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ジン誘われてやってきました、城下町!!
所狭しと店が並んでいます。
お父様に、『絶対にジン様に迷惑をかけないように!!』と念押しされてから、今日のお買い物の為のお金を受取った。
そんなに念押ししなくても迷惑かけないのに…何歳だと思ってんだ!
見た目は5歳だけど中身はもう成人してるんだぞ!
そんな思いとは裏腹に…ついつい匂いに気を取りてフラフラと…。
だって前世で嗅いだあの匂いがするんだもん!
転生してから5年…まだこの世界では味わっていないあの味!
フラフラとたどり着いたのは1件のお店だった。
そこに並んでいるもの…それは間違いなく焼きおにぎり!!
醤油の焼ける匂いって堪らないんだよね~!!
私が真剣に焼きおにぎりを眺めていると、横からジンが声を掛けてきた。
「これは最近流行りの焼きおにぎりだね?食べてみる?」
ジンの言葉に私は大きく頷いた。
自分でお金を出そうとしたけど、これぐらい奢るよと言ってジンが出してくれた。
流石ジン!
全てがスマートだ!
ジンから渡された焼きおにぎりを手に持ち私は思いっきりかぶりついた。
淑女として間違った気がするが焼きおにぎりはかぶりついた方が美味しいに決まっている。
ハフハフしながら食べているとジンが声を出して笑った。
笑われていることに気がつき、少し恨めしそうにジンを睨むとジンは笑いながら、
「ごめんごめん!リスみたいに頬にいっぱい詰め込んで食べているのが可愛くてつい笑っちゃった。ごめんね?あとでこの店のお団子買ってあげるから許して?」
「お団子!?それはどんなの!?」
まさかのお団子にまで会えるとは思わず私はハイテンション!
ちょっとジャンプまでしちゃった…。
中身成人済みなのに…いかんいかん。落ち着かねば!
そんな私を微笑ましそうに見つめながらジンが団子の説明をしてくれた。
説明を聞いた感じから間違いなく日本で食べていたあの和菓子達だ!
城下町で和食に出会えるなんてなんて幸せなことだろう。
しかし問題は私が一応侯爵令嬢な事だ。
残念なことに好きな時に好きなだけここに来ることはできない。
団子を自分では作れないとしても和食は調味料があれば何とかできるはず?
ここは調味料が売っていないのか聞かねばならない!
「ジン、この料理に使われている調味料って買えないかな?」
「調味料ってあのショーユとかいうやつ?」
「多分それ!他にも珍しい調味料とかないかな?」
「そうだな…それなら僕御用達の卸問屋に行こうか。きっとあそこなら取り扱っているはずだから。そんなに気に入ったの?」
「うん!私この調味料使って料理してみたくって!」
「そういえばミュリエルは料理上手だったもんね!じゃあ、次新しい調味料で何か僕に作ってくれる?」
「ジンに?いいよ!ジンに美味しい物を渡せるように練習するね!」
私の返事を聞いたジンは私の頭をくしゃくしゃと撫ぜた後、私の前に手を出してきた。
「ちょっと細い道とか通ったりするから迷子にならないように手を繋いでいこう?」
お団子も食べ切り満足していた私は頷いてジンの手を握った。
「ミュリエル、僕とだからいいけど他の男の子と手を繋いだりしたらダメだよ?」
「なんで?迷子になるよ?」
「うーん?僕が何処へでも必ず連れて行ってあげるから僕以外の男の子と手を繋いで出かけちゃダメ。それとも僕以外の子と行きたいの?」
悲しげに俯くジンを見て私は首を横に振った。
「私はジンと行く!だからジンそんなに悲しそうな顔しないで?」
私がそう言うとジンは微笑んで握っている手に少し力を入れてきた。
「約束だからね?まぁ…侯爵に釘刺しておくけどね…。」
後半ジンが何を言ったのか分からなかったが、ジンが連れて行ってくれるというのなら問題ない!
私はまだ見ぬこの世界のショーユに思いを馳せるのだった。
所狭しと店が並んでいます。
お父様に、『絶対にジン様に迷惑をかけないように!!』と念押しされてから、今日のお買い物の為のお金を受取った。
そんなに念押ししなくても迷惑かけないのに…何歳だと思ってんだ!
見た目は5歳だけど中身はもう成人してるんだぞ!
そんな思いとは裏腹に…ついつい匂いに気を取りてフラフラと…。
だって前世で嗅いだあの匂いがするんだもん!
転生してから5年…まだこの世界では味わっていないあの味!
フラフラとたどり着いたのは1件のお店だった。
そこに並んでいるもの…それは間違いなく焼きおにぎり!!
醤油の焼ける匂いって堪らないんだよね~!!
私が真剣に焼きおにぎりを眺めていると、横からジンが声を掛けてきた。
「これは最近流行りの焼きおにぎりだね?食べてみる?」
ジンの言葉に私は大きく頷いた。
自分でお金を出そうとしたけど、これぐらい奢るよと言ってジンが出してくれた。
流石ジン!
全てがスマートだ!
ジンから渡された焼きおにぎりを手に持ち私は思いっきりかぶりついた。
淑女として間違った気がするが焼きおにぎりはかぶりついた方が美味しいに決まっている。
ハフハフしながら食べているとジンが声を出して笑った。
笑われていることに気がつき、少し恨めしそうにジンを睨むとジンは笑いながら、
「ごめんごめん!リスみたいに頬にいっぱい詰め込んで食べているのが可愛くてつい笑っちゃった。ごめんね?あとでこの店のお団子買ってあげるから許して?」
「お団子!?それはどんなの!?」
まさかのお団子にまで会えるとは思わず私はハイテンション!
ちょっとジャンプまでしちゃった…。
中身成人済みなのに…いかんいかん。落ち着かねば!
そんな私を微笑ましそうに見つめながらジンが団子の説明をしてくれた。
説明を聞いた感じから間違いなく日本で食べていたあの和菓子達だ!
城下町で和食に出会えるなんてなんて幸せなことだろう。
しかし問題は私が一応侯爵令嬢な事だ。
残念なことに好きな時に好きなだけここに来ることはできない。
団子を自分では作れないとしても和食は調味料があれば何とかできるはず?
ここは調味料が売っていないのか聞かねばならない!
「ジン、この料理に使われている調味料って買えないかな?」
「調味料ってあのショーユとかいうやつ?」
「多分それ!他にも珍しい調味料とかないかな?」
「そうだな…それなら僕御用達の卸問屋に行こうか。きっとあそこなら取り扱っているはずだから。そんなに気に入ったの?」
「うん!私この調味料使って料理してみたくって!」
「そういえばミュリエルは料理上手だったもんね!じゃあ、次新しい調味料で何か僕に作ってくれる?」
「ジンに?いいよ!ジンに美味しい物を渡せるように練習するね!」
私の返事を聞いたジンは私の頭をくしゃくしゃと撫ぜた後、私の前に手を出してきた。
「ちょっと細い道とか通ったりするから迷子にならないように手を繋いでいこう?」
お団子も食べ切り満足していた私は頷いてジンの手を握った。
「ミュリエル、僕とだからいいけど他の男の子と手を繋いだりしたらダメだよ?」
「なんで?迷子になるよ?」
「うーん?僕が何処へでも必ず連れて行ってあげるから僕以外の男の子と手を繋いで出かけちゃダメ。それとも僕以外の子と行きたいの?」
悲しげに俯くジンを見て私は首を横に振った。
「私はジンと行く!だからジンそんなに悲しそうな顔しないで?」
私がそう言うとジンは微笑んで握っている手に少し力を入れてきた。
「約束だからね?まぁ…侯爵に釘刺しておくけどね…。」
後半ジンが何を言ったのか分からなかったが、ジンが連れて行ってくれるというのなら問題ない!
私はまだ見ぬこの世界のショーユに思いを馳せるのだった。
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