【完結】何でも欲しがる妹?お姉様が飽き性なだけですよね?

水江 蓮

文字の大きさ
18 / 81

18

どうも、こんにちは。
私アンリは無事(?)貴族のまま14歳になり学園に通うことになりました。
お姉様は2年前から通っています。
勉強?そんなものお姉様は早々に飽きましたよ!
流石に宿題とかを私が欲しがるはずがないということは理解できたようで、友人(?)達に手伝ってもらって(手伝わせて)何とかやっているみたいです。
クラスは成績が1番下のCクラスですが、お姉様も両親も気にしていないみたいなので問題なしですね。
家を継ぐ令嬢なので本当は問題しかないんですけどね。
その辺はつっこまない事にしてます。
面倒なので…。


こうして私が14歳になるまで色々ありました…。


家を買ったり、夜会に何回も呼び出されたり、お姉様を教えるはずの教師陣がいつの間にか私の部屋に来るようになり、お姉様を教えるはずの教師陣と私が雇っている教師陣の白熱した討論を見守ることになったり…それはもう濃い過ぎる様な日々でした…。
なお、この白熱した討論のお陰なのかは分かりませんが、私は学年首位での入学となりました…。
目立たないはずが…初日から目立ってしまった…。
私でも解ける問題だから、皆解けるんだろうなんて考えて全問回答したのが運の尽きだった模様…。
でも、お陰で奨学金制度が使えると言われたので私は奨学金制度を利用する事にしました。


いや、あの両親ならうっかり私の事忘れて学費払わないとかありえるからね?
だって制服も私が奨学金制度を使って準備したんだもの…。
受験させて終わりだと思ったんだろうね…あの親。
お姉様のときはそんな事なかっただろうに…忘れたんだね!
さすがポンコツオヤジ!


さてさて、そんな忘れられた存在の私は寮に住むことにしました。
というか10歳の時から決めていた事ですけどね。
だってあの家に毎日帰らなくてもいいなんて…天国だよ!
寮にいる間にお姉様が私の部屋に何かを置いていったとしても、お父様から物を投げられたり怒られたり、夕食抜かれたりがないからね!
あ、この数年でお父様から投げられる物を避ける技術も格段に上がったことをここで伝えておきます。
何時でもなんでもこい!
いや、投げられないのが1番だけどね?

一応タウンハウスの私の部屋に、お姉様が荷物を置いていった場合はリメイクできるものはリメイクで、使わない物は少しずつメイドーズに売りに行ってもらう事になっています。
お姉様が飽き性なお陰(?)でお金がどんどん貯まってきています。
それなら私が今から学費を払ったらいいのではないかと思われるでしょうが、それをするともし学園の途中で家が没落したりしたら、私の学費の事も調べられて何処に払えるお金があるんだと調査されて取り上げられそうですからね。
これは、将来の私の為のお金なので国に取り上げられる訳には行きません。
大体、私が本来買ってもらえるはずのお金の1部であることには間違いないもんね!
ポンコツ達が私の事を忘れている分こうやって回収するしかないんですよね…。


さて話は逸れましたが、学園の寮は全員一人部屋で、お風呂とトイレ、小さなキッチンが部屋に備え付けられています。
そして一人メイドを連れてきてもいいとの事だったので、私の担当としてエマに付いてきて貰っています。
エマが1番私のことを理解してくれているからね。
きっと本当のお姉ちゃんはエマだね!
間違いない!
街では、お姉ちゃんだと今も言い張っているもんね!

目立たない予定がうっかり目立ってしまった私ですが、心改めて今日から学園生活頑張りたいと思います!



…まぁ、お姉様が関わってこなければ安心安全の学園生活が送れるのでしょうが…どうなる事やら…。
関わってきませんように!!!

感想 37

あなたにおすすめの小説

レイブン領の面倒姫

庭にハニワ
ファンタジー
兄の学院卒業にかこつけて、初めて王都に行きました。 初対面の人に、いきなり婚約破棄されました。 私はまだ婚約などしていないのですが、ね。 あなた方、いったい何なんですか? 初投稿です。 ヨロシクお願い致します~。

無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する

タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。 社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。 孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。 そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。 追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。

奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます

タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。 領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。 奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。

妹の身代わりに殺戮の王太子に嫁がされた忌み子王女、実は妖精の愛し子でした。嫁ぎ先でじゃがいもを育てていたら、殿下の溺愛が始まりました・長編版

まほりろ
恋愛
 国王の愛人の娘であるアリアベルタは、母親の死後、王宮内で放置されていた。  食事は一日に一回、カビたパンやまふ腐った果物、生のじゃがいもなどが届くだけだった。  しかしアリアベルタはそれでもなんとか暮らしていた。  アリアベルタの母親は妖精の村の出身で、彼女には妖精がついていたのだ。  その妖精はアリアベルタに引き継がれ、彼女に加護の力を与えてくれていた。  ある日、数年ぶりに国王に呼び出されたアリアベルタは、異母妹の代わりに殺戮の王子と二つ名のある隣国の王太子に嫁ぐことになり……。 「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断配信も禁止します。 ※小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。 ※中編を大幅に改稿し、長編化しました。2025年1月20日 ※長編版と差し替えました。2025年7月2日 ※コミカライズ化が決定しました。商業化した際はアルファポリス版は非公開に致します。 ※表紙イラストは猫様からお借りしています。

留学してたら、愚昧がやらかした件。

庭にハニワ
ファンタジー
バカだアホだ、と思っちゃいたが、本当に愚かしい妹。老害と化した祖父母に甘やかし放題されて、聖女気取りで日々暮らしてるらしい。どうしてくれよう……。 R−15は基本です。

モブで可哀相? いえ、幸せです!

みけの
ファンタジー
私のお姉さんは“恋愛ゲームのヒロイン”で、私はゲームの中で“モブ”だそうだ。 “あんたはモブで可哀相”。 お姉さんはそう、思ってくれているけど……私、可哀相なの?

〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。

江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。 了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。 テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。 それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。 やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには? 100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。 200話で完結しました。 今回はあとがきは無しです。

姉の方を所望していたと言った婚約者に、突然連れ帰られて気づいたら溺愛されています

もちもちほっぺ
恋愛
侯爵家の地下室に住み、姉の食べかけで飢えをしのぎ、婚約者には初対面で「老婆のようだ、姉の方がよかった」と言われた令嬢リリアーナ。 ある日その婚約者に問答無用で公爵邸に連れ帰られた。 庭の恵みを口にするたびに肌が輝き、髪が艶めき、体に力が満ちていく。首に巻いたお守りの秘密、十数年続く国の不作の真実、虐げられ続けた令嬢の出生の謎。 全てが明かされる時、地下室令嬢の逆転劇が始まる。 なお婚約者は今日も庭でグルメリポートを最後まで聞いている。