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「とりあえず落ち着けシア!僕たちを呼び出したんだから少しは説明していけ!」
僕の発言に対し、シアは仕方がないですわね…とため息を付きつつ席に戻った。
ため息をつきたいのはこっちだよ!?
「いいですか?お兄様達には今婚約者がいます。しかし、お兄様達は婚約者と上手く付き合えずそこをヒロインに突かれてヒロインと恋に落ちるんです。まぁ、浮気をするってことですね。浮気マジで許すまじ!!ここで問題になるヒロインというのが、ハニー・ユースド男爵令嬢です。なのでまず彼女について調べます。彼女が転生者だった場合…余計に面倒な事になりますからね…。あ、ヒロインを消しちゃ「シア!何もしていない人を勝手に消そうとしちゃダメだよ?」…こうやって甘いからお兄様はヒロインにコロッとやられるのですわ。仕方がないので消しませんから、ヒロインについて調べるぐらいはいいですよね?」
「調べるのはいいよ?例え問題がある人物でも消しちゃダメだよ?法律って物があるんだからね?」
「あらお兄様、闇ギルドは法律無視していますわよ?」
「それは検挙されるやつだ!王族が罪をおかすな!」
シアから舌打ちが聞こえた気がするがもう無視だ。
この妹は本当に王族として籍を置いておいていいのか不安になる。
シアが何かする前に止めなければならない。
僕はそう新たに心に誓ったのだった。
「あ、あとアレク様とルイス様の婚約者さんにも会わせてください!」
「アレクとルイスの婚約者に?何故?」
「彼女達も浮気される運命なのですよ?私からアドバイスをするのです!」
胸を張って言い切っているけどさぁ…なんで僕たちは浮気するの決定なの?
本当に失礼な妹だな。
「浮気はしませんが、王女殿下がお望みだということは伝えておきましょう。日取り等はまた連絡させて頂いてもよろしいでしょうか?」
「ううん。この紙見て!名前合ってる?」
「おう。確かに俺とルイスの婚約者の名前だ。まだそんなに知られていないはずだが…?」
「父上が教えたとも思えない。シア誰から聞いた?」
「ふふふふ。私はこの世界を知っているんですよ?このぐらい知ってて当たり前です。では私は婚約者のおふたりに会いますね?ちゃんと報告はしましたからね?そうと決まれば早速招待状を書かなければ!あ、それと暫くは街にお忍びで出かけないでください。ハニー・ユースドが転生者だとしたらお兄様との初めての出会いというイベントを起こそうとしているはずです。ゲームでは花祭りの前日に会ったってなってましたから、花祭りの前日は特にダメです!ルイス様もアレク様も念の為お控えください。花祭りが終わったら彼女は領地に引っ込むはずなのでそれまでの我慢です。それでは私は招待状を書くために部屋に戻ります。お兄様?いいですね?絶対にダメですよ?こっそり確認に行ったりしたらダメですよ?影にその辺は頼んでください。約束ですよ?破ったら…お兄様がお義姉様に会うのを邪魔しまくりますからね?それでは!」
シアは言いたいことだけいうとさっさと自室へと帰っていった。
確かにこっそり確認に行くぐらい平気じゃないかと思ったけどさぁー。
まぁ、あれだけダメだというのだからここは従っておこう。
「アレクとルイスもすまない。こんな事に巻き込んでしまって。花祭りの件だが念の為に従っておこう。」
「そうですね。浮気をすること決定で話が進んでいるのが気になりますが、ハニー・ユースド男爵令嬢がどのような人物かも分からない今は大人しく報告を待つのがいいでしょう。」
「まぁ、仕方がねぇな。花祭りの日は王宮での催しに参加することになるしそのハニー何とかっていう奴に会わなくて済むだろう。それに花祭りが終わったら街に行っていいってことだろ?それなら暫くは我慢しとく。」
アレクとルイスに礼をいい、その後暫く王宮で行われる花祭りの催しについてや婚約者についてを話し合いわかれた。
それにしても、そんなに危険なのか?
ハニー・ユースド男爵令嬢は…。
とりあえず待つ事しか出来ないので今は勉学に励む事にしたのだった。
僕の発言に対し、シアは仕方がないですわね…とため息を付きつつ席に戻った。
ため息をつきたいのはこっちだよ!?
「いいですか?お兄様達には今婚約者がいます。しかし、お兄様達は婚約者と上手く付き合えずそこをヒロインに突かれてヒロインと恋に落ちるんです。まぁ、浮気をするってことですね。浮気マジで許すまじ!!ここで問題になるヒロインというのが、ハニー・ユースド男爵令嬢です。なのでまず彼女について調べます。彼女が転生者だった場合…余計に面倒な事になりますからね…。あ、ヒロインを消しちゃ「シア!何もしていない人を勝手に消そうとしちゃダメだよ?」…こうやって甘いからお兄様はヒロインにコロッとやられるのですわ。仕方がないので消しませんから、ヒロインについて調べるぐらいはいいですよね?」
「調べるのはいいよ?例え問題がある人物でも消しちゃダメだよ?法律って物があるんだからね?」
「あらお兄様、闇ギルドは法律無視していますわよ?」
「それは検挙されるやつだ!王族が罪をおかすな!」
シアから舌打ちが聞こえた気がするがもう無視だ。
この妹は本当に王族として籍を置いておいていいのか不安になる。
シアが何かする前に止めなければならない。
僕はそう新たに心に誓ったのだった。
「あ、あとアレク様とルイス様の婚約者さんにも会わせてください!」
「アレクとルイスの婚約者に?何故?」
「彼女達も浮気される運命なのですよ?私からアドバイスをするのです!」
胸を張って言い切っているけどさぁ…なんで僕たちは浮気するの決定なの?
本当に失礼な妹だな。
「浮気はしませんが、王女殿下がお望みだということは伝えておきましょう。日取り等はまた連絡させて頂いてもよろしいでしょうか?」
「ううん。この紙見て!名前合ってる?」
「おう。確かに俺とルイスの婚約者の名前だ。まだそんなに知られていないはずだが…?」
「父上が教えたとも思えない。シア誰から聞いた?」
「ふふふふ。私はこの世界を知っているんですよ?このぐらい知ってて当たり前です。では私は婚約者のおふたりに会いますね?ちゃんと報告はしましたからね?そうと決まれば早速招待状を書かなければ!あ、それと暫くは街にお忍びで出かけないでください。ハニー・ユースドが転生者だとしたらお兄様との初めての出会いというイベントを起こそうとしているはずです。ゲームでは花祭りの前日に会ったってなってましたから、花祭りの前日は特にダメです!ルイス様もアレク様も念の為お控えください。花祭りが終わったら彼女は領地に引っ込むはずなのでそれまでの我慢です。それでは私は招待状を書くために部屋に戻ります。お兄様?いいですね?絶対にダメですよ?こっそり確認に行ったりしたらダメですよ?影にその辺は頼んでください。約束ですよ?破ったら…お兄様がお義姉様に会うのを邪魔しまくりますからね?それでは!」
シアは言いたいことだけいうとさっさと自室へと帰っていった。
確かにこっそり確認に行くぐらい平気じゃないかと思ったけどさぁー。
まぁ、あれだけダメだというのだからここは従っておこう。
「アレクとルイスもすまない。こんな事に巻き込んでしまって。花祭りの件だが念の為に従っておこう。」
「そうですね。浮気をすること決定で話が進んでいるのが気になりますが、ハニー・ユースド男爵令嬢がどのような人物かも分からない今は大人しく報告を待つのがいいでしょう。」
「まぁ、仕方がねぇな。花祭りの日は王宮での催しに参加することになるしそのハニー何とかっていう奴に会わなくて済むだろう。それに花祭りが終わったら街に行っていいってことだろ?それなら暫くは我慢しとく。」
アレクとルイスに礼をいい、その後暫く王宮で行われる花祭りの催しについてや婚約者についてを話し合いわかれた。
それにしても、そんなに危険なのか?
ハニー・ユースド男爵令嬢は…。
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