18 / 18
18
しおりを挟む
学園から一度城に戻りシアに何をしたのか聞き出すことにした。
「シア、何をどうしたらイーグル侯爵子息とユースド男爵令嬢があのように親密になるんだ!?それになんだあの『運命の再会~町中編~』って!?」
僕の発言を聞いたシアは嬉々として説明し始めた。
「いいですかお兄様?まずオリシス様は花まつりであんな無茶をきくぐらい彼女がタイプなんですよ。確かにあの後追い出されて罰も受けましたが、彼は罰のことなんて今はすっかり忘れてます。ただ美しい令嬢と出会ったって記憶しかないみたいです。自分にとって良かった記憶しか覚えてない頭の持ち主のようです。お陰で物事が簡単に進みました。運命の再会って言うのは、ゲームではお兄様との再会でした。と言ってもこの運命の再会は何回もあるので〇〇編って表記されています。このお兄様とのイベントをそっくりそのまま相手を変更して演出してみただけですよ?あのヒロインは前世の記憶があるみたいなので必ずこのイベントを起こそうとすると思っていました。なのでその日に合わせてイーグル侯爵子息を呼び出したってわけです。その後はなんだかんだ話して今に至るって感じですかね?これで暫くは大丈夫だと思いますよ?まぁ…ヒロインの狙いはお兄様なのでいつまで持つかは不明ですけどね…。」
「そんなにイベントの効果は絶大なのか?」
「そうですね…やはり強制力は侮れません!とにかくお兄様は徹底的に避けてください!ルイス様達も助かりたかったら避ける事!あと婚約者を大切にすること!ヒロインが婚約者の方に嫌がらせというか…不穏な事を吹き込んだりするかもしれないのでその辺も注意です。そうですね…その辺は私も定期的にお茶会に呼んで確認しましよう。それにしても…ヒロインの中の人はかなり悪女ですね…。お兄様!私もっと気合いを入れて作戦を沢山立てますわ!あとイベントとして起こることを紙に書いてお渡ししますから回避してくださいね!こうしちゃいられない!私忙しいので失礼しますね!」
そう言い残すとシアは走り去っていった。
シア…君王女だよ?
淑女とは?
一応習っているんだよね?
それにしても【強制力】というものにはもう少し危機感を持たなければならないようだ。
シアだけでは不安だからまたルイス達と相談しよう。
……いや、シアに任せた方が不安なのかも?
メイドにシアが僕への指示書を渡してきたら即学園に送って貰えるように手配するよう指示をし、僕は学園寮に戻ることにした。
とりあえず暫くはイーグル侯爵子息に任せておこう。
うん。
それがいい。
「シア、何をどうしたらイーグル侯爵子息とユースド男爵令嬢があのように親密になるんだ!?それになんだあの『運命の再会~町中編~』って!?」
僕の発言を聞いたシアは嬉々として説明し始めた。
「いいですかお兄様?まずオリシス様は花まつりであんな無茶をきくぐらい彼女がタイプなんですよ。確かにあの後追い出されて罰も受けましたが、彼は罰のことなんて今はすっかり忘れてます。ただ美しい令嬢と出会ったって記憶しかないみたいです。自分にとって良かった記憶しか覚えてない頭の持ち主のようです。お陰で物事が簡単に進みました。運命の再会って言うのは、ゲームではお兄様との再会でした。と言ってもこの運命の再会は何回もあるので〇〇編って表記されています。このお兄様とのイベントをそっくりそのまま相手を変更して演出してみただけですよ?あのヒロインは前世の記憶があるみたいなので必ずこのイベントを起こそうとすると思っていました。なのでその日に合わせてイーグル侯爵子息を呼び出したってわけです。その後はなんだかんだ話して今に至るって感じですかね?これで暫くは大丈夫だと思いますよ?まぁ…ヒロインの狙いはお兄様なのでいつまで持つかは不明ですけどね…。」
「そんなにイベントの効果は絶大なのか?」
「そうですね…やはり強制力は侮れません!とにかくお兄様は徹底的に避けてください!ルイス様達も助かりたかったら避ける事!あと婚約者を大切にすること!ヒロインが婚約者の方に嫌がらせというか…不穏な事を吹き込んだりするかもしれないのでその辺も注意です。そうですね…その辺は私も定期的にお茶会に呼んで確認しましよう。それにしても…ヒロインの中の人はかなり悪女ですね…。お兄様!私もっと気合いを入れて作戦を沢山立てますわ!あとイベントとして起こることを紙に書いてお渡ししますから回避してくださいね!こうしちゃいられない!私忙しいので失礼しますね!」
そう言い残すとシアは走り去っていった。
シア…君王女だよ?
淑女とは?
一応習っているんだよね?
それにしても【強制力】というものにはもう少し危機感を持たなければならないようだ。
シアだけでは不安だからまたルイス達と相談しよう。
……いや、シアに任せた方が不安なのかも?
メイドにシアが僕への指示書を渡してきたら即学園に送って貰えるように手配するよう指示をし、僕は学園寮に戻ることにした。
とりあえず暫くはイーグル侯爵子息に任せておこう。
うん。
それがいい。
245
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(7件)
あなたにおすすめの小説
【改稿版】光を忘れたあなたに、永遠の後悔を
桜野なつみ
恋愛
幼き日より、王と王妃は固く結ばれていた。
政略ではなく、互いに慈しみ育んだ、真実の愛。
二人の間に生まれた双子は王国の希望であり、光だった。
だが国に流行病が蔓延したある日、ひとりの“聖女”が現れる。
聖女が癒やしの奇跡を見せたとされ、国中がその姿に熱狂する。
その熱狂の中、王は次第に聖女に惹かれていく。
やがて王は心を奪われ、王妃を遠ざけてゆく……
ーーーーーーーー
初作品です。
自分の読みたい要素をギュッと詰め込みました。
婚約者の幼馴染って、つまりは赤の他人でしょう?そんなにその人が大切なら、自分のお金で養えよ。貴方との婚約、破棄してあげるから、他
猿喰 森繁
恋愛
完結した短編まとめました。
大体1万文字以内なので、空いた時間に気楽に読んでもらえると嬉しいです。
お姉様のお誕生日を祝うのが、なぜ我儘なの?
月白ヤトヒコ
ファンタジー
健康で、元気なお姉様が羨ましかったの。
物心付いたときから、いつも体調が悪かった。いつもどこかが苦しかった。
お母様が側にいてくれて、ずっと看病してくれた。お父様は、わたしのお医者様の費用やお薬代を稼ぐのが大変なんだってお母様が言ってた。
わたし、知らなかったの。
自分が苦しかったから。お姉様のことを気にする余裕なんてなかったの。
今年こそは、お姉様のお誕生日をお祝いしたかった……んだけど、なぁ。
お姉様のお誕生日を祝うのが、なぜ我儘なの?
※『わたくしの誕生日を家族で祝いたい、ですか? そんな我儘仰らないでくださいな。』の、妹視点。多分、『わたくしの誕生日を~』を先に読んでないとわかり難いかもです。
設定はふわっと。
虐げられてる私のざまあ記録、ご覧になりますか?
リオール
恋愛
両親に虐げられ
姉に虐げられ
妹に虐げられ
そして婚約者にも虐げられ
公爵家が次女、ミレナは何をされてもいつも微笑んでいた。
虐げられてるのに、ひたすら耐えて笑みを絶やさない。
それをいいことに、彼女に近しい者は彼女を虐げ続けていた。
けれど彼らは知らない、誰も知らない。
彼女の笑顔の裏に隠された、彼女が抱える闇を──
そして今日も、彼女はひっそりと。
ざまあするのです。
そんな彼女の虐げざまあ記録……お読みになりますか?
=====
シリアスダークかと思わせて、そうではありません。虐げシーンはダークですが、ざまあシーンは……まあハチャメチャです。軽いのから重いのまで、スッキリ(?)ざまあ。
細かいことはあまり気にせずお読み下さい。
多分ハッピーエンド。
多分主人公だけはハッピーエンド。
あとは……
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
そうです!
一言でも話すと勝手にいいように解釈するのがヒドインですからね…。
無視が正解です!
ヒドインは…もうなんなんでしょうね?
コメントありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
ツンデレの認知からもうそんなに時間が経っているんですね……( ´-`)
シアはいつ知っていつ亡くなったのか…どう考えても社会人ではないですね!笑
コメントありがとうございました(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
王子はなんも不憫な人ですよね笑
彼はツッコミ担当です笑
コメントありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”