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東京事編
第四十六話 須斎
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「はぁ……危なかった……」
何とか壁を登り終えて、一息つく
よし……ちょっとだけ休憩してから敵のところに向かおう
今のまま向かったら邪魔になるだけだ
五分ほど休んだらちゃんと動けるようには成りそうだからそれからで良いか
「……そういえば、城崎は今、何してるんだろう……」
さっき連絡が来た気がするけど、僕の知っている城崎の行動はそれだけだ
情報の伝達役って言ってもそれだけしていると暇だと思う
まあ、城崎がこの時間を休憩のために使っているんならそれでも良いんだろうけど……
この任務が終わったらちょっと聞いてみよう……
あ、今のフラグってやつになるかも。マズッたかな?
あとはここで考えておきたいことと言えば……万が一須斎が捕まっていたりしたときのことだ
そもそも須斎を認識できる人が少ないから多分大丈夫な気がするけど、そうだった場合は僕は速攻で帰らせてもらう
一人でこんなところに残されるなんてのは嫌だ
あ、でも情報漏洩とかを防ぐために助けといた方が良いのかな?どうすれば良いんだろ?
……もういいか、取り敢えず動いて相手のボスを殺してから考えよう
考えるのが面倒になってきたし、動いてから考えた方が良いことだってあるでしょ
起き上がって隣の窓から建物の中に入り、司令室みたいなのを探すことにした
まず、地図くらいはみたいものだ
どこかに無いのかな?もしかしたら一階とかに有って僕が見逃してるだけなのかもしれないけど
じゃあ、何となく大事な場所がありそうな方向に進むとしよう
ここは……多分、左……かな?
勘で決めた道を進み続ける
加速状態になったら移動時間なんて大して関係無くなるから全ての道を一旦試して見るなんていう荒業もできる
右に進んでいくと、僕の勘が当たったのか、鍵付の部屋があった
ちょっと外から見れそうなら先に見ておきたいな
隣に部屋が一つあるみたいだからそこを経由して窓から外に出て、そとからこの部屋を見てみよう
気付かれないかがちょっと気になるけど、急いでやればなんとかなるでしょ
えっと……じゃあこっちの部屋から外に出て、っと
うわ……かなり高いな……
慎重に進まないと……落ちたら大変なことになるぞ……
やっぱり別のルートにしようかな……
いや!この道しかない!
ゆっくり、ゆっくりと足を進める
お、ここからならちょっとだけ窓の中が見えるかも……
中は……なんだコレ?
須斎が縛り付けられてるし、隣になんかへんな人がいる
そういう趣味……じゃあ無いか……
捕まってるだけなのかな?
助けるには……窓を割って中に入った方が良いのかもしれないけど、わざわざそんなことをするのか……
ちょっと別の方法で部屋の中に入ったり出来ないのかな?
いや、もう決めた
このまま中に入ろう
窓ガラスを刀の柄で叩き割る
たまに腕でガラスを割るのを見るけれど、あれは絶対に腕が痛いのでやめておこう
中に入って、僕は須斎の体を縛っているロープを切ることにした
「うわ!燃えてるじゃん!やばいやばい!」
ロープが燃えていたので急いでそれを取り外す
それから、急いで須斎を椅子から外す
「ん?神柱……か?」
須斎が起きたみたい
「うん。ちょっとここから出るよ。早く準備して」
そう言いながら相手の手に触れておく
「……これは、何故だ?」
触れている手を見ながらそう言う
「生理的に無理なんて言ったとしても、今はこうしないと須斎が僕のスピードについてこれないでしょ」
そう言って、相手を引っ張る
「早く!加速出来るのも無限じゃないんだから!」
須斎を急がせてさっき割った窓から脱出させる
割れたままだと危ないから窓自体を外す
もちろん、外すのは須斎だ
そのまま、相手の男を警戒しつつ、僕も外に出る
そういえば、この人は一体誰だったんだろう?
後で須斎に聞いて見るとしよう
そうして、僕も同じ窓から外に出る
その時だった
窓が爆発したのは
――――――――――――――――――――
あ……え?
気付いたときには僕は外で横たわっていた
足が痛い
でも、どうにかしてこの場所を離れた方が良いような気がする
ここは結構開けてるからどこから周りから見えない場所に行かないと
……あ!須斎が居ない!
せっかく助け出したのに、どこかに消えてきたんじゃ意味がないんだけどな……
どこにいるんだろう?というか、ここはどこなんだろう?
あ、そうだ。足は……よし、痛いけど骨が飛び出たりしてないし、大丈夫でしょ
でも、普通に二足歩行は無理そうだから刀を杖代わりにして歩くとしよう
「ふぅ……数歩進むだけでも疲れるな……」
実質足一本で歩いてるみたいなものだからな……
どうしよう……相手の居場所に辿り着くどころか、ここから脱出するのもキツイ状況になった気がする
まあ、細かいことは歩きながら考えよう
吹き飛ばされた、っていうことは多分爆弾なんだろうけど、その起爆方法が問題だ
そもそも、僕が吹き飛ばされた?時、一体何が起こっていたんだ?
須斎が通ったときは特に何も起こらなかった筈だ
つまり、センサーは無かったか、もしくは何回か物が上を通り過ぎると反応する特殊なセンサーだったか、のどちらかだ
センサーが無かった場合は誰かが手動かリモコンで起爆させたことになるけど……
「どうなんだろう……?」
何とか壁を登り終えて、一息つく
よし……ちょっとだけ休憩してから敵のところに向かおう
今のまま向かったら邪魔になるだけだ
五分ほど休んだらちゃんと動けるようには成りそうだからそれからで良いか
「……そういえば、城崎は今、何してるんだろう……」
さっき連絡が来た気がするけど、僕の知っている城崎の行動はそれだけだ
情報の伝達役って言ってもそれだけしていると暇だと思う
まあ、城崎がこの時間を休憩のために使っているんならそれでも良いんだろうけど……
この任務が終わったらちょっと聞いてみよう……
あ、今のフラグってやつになるかも。マズッたかな?
あとはここで考えておきたいことと言えば……万が一須斎が捕まっていたりしたときのことだ
そもそも須斎を認識できる人が少ないから多分大丈夫な気がするけど、そうだった場合は僕は速攻で帰らせてもらう
一人でこんなところに残されるなんてのは嫌だ
あ、でも情報漏洩とかを防ぐために助けといた方が良いのかな?どうすれば良いんだろ?
……もういいか、取り敢えず動いて相手のボスを殺してから考えよう
考えるのが面倒になってきたし、動いてから考えた方が良いことだってあるでしょ
起き上がって隣の窓から建物の中に入り、司令室みたいなのを探すことにした
まず、地図くらいはみたいものだ
どこかに無いのかな?もしかしたら一階とかに有って僕が見逃してるだけなのかもしれないけど
じゃあ、何となく大事な場所がありそうな方向に進むとしよう
ここは……多分、左……かな?
勘で決めた道を進み続ける
加速状態になったら移動時間なんて大して関係無くなるから全ての道を一旦試して見るなんていう荒業もできる
右に進んでいくと、僕の勘が当たったのか、鍵付の部屋があった
ちょっと外から見れそうなら先に見ておきたいな
隣に部屋が一つあるみたいだからそこを経由して窓から外に出て、そとからこの部屋を見てみよう
気付かれないかがちょっと気になるけど、急いでやればなんとかなるでしょ
えっと……じゃあこっちの部屋から外に出て、っと
うわ……かなり高いな……
慎重に進まないと……落ちたら大変なことになるぞ……
やっぱり別のルートにしようかな……
いや!この道しかない!
ゆっくり、ゆっくりと足を進める
お、ここからならちょっとだけ窓の中が見えるかも……
中は……なんだコレ?
須斎が縛り付けられてるし、隣になんかへんな人がいる
そういう趣味……じゃあ無いか……
捕まってるだけなのかな?
助けるには……窓を割って中に入った方が良いのかもしれないけど、わざわざそんなことをするのか……
ちょっと別の方法で部屋の中に入ったり出来ないのかな?
いや、もう決めた
このまま中に入ろう
窓ガラスを刀の柄で叩き割る
たまに腕でガラスを割るのを見るけれど、あれは絶対に腕が痛いのでやめておこう
中に入って、僕は須斎の体を縛っているロープを切ることにした
「うわ!燃えてるじゃん!やばいやばい!」
ロープが燃えていたので急いでそれを取り外す
それから、急いで須斎を椅子から外す
「ん?神柱……か?」
須斎が起きたみたい
「うん。ちょっとここから出るよ。早く準備して」
そう言いながら相手の手に触れておく
「……これは、何故だ?」
触れている手を見ながらそう言う
「生理的に無理なんて言ったとしても、今はこうしないと須斎が僕のスピードについてこれないでしょ」
そう言って、相手を引っ張る
「早く!加速出来るのも無限じゃないんだから!」
須斎を急がせてさっき割った窓から脱出させる
割れたままだと危ないから窓自体を外す
もちろん、外すのは須斎だ
そのまま、相手の男を警戒しつつ、僕も外に出る
そういえば、この人は一体誰だったんだろう?
後で須斎に聞いて見るとしよう
そうして、僕も同じ窓から外に出る
その時だった
窓が爆発したのは
――――――――――――――――――――
あ……え?
気付いたときには僕は外で横たわっていた
足が痛い
でも、どうにかしてこの場所を離れた方が良いような気がする
ここは結構開けてるからどこから周りから見えない場所に行かないと
……あ!須斎が居ない!
せっかく助け出したのに、どこかに消えてきたんじゃ意味がないんだけどな……
どこにいるんだろう?というか、ここはどこなんだろう?
あ、そうだ。足は……よし、痛いけど骨が飛び出たりしてないし、大丈夫でしょ
でも、普通に二足歩行は無理そうだから刀を杖代わりにして歩くとしよう
「ふぅ……数歩進むだけでも疲れるな……」
実質足一本で歩いてるみたいなものだからな……
どうしよう……相手の居場所に辿り着くどころか、ここから脱出するのもキツイ状況になった気がする
まあ、細かいことは歩きながら考えよう
吹き飛ばされた、っていうことは多分爆弾なんだろうけど、その起爆方法が問題だ
そもそも、僕が吹き飛ばされた?時、一体何が起こっていたんだ?
須斎が通ったときは特に何も起こらなかった筈だ
つまり、センサーは無かったか、もしくは何回か物が上を通り過ぎると反応する特殊なセンサーだったか、のどちらかだ
センサーが無かった場合は誰かが手動かリモコンで起爆させたことになるけど……
「どうなんだろう……?」
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