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ヒロインside
なんで?
なんでなの?
この世界のヒロインは私よ?
そう決まっているのに何故私がこんな目に合わなければならないの?
私はちゃんと出会いのイベントもその後の好感度アップのイベントもこなしたのに私に対して注意してきた攻略キャラが悪いんじゃない!
ちゃんとイベントで好感度アップしていたら私だって【アイテム】を使わなかったわよ!
アイツらが…バグを起こしていたからそれを直すためにこの私がわざわざ店を探して【アイテム】を買うはめにになったのよ!?
【アイテム】を買う為に好きでもないモブに媚びを売ったりまでしたんだから。
それなのに…【アイテム】が呪物だなんて…。
そんな事知らない!
ゲームにそんな事でてこなかった!
それに番って何よ!?
そんな設定ゲームになかったわよ!?
誰よ!
私の世界を壊したのは!?
この世界で1番愛されて1番幸せになるのは私なのに…なのに何故私はここにいるの?
こんな汚い場所で仕事をしろだなんて…しかもその上でこいつらの慰み者にもなれだなんて…。
私は1番大切にされる存在なのに…。
なんで?
「ちっ。新しい奴が入ったって聞いて来たのにこんなに汚らしいやつかよ。俺はいいや。こんなヤツ触りたくもない。」
そう言って炭鉱夫は去っていった。
は?
この私が汚い?
汚いのはお前の方よ!!
文句を言ってやりたかったが、彼女の口から言葉が発せられる事はなかった。
もう、彼女にそこまでの力が残っていなかったからだ。
こうして炭鉱に送られたヒロインは1週間も持たずにこの世から静かに消え去った。
愛を求めた哀れなヒロインの人生の幕は静かに閉じたのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
アリアンテ(カロス元公爵令嬢)side
どうして?
私は何も悪いことなんてしていないわ!
エドワード様の婚約者候補筆頭だったツェツリアが婚約者からはずれ私がその席に座ることになった。
それから私は必至に勉強をし、エドワード殿下を支えようとした。
エドワード殿下はおモテになられるから彼に擦り寄る害虫共は徹底的に潰した。
確かに気に入らない令嬢も多少潰したけれど…あの程度の令嬢がどうなろうと私には関係がない。
エドワード殿下はいつまで経っても私を愛してはくれなかった。
婚約者同士のお茶会にも段々来てくれなくなっていった。
私はエドワード殿下の周りを調べたがその時は特に女の影はなかった。
なら何故私を大切にしてくれないの?
私はエドワード殿下に直接問いかけた事もあった。
エドワード殿下は、政略結婚とはそういうものだろうと…そう冷めた目で私に言った…。
政略結婚だとしても私はこんなに貴方を愛しているのに!!
そんなエドワード殿下がおかしくなったのはあの女…ジェマが現れてからだ。
私には見せたことの無い笑顔をあの女には見せていた。
それが憎くて堪らなかった。
だからあの女に多少の嫌がらせをしたわ。
でも私の婚約者に手を出したアイツが悪いのよ。
そんなあの女が破滅した。
私はそれが嬉しかったのに…何故エドワード殿下は子供が出来ない身体にされて廃嫡されることになったの?
エドワード殿下は被害者なのに?
何故?
私は次期王妃になりこの国1番の女性になるはずだったのよ?
エドワード殿下もきっと私を愛してくれるようになるはずだったのに!!
何処で間違えたの?
どうして私はこんな小さくて汚い家にエドワード殿下…いえもう廃嫡されたから平民のエドワードと運び込まれることになったの?
私が平民?
そんなのパパが許すはずがない!
ねぇパパ…助けに来てくれるよね?
今は壊れているエドワードも治してくれるよね?
私は信じているから。
パパなら何とかしてくれるって…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
勿論カロス公爵が助け出す事ができるはずもなく、何とか頼み込んで持参金としてお金を渡すことしかできませんでした。
エルヴィオも元公爵令嬢と元王子が働いてお金を得る事ができるようになるまで時間が掛かる事を理解していたので許可しています。
その金額は一生二人で慎ましく生きていく分には困らない程だったのですが…元公爵令嬢が我慢することなど出来るはずがなく直ぐに使い果たしてしまったのでした。
なんで?
なんでなの?
この世界のヒロインは私よ?
そう決まっているのに何故私がこんな目に合わなければならないの?
私はちゃんと出会いのイベントもその後の好感度アップのイベントもこなしたのに私に対して注意してきた攻略キャラが悪いんじゃない!
ちゃんとイベントで好感度アップしていたら私だって【アイテム】を使わなかったわよ!
アイツらが…バグを起こしていたからそれを直すためにこの私がわざわざ店を探して【アイテム】を買うはめにになったのよ!?
【アイテム】を買う為に好きでもないモブに媚びを売ったりまでしたんだから。
それなのに…【アイテム】が呪物だなんて…。
そんな事知らない!
ゲームにそんな事でてこなかった!
それに番って何よ!?
そんな設定ゲームになかったわよ!?
誰よ!
私の世界を壊したのは!?
この世界で1番愛されて1番幸せになるのは私なのに…なのに何故私はここにいるの?
こんな汚い場所で仕事をしろだなんて…しかもその上でこいつらの慰み者にもなれだなんて…。
私は1番大切にされる存在なのに…。
なんで?
「ちっ。新しい奴が入ったって聞いて来たのにこんなに汚らしいやつかよ。俺はいいや。こんなヤツ触りたくもない。」
そう言って炭鉱夫は去っていった。
は?
この私が汚い?
汚いのはお前の方よ!!
文句を言ってやりたかったが、彼女の口から言葉が発せられる事はなかった。
もう、彼女にそこまでの力が残っていなかったからだ。
こうして炭鉱に送られたヒロインは1週間も持たずにこの世から静かに消え去った。
愛を求めた哀れなヒロインの人生の幕は静かに閉じたのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
アリアンテ(カロス元公爵令嬢)side
どうして?
私は何も悪いことなんてしていないわ!
エドワード様の婚約者候補筆頭だったツェツリアが婚約者からはずれ私がその席に座ることになった。
それから私は必至に勉強をし、エドワード殿下を支えようとした。
エドワード殿下はおモテになられるから彼に擦り寄る害虫共は徹底的に潰した。
確かに気に入らない令嬢も多少潰したけれど…あの程度の令嬢がどうなろうと私には関係がない。
エドワード殿下はいつまで経っても私を愛してはくれなかった。
婚約者同士のお茶会にも段々来てくれなくなっていった。
私はエドワード殿下の周りを調べたがその時は特に女の影はなかった。
なら何故私を大切にしてくれないの?
私はエドワード殿下に直接問いかけた事もあった。
エドワード殿下は、政略結婚とはそういうものだろうと…そう冷めた目で私に言った…。
政略結婚だとしても私はこんなに貴方を愛しているのに!!
そんなエドワード殿下がおかしくなったのはあの女…ジェマが現れてからだ。
私には見せたことの無い笑顔をあの女には見せていた。
それが憎くて堪らなかった。
だからあの女に多少の嫌がらせをしたわ。
でも私の婚約者に手を出したアイツが悪いのよ。
そんなあの女が破滅した。
私はそれが嬉しかったのに…何故エドワード殿下は子供が出来ない身体にされて廃嫡されることになったの?
エドワード殿下は被害者なのに?
何故?
私は次期王妃になりこの国1番の女性になるはずだったのよ?
エドワード殿下もきっと私を愛してくれるようになるはずだったのに!!
何処で間違えたの?
どうして私はこんな小さくて汚い家にエドワード殿下…いえもう廃嫡されたから平民のエドワードと運び込まれることになったの?
私が平民?
そんなのパパが許すはずがない!
ねぇパパ…助けに来てくれるよね?
今は壊れているエドワードも治してくれるよね?
私は信じているから。
パパなら何とかしてくれるって…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
勿論カロス公爵が助け出す事ができるはずもなく、何とか頼み込んで持参金としてお金を渡すことしかできませんでした。
エルヴィオも元公爵令嬢と元王子が働いてお金を得る事ができるようになるまで時間が掛かる事を理解していたので許可しています。
その金額は一生二人で慎ましく生きていく分には困らない程だったのですが…元公爵令嬢が我慢することなど出来るはずがなく直ぐに使い果たしてしまったのでした。
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