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第6話 祝福
しおりを挟む「さてと、これから祝福を与えるわけだが、とびっきりの物をくれてやろうぞ」
「あのですね、エグゾーダス様の目がかなり怖いのですが、どの様な物をお考えですか?」
一応、瞳には『任せておくのじゃ』そう伝えて眠らせた。
我が考えているのは…多分尋常じゃないからのう。
「コーネリア、あちら側には30人以上はおる。そしてその中には、勇者、聖女、剣聖、賢者の祝福を受け取る者もおる。 なら、つり合いを取る為に、瞳に四職を含む30人分の祝福を与えても問題はない筈じゃ…いや、前も、その前も…ずうっと我の元に来た者は無い。その分を併せたら『考えられない程』の祝福を与えても平等…そうは思わぬか?」
「あの…エグゾーダス様、今のお話では勇者も魔王も敵わない、そういう存在に瞳をする。そう聞こえますが…流石に不味いのではないですか?」
「問題ないじゃろう?創造神のティオスは『ならばお前達も祝福を与えて味方をする人間を勧誘すれば良い』と言っていいおる。そこに制限は無い筈じゃ。此処は完全にアウエーじゃ。我らに不利なのを知っており、こんな事をしたのじゃ…人間が、邪神を信仰等する筈が無い、そう思ってな…本当に馬鹿にしおる…じゃから一泡ふかしてやろうと思うのじゃ」
「それなら、黒薔薇や黒牡丹だけでも、充分じゃないですか? あの二人は魔王軍ですら手古摺る位に強い」
「我が作ろうとしているのは『魔界の勇者』じゃ…歴代の人間側の勇者を遥かに凌ぎ、あの二体の人形と共に四職(勇者 聖女 賢者 剣聖)を葬る様な絶対的強者を作りたいのじゃ」
「まぁ良いですよ…エグゾーダス様は言い出したら聞きませんから」
「うむ、解っておるな…まずは全員が貰えるという『翻訳』を魔物や魔族とも意思疎通が出来るようにし、『収納魔法』は黒薔薇と黒牡丹も住むのじゃから小さな城が入る位にしようと思う、『鑑定』は『鑑定(最上級)』これで良いじゃろう?」
「そうですね…」
「後は体じゃな、体は我の肝で強化じゃ」
「まさか…ご自身の肝を分け与えると言うのですか?」
我が肝を与えれば『不老不死』『ほぼ不死身』になる。
「うむ、どうせ我は邪神、肝もすぐに再生する。これで不老不死は確実じゃな! 更に言うなら聖剣ですら効かぬ位には不死身になるやも知れぬ」
「もう何を言っても無駄みたいですね…呆れた。でも私を綺麗って言ってくれましたから…私からは邪眼をあげましょう」
「エグゾーダス様にコーネリア様!『隠ぺい(最上級)』は必要なのですわ」
「余り沢山は必要ない…その位貰えば、私と黒薔薇が幾らでも強くする…」
「おおっ、確かに二人なら、それも可能じゃな…だがこれは『祝福』どこの神にも負けない位強くしたいのじゃ」
「エグゾーダス様の肝を貰った時点で、もう最強な気がしますが…私の邪眼まで与えてなお心配ですか?」
「我やお前達を『綺麗』そう言ったのじゃ…邪神とは言え我も女神じゃ…褒美位やっても良かろう?」
「そうですね…それなら私も差し上げますか…」
黒木 瞳
LV 1
HP 50 (+17800)
MP 100 (+12500)
ジョブ:魔法騎士 (魔界の勇者)(邪神の眷属)
スキル:翻訳(意思疎通を付与し、人族だけでなく魔族、魔物相手にも翻訳可能) アイテム収納(広さは小城レベル) 鑑定(極み) (隠ぺい(極)) (邪眼:未覚醒) (闇魔法レベル1 )火魔法レベル1 風魔法レベル1 水魔法レベル1
(従者:黒薔薇 黒牡丹)
加護:(邪神エグゾーダス)(邪神コーネリア)
※( )の中が偽装される。
↓(偽装後)
黒木 瞳
LV 1
HP 50
MP 100
ジョブ:魔法騎士
スキル:翻訳 アイテム収納 鑑定 火魔法レベル1 風魔法レベル1 水魔法レベル1
加護: ****** ******
「流石に、これが精いっぱいじゃ」
「エグゾーダス様…精一杯と言われましても…これ、ちょっと成長しただけで魔王ルシファードより強くなりますよね?」
「半年位でなりそうじゃな」
本当はもっと、どうにかしてやりたいが…これが限界じゃな。
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