106 / 220
怪奇編
第十三話 警備
しおりを挟む
黙って部屋の前に居ると、急にサイレンが鳴り出した
「何?うるさいな……」
何で急に鳴り出したんだ?
今まで壊れてて、誰かが修理した、とかかな?
だとしても、こんな時に修理なんてするのかな……?
「そういえば、ここの警備装置とかの話は聞いてなかったな……」
どういうものがあるんだろう?
何か装備を使ったものがあるんだろうか?
「まあ、僕は休んで様子を見よう」
僕が働かなくても良いのならそれに越したことは無い
暫く見ていると、顔のない男女の学生が何人かこちらに走ってきた
良くわからないけど、敵で良いでしょ
「じゃあ、斬ろう」
抜刀しようとすると銃を連射するような音がした
それと同時に、走ってきた学生が倒れた
「……わあ、シンプル」
ただ単純に銃を使って敵を倒すだけか
銃ってああいう感じの霊的存在にも効くんだ……
「ていうか、これが有るなら僕が戦う必要無かったんじゃない?」
さっきのテケテケらしき存在もこの連射でなんとかなりそうだけど
何で今まで使わなかったんだろう?
何か制限とか有るのかな?
まあ、良いか
その辺は色んな所への許可とかが必要なんでしょ
銃とかは未だに一般所持が禁止されてるしな……
城崎にその法律を変えてみたら?って聞いてみたんだけど『ただでさえ装備が有るせいで混乱が起こっているのに、ここから更に混乱を深めるような行動は出来ない』って返されたしね……
僕としては既に混乱しきっているんだからここから更に混乱を深めてもあんまり関係無いような気がするんだけど……
まあ、城崎がそうしたいのなら構わないか
それはそれとして、僕も今からやることをやっておいた方が良いかな?
じゃあ、防衛装置が見えたし、その根本で敵を迎え撃つ、とかかな?
……それが良さそうだ
(抜刀)
早速銃器の下にやってきた
ここに来る敵は……結構居るな
撃ち漏らしも多いんだな……
「じゃあ、僕が拾っときますか」
――――――――――――――――――――
「……この異変、間違い無い。研究所を中心に起こっている」
だが、何故だ?
何か異変を引き起こすものが有るのか?
……まあ、良い
それも重要だが、今は主要な人物をあそこから退避させるのが優先だ
前の混乱で優秀な人材に多くの死者が出た
これ以上人材を失うわけにはいかない
「……ああ、俺だ。城崎だ。今すぐ全人員を近くにある避難所に避難させろ。事情を説明している時間は無い。回収はこちらで向かう。頼んだぞ」
これで今すぐに人材を失うということは無いはずだ
「……神柱だな。今からお前には研究所に向かってもらうのだが」
『え?もう来ちゃってるんだけど?』
なるほど
どういう事情かは知らないが、既に研究所に居るらしい
「なら話は早い。そこにいる人員を守りながら避難所まで来い。誰一人欠けさせるな」
『え?うん……分かった……』
納得はしてい無さそうだが、この様子ならちゃんと行動するだろう
「俺も他の準備をしておくか」
今度は久しぶりに俺が直接出向くのも良いかもしれない
――――――――――――――――――――
「……何か、ちょっと普段と違うような気がする」
いつもの城崎ならここで避難の指示なんて出さずに僕たちを囮に使っていると思うんだけど……
今回は何か特別な事情が有るのかな?
まあ、僕はそういう事情が有るにせよ無いにせよ、話を聞いて従うくらいしか協力することが出来ないな
「……よし!向かうか!」
まずは施設の責任者に人員を避難所に連れていくことを伝えないと
この施設の責任者だから……芳枝ちゃんかな?
早速電話をかけた
「もしもし~?芳枝ちゃん?ちょっと言いたいことが有るんだけど、良いかな?」
「もしかして、避難に関すること~?だったら城ちゃんから話は聞いてるから、誘導先だけ教えてくれれば大丈夫だよ~」
あれ?もう情報は回ってたんだ
じゃあ、僕のやることは少ないな
「じゃあ、僕もすぐにそっちに向かいますね。ちょっとだけ待ってて下さい」
「いやいや……こっちの人達を向かわせるから大丈夫だって」
あ、そうなんだ
「でも、僕の仕事は護衛なんで……一応守っておかないといけないと思うんですけど……」
「仕事……か。じゃあ仕方無い……かな?」
よし、了解ももらえたみたいだし早速行ってこよう
――――――――――――――――――――
仕事、か
……もしかして、私が呼んだの、邪魔だったかな?
それにしても、城ちゃんが急に言ってくるとは……
何があったんだろう?
所内の警戒レベルを引き上げるように言っておこうかな~
そのことについて連絡をしてから、連れて行こう
後、連れて行ったらすぐに私も研究に戻らないと
今日は色々あってあんまり研究が進められて無いからな~
しっかり時間を取ってちゃんと進めたいな
「避難の準備、完了しました!」
「おっけ~。じゃあ、さっき言った場所に集合ね」
……この施設、私達が帰ってきたときに残ってるのかな……?
少し不安を抱えながらも、避難場所に向けて歩き始めた
――――――――――――――――――――
「はい!それじゃあ皆さん!こちらに来て下さい!」
やってきた人を集めて、整列させる
こっちは結構待ったんだから、ちょっとは僕が連れて行きやすいように待っててね
(はぁ……こんなこと、本当はやりたく無いんだけどな……)
「何?うるさいな……」
何で急に鳴り出したんだ?
今まで壊れてて、誰かが修理した、とかかな?
だとしても、こんな時に修理なんてするのかな……?
「そういえば、ここの警備装置とかの話は聞いてなかったな……」
どういうものがあるんだろう?
何か装備を使ったものがあるんだろうか?
「まあ、僕は休んで様子を見よう」
僕が働かなくても良いのならそれに越したことは無い
暫く見ていると、顔のない男女の学生が何人かこちらに走ってきた
良くわからないけど、敵で良いでしょ
「じゃあ、斬ろう」
抜刀しようとすると銃を連射するような音がした
それと同時に、走ってきた学生が倒れた
「……わあ、シンプル」
ただ単純に銃を使って敵を倒すだけか
銃ってああいう感じの霊的存在にも効くんだ……
「ていうか、これが有るなら僕が戦う必要無かったんじゃない?」
さっきのテケテケらしき存在もこの連射でなんとかなりそうだけど
何で今まで使わなかったんだろう?
何か制限とか有るのかな?
まあ、良いか
その辺は色んな所への許可とかが必要なんでしょ
銃とかは未だに一般所持が禁止されてるしな……
城崎にその法律を変えてみたら?って聞いてみたんだけど『ただでさえ装備が有るせいで混乱が起こっているのに、ここから更に混乱を深めるような行動は出来ない』って返されたしね……
僕としては既に混乱しきっているんだからここから更に混乱を深めてもあんまり関係無いような気がするんだけど……
まあ、城崎がそうしたいのなら構わないか
それはそれとして、僕も今からやることをやっておいた方が良いかな?
じゃあ、防衛装置が見えたし、その根本で敵を迎え撃つ、とかかな?
……それが良さそうだ
(抜刀)
早速銃器の下にやってきた
ここに来る敵は……結構居るな
撃ち漏らしも多いんだな……
「じゃあ、僕が拾っときますか」
――――――――――――――――――――
「……この異変、間違い無い。研究所を中心に起こっている」
だが、何故だ?
何か異変を引き起こすものが有るのか?
……まあ、良い
それも重要だが、今は主要な人物をあそこから退避させるのが優先だ
前の混乱で優秀な人材に多くの死者が出た
これ以上人材を失うわけにはいかない
「……ああ、俺だ。城崎だ。今すぐ全人員を近くにある避難所に避難させろ。事情を説明している時間は無い。回収はこちらで向かう。頼んだぞ」
これで今すぐに人材を失うということは無いはずだ
「……神柱だな。今からお前には研究所に向かってもらうのだが」
『え?もう来ちゃってるんだけど?』
なるほど
どういう事情かは知らないが、既に研究所に居るらしい
「なら話は早い。そこにいる人員を守りながら避難所まで来い。誰一人欠けさせるな」
『え?うん……分かった……』
納得はしてい無さそうだが、この様子ならちゃんと行動するだろう
「俺も他の準備をしておくか」
今度は久しぶりに俺が直接出向くのも良いかもしれない
――――――――――――――――――――
「……何か、ちょっと普段と違うような気がする」
いつもの城崎ならここで避難の指示なんて出さずに僕たちを囮に使っていると思うんだけど……
今回は何か特別な事情が有るのかな?
まあ、僕はそういう事情が有るにせよ無いにせよ、話を聞いて従うくらいしか協力することが出来ないな
「……よし!向かうか!」
まずは施設の責任者に人員を避難所に連れていくことを伝えないと
この施設の責任者だから……芳枝ちゃんかな?
早速電話をかけた
「もしもし~?芳枝ちゃん?ちょっと言いたいことが有るんだけど、良いかな?」
「もしかして、避難に関すること~?だったら城ちゃんから話は聞いてるから、誘導先だけ教えてくれれば大丈夫だよ~」
あれ?もう情報は回ってたんだ
じゃあ、僕のやることは少ないな
「じゃあ、僕もすぐにそっちに向かいますね。ちょっとだけ待ってて下さい」
「いやいや……こっちの人達を向かわせるから大丈夫だって」
あ、そうなんだ
「でも、僕の仕事は護衛なんで……一応守っておかないといけないと思うんですけど……」
「仕事……か。じゃあ仕方無い……かな?」
よし、了解ももらえたみたいだし早速行ってこよう
――――――――――――――――――――
仕事、か
……もしかして、私が呼んだの、邪魔だったかな?
それにしても、城ちゃんが急に言ってくるとは……
何があったんだろう?
所内の警戒レベルを引き上げるように言っておこうかな~
そのことについて連絡をしてから、連れて行こう
後、連れて行ったらすぐに私も研究に戻らないと
今日は色々あってあんまり研究が進められて無いからな~
しっかり時間を取ってちゃんと進めたいな
「避難の準備、完了しました!」
「おっけ~。じゃあ、さっき言った場所に集合ね」
……この施設、私達が帰ってきたときに残ってるのかな……?
少し不安を抱えながらも、避難場所に向けて歩き始めた
――――――――――――――――――――
「はい!それじゃあ皆さん!こちらに来て下さい!」
やってきた人を集めて、整列させる
こっちは結構待ったんだから、ちょっとは僕が連れて行きやすいように待っててね
(はぁ……こんなこと、本当はやりたく無いんだけどな……)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる