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その後結婚して1年目に男の子を、その2年後に女の子を、そのまた2年後に男の子を出産し三児の母となった。
前世で産んだことなかった私は前世で聞いていた出産の痛みについて恐れていたが、魔法のある世界…しかも王太子妃の出産という事でかなり魔法に助けて貰えた。
いや、痛かったけどね?
十分痛かったけど、多分マシなんだと思う…比較できないから分からないけども…。
そんな私の子供達も成長し、学園に通う歳となった。
ジークと相談の上、身分を偽り認識阻害の魔道具を使っての登校となった。
ジーク自身王子としてではなくジンとして周りと接した事で得ることが多かったと。
そしてそのお陰で信頼出来る側近を見つけることができたと言っていた。
息子もそれを聞いて納得し、学園では子爵子息としてで通っていたが、今年最終学年になるため息子が実は第一王子である事を公表したのだ。
なので、今息子は、子爵子息のアレクではなくアレックス・アレクサンドライト王子殿下として最終学年に在籍している。
今年入学の娘は別に隠す必要はなかったのだが、楽しそうだからという理由で子爵令嬢として通っている。
よく顔が似ている2人だが認識阻害のお陰で今はバレていない。
そんな娘が急に私と話がしたいと言ってきた。
学園で何かあったのかと不安に思い、すぐに時間を作り話を聞くことにした。
私の部屋にやって来た娘は、差し出された紅茶を一気飲みすると事の経緯を話し始めた。
…いや、王女なんだから紅茶を一気飲みしちゃダメよ?
まず、紅茶は一気飲みするものじゃないんだけどね?
呆れた顔で娘を見ていると、ハッとした娘は姿勢を正し話し始めた。
「お母様は【オトメゲーム】って何か知ってますか?」
その質問に私は息をのんだ。
あのゲーム続編とかあったの!?
うちの子達大丈夫!?
私は内心焦っていたが、何とか取り繕った。
「【乙女ゲーム】を知っているかと言われたら知っているわ。でもそれがどうしたの?」
私が尋ねると、娘は苦虫を噛み潰したような顔をし、
「それって何なんですか?一人の生徒が「【オトメゲーム】の内容と違う!国名と国王の名前は同じだし、ヒロインの私の名前も同じなのに!王子はどこよ!?イベントは!?男爵令嬢から王妃になったはずよね!?」って騒いでいるんです…。ヒロインって何ですか?王子を探しているって言ってたんですが、兄とも弟ともは違う名前を口にしていたし、近隣諸国にもそんな王子存在していないのです…。彼女は何者なんですか?」
…なるほど?
あのドラノーラ男爵令嬢が王妃になって生まれた子が王子となった世界線の話って事か…。
残念ながら彼女は未だに子供はいないし、借金返済の為今も必死で働かされている。
私はそのゲームの内容が少し気になったので、その令嬢がどんなことを言っているのか詳しく話を聞いてみることにした。
娘曰く、娘と同い年の男爵令嬢なのだという。
クラスも同じSクラスで勉強も魔法もそこそこ使えるらしい。
あのドラノーラ男爵令嬢とはその辺は違うみたいで少しホッとした。
いや、無駄に実力あってもそれはそれで問題なのか?
そんな男爵令嬢だが、学園入学してから色んな場所で叫んでいる姿が見られるらしい。
「ここでクロリス公爵子息と出会うはずじゃなかったの!?」
「大賢者の名前がデァメルク・リュースって何!?大賢者はテオ・ランスキーでしょ!?」
「キリアン先生の息子は!?今年入学じゃないの!?」
などなど…。
聞けば聞くほどあのゲームの続編の話だと分かる。
きっと私が知る乙女ゲーム【聖なる華と運命の恋】でヒロインがジークルートを選び結婚した後の世界なんだろう。
だからヒロインが産むはずだった王子はいないし、他の攻略対象者の息子も存在していない。
ナサイト先生は婿入りしキリアン・ネルトとなっているし、ネルト伯爵(キリアン先生)の息子は既に学園卒業済だ。
何ならその息子が今の保健室で働いているのだ。
今年採用されたのである意味では学園1年生ともいえる…。
娘の方はラティアナ・ネルト伯爵令嬢として今年私の娘と共に入学した。
なお、ラティアナはアレックスの婚約者でもある。
まだ公表はしていないけども…。
クロリス公爵家は今は伯爵家として順調に事業を伸ばしている。
クロリス伯爵家はアフロメガネの弟レクシムが継いでおり、その息子は来年入学する予定となっている。
さてこうなるとどう説明すればいいのか悩む…。
さて、どうしたものか…。
話せば長いし、どうせ説明するなら子供達全員に纏めて説明する方が楽だ。
私は食後皆が集まってから説明するといい娘を一応納得させ、部屋から退席させると急いでジークの元へと走るのだった。
前世で産んだことなかった私は前世で聞いていた出産の痛みについて恐れていたが、魔法のある世界…しかも王太子妃の出産という事でかなり魔法に助けて貰えた。
いや、痛かったけどね?
十分痛かったけど、多分マシなんだと思う…比較できないから分からないけども…。
そんな私の子供達も成長し、学園に通う歳となった。
ジークと相談の上、身分を偽り認識阻害の魔道具を使っての登校となった。
ジーク自身王子としてではなくジンとして周りと接した事で得ることが多かったと。
そしてそのお陰で信頼出来る側近を見つけることができたと言っていた。
息子もそれを聞いて納得し、学園では子爵子息としてで通っていたが、今年最終学年になるため息子が実は第一王子である事を公表したのだ。
なので、今息子は、子爵子息のアレクではなくアレックス・アレクサンドライト王子殿下として最終学年に在籍している。
今年入学の娘は別に隠す必要はなかったのだが、楽しそうだからという理由で子爵令嬢として通っている。
よく顔が似ている2人だが認識阻害のお陰で今はバレていない。
そんな娘が急に私と話がしたいと言ってきた。
学園で何かあったのかと不安に思い、すぐに時間を作り話を聞くことにした。
私の部屋にやって来た娘は、差し出された紅茶を一気飲みすると事の経緯を話し始めた。
…いや、王女なんだから紅茶を一気飲みしちゃダメよ?
まず、紅茶は一気飲みするものじゃないんだけどね?
呆れた顔で娘を見ていると、ハッとした娘は姿勢を正し話し始めた。
「お母様は【オトメゲーム】って何か知ってますか?」
その質問に私は息をのんだ。
あのゲーム続編とかあったの!?
うちの子達大丈夫!?
私は内心焦っていたが、何とか取り繕った。
「【乙女ゲーム】を知っているかと言われたら知っているわ。でもそれがどうしたの?」
私が尋ねると、娘は苦虫を噛み潰したような顔をし、
「それって何なんですか?一人の生徒が「【オトメゲーム】の内容と違う!国名と国王の名前は同じだし、ヒロインの私の名前も同じなのに!王子はどこよ!?イベントは!?男爵令嬢から王妃になったはずよね!?」って騒いでいるんです…。ヒロインって何ですか?王子を探しているって言ってたんですが、兄とも弟ともは違う名前を口にしていたし、近隣諸国にもそんな王子存在していないのです…。彼女は何者なんですか?」
…なるほど?
あのドラノーラ男爵令嬢が王妃になって生まれた子が王子となった世界線の話って事か…。
残念ながら彼女は未だに子供はいないし、借金返済の為今も必死で働かされている。
私はそのゲームの内容が少し気になったので、その令嬢がどんなことを言っているのか詳しく話を聞いてみることにした。
娘曰く、娘と同い年の男爵令嬢なのだという。
クラスも同じSクラスで勉強も魔法もそこそこ使えるらしい。
あのドラノーラ男爵令嬢とはその辺は違うみたいで少しホッとした。
いや、無駄に実力あってもそれはそれで問題なのか?
そんな男爵令嬢だが、学園入学してから色んな場所で叫んでいる姿が見られるらしい。
「ここでクロリス公爵子息と出会うはずじゃなかったの!?」
「大賢者の名前がデァメルク・リュースって何!?大賢者はテオ・ランスキーでしょ!?」
「キリアン先生の息子は!?今年入学じゃないの!?」
などなど…。
聞けば聞くほどあのゲームの続編の話だと分かる。
きっと私が知る乙女ゲーム【聖なる華と運命の恋】でヒロインがジークルートを選び結婚した後の世界なんだろう。
だからヒロインが産むはずだった王子はいないし、他の攻略対象者の息子も存在していない。
ナサイト先生は婿入りしキリアン・ネルトとなっているし、ネルト伯爵(キリアン先生)の息子は既に学園卒業済だ。
何ならその息子が今の保健室で働いているのだ。
今年採用されたのである意味では学園1年生ともいえる…。
娘の方はラティアナ・ネルト伯爵令嬢として今年私の娘と共に入学した。
なお、ラティアナはアレックスの婚約者でもある。
まだ公表はしていないけども…。
クロリス公爵家は今は伯爵家として順調に事業を伸ばしている。
クロリス伯爵家はアフロメガネの弟レクシムが継いでおり、その息子は来年入学する予定となっている。
さてこうなるとどう説明すればいいのか悩む…。
さて、どうしたものか…。
話せば長いし、どうせ説明するなら子供達全員に纏めて説明する方が楽だ。
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