親友に恋人を奪われた俺は、姉の様に思っていた親友の父親の後妻を貰う事にしました。傷ついた二人の恋愛物語

石のやっさん

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第22話 朝の儀式

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「私から望んだ事なんだけど、なんだか恥ずかしいわ」

「駄目だからね、美沙姉から言い出したんだから取り消しは効かないから」

「取り消さないよ、凄く嬉しいから良いんだけどさぁ、和也くんは……嫌じゃないの?」

「全然……寧ろ嬉しいかな」

「それならいいけど、それじゃ歯を磨こう……流石にね」

「そうだね」

これが美沙姉との朝の始まり。

『恥ずかしい事』って何をしているのか?

簡単にいうと69だ……

俺と美沙姉の朝は、どちらかが起きたらキスをして、その後は美沙姉が上になって69から始まる。

それが最近の朝の日課。

美沙姉は、『自分の体が汚い』と落ち込む事が多かった。だから俺は『大好きな美沙姉に汚い所なんてない』と囁きながら色々な事をした。

それに応えるように美沙姉も『大好きな和也くんに汚い所なんて無いよ』と凄い事をしてくれるようになり行為がエスカレートしていった。

多分、もう二人とも相手の体で触れてない場所は無いと思う。

手じゃなく舌でも......

『和也くんの愛を感じるから、凄く嬉しいし、私も和也くんに喜んで貰いたい』と美沙姉が言ったから……

『それじゃ毎日しようか』とこうなった。

長い髪をかき上げ、俺の顔に恥ずかしそうに跨り、口を近づけていく美沙姉は、綺麗なだけじゃなく、妖しい……妖艶と言えばよいのかな、凄く艶っぽい。

人を好きになるって凄いと思う。

この行為が汚いと思わない。

美沙姉が嬉しそうな顔をするから、自分からしたくなる。

多分、相手が美沙姉じゃなくちゃ、汚くてやりたいと思わない。

美沙姉しか知らないけど、恐らく他の女相手だったら、きっと出来ないと思う。

芽瑠には……絶対に出来ない。

芽瑠も美少女と呼べる位の美貌があるが、恐らく『汚い』という感情が出ると思う。

俺がこんな事出来る相手は世界で美沙姉しか居ない。

美沙姉との生活は、本当に随分変わった。

前は、美沙姉にとって夜の営みを含む性的な事は、相手が俺だから、してあげる。

俺を喜ばせる為。

愛しているからしてあげる。

そう言う面が強かったのかも知れない。

だが、今は違う。

『俺が喜ぶから』にプラスして『自分も楽しむ』そういう感情がプラスされた気がする。

俺を喜ばせるだけでなく、自分の快楽の為にも、俺を求める様に美沙姉は変わった。

今では営みの最中に、何とも言えない恍惚の表情を浮かべたり、本当の笑顔で微笑んでくれるのが解る。

美沙姉にとって性的な事はもう苦痛でない様に見える。

これが、俺だから、俺だけに......そう思うと凄く嬉しい。

美沙姉以外に女を知らない俺が言うのも可笑しいが、権蔵さんはこんな美沙姉は知らない筈だ。

相手を思いやるからこそ、相手も思ってくれる。

相手がしてくれるから、それ以上の事をしてあげたくなる。

愛のあるSEXってこういう物を言うのかも知れない。

「どうしたの?和也くん……さっきからニヤニヤして」

「いや、ちょっと思いだして……」

「和也くん、鼻の下が伸びているよ……厭らしいんだから、もう」

「新婚なんだから、仕方ないと思う……それに美沙姉もそんなだし」

今の美沙姉はピンクの透けたキャミソールに同じくピンクの透けた紐パンを履いている。

ブラはつけていないから綺麗な胸が透けてくっきりと見えている。

歯磨き姿も凄くセクシーで綺麗だ。

「そうね、確かに新婚だもんね……それじゃご飯食べたら、今日もするの?」

「美沙姉はしたくないの?」

「和也くんの意地悪……したいに決まっているじゃない」

そう言いながら、美沙姉が抱き着いてきた。

これでご飯は……後回し決定だ。

◆◆◆

気がつくともうお昼か…….

美沙姉は俺を見つめながらベッドに横たわっている。

そろそろ言おう……かな。

「美沙姉、もう少し落ち着いたら東京に行こうと思うんだ」

「東京……和也くんと一緒なら行っても良いけど、出来る事なら私、お父さんとお母さんの思い出のこの村で暮したい……」

以前なら『ごめんね』と断られたのに……そう思うと凄く嬉しく感じる。

「いや、美沙姉、勘違いだから、東京で暮すんじゃなくて。結婚したんだから結婚指輪を買いに行こうと思うんだ。」

「結婚指輪!?」

「この辺りは真面な貴金属店も無いし東京に行った方が良い物が選べる……それに東京には二人だけの結婚式を挙げれるような教会もあるみたいなんだ。折角だから挙式もあげたいと思うんだけど、どうかな?」

「嘘……私と式を挙げてくれるの……和也くん、凄く嬉しい……まさかウエディングドレスが着られるなんて、思わなかったよ。 夢だったんだけどもう私には縁がない事なんだって諦めていたの。うっうっ……本当にありがとうね、和也くん」

余程嬉しかったのか美沙姉が泣きだしだ。

今思えば、権蔵さんは式もあげていなかった。

古馬本家なのに……あり得ないよな。

「美沙姉がお礼なんて言う必要は無いよ。俺が美沙姉のドレス姿を見たいだけだから」

「和也くん……本当に、和也くんは私がしたい事ばかり、沢山してくれるんだから」

うれし泣きしている美沙姉に抱き着かれ、そのまま押し倒された。

本当は新婚旅行の話もしたかったんだけど……今は出来ないな。












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