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聖来篇 逃げられない運命
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今回の作品は、、復讐じゃなくなってしまった。
虐められてないし、、、すいません
国王リュウト四世とマリーナは気が進まなかった。
これから、セレとマリアを呼びださなければならない。
「あのクズ勇者、やってくれましたわね」
「うむ、あれ程大切に扱ったと言うのに、、」
「しかも、聖女迄殺して魔族側に寝返ろう等と許せませんわ」
「だが、これで儂は鬼にならなければ成らなくなった」
「そうですわね、、魔王を倒せる可能性のあるのは異世界人のみ、セレ卿に頼むしかありません」
「城から叩き出し、冒険者になり実力をつけ実績をあげた者、それなのに城に戻ってきてくれた者」
「そうですわね」
「そして、マリアを娶ってくれて幸せにしてくれて、貴族としての責を果たしながら、素材をも献上している、、、そんなセレ殿に死ねと言わなければならんのか、、、余はなんて恥知らずなんじゃろな」
「それは私くしも一緒です。汚れ仕事を全部妹に押し付けて、そして今はセレ殿と一緒に、、死ねという様なお願いをしなくてはならない、、 こんな恥知らずな姉は世の中に居ないでしょうね」
「その通りじゃな、自分たちは光の道を歩きながら、、身内を死に追いやる、、今回ほど嫌になったことは無い」
「それもこれも、あの馬鹿勇者がやらかしてくれたからですわ、、、恨んでも恨み切れませんわ」
「だが、それを言っても仕方がない、勇者の管理責任はお前や儂にある」
「そうですわね、、、だけど、私は今回の件で女神すら信じられなくなりましたわ、、なんで、セレ殿でなく高貴が勇者だったのか、、何を考えているのか」
「その話は無しじゃ教会関係者が煩いからの」
セレとマリアが呼び出しを受け、謁見室に訪れると王冠を外したリュウト四世とマリーナが居た。
しかも玉座ではなく下に座っていた。
「これは一体、、」
本来なら王が話しかける前に貴族とは言え声を掛けるのは不敬だ。
だが、その異様さからつい声に出てしまった。
「すまぬ、それしかセレ殿には言えぬ」
今迄に起こった事をリュウト四世は包み隠さずに話した。
その表情をセレは慎重に見ていた。
嘘はないだろう。
という事は、自分が高貴を見誤っていた。
行動を一緒にしていれば、高貴の本性も見えたかも知れない。
だが、自分がそのチャンスを捨てた。
光り輝く、高貴や真理に対して自分は闇だ。
だからこそ、一緒に居たくなかった。
だから、傍に居る事から逃げた。
それがまがい物だと気が付かずに。
その結果、、自分を好いてくれた幼馴染が殺されて、この世界の人が危機に晒されている。
責任は自分にあるだろう。
「それで、済まぬが、、そのセレ卿、パーティを組んで魔王討伐をしてくれぬか?」
「パーティとは誰と組むんですか?」
「ここに居る、リリアとマリア、そしてお主の三人じゃ」
「ならば、パーティはいりません」
「まさか、そなた1人で魔王を倒すとでもいうのか?」
「ええっ」
「貴方は馬鹿なのですか? たった1人で魔王討伐等、、、出来る訳がありません」
「ですが、三人なら出来るとでも? 僕は三人より1人の方が強くなる」
「セレ卿、、何を言っておるのじゃ」
「1人なら僕は何処までも残酷に戦える、、、1人で居る時の僕は魔王よりも残酷だから」
セレは笑いながら出て行った。
「リュウト四世、自分1人でやると言うのなら任せよう、、無理強い出来る問題ではない、よもやセレ殿魔族側に付こうとは思っていないだろうな?」
「貴方、まさか本当に1人でやろうと言うのですか?」
「今の僕にとって君は弱点になる。自分の命より大切だからね、、マリアがこの国に居る限り、裏切る事はない、、約束するよ」
リュウト四世とマリーナは考える。
これは自殺だ。
どう考えても魔王と一人で戦うなんて出来る訳がない。
なら、なんでそれをやるのか、マリアだ。
結婚してからの2人は周りが羨むほどの関係だったと聞く。
マリアを守むる為の明確な意思表示。
つまり、自分の命一つでマリアは許して欲しい。
そういう事だ。
「解かった、セレ卿、思いのままに戦え、、そして出来る事ならこの国を救って下され」
「ならば、セレ.ヘンドリック、、その名の下に魔王を倒してみせましょう」
虐められてないし、、、すいません
国王リュウト四世とマリーナは気が進まなかった。
これから、セレとマリアを呼びださなければならない。
「あのクズ勇者、やってくれましたわね」
「うむ、あれ程大切に扱ったと言うのに、、」
「しかも、聖女迄殺して魔族側に寝返ろう等と許せませんわ」
「だが、これで儂は鬼にならなければ成らなくなった」
「そうですわね、、魔王を倒せる可能性のあるのは異世界人のみ、セレ卿に頼むしかありません」
「城から叩き出し、冒険者になり実力をつけ実績をあげた者、それなのに城に戻ってきてくれた者」
「そうですわね」
「そして、マリアを娶ってくれて幸せにしてくれて、貴族としての責を果たしながら、素材をも献上している、、、そんなセレ殿に死ねと言わなければならんのか、、、余はなんて恥知らずなんじゃろな」
「それは私くしも一緒です。汚れ仕事を全部妹に押し付けて、そして今はセレ殿と一緒に、、死ねという様なお願いをしなくてはならない、、 こんな恥知らずな姉は世の中に居ないでしょうね」
「その通りじゃな、自分たちは光の道を歩きながら、、身内を死に追いやる、、今回ほど嫌になったことは無い」
「それもこれも、あの馬鹿勇者がやらかしてくれたからですわ、、、恨んでも恨み切れませんわ」
「だが、それを言っても仕方がない、勇者の管理責任はお前や儂にある」
「そうですわね、、、だけど、私は今回の件で女神すら信じられなくなりましたわ、、なんで、セレ殿でなく高貴が勇者だったのか、、何を考えているのか」
「その話は無しじゃ教会関係者が煩いからの」
セレとマリアが呼び出しを受け、謁見室に訪れると王冠を外したリュウト四世とマリーナが居た。
しかも玉座ではなく下に座っていた。
「これは一体、、」
本来なら王が話しかける前に貴族とは言え声を掛けるのは不敬だ。
だが、その異様さからつい声に出てしまった。
「すまぬ、それしかセレ殿には言えぬ」
今迄に起こった事をリュウト四世は包み隠さずに話した。
その表情をセレは慎重に見ていた。
嘘はないだろう。
という事は、自分が高貴を見誤っていた。
行動を一緒にしていれば、高貴の本性も見えたかも知れない。
だが、自分がそのチャンスを捨てた。
光り輝く、高貴や真理に対して自分は闇だ。
だからこそ、一緒に居たくなかった。
だから、傍に居る事から逃げた。
それがまがい物だと気が付かずに。
その結果、、自分を好いてくれた幼馴染が殺されて、この世界の人が危機に晒されている。
責任は自分にあるだろう。
「それで、済まぬが、、そのセレ卿、パーティを組んで魔王討伐をしてくれぬか?」
「パーティとは誰と組むんですか?」
「ここに居る、リリアとマリア、そしてお主の三人じゃ」
「ならば、パーティはいりません」
「まさか、そなた1人で魔王を倒すとでもいうのか?」
「ええっ」
「貴方は馬鹿なのですか? たった1人で魔王討伐等、、、出来る訳がありません」
「ですが、三人なら出来るとでも? 僕は三人より1人の方が強くなる」
「セレ卿、、何を言っておるのじゃ」
「1人なら僕は何処までも残酷に戦える、、、1人で居る時の僕は魔王よりも残酷だから」
セレは笑いながら出て行った。
「リュウト四世、自分1人でやると言うのなら任せよう、、無理強い出来る問題ではない、よもやセレ殿魔族側に付こうとは思っていないだろうな?」
「貴方、まさか本当に1人でやろうと言うのですか?」
「今の僕にとって君は弱点になる。自分の命より大切だからね、、マリアがこの国に居る限り、裏切る事はない、、約束するよ」
リュウト四世とマリーナは考える。
これは自殺だ。
どう考えても魔王と一人で戦うなんて出来る訳がない。
なら、なんでそれをやるのか、マリアだ。
結婚してからの2人は周りが羨むほどの関係だったと聞く。
マリアを守むる為の明確な意思表示。
つまり、自分の命一つでマリアは許して欲しい。
そういう事だ。
「解かった、セレ卿、思いのままに戦え、、そして出来る事ならこの国を救って下され」
「ならば、セレ.ヘンドリック、、その名の下に魔王を倒してみせましょう」
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