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エピローグ
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「これをたった1人でやったのか凄まじいな」
次の斥候役の騎士は驚きを隠せない。
魔族領にはいってからの死体の数々、、正直見ていて吐き気がする。
そして静まり返った、魔王城、魔族1人見かけない。
あるのはただの死体だけ。
そして玉座の近くには魔王の死体と英雄セレの死体があった。
魔王の体は余りダメージはない。
それに対してセレの体は片手が無かった。
更に残っている片手も指が3本しか残ってなかった。
普通の人間が魔王と戦うという事はこういう事なんだ、己の全てを捨てて戦ったのだろう。
よく見ると体はあちこち破損している。
騎士はセレの遺体を自分が血だらけになるのも構わず担いだ。
「セレ卿、、済まなかった」
彼は勇者じゃない、、寧ろ最初に会った時には才能すらなかった。
なのに、彼は努力で鍛え上げ、騎士団長にすら勝った。
強いからと言って全てを押し付けてしまった。
この人は、ただ鍛え上げただけの人だったのに。
ただ、好きな人と一緒に楽しく過ごしたかった人に全てを押し付けてしまった。
「セレ卿、今から連れて帰りますから、もう暫く待ってくださいね」
騎士達は交代でセレをおぶって王城へと帰ってきた。
そして謁見の間へとその亡骸を降ろした。
本来なら不敬だが、王であるリュウト四世とマリーナ、マリアは黙って報告を聞いた。
マリアは泣かなかった。
だが、セレの遺体に縋りつくように抱きついていた。
「余は、この世界の全てをセレ卿に押し付けてしまった。 そしてセレ卿は自分の全てを使ってこの世界を救ってくれた、、、この恩に何を報いれば良いのか、、死んでしまったら返せぬではないか」
「勇者でも聖女でも無くこの世界を救ってくれたのはただ1人の人間でしたわ。 ですが、勇者でも聖女でもない人間でも出来たなら、、この世界の人間がするのが筋です。 死んでしまったら謝る事もできません」
その後、マリアは王女を辞めて出家してしまった。
その教会の墓地にはセレの遺体が安置されている。
そして、リリアも同時にこの世から居なくなった。
何処に行ったかはだれも知らない
国王はセレの事を国民に発表した。
そして英雄セレの話は未来永劫語り継がれていく、、、
だが、セレが使った 技は誰も知らない。
そして、最後の卑怯道の使い手は異世界で死んだ。
こうして知らない所で、謎の拳法は人知れず消えていった。
次の斥候役の騎士は驚きを隠せない。
魔族領にはいってからの死体の数々、、正直見ていて吐き気がする。
そして静まり返った、魔王城、魔族1人見かけない。
あるのはただの死体だけ。
そして玉座の近くには魔王の死体と英雄セレの死体があった。
魔王の体は余りダメージはない。
それに対してセレの体は片手が無かった。
更に残っている片手も指が3本しか残ってなかった。
普通の人間が魔王と戦うという事はこういう事なんだ、己の全てを捨てて戦ったのだろう。
よく見ると体はあちこち破損している。
騎士はセレの遺体を自分が血だらけになるのも構わず担いだ。
「セレ卿、、済まなかった」
彼は勇者じゃない、、寧ろ最初に会った時には才能すらなかった。
なのに、彼は努力で鍛え上げ、騎士団長にすら勝った。
強いからと言って全てを押し付けてしまった。
この人は、ただ鍛え上げただけの人だったのに。
ただ、好きな人と一緒に楽しく過ごしたかった人に全てを押し付けてしまった。
「セレ卿、今から連れて帰りますから、もう暫く待ってくださいね」
騎士達は交代でセレをおぶって王城へと帰ってきた。
そして謁見の間へとその亡骸を降ろした。
本来なら不敬だが、王であるリュウト四世とマリーナ、マリアは黙って報告を聞いた。
マリアは泣かなかった。
だが、セレの遺体に縋りつくように抱きついていた。
「余は、この世界の全てをセレ卿に押し付けてしまった。 そしてセレ卿は自分の全てを使ってこの世界を救ってくれた、、、この恩に何を報いれば良いのか、、死んでしまったら返せぬではないか」
「勇者でも聖女でも無くこの世界を救ってくれたのはただ1人の人間でしたわ。 ですが、勇者でも聖女でもない人間でも出来たなら、、この世界の人間がするのが筋です。 死んでしまったら謝る事もできません」
その後、マリアは王女を辞めて出家してしまった。
その教会の墓地にはセレの遺体が安置されている。
そして、リリアも同時にこの世から居なくなった。
何処に行ったかはだれも知らない
国王はセレの事を国民に発表した。
そして英雄セレの話は未来永劫語り継がれていく、、、
だが、セレが使った 技は誰も知らない。
そして、最後の卑怯道の使い手は異世界で死んだ。
こうして知らない所で、謎の拳法は人知れず消えていった。
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