄く綺麗だなと思って見惚れていました」

「そうか..人間の男はエルフの女に良く手をだすので警戒していたんだが」

「そうですか? その女性は貴方に凄くお似合いですよ...僕は同族の女性しか興味が無いのでご安心下さい」

気持ち悪い...見てると吐き気がするような女、愛せるわけが無い。
此奴と結婚する位なら、一生童貞でも良い、ゾンビと比べても気持ち悪い。
都市伝説の口裂け女とエルフなら..口裂け女を選ぶよ。

「そうか、なら良いんだ」

「本当にそうかな?」

化け物が僕を下から覗き込んできた。
ポーズだけは可愛いが...見た瞬間に吐き気が起きた。

「顔色が悪いけど大丈夫か?」

「大丈夫です...見た所、冒険者かハンターみたいに見えますが、この辺りでオーガ以外に狩れる獲物はいますか?」

「そうだな..オーク...あとは盗賊が洞窟を根城にしている位かな」

「盗賊? それは冒険者が狩ってしまって大丈夫ですか?」

「手配書にある奴だから大丈夫だ..実は俺は冒険者なんだが...銅級では荷が重くてね、同族も何人も攫われているから、ギルドに依頼を出そうと思っていたんだ」

「そう、なら案内してくれないか? 私がやってみるよ」

「君は、何級なんだ?」

「ミスリル級だ」

冒険者証を見せた。

「大変失礼した、ならばお願いできるかな、無事終わったら村からも何か出して貰うように頼むから」

「別に要らないよ」

いやぁ、男のエルフは良いけど...化け物とは一緒に居たくない。

「危ないから、君は帰って」

「そうだね、邪魔だよね」

可愛かったら居て欲しいけど、気持ち悪いんだごめんね。


ここで僕は人殺しの経験を積もう。

イケメンエルフの後についていき洞窟についた。

「お前何の用だ」

見張りの男が声を掛けてきた。
よく見ると腰の剣を抜いている。

僕はゆっくりとゴブリンキングの剣を構えて切り伏せた。

イケメンエルフには洞窟の外で待っているように伝えた。

人間はもしかしたら経験値が高いのかも知れない。
直ぐに体が熱くなった。

他の盗賊が直ぐに駆けつけてきた。
僕は、直ぐに切り殺した。

うげっゲロゲロ...吐いた..だが後戻りは出来ない。

次々に切り伏せていく..うげぇぇぇ。

化け物を切る分には何とも思わないが...人間を切ると気持ち悪くなる。

正に人を斬っているのだから当たり前だ。

これを乗り越える事が出来れば...僕は平気で人が殺せる人間に成れるだろう。

ゲロを吐きながら..垂れ流しで殺しまくる...なかなか慣れない。

悪人とはいえ...自分で殺すと罪悪感がある。

この世界では人の命は軽いのだろう...油断をしたら此奴らのようになるのは自分だ。

自分が死ぬだけなら良いが...その甘さで守るべき人が犯されるかもしれない..殺されるかも知れない。

ゴブリンの洞窟やオークの洞窟で見たろう..苗床になった女性を..

此奴らも種族は僕と同じ人間だけど...同じ事をしているような奴かも知れない。

吐きながら殺しまくった...気が付いたらもう誰も盗賊は居なくなっていた。

その後は...部屋をしらみつぶしに探していった。

「助けて下さい」

「ここから出して下さい」

8人の醜い化け物が裸で言ってくる。
エルフの女だ。
扉の鍵を壊し「仲間が入口でまっているよ」それだけ伝え次に向かった。
熱い視線で見つめて来るが気持ち悪い。

横穴等に隠れている奴も見つけ次第殺した。

多分、僕がもし、てんこやレイラを殺したら..考えただけでも涙が出てくる。
殺す事も出来ないかも知れない。
だが、同じ人間なのに盗賊には余りそういった感情が今はもう芽生えなかった。
僕の目から見たら、醜いエルフの女とはいえ監禁して犯していたし..
人を殺して財産を奪っているような奴らだ..
前の世界でも充分悪人だし...死刑だろう。

結局、僕は洞窟に居た盗賊を皆殺しにした。
そして、賞金を貰う為に必要な首を斬り落とし、
必要な物と一緒に全てアイテム収納に入れた。

人の首を跳ねてももう吐き気が起きない...充分慣れたのか。




入口まで戻ると...イケメンエルフが裸に布を撒いたエルフの女と共に居た。

「彼女達を助けてくれてありがとう...さぁ村まで一緒に来てくれ、礼がしたい」

「「ありがとうございました」」
顔を赤くして言われたけど...気持ち悪いな..化け物に見えるから。

村に行くと...感謝されて宴を開くというが...イケメン達はともかく化け物が気持ち悪いので遠慮しておく。

族長の物凄く醜い化け物が「照屋さんなんですね?」と言ってきたので..頷いた。

「それではお礼だけもさせて下さい」

「解りました」

何をくれるのだろうか?

「貴方には、エルフとの結婚権を差し上げます」

そんな物要らない

「....」

「これは、人間なら皆んな欲しがるものですよね..通常は滅多に許可は降ろしません」

要らないとは言えない状況なので、黙ってうなずいて、立ち去った。

「本当にシャイなんですね」

全員が見送ってくれていた...見送りが見えなくなるまでどうにか我慢したが、その後盛大に吐いた。




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